散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



しばらく工房に定期的に通えなくなりそうなので
先日焼き上がった窯出し品をまとめて取りに行きました。

仕上がるまで イメージしていたのと 
やっぱり微妙に違うのが哀しいところですが…。
覚書をしておきたいので お目汚しですがこちらにメモ。

カレー皿は 京白という白い土。
前回のロールケーキ皿の時に再生したので
ほんのすこーしピンクの顔料が混ざっていますが ほとんど白。
透明釉をかけた上に スポイトを使って 
古瀬戸という茶色の釉薬をランダムにふりまいてみました。
その時の釉薬の落ち方と 火の回りによって
同じものは絶対できない一期一会のカレー皿。





懸念のロールケーキ皿。過去の涙はこちら
結局 合計12枚作って ひび割れをせず焼き上がったのは たった一枚という生産効率の悪いお皿。
それも 焼き上がるまでにふちが半端に落ちてしまい
お皿なんだか 何なのかわからないものになってしまった…。
デモ マダコリテイナイワタクシガイル。



湯呑修業中 轆轤にのこった半端な土を平たく広げてお皿に。
湯呑はちょっと口を広げて 洋風なカップにしてみた。
京赤という赤い土に 半身だけ白化粧して 透明釉をかけたもの。



同じく下半分だけ白化粧して 掻き落としで絵を描いたもの。
この模様は割とお気に入りなので 工房で自分用のカップにするつもり。



これは ちょっと凝っている いっちんという技法にて
濃い目の白泥をスポイトに入れて ドット模様を描いてみました。
今回は 酸化焼成したので茶色に白模様になったけれど
後日焼き上がるのは 同じ条件で 還元焼成に回してみたので
グレーに白っぽい模様でできてくる(はず)



轆轤で挽いた後 ちょっと手でゆがませてみたおにぎり鉢。
白萩という釉薬をかけた上に 古瀬戸をランダムに落としたので
ちょっと緑っぽい模様が。



京赤土に まず内側だけ白萩という白い釉薬をかけて
内側だけに 撥水剤を塗ります。
その後 全体に古瀬戸(茶色)をかけます。
撥水剤のついた内側には 茶色はかからずはじくので
最終的に 内側と外側染め分けになります。

その際 器の淵の部分を 白くするか 茶色にするかで
ちょっと印象が変わってくる というのを本で見て試してみました。



こちらは口元の白を拭いて 茶色をかけたもの。
違い、わかるかなぁ?


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先日のサムギョプサルの会では
うれしいお土産をたくさんいただきました。

お二人から頂いたお土産は それぞれのセンスの良さと個性が垣間見られて
とても楽しい。
(頂いたものは もっとたくさんあったのですが 
クッキーや海苔やナッツの粉など
早々と消費してしまって…画像に残せず、ごめんなさい)
定番的なものから 現地ならではの普段使いのもの
パッケージのひとつひとつが異国へ憧れを募ります。

「お土産期待してます」とずうずうしいわたくしですが
自分自身 旅に出るとお土産を選ぶのが結構楽しみだったりします。
本末転倒な性格なので 何をしに行ったのがわからなくなるくらい
心の底では 常に「受ける」お土産を探している自分がいて
われながらおかしいと思うものの これが実に楽しい時間なのです。

以前香港に行った時も (これとこれを組み合わせて
あれもばらして入れたら楽しいに違いない…)などと
全体コーディネートしながら ショッピングを楽しみました。

さりげなくコリアンふうのトレーや巾着袋、
スティックコーヒーのハングルや作り方が読めないチャーハンの素に
ちゃんと師匠による翻訳済みのメモが添付されていたり 
ネコちゃんの入れ物に入ったハンドクリーム…
料理の腕を問われそうな 調味料の数々。
ひとつひとつ 勝手にサイコメトリング(どんな所で買ったのかな?
どんな会話をしていたのかな?などと想像)して楽しんでいます。

夢は各地のスーパーや雑貨屋さんで
もちろん自分のためにもだけれど 
あの人この人…とお友達の顔を思い浮かべながら 
お土産を思いっきり買い占めること(笑)

