ぷりんちゃん日記

ぷりんは16歳4か月で虹の橋を渡りました。
ぷりんの思い出とともに頑張ろうと思います。

参考資料  獣医さんのサイトより・・・

2007-08-18 18:47:30 | 手術 入院
●  生殖器や性ホルモンに関係する病気の予防のために 

  また,我々、獣医師が日々直面している病気と言う観点から考えてみましょう。
  避妊手術,去勢手術とは実際には卵巣(及び子宮),精巣を摘出する手術のことです。
 これにより卵子や精子作られなくなること(繁殖が不可能になる),卵巣や精巣から出る
 オスやメスの性ホルモンがなくなる(性的な衝動や発情がなくなる)などの効果を期待して
 行なう手術です。
 
  このことだけでなく,更に性ホルモンに関連した病気の発生を少なくする効果が期待できる
 のです。例をあげますと,雌犬に比較的多発する乳腺腫瘍は,メスのホルモンに影響されて
 発症する腫瘍で,最初の発情が来る前に卵巣を摘出してしまえば,腫瘍発生の可能性は著しく
 下がることが統計的にわかっています。
 
  我々獣医師が,乳腺腫瘍で亡くなった犬の飼い主さんに、避妊手術を小さい時にしておけば
 こんな事にはならなかったのにと言っても、時すでに遅しです。飼い主さんとしては生後1年足らず
 の時に将来の病気のことを考えることはなかなかできないかもしれませんが、たくさんの乳腺腫瘍
 や子宮や卵巣の病気で苦しむ動物を見ている我々としては,早い時期の手術をお勧めして,飼い主
 さんに同意していただく以外ないのです。
  交尾による病気では犬の可移植肉腫という性器の腫瘍などもあります。(放れている犬が少ない
 ので最近は激減ですが。)
 
  猫でも、メスを求めての喧嘩や交尾から移る猫エイズなど、予防の出来ない大変危険な病気
 があります。
 
  その他メリットについても下記の「避妊及び去勢手術の実際」にいくつかあげてあります。
  
   このように、手術をすることで動物と飼い主の絆をより強く、共に安定した健全
 な生活をより長く保つことが可能になります。
  手術で摘出する臓器は繁殖以外に生命維持のため必要なものではないので、
 その後の生活で問題になることはほとんどありません。現実にたくさんの動物が
 手術を受けて暮らしており、それらの動物のほうが長生きしている事実を知って
 おいてください。

いろんなサイトを見ました。その中のひとつです。