散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



大型クレーン車などの教習所だった場所を再利用して
個性的なテナントの入ったNEWLAND という施設。
入れ物と内容のミスマッチがちょっと面白そうだったのと
下りの電車に乗っていく場所だったことに心惹かれて行ってみた。

細く長くお付き合いいただいている美鈴さんの地元だし
こういうところは同じような価値観を持ったひとと行くのが
一粒で二度おいしいに違いないと思って 一緒に行っていただく。





ね、こういうところはそのまま残っていて
ウッディな素材で仕切られたブースには 雑貨やフードなどのテナントが入っています。



オサレな雑貨店、見上げると作業場。





学びのスペースもありワークショップなども行われているよう。
ギャラリーのスペースでは ちょうど「等価展~三万円で買えるもの」という展示をやっていた。



三万円あったら 何を買うだろう?



わら半紙だとこのくらい。



グラスだったらこんな感じ。

最近 ほしいものって何だろう?
いわゆるプライスレスなものを欲しているような気もする。
プライスレスなものほど 等価は高い?

美味しいコーヒー@珈琲豆焙煎kaffa



ちょっと見た目個性的な店主が
楽しそうに そして丁寧に入れてくれるコーヒー。
その少し前に食べたちょっとがっかりなカレーのダメージを払しょくしてくれる。
調べてみたら 見た目以上に とてもとてもこだわりを持った珈琲だったことがわかる。



瓶に入ったミックス粉とスープの なんと魅力的なことよ。
「瓶に入った」ゆえに 価値を上げるもの。
わたくしとあなたでは 価値が違うかもしれない。



我らがブームのメゾンジャーも抜かりなく ひっそりと生息していた@Raw Souk

中身よりも瓶のほうがお高くなったスムージーは
ざらつきのない クリーミーな美味しさ。
(もちろん 中身だけでもOK わたくしたちはマイボトルもお買い上げ)



こちらのお店で 心惹かれてしまったカウンターの上の光景
現実感あり 現実感なしの 午後の浮かれた会話
ちょっと沈んだ心を ふわりと持ち上げてくれた数時間。

もちろん 等価はプライスレスだけど それ以上。

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この日のお宿は前日のスイートとは打って変わって
いろいろ不都合も多いお部屋だったけれど
これもバリィさんのご利益がなくなった故と 観念して朝を迎える。

それでも朝の海岸は気持ちよく 貸し切り状態の海を楽しめる。

この日はさぬきうどんを食べて こんぴらさん参りをして
さくっと瀬戸大橋にて玉島に戻るという予定。

途中 近くの観音寺本山寺に立ち寄る。

昨日の失敗を悔いるように お遍路さんグッズを真剣に選ぶ夫。



 

そしてこんぴらさんはとにかく階段との勝負だ。



ちなみに漢字で書くと金刀比羅となる。
本宮まで785段 その先の奥社まで行くとさらに583段。計1368段。
本宮まででも相当なダメージだったけれど 夫曰く
「本宮までで帰ってきたなんて言ったら 絶対誰かに
へー 奥社まで行かなかったんですか?と馬鹿にされるに違いない」
だから行く…(というわけでもないだろうけれど)



今一つのお天気も手伝って 宮内はしっとりと神聖な霧のかかったような佇まいが続く。
こういうのは悪くないね。





本宮をお参りすると それまでの賑わいとは一線を引くように
奥社までの道がひっそりと待っている。



あまりこちらに向かう人はいない。
というか わたくしたちのまわりにはいなかった。

てくてくてくてく
非常に歩きにくい石段をひたすら黙々と昇っていく。
途中 わたくしたちに追いついたカップルが 途中に合ったお社を奥社と勘違いして
「ここで終わりだよ」「えーうそーまだあるんじゃないの?」ともめている



「まだ先があるみたいよ」
と声をかけて しばし一緒に上るが そのうちにどんどん差がついていく…。

あと少しだろう…というところで 上から元気のいい少年が駆け下りてくる。
「ねぇ あとどれくらいある?」という夫の問いに
「あと少しだよ!ここ曲がってちょっと行くとすぐ!」
「大変だった?」「ううん 全然!」と元気に通り過ぎていく。
(そうか あと少しなんだ)と。