うーん 次にそんな旅行に行かれるのはいつになることやら…。




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今年は苺を植えてみた。

昨年 野菜用のちょっといい土を買ったので
そこに植えてみたら 気温の上昇と共に花が咲き始めました。
ちらほら実も見えてきたので ちょっと楽しみ。



植えっぱなしで掘り起こしさなくてもOKという便利なチューリップ。
朝早く見た時は まだまだ蕾という感じだったのが
陽が当たりはじめたら あっと言う間に花開いていた。
よかったー 最近留守がちなので 見られなかったかもしれない。



ローズマリーも 冬の間ドライフラワー状態だったのが
きれいな花をつけています。





雪柳は もう花を終えて
昨日までの雨でずっしりと頭をたれています。
そばを通るたびに 名残りの花びらをどこかにくっつけてきます。

この春 よく食べたもの。菜の花。



ここのところ朝帰りが多かったので 
駅前の直売所でいろいろな種類の摘菜を買うことがしばしば。

おひたしや胡麻和えだけじゃもったいないかな?と
炒めものにも結構使いました。
見た目 空心菜に似ているので オイスターソース炒めや塩炒めにもしてみましたが
おつういわく ちょっと苦味が…やっぱ空心菜のほうがいい とのこと。
わたくしはそれなりに 美味しいと思う。
この菜の花は とっても季節感があって好き。



こちらは 辛子醤油にほんのすこーしお酢を混ぜて和えたもの。
これが一番好きかな?

そういえば 学生時代に同人誌を作っていて
詩のまねごとをしていたことがありました。
その時作った詩の一節に 確か
「菜の花をからし醤油で和えて うすむらさき色の小鉢に盛って…」という
わけのわかんないのを書いた記憶がうっすらとある。
花の女子大生の好物が 菜の花のからし醤油和えだったのだ(笑)

どんな詩だったんだっけ? どこかに一冊くらい残っていないかなぁ…。

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シーズン初の氷は 新大久保「韓流茶房」にて パッピンス初体験。

アイスクリームとトッピングのフルーツやあんこ、ぎゅうひのようなもの
そして黄な粉((穀物粉?)の味で食べる かき氷。
トッピングが多すぎて 氷にたどり着けず
黄な粉を吸い込んでむせてしまうわたくし。

ちょっとあっさりしすぎ?と思いきや
最後の方は さまざまな甘みがミックスされてなかなか美味。

連れて行ってくれたn女史が 白熊アイスを連想されていたようだけれど
確かに このぜいたくさは 通ずるものがあります。
茶房というので てっきり韓国茶を飲むと思って
「韓国ツウ」の女史に 現地でどのお茶を飲んだのか聞く。
そして 「今日はどれにするの?」と聞くと 
迷わず「これ」とパッピンスを指差したので 迷わず同調いたしました。
おかげさまで、今年の氷レースにふさわしいスタートを切れました。

サテ

韓流ファンでないわたくしが ナゼニ新大久保?

先月るい師匠とn女史が 豪華韓国ツアーへ。
ずうずうしいわたくしは「お土産を期待しております」とアピール。
そして 帰国報告会と銘打って 師匠がサムギョプサルの宴を企画してくださることに。

実は 先日 アニが友達と新大久保に行くといって
お店を検索していた。
それを知ったわたくし 深夜にも関わらず師匠にメールして
お勧めのお店を教えていただいた。
そして そこへ行ったアニとその友達に とても感謝されたことをも
ご報告しなくてはなりません。


当日は 師匠の指導のもと 韓国ラーメンやホトックの素、
トッポギのソースなどなど 楽しいものを買ったり
お二人のセレクトによる とっても素敵な韓国福袋を頂いたり
そして 感動のサムギョプサルも初体験できたのですが
なにぶん 自宅→実家→教室の 長距離三角形的生活をしているので
なかなかゆっくりブログもかけず 相当出遅れてしまいました。



「さんぱ家」さんにて 厚切りのお肉。
韓国菜に茹で野菜 味噌 お米 キムチなどと巻いて頂きます。
めちゃうまです。

頂いたお土産も ぜひこちらでご紹介したいと思っているのですが
そのまえに消費してしまいそうです。

それにしても パッピンスを「パッピエンス」
ホトックを「ホットク」
そして ざくろのおいしいお酢ドリンク ホンチョを「ポンチョ」と
次から次へと間違えてインプットしてきたわたくし。
ナレナイブンカハムズカシイデス。


