1月13日(火)18:30~
室蘭市文化センター 全席指定
指揮:尾高忠明
ピアノ:田部京子
第1部
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調op.67「運命」
第2部
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
J.シュトラウスⅡ:ワルツ「春の声」ポルカ「雷鳴と稲妻」ワルツ「美しく青きドナウ」
アンコール:ラデツキー行進曲
入場者数:目測1000。
ニューイヤーコンサートならではの曲順でした。
ベートーヴェン:
暫く音量を抑えていたのは4楽章のffを際だたせる為だったのだろうか。
終楽章に向かって行くに従い乗ってきた印象。
どうしてもフルートを聴いてしまうので一カ所?と思ったところが。
所々、ヴァイオリンの音の濁りが気になった。
モーツァルト:
今回の目的だった田部さんのピアノはクリアな音色、独特の憂いと疾走見事でした。ピアノの発したメロディを管がなぞるところはピアノをちゃんと聴いて欲しかった。
シュトラウスはお決まりなので。「美しく青きドナウ」はテンポの動かし方に面白いところがあった。
2部では尾高さんの軽妙なお話を交えてリラックスムード。
尾高さんが20代の頃指揮者コンクールで2位になって全国行脚したとき、札響との初顔合わせは「未完成」を室蘭でされたとのこと。30年以上前の話だそう。
最後にとても良い話をされていた。
こんな世相だからこそ音楽が必要なのではないかと。