その後ろからお父さんとお母さん。
「さっきまで 疲れた疲れたって大騒ぎだったんですよ」
(そして全然あと少しではなかった)
……だろうね。

やっとのことで奥社に着く。



写真を撮る元気もあまりないうえ せっかくだからと夫に記念撮影してもらったが
案の定ピンボケでがっかりのわたくし。

いえ でもとてもいい汗をかきました。
この後は善通寺に立ち寄り(陽も傾きはじめ 写真ほとんどなし)
バリィさんに守られたこの旅行。最後は苦行を経て 無事に終わることができました。

バリィさんはその後も数少ない夫婦の共通の話題として 時々活躍してくれています。


お・し・ま・い





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もうそろそろ大団円にしないと…夏の旅行。
次の旅から帰ってきてしまったではないか…。

ということで 四国の旅。
別子銅山で思いがけず時間を食ってしまい 慌てて次の宿泊地琴平へ向かう。

愛媛を過ぎるともうバリィさんには会えないよ ということで寂しい夫。
疲れも出てきて眠くなってしまったので途中SAで休憩を取る。

お盆休みで混み合うSAで もう買わないけど最後にバリィさんに会っておこうと
売店へ立ち寄る。 愛媛最後のお土産コーナー。
なぜかその時店内放送が流れる。

「お客様のp夫さま お知らせしたいことがあります。
インフォメーションセンターにお越しください」





p夫さんという名前は 実はよくよくある名前なので 同姓同名かな?思った。
離れたところにいた夫も反応して インフォメーションセンターへ向かうのが見える。

カウンターへ着くと 「免許証を落とされませんでしたか?」
と 夫の免許証が提示される。
あわててポケットへ手をやると 「財布がない!」
(そう 免許証が出てきた時点で 財布だ と思った)
免許証の写真は紛れもなく夫の顔。
その時点で カウンターのおねえさんが
「パーキングで降りられたときに落とされたようです。
係員が拾いました」と夫の財布を取り出す。

これ バリィさんを探しに売店に寄らなかったら 放送にも気づかず
そのまま香川県入りしていたに違いない
そして 宿で気づいて大騒ぎとなったに違いない。

そして SAのスタッフの方の対応に大感謝しつつ 
内心どっきどきの心臓で 一路琴平の宿へ向かう。

バリィさん
この旅に素敵なエッセンスを加えてくれただけでなく
最後に夫のピンチを救ってくれてありがとう。

そして 夫には
普段から財布の携帯は注意していたよね!だからいったでしょ!
これで今回の運は使い果たしたと思ってね!と。
バリィさん ありがとう。



この日のお宿は 琴弾海岸沿い。
静かな静かな海水浴場です。



なぜか裏山には 寛永通宝の砂絵があるというので 
意味も分からず見てきました。



長くなってしまったので こんぴらさんは次に続く



 



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なんとなく落ち着かないスイートルームで朝を迎え
朝のお風呂に入ってチェックアウト。
その間も 夫はホテルの売店でバリィさんグッズを名残惜しそうに見ている。

サテ

まずは松山城だ。とりあえず松山城だ。

この日の予定は ざっくりと愛媛から香川の琴平を目指す。
その途中 ぜひ立ち寄りたいスポットが 別子銅山跡地。
松山まで行ったのだから pさんきっと内子の町並みとか見るんでしょ?と
もしかしたら思われた方もいるかも。
確かに内子も候補地だったのですが 今回はこの地味な「東洋のマチュピチュ」へ。

すっきりしないお天気でしたが 松山城はすっきりと綺麗なフォルム。
石垣も 整然とし過ぎずかといってざくざくとした原始的なものでもなく
しっくりと味わいあるもの。


御多分に漏れず天守閣までは 急な階段の連続で
かなりの湿度の高さも手伝って みんな汗びっしょりになって回廊を回る。
天守閣からの眺めは平たい松山の町並みを一望できて 
心地よい風に しばし暑さから解放される思い。



そして どこへ行っても同じものがあるのはわかっているのだが
ついつい寄ってしまうのがお土産物屋さん。
夫はニコチン摂取のため 喫煙所へ直行している間
やっぱり心惹かれるバリィさんグッズ(笑)
結局 お菓子や手ぬぐいや靴下など大人買いした後 ふっと目に留まったのが
バリィさんのiPhoneケース…。
かわいい ほしい…。
(ちなみにわたくし DoCoMoユーザーなのだ)

