散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



ブログ仲間のご縁があって、上越市高田にあるミニシアターで
地域活性に貢献しながら、映画の普及に努めていると聞き
これは応援せねば…と今回イベントに参加することになりました。

チーム猫好きのメンバーの予定がうまく合い、
また 地元で行われる謙信酒祭りなるイベントともブッキングしていたので
今回は マサラ上映という、インド映画を何倍も楽しもうという企画らしい。

当日は早朝の新幹線で出発。
ちなみに 上越 = 新潟 = 北陸新幹線 だと思っていたら
乗車するのは長野新幹線だと初めて知る。

そして 新潟 = 学生時代の友人で映画大好きだったカワくん(仮名)= 学生時代インド放浪 
という図式もあったので
せっかくだからと 三条在住の彼にもメールを送って参加を募ってみた。
(ちなみにこの映画館のある高田と三条は 同じ新潟市でもエリアが全く違い
車で1時間半はかかるそうだ。知らないって怖い)

上越妙高駅に着いたのは 8時40分。
そこからえちごトキめき鉄道なるローカル線に乗り
今宵の宿となる仲間の娘さんの家に着いたときは まだ家主は夢の中だったもよう。

町並みは 雁木づくりと呼ばれる雪国独特のアーケードのような付きの歩道と
かなり空き家の目立つシャッターストリート。
店舗なんだかおうちなんだか 区別のつかないような町家が続きます。

となると 当然目に入るのが なつかしフォントをふんだんに使った看板たち。

娘さんのおうちからその日ちょうど開催中の朝市と酒祭りに向かうのに
あっちへ引っかかりこっちへ引っかかり かなり時間を費やしました。
しかし!早朝出発の功あって 時間はたっぷり。
さて 上越高田のタイポさんぽでございます。



まず驚いたのは 雪国仕様の各戸についているはしごにちょっと感動。



この標識もここならでは。
雁木というのは各戸が軒を通りまで伸ばして 雪が降っても行き来できるように工夫されているつくり。



こちらは今回 初めての町を移動するのに目印となった 角の果物屋さん。
こういうお店 最近減ってしまいました。



「プチフール」という菓子店。おそらく始めたころはとってもオサレな名前だったのでは?





この「まちだ」さんのフォントは 昭和の香りがします。





ライブとかもやってるらしいレコード店。Heart&Music多田金さん。
「ただきん」という響きがここちよく この前を通るたびになごみます。
コンサートの告知ポスターにも名前が載っていたりしたので 高田の文化スポットなのでしょう。
ちなみにHPがあって 覗いてみると

上越市の名曲「高田の四季」「上杉謙信の歌」「高田スキー音頭」「越後いたこ」
「糸魚川エレジー」「八社五社」など20曲余を収録した当社オリジナルCD、カセットテープ、ビデオテープは、
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と 懐かしい作りのページから頑張っているようすがうかがえました。



こちらは町家交流館小町
吹き抜けの美しい 資料館+観光スポットです。

ここで見つけたのは これとか



これはちょっと萌えポイント高かったです。



お部屋のインテリアにしたい。
そしてなんとこれ 日本統治下の台湾で作られていたお菓子だそうです。
向田邦子さんの「父の詫び状」にも登場するらしいので 本棚を探したのですが
魔窟化してて見つからない…。これは読み直してみなければ…。

この町家交流館、どっしりとした作りがここちよく
今回の旅で お気に入りの一枚が撮れました。



なによこれ?って感じの写真ですが、吹き抜けの太い柱を見てみると
鑿(ノミ)のあとが逆光によく映えていたの。



美味しいものにも美味しいフォント見っけ。



棒状になったカレーパンが入っていました。



こんなとぼけた丸いフォントも。
この笹だんごパンは しっとりパンの中に笹団子が丸ごとイン。

こちらは子どもたちの声が聞こえてきそうな お子様御用達のお店。
学校の前にあります。





そしてこちらが今回のメインとなる 高田世界館の入り口。
1911年創業の日本で一番古い映画館になるのだそう。
イベントがらみだったので内の作りがゆっくり見られなかったため
後日撮影旅行に出かけるつもり。