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サラバサクラノキセツ

先日のこと
懲りない女エヌ子さんから電話。

「ねー、おつうに聞いて欲しいことがあるんだけど」
「なに?」
「姫(この春めでたく小学校へ)が変なこと言うのよ。
学校で クラスの子たちが騒がしいと
こぶし(ぐー)を突き上げるんだって…
今日は自分もなんとかちゃんも挙げたけど 全然静かにならなかったって」

これだけ書くとなんだか変な学校?みたいですが
授業中お友達がお喋りをしていてうるさい と感じたら
「うるさい」「だまって」と注意する代わりに だまってぐーを挙手するというルールが
入学早々決められたらしいとのこと。

「いやいや…でも そういうハンドサインはあるかもね。
それに 皆がうるさい、静かにしてとか騒ぎだしたら
教室の中 もっとうるさくなるから だまってグーを挙げさせてるんじゃないの?
なんかで読んだことあるけど、お友達の意見に反対のときグーをだしたりとか 
賛成の人はパーとか…追加があるとチョキとか」
「学校の方針なの?」
「姫は私立の学校だからわかんないけど クラスのローカルルールとして
いろいろあると思うよ。ふつうは担任の先生の裁量なんじゃない?」

「ふーーん(ちょっと納得がいかないようす)
先生に聞いてみようかと思うんだけど」

「いやそれは止めた方がいい。入学して1週間で
先生のキャラクターも解らないし 
逆に 姫親子に対して 先生が先入観を持ってしまうとやりにくいと思うよ。
幼稚園のお便り帖とはちがうと思った方がいい。
せめて家庭訪問まで待って」

「それとねー クラスの男の子で 『ひらがなで書きましょう』という課題に
どうしても漢字書いちゃう子がいたらしいの」
(そりゃいるだろう。
なにをかくそうわたくしは幼児に漢字書かせたりする塾でアルバイトしているから
想定内の出来事だと思う)
「そしたら先生がダメっていうじゃない?で ぐずぐず言ったら
『それではお母様に来ていただきます!』って先生が一言釘をさしたら
えーんって泣いて、次の日 その子お休みしちゃったんだって…」
「………」

ちなみに入学して1週間目の出来事。
もっとも 子供の口を通してのことを母親のフィルターを通して伝えられているので
ここで是非を問うつもりはまったくないのであしからず。

しかし最近の学校は とにかく教室の自分の席にじっと座っていることのできない子が多いので
そういう子どもの対応をするための支援員を、担任とは別に配置することもあるそうだ。

姫の所は お受験を通過している子が集まる私学だから
公立よりはお行儀のよい子が集まっているだろうと思っていたけれど
いや 逆に先の子のように漢字を書きたい子は多いのでとは思う。
最初に 漢字を使うことを許したら 
学習指導要領に反した授業が つぎつぎと展開されることになるだろう(笑)
(と同時にこの話だけだと 安易に『お母様を呼ぶ』と
常套句を口にした先生の方にも問題アリと思われるけれど)

こういう話を聞くと 人間に必要なのはバランスなんだなぁと思う。
幼児で漢字を覚えたり 方程式を解いたり 英検を取得するのは悪いことではないと思う。
(無理強いはだめですよ 世のお母様たち)
ただ それとともに人間的にも成長していかないとダメなんだと言うこと。
例えば 幼児で小学校6年生並みの漢字や算数が出来る子がいるとする。
その時に 漢字だけでなく6年生並みの思考力(分別)を身につけていれば
『ひらがなで書きましょう』という要求に対しても
「漢字で書けるけれど ここはひらがなで」と思うこともできるだろう。

…と同時に ここで頑固漢字でとがんばる奴が
将来大物になったりすると 「やっぱり」となるのかな?(笑)

これは分別がありすぎて子どもらしくない というのとは違うからね。
その子その子の成長の仕方があるんだもの。

でも そういうふうに子どもを見守っていくのって難しい。

親も人間 先生も人間。

今 小学生の親になれって言われても 丁重にお断りしちゃうけど
こっそり見守っているからねー。



テイバン ジンジャノサクラ

追記
以前 姫の幼稚園の謝恩会の出し物についてアドバイスしましたが
あっさりばっさり却下だったそうです(笑)
結局 お花のかぶりものをして○MAPの代表曲を
紙芝居と共に披露したそうです。


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乗り換え時間がちょっとあったので ついつい本屋へ。
読みかけの本が何冊かあるのに また買ってしまった。