いや、わたくし以上にこれを必要としている人がそこにいるではないか!
案の定 その辺にいる子供と同じくらいの時間をかけて 
全面バリィさんのハデハデケースと 白地に地味にバリィさんが書かれた大人バージョンで悩んだ後
結局のところ仕事の場での使用を考慮し 地味なケースをお買い上げする。

今回のお持ち帰りバリィさんたち。



左下のが 御年○才の夫のiPhoneケース。

サテサテ

次なる目的地の別子銅山へは 松山自動車道を進み 
途中新居浜で山側へ折れる。
マイントピア別子という観光施設に付随してあるようなのだが
ガイドブックでもあまり詳細が載っていない。
道々ネットで確認していると どうやらこの観光施設からさらに山深く林道を行かなくてはならないようだ。
運転に自信のない人はやめたほうがいいとまである。

どうする?いやせっかくだから…
ガソリンダイジョウブ?
と少々不安になりながらベースキャンプとなるマイントピア別子へ到着。

なんとここに車を停めて ガイド付きのバスがでているとのこと。
それも あと30分ほどで最後のバスがでるという。
何かと間の悪いわたくしたちとしては なんとラッキーな展開。これは絶対行かなくては! 

マイクロバスに乗って30分余り、確かに対向車が来たらどうしようもないぞという山道を
うねうねと登っていく。

実は今回ここを知ったのは ガイドブックの小さな広告。
夫に至っては 「マチュピチュってなんだ?」と言い出す始末。

本家マチュピチュはインカの遺跡で、日本のマチュピチュは竹田城が名乗りを上げている。
この別子銅山跡は ちょっと後れを取って「日本の」が使えなかったらしく
「東洋の」マチュピチュというキャッチで売り出すことになったとのこと。

もともとは 住友金属がこの東平に銅の採鉱本部を置いたことから
閉山となる昭和40年代まで関係者の生活の場としてもにぎわっていた場所。
生活エリアはすでに取り壊され レンガ造りの停車場や選別所が残っているだけだが
歴史的には 軍艦島にも通ずるものがあるわけよね。
これは萌えポイント大。



バスが東平に着くと 下界と厚い雲で仕切られたような別空間。
ここは下界とこの銅山を結ぶリフトの停車場のような場所らしい。



周りの方たちもワクワク感を抑えきれないようす。
そして 停車場に着いた荷を運ぶケーブルカーの通ったインクライン跡に造られた階段を
先の策道停車場に向かって降りていきます。



この辺りは 以前訪れたことのある 赤城鉄道跡に似ていて嬉しいわたくし。
思えばここも マチュピチュという形容をされていたのを思い出す。





下から見上げる停車場



採鉱された銅の貯蔵庫や選別場。



関係者の住まい跡、学校や病院なども整備された立派な町だったわけです。



レンガの並べ方も強度を考えたものになっているとのこと。
すでに廃墟となってはいるものの 積み上げられたレンガは なぜか心惹かれる。



レンガの写真ばっかりでごめんなさい。



採鉱に向かう人たちが乗ったトロッコが通ったトンネル。
どの場所も カメラを持つ手が震えてしまうほど魅力があります。
こればかりは なぜと問われてもわからないのです。
同じバスに乗り合わせた方たちもきっと同じような気持ちだったのではないかしら?

時間的にもちょっと無理かな と思ったけれど
来られてよかった!
日常とは切り離されたような ここだけ時が止まったような、
そうそう 「天空の城ラピュタ」の巨神兵が鳥や蝶と登場してもおかしくないような風景。

お名残り惜しいけれどバスの時間となりました。
乗り遅れると この山の中に取り残されますので くれぐれもお乗り遅れのないよう…。




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バリィさんの合間にちょっと息子の話。

最近はおつう(次男)も仕事が忙しく外食を好まない彼も
物理的だったりお付き合いだったりで 食事を済ませてくることが増えた。
たまに早く帰ってきても わたくしが遅かったりしてうまく合わない。

先日久しぶりに その場で調理して食べるというタイミングがあり
と言っても 特別なごはんではないから
せめて野菜をいっぱい食べようということで 焼き肉用の肉と
夏野菜いろいろをグリルで焼いて 塩でも振って食べようと。

塩でも十分よかったのだけれど 突然おつうが「あっ!」というと玄関に置いてあったバッグから
何やら出してきた。



「今日の野菜にはこれをかけよう」

ほほぅ 面白いものを頂いたようだ。
職場の先輩に グルメな方がおられるらしく
どこそこの何がおいしいと あちこち連れて行っていただいてると聞いていたが
こんなものまで頂いたらしい。