当日は午後から オームシャンティオーム「恋する輪廻」の上映。
実のところインド映画はまったく知識も興味もなかったのですが
歌って踊ってテッパンな構成で 最初は馴染めなかった俳優さんたちの濃いルックスも
終わるころにはすっかり馴染んでしまいました。
2007年公開のこの映画は 今でも根強いファンたちによって繰り返し上映されているようです。

マサラ上映という独特な鑑賞法も初体験。
映画の中の盛り上がりと一緒に 台詞に参加したり踊ったり(仮装もあり)
もっとも映画自体を知らないと あれよあれよという間に終わっちゃいますよね。
その道のプロの方たちが前方で 盛り上げてくださっていました。

片道1時間半の道のりを来てくれたカワくんは 
さすがにインド通映画通だけあって わたくしたちが覚えきれない俳優さんたちの名前を
いとも簡単に口にし、彼らがインドでは大スターであることを教えてくれました。
そして どさくさ紛れにアッシー君までさせてしまった車の中では
インド音楽がカーステレオから…。
一時間半 これを聞いてモチベーションを揚げながら来たのでしょうか。

映画の上映中は 紙吹雪やらクラッカーなどが自由に飛び交い
その代償として 館内のお掃除までが上映会というイベント。
紙吹雪の中には スターたちの写真が紛れ込んでいて 
掃除をしながら 何枚かお持ち帰りしました。



こちらが上越タイポさんぽのお土産。
大事に撮っておきたいと思います。


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なんちゃって台湾のカテゴリに入っていますが「なんちゃって」ではなく
夏から秋へ向けての台湾料理食べ歩きのまとめ。

以前母とランチで入って 得なセット(一人4品の小皿料理と
名物ウーロンゼリーなども食べられるコースに感動した台湾茶館2号店
ちなみに謎の1号店はないそうです。

2人で行っても8品頼めるのが楽しくて
できればもう少し大人数でオーダーバイキングを楽しみたいと思っていました。
そんなときおなじみのさっちゃん みよちゃん あっちゃんと集まる機会があり
こちらへ行ってきました。

4人で20品ほど、途中ふたつみっつ写真を撮り忘れたものもありますが
食べ過ぎで苦しいということもなく 食べたりないということもなく2時間。
中国茶も堪能してすごせました。

恒例の飲茶コラージュ。





全品は食べられないので再度トライしたいです。

地元には美味しいものがない のが悩みの種の某市に住んでいますが
お隣のさいたま市、大宮氷川神社参道に 台湾料理のお店ができたので
早速行ってきました。
この氷川神社の参道は木々深く気持ちの良い散歩道です。
台湾茶房e-oneさんは 外装はオサレカフェの雰囲気で
中も同じくですが 客家柄の生地をアクセントに オサレ台湾カフェの装い。
トップの画像は 電鍋のディスプレイもかわいらしく。



日替わりランチあったのですが 初めてのお店だったので
ルーロー飯と麺線のハーフハーフで。
スパイスの香りはさほど強くなく(実際わたくしが家で作るほうがずっと香りは強いくらい)
あっさりと頂けます。
ボリュームもそれほどではないので 豆花も一緒にオーダー。



誕生日近かったので仕事仲間のボードさんにごちそうになってしまいました。

ちょっと素敵な棚もあります。



豆花には お茶とヌガーもついて来ます。



こてこてのしっかり台湾を楽しむというよりは
普段のお散歩のついでにイタリアンとかフレンチのランチを選ぶような感じで
台湾料理をチョイス という日にいい感じです。

そして 来月台湾へ旅行へ行くというブログ仲間のるい嬢と
今度上越方面に一緒に旅行の計画を立てている りぃ姐さんnさんの4人で行ったのが
砂町にある 台湾屋台阿Q麺館
台湾はじめてのるい嬢の予習と旅の打ち合わせの会食です。

こちらでは ちょい飲みセットというのがお得。
一人3品の小皿料理と飲み物がセットになっているので
4人で行けば12種類。ほぼ小皿メニューがコンプリートできます。

この手のお料理は4の倍数でと日頃から豪語しているわたくしなので
今回も全種類制覇です。
ただし ここはデフォルトが3個らしい。
(先の中国茶館は 1皿2個が基本だったので2皿頼めばOKだった)
小籠包などの点心は 一人一つ味わいたかったので
小皿ではなく別に注文しました。