今季は特に視始めたドラマがないのですが
来週から始まる「スープカレー」はちょっと楽しみ。
TEAM NACSの5人が主演の 大人のドラマらしい。
ちょうど エキナカの本屋さんに文庫本があったので 読んでみる。
内容的には アラフォーの男たちの交流物語 と言う感じかなぁ。

ぱらぱらっと最後までめくってみて
最後のクレジットの所を見たら 見覚えのあるお名前。
なんと 以前同じゼミにいた方が 脚本担当のひとりに名を連ねておられた。
プロになりたくて ダブルスクールで頑張っていた人だった。
強い強い思いは 夢の実現への第一歩だよね。

うわーっと思って 当時のゼミ仲間にメールしてみた。
そうしたら 今日はこれから公開講座に行く と返信…。

ワーン ミンナガンバッテルンダ。

スープカレー (リンダブックス)
泰文堂


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ちょっと例年より遅くなりましたが 舞の海先生詣でに。
(舞の海先生=pの主治医)
2年ほど前医大から独立開業されたので 今は先生のクリニックへ。

今年は久しぶりのCT検査。人間輪切りの図ですね。
おかげさまで異常なし(コレステロール値はまずいかもしれないけど)
先生とお会いして 毎年同じような会話をするだけなのに
とても癒されて また半年がんばろうと言う気持ちになる。

クリニックの前に 昔ながらのパン屋さんがあります。
半年に一回 そこでパンを買うのだけれど 
今回は初めてそこのお店の方に声をかけられました。

「病院来たの?」
「はい」
「よく病院から出てきた人が 来てくれるのよねぇ。だから今日もそうかなぁと思って。
どう?あの先生。ずいぶん遠くからも患者さん来るみたいだよねぇ」
「ああ 私も●○市から来てます」
「●○市なら 中央病院もあるでしょう?」
「医大に行っていたので そこから」

「ああ 先生のおっかけね」(笑)

「先生、うちにもよくパン買いに来るのよ」……から始まって
実は 先生はお店の方の息子さんと同級生で 大きなご自宅が裏にあって
兄弟3人ともお医者さんだとか 7年目にして先生のプライベートを知る(笑)
(やっぱり お坊ちゃんだという噂は本当だったようだ)

「なんかあの先生 癒しでねぇ 物言いも柔らかで
よく話を聞いてくれるし ホラ最近 パソコンパチパチやりながら
患者の顔も観ない医者も多いじゃない?」
「あっ!わかります! 私も先生と話をするために来ているようなもんだから。
半年に一回 ここに来るのが楽しみなんですよ」
「あら あなた病気なの?」
「いえ 半年に一回の検査だけ」
「まぁぁ 若いのにねぇ(ここ強調)じゃあ ポイントシール要らないかな?」
「そうですね」
「なら これ持ってきなさい!」(と 前日のパンをいくつか袋に入れてくれる)

この日は もともと沢山パンを買っていたので さらに増えて
春のパン祭り状態に(笑)

大学病院に出入りしていると やっぱり担当ドクターはちょっと怖い。
特に 目が笑っていなかったりすると…。

と いいつつ 舞の海先生は最初にお会いしてメスを握っているときから
一貫して癒しのオーラを出していたから
そればかりは ドクターのキャラクターによるものなんでしょう。

だから 舞の海先生に出会えたことは 単に病歴がひとつ増えたことだけでなく
わたくしの人生に(大げさ?)大きな履歴を残すことができたんだと思いたい。

ナンダカハントシニイッカイハ オナジヨウナコトヲカイテマスネ ワタクシ。

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先日『SPEC ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』の続編として
SPEC~翔』が放送され、さらに昨日『劇場版 SPEC~天』が公開。

しばらく動きが取れそうもないので 公開初日の昨日 観てきました。
まず 帰宅中の夫を誘ったところ「SPECねぇ…」とあまり乗り気でない様子。

でも 「ケイゾク」も好きだった夫のことだ 先日放送されたドラマ版を見れば
その気になるかもしれない、と思っていたら
自ら 録画してあったドラマ版を視始めた。
そりゃ見れば 続きが観たくなるわね。

ドラマを見終え 満足げなところへ
当麻の口調で(ここ大事)「ねっ 観たい?観たい?」と突っ込めば
「じゃあ予約」と相成る。
早速ゆで餃子を作ってお昼を済ませ 映画館へgo!
加瀬なんたら云々は もう言わせない(笑)
(注・夫は加瀬くんのフルネームを語らない。必ず「加瀬なんたら」と言う。
 妻の思い人をあくまでも認めないのかもしれぬ)



アサノサクラ

さすが公開初日で 客席は満席。
それも いつも行く映画に比べて 圧倒的に若い人が多い。
小学校低学年を見られる親子連れまでいる。(スコシハヤインジャナイ?)