そしてさらには その方のご縁のある牧場の製品を
職場でお取り寄せするので いろいろ頼んできたと言う。

「ベーコンとかすごくうまいらしいから 頼んでおいた」
「カルボナーラだな」と嬉しそうにしている。

そして 到着する日の朝 「今日は例のものが来る」と言うので
いちご模様のかわいいクーラーバッグを持たせた。

なぜかその日はわたくしまでも 仕事中カルボナーラモードで
苦手なカルボナーラの作り方を 頭の中でシュミレーションする始末。

一足先に帰ったわたくし 冷蔵庫に生クリームと新鮮な卵があるのを確認してブツを待つ。

帰ってくるなりパンパンのクーラーバッグから出てきたベーコンやコンビーフ。
飲むタイプのヨーグルトなどなど。
(ちなみに写真では一つずつだが ベーコンとコンビーフは二つずつ購入)



早速ベーコンをぜいたくに使ってカルボナーラ。
コンビーフも缶入りではなくレトルトパウチになっていて
「肉」という感じでとてもおいしい。

なんでもレアチーズケーキとかがおすすめと言われたようなのだけれど
迷わずベーコンとコンビーフを選ぶあたり おつうらしい。

その先輩には 最近食に関する本をいろいろ貸していただいているらしく
聞けば 陳健一さんのエッセイだったり 飛田和緒さんの料理入門だったりする。

今度はどんなものがおつうのポケットから出てくるのだろうか?
楽しみで仕方がない。


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生口島から今度は多田羅大橋を渡って大三島へ。
こちらでは 大山祇神社とその中にある国宝館を観たいひとがいたので
鎧兜や刀などの国宝を拝見する。



四国はパワースポットが多いと思われるけれど 
この神社もやはり そこに足を踏み入れると 急に空気が変わるのに驚く。





伊勢神宮に行った時も感じたけれど 石段は過去から現在へ
どれだけの人が通ったのだろうと思うと 神聖な気持ちにもなる。
このあとの日程で 石段と格闘することになることに
まだ気づいていないわたくし、陽の差す石段はやはりいいなぁ などとのんきにカメラを向けている。



こちらの国宝館は 夫がチェックしていたように鎧兜と刀が充実しており
わたくしはとりあえずその質感を楽しみながら回っていたのだけど
ちょっと買い物に付き合わされている夫のように 背後霊状態だったかも(笑)

サテ

道の駅では これまでよく訪れていた北関東の温泉や鎌倉のお店と違う品ぞろえが楽しい。
とくに柑橘類を使ったお土産は目移りしてこまるほど。

そんな中、今治が近くなるにつれ売り場面積が増えてきたものがある。
今治ゆるキャラ バリィさんだ。
何を今頃…と思われる方もいらっしゃると思う。
その名は全国区だし 昨日今日ブレイクしたあのキャラとは違う。
ゆるキャラとは縁遠い 夫がこれを見て「これなに?」とつまらなそうに聞く。
「今治のゆるキャラだよ」「鳥?」「そうじゃないの?」程度の会話がなされた後
お約束のいよかんソフトクリームを食べて 初日の宿、道後温泉にたどり着く。

(ここでお気づきと思うが 大山祇神社についての記述があまりに少ないと思われる方も
いらっしゃると思ういます。すみません)

お盆真っ盛りの道後温泉、ホテルのチェックインも大賑わい。
ここ数年は 築年数重視、部屋数少なく できたら大人の宿という選択をしてきたが
今回はかなり出遅れていたので とりあえず泊まれるところで
道後プリンスホテルを予約。
たまには スマートなホテルのサービスもいいかな?と思っていたところ
フロントで「お部屋が空いていましたので 広めのお部屋をご用意しました」とのこと。
さらに レストランでご飯の予定が「お子様もいらっしゃらないので」個室食事処へグレードアップ。

…デ

丁寧に館内を案内していただきながらお部屋にたどり着くと びっくり。
天蓋つきベッドに和室、さらにはマッサージチェアの置かれた広いリビングという…
まず自分たちでは泊まらないようなスイートルームだったのです。



宿の部屋の写真って まず撮らないのですが今回はせっかくなので…。
お風呂に入って翌日のために早寝するだけなので 和室にはほとんど足を踏み入れることなく終わる。
そのわずかな滞在時間の間 夫はほとんどマッサージチェアで過ごしていたような気がする。

お食事の後は ホテルのお風呂で十分 という感じでしたが
温泉街には行きたいので ホテルのバスを利用して
漱石先生も入られたという道後温泉本館へ。



せっかく来たのだからと説得されて 入浴券を買う列に並ぶ。
もちろん この建物は萌えポイント大なのです。
浴場だって わたくしの大好きな作りなのですが
なにせ じゃらんの選ぶ温泉ベスト1とあって 湯船に入るのがやっとのイモ洗い状態。



今回の旅行 首都圏から遠く離れた場所ならではの
異常な行列や渋滞とも全く縁のない旅だったのだけれど
ここだけは唯一 それも一番避けたい 裸んぼでの混雑となった。

でも 名物の道後温泉にもつかり 満足したところで
恒例の町散策。





ここでもやはりかんきつ類と…バリィさん全開。
さっきまでさほど関心を示さなかった夫に バリィさんカレーだのグッズを示すと

ナニコレ?イイネー!と目を輝かせる。
そして バリィさんカレーのパッケージの前から動かない。

買えば?

あまりにいろいろあって選べないらしい。

とりあえず こっそり写真に撮れば?

撮ってもいいのかな?

露骨に撮らないで 周りを撮ってるふりして撮ればいいじゃん。

…………ホントニトッテタ

一番欲しかったのは2000円のぬいぐるみらしい。

道後温泉の夜は更けて。

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前回の初上陸に続いて、ゆく夏を惜しみながら
再上陸した四国をわたくし目線で切り取ってきました。

我が家はドライバーが一人なので できるだけ負担がかからないようにルートを設定。
お盆の繁忙期なので 宿泊費が割高なのは覚悟の上で。

初日は倉敷は玉島から尾道経由で しまなみ海道を一路四国へ。
途中いくつか 地味に寄ってみたいポイントに赤丸つけて、
最初に立ち寄ったのが 家を出てから小一時間の向島。
たまたま読んだしまなみ海道本に出ていたある海水浴場。



夏の真っ最中なのに 駐車場も海岸も 人気がなく、



海の家…も名残はあるものの、閑散としている。



でも、瀬戸内海ならではの 湖と見まごうほどのまろやかな波は健在。
お父さんと小さな息子のプライベートビーチとなっているこの海水浴場は
どうやら今年は 営業していないらしい。
去年までいた人でいっぱいの鎌倉の海とはえらい違いだと 
ちょっとお得気分。

このあたりから いわゆる観光スポットから外れて
興味の赴くままに立ち寄りポイントが決まっていく モヤさま方式の旅が始まる…。

そして因島は今回はスキップして 生口島へ。
昭和レトロを旅のテーマにしているわたくしたちが立ち寄りたかったのが
後藤鉱泉所



しまなみ海道で ラムネを製造販売しているお店。
昔の 氷屋さんのイメージかな?



自販機のないころは この窓を開けてジュースを買ったわ~。



台風は去った後でしたが 時折パラパラと雨が降っては晴れる…の落ち着かないお天気。
瀬戸田のレモンを使ったお菓子を作っているという 瀬戸田檸檬菓子製造 パティスリーオクモト
レモンケーキを買うつもりで立ち寄ったものの、
なぜか二人ともシュークリームに目が釘づけになり、ついついお買い上げ。
そして ここでの大収穫が お店のデッキにあった「レモンの椅子」



なんて素敵なんだ。
この椅子の写真は 旅から帰った後も何度も何度も見てしまう。

こちらで買い求めたシュークリーム、クリームがあふれんばかりに入っていて
こんな時でないとできない、人っ子一人いない船着き場で 遠くの船を見ながら食す。





連れが甘いもん好きの夫でよかった と思うのはこういう時だ。



さて この島では今、「多重塔」にはまっている夫が自らサイを振り
向上寺の三重塔をカメラに収めに行く。



ちなみにわたくし 毎度のことながら神社仏閣は10段階でいうなら6か7くらいの興味度。
それでもこの瀬戸内の海と多重塔の風景はとても好き。





時折お墓参りに訪れる人があるくらいで ごくごく普通の生活感のある島の風景。



サテ それでは次なる島を目指します。


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