面白かったですよ。
堤監督の作品は すごくバカげたギャグをちりばめてあるのに
心に響く部分はしっかり書かれていると言うか
最後の最後まで 気を抜かず笑わせてくれるのに コメディでは終わらない。

ディテールの面白さは天下一品だし
ちょっとだけネタばれだけど テンションエスカレーターよろしく
大物女優の「なんじゃーこれー!?」も観られます(笑)

夫は昭和の人らしく 笑いのツボも若者たちに比べて多いから
しーんとした劇場で ひとりくすくすとわらっているシーンも多々あり(わたくしもですが)

これはもう一つ 結まで行くでしょうね。
とっても楽しみです。

サテ

以前書いた「珈琲夜話」のエピソードを 例によってnさんがキャスティングしてくれました。
そのコメントの中で

*大森南朋で世の文化系女子の二割が死んだ。
 西島秀俊で三割、加瀬亮で残りの文化系女子がすべて滅びる.

という twitterからの定義を教えてくれました。
もちろんわたくしは この三要素をしっかり持ち合わせております。

文化系女子の五割を殺す加瀬くんのいつもと違ったキレキャラの魅力も堪能できます。
機会がありましたらぜひ!



ソシテ ユウグレノサクラ





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リハビリというと わたくしの中では一番身近なのが
接骨院や整形外科での牽引とか低周波とか。
機械的に ベルトを締めたりパッドを当ててもらったり。

今回父がお世話になるのは ST(Speech-Language-Hearing Therapist )さん。
それでなくても手ごわい年寄りに 新たな機能を習熟させるというミッションは
相当難しそうだ。
初回のリハビリを見学させていただいたが
人工咽頭という機械を使えば 即会話ができると思っていた父は
いばらの道が待っていたことに軽くショックを覚えている様子。
(というか かなりやる気を失っていたように見えた)
マイクのようなものと思いがちで 喉の部分に当てて使う機械を
ついつい口元に持ってきてしまう。
(オヤジサン カラオケジャナイデスカラ)

リハビリの初日は まず患者さんとのコミューケーションと言う感じで
筆談を交え、本人の興味のありそうなことがらを素材に
機械に馴れさせると言う感じ。
その 根気のいるであろう作業に 頭が下がる。

そして病棟の看護師さん。
喋れないから 常に怒っているんじゃないかと思わしき父に
色々よくしていただいて 感謝です。
とくに 手術当日から担当してくれた、ちょうどアニくらいの看護師さん、
父に対してもだけれど 母やわたくしに対しても
限られた中で可能な限りのコミニュケーションを取ってくれたと思う。
背格好がアニのようなので
この春から同じような姿で仕事を始めるアニに 想いを重ねるようなところがあり
ついついお願いすることも多くなったような気がする。

母が「アニもそのうち あの子(なれなれしくて済まん)みたいに
穏やかな物言いや表情になるんじゃないか」と。

教室で長年かかわってきた生徒が 看護系の高専に合格したのも
嬉しい春のしらせ。



思えば 大学2年の秋、学校辞めてPT(physical therapist)の養成校に行きたいというアニに
大学をちゃんと卒業したら その後 学校に行ってもいい、
今 学校を辞めるなら医学部を再受験しなさいと
ある意味親のエゴとわかりながら 二者択一をつきつけ
全く別な分野で卒論まで書いた後 初志貫徹 養成校へ行くことになった。
(もっとも医学部に行く根性はなかったらしい)

一時は無駄になった大学生活(と学費)と思った時期もないわけではないが
養成校へ入ってからは 受験勉強をしたことや大学で学んだことが
ゼロからスタートの勉強や実習現場でのコミニュケーションツールとして 
ずいぶん役に立ったそうだ。

歩けない人 歩きたくない人の歩く機能を取り戻す という
数直線をマイナスからプラスへ引っ張っていくような作業に
これからどう彼が取り組んで行くのか、
たどりつきたかったその現場に まずは立つことが出来た喜びをいつまでも忘れずに
5年10年スパンで何か企んでいるらしいアニ、
常にステップアップして行って欲しいと思う。

ト ハハカラノハナムケノコトバトシマス(笑)


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ご無沙汰しております。

珍しく ブログの更新滞りがちな日々が続いていますが
先日、懲りない女たちの銀座お泊り女子会がありました。

お得情報に強いわいちゃんが ポンパレで銀座一泊一人3,000円の宿泊券をゲット。
そして その日のディナーに合わせて
なかなか予約が取れないという イタリアンバール UOKIN を予約してくれたものの
父の入院や けいちゃんのお義父さまの入院が続いて延期に。
銀座のホテルは めずらしく広い和室もある人気のお宿で
唯一取れたのが 3月末の一日だけ。

実は各自それぞれ それどころじゃない事情もあったのですが
多少無理をしてでも参加してしまうのが懲りない女たち。

今回連れていったもらった UOKIN。
すごくおいしいから!と言われていたものの 
オサレな銀座のバルでしょ?くらいに思っていました。
それがいやいやあなた。
先のクールでやっていた「ハングリー」というドラマ
あのドラマの中で滝本美織ちゃんが うっとりしながら「おいしい~」と食べるシーンがあったでしょ?
あの食べ方がなんとなく好きで最終回まで観てしまったのですけれど
まさに今回頂いた一連のお料理がそんな感じ。

食べていて昇天しそう(笑)なものもありました。
地下の席は四人がけが二つだけ。
テーブルもさほど大きくないので わいちゃんが二品くらいずつ頼まないと
載りきらないとのことで
次から次へとオーダーを繰り返して 後で画像を見てびっくり。

でも こちら 食いしん坊の多いお店らしく
隣のテーブルの4人組(男子2女子2)も 一品一品皆で分け合い
うんちくをたれ 写真撮影し 語る話題もお料理のことで持ち切り。
大体同じようなものをオーダーするけれど
隣のテーブルのオーダーが気になってチラ見しながら追加する と言う感じで
なんだか妙に友達意識が芽生え 帰り際にはお互い挨拶をしてしまった(笑)

では そんな「ぴぃみしゅらん」☆三つくらいつけたいの今回のお料理を。



まずは泡のでるワインと 白レバーと鶏のパテ。
これでいきなりノックアウト。パテだけど鶏肉の食感も残っていて
4人で分け合うとちょっと物足りないくらい。
クラッカーや3種のパンと共に。まさに胃袋をつかまれるという感じです。



魚介のカルパッチョ。素材ごとに味付けが違っていて飽きない!



牡蠣の網焼き。
焼きものと言っても 限りなく生に近く、
生より焼いたものの方が好きなわたくしも 生派のわいちゃんも納得の旨さ。
一皿5個ですが 人数によって追加オーダー出来るので 平等に食べられます。



マグロとアボカドのタルタル。
これは平均的なお味で、フランスパンと実にあいます。



バーニャカウダ。芽キャベツやうるいなどの春野菜も載っており 見た目にも春が来る。



今回一番感動したのが 白子のソテー。
白子といたらポン酢でしょ?のわたくしたちでしたが 一口食べて
まさに天に昇る感じがする…くらい美味しかった。
バターと白子のまったり感がたまらない!
もちろんソースはパンでしっかり最後まで頂きます。
これもまた もう少し食べたい…一品。



忘れちゃいけない帆立の網焼き。
焼きすぎず あまーい帆立が美味しい。




ホロホロ鶏のコンフィ。
ちょっと食べにくいのが難。でも皮のぱりぱり感は秀逸。



菜の花とホタルイカのパスタ。
ここまで来るとちょっと苦しくなってきたけどパスタは食べなくては、とがんばる。

デザートメニューもありますが 
今回は銀座のデパ地下にてケーキを買ってお宿で二次会。
閉店直前のデパ地下で あわてて購入した フルーツプリン。



高校の近くにあったサンフルーツという果物屋さんのもの。
本店は現在 六本木に移転してしまったそうです。
器も可愛らしいので 洗ってしっかりお持ち帰り。

また落ち着いたら 海外旅行したいねぇと話しながら
翌朝は けいちゃんがお義父さまの四十九日法要があると朝一で出発。
残りの女たちも お昼前には解散。
また 日々の暮らしが始まります。



帰り際、朝の銀座で 見てるだけでくらくらしそうなビル発見。




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