他に牛肉麺は外せないので単品で デザートは各自好きなものを選びました。
でも こちら大皿料理は別ですがデザートも小皿料金だったので
とてもリーズナブル。
マンゴーの氷讃はふわふわでおいしかったです。

そうそう 台湾に行ったとき雙漣の朝市で謎のお惣菜があったのですが
クラゲに見えたバーワンというこれ、ここで食べられることがわかりました。

最近はご飯はもくもくと一人で済ませるのがほとんどで
たまにこうして気の置けない仲間と あれこれ話しながら過ごす時間がとても大事になってきました。

年だねえ(笑)
でもまた創作意欲がむくむく。


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ここのところ嬉しくてこのケーキの画像を乱発しています。

盛り付けデザイナー飯野登紀子さんと植物自由区 片山陽介さんコラボのワークショップ
the green tableに 久しぶりに参加させていただきました。
今回のテーマはエディブルフラワー。
以前にも 食べられる花とハーブの集いの回に参加しましたが
その時はエディブルフラワーへの認識が甘くて きれいねーで終わってしまいました。

食べられる花 というとどんな印象があるでしょうか?

栄養価として期待するのではなく 視覚から楽しませる食用花。
これまで実のところ レストランなどで添えられてくるデンファレとか
あまり価値を感じていなかったわたくしなのでした。

今回 再度参加してみようと思ったのは
「白いケーキを生け花のように花でデコレートしてみたい」と思ったのが始まり。
このワークショップは 各自何かフードを持参して
それを飯野さんの器や小道具とアドバイスで 盛り付けデザイン、
さらに全体のテーブル全体のコーディネートをしていただいてからの会食となります。

白いケーキにこだわったものの
ショートケーキのようなものを持っていくには型崩れの心配があったので
大きめのガラスのボウル(蓋つき)に 
スポンジとクリームやフルーツを重ねてトライフルを作りました。
これは ポットラックなどにはおすすめです。



イギリス発祥のデザートということですが
そもそもは息子たちがまだ家にいるころのおやつ。
シフォンケーキが売れ残った時やスーパーのお安いカステラで作っていました。
わたくしは生クリームに甘みを付けないで緩めに泡立てて使います。
ただ それだけだとぼんやりとしてしまうので
酸味のある庭のブラックベリーをジャムにしたものをスポンジの一部に塗ります。

ゼリーを入れたりカスタードを入れたりする方もおられますが
かなり自由度も高く、一番楽ちんなのは 缶詰のフルーツミックス。
今回はぶどうの美味しいのがあったのでそれも参加。
スポンジに打つシロップをラム酒にすると大人のデザートにもなります。
(今回は子供さんもいると伺っていたので 缶詰のシロップを少々)

時間がたった方が クリームとスポンジとジャムが馴染んで美味しくなります。
個人的には 12時間くらいたった方が好きなんですが
よその方に食べていただくので 大事を取って当日の朝早くに仕込みます。

当日はお部屋の一部に花畑ができていて
そこからお花摘み放題で デコレーションさせてもらいました。
これ、本当に楽しい時間でした。
茎や葉っぱやガクは食べないのですが 立体的にしたかったのでアレンジメントっぽく。



周りのお花と馴染んでちんまりと。



セッティングの途中 グラス越しに撮影したりもします。



全員のお持たせがそろうとバランスを取りながら全体をコーディネート。
しばし撮影タイムとなるのですが この日はとても長い時間となりました。
わたくし どうもこのワークショップの時がつがつ撮りたくなって
結果 あとで見てみるとピンボケの写真が多くてがっかりします。





こちらは飯野さんがご用意くださった甘酒で作った杏仁豆腐。
シンプルなのに 食用のベゴニアが見事に。



少し角度を変え光の加減も変えてみると ディナータイムのような写真にもなります。

前日がお誕生日だったという方があり
実はわたくしの誕生日はその翌日 なんて口を挟んだことから
持参のトライフルにろうそくを立てて 皆さんにお祝いをしていただきました。



こんなふうにお祝いしていただくなんて 何十年ぶりだろう(笑)
押しかけ誕生日で恥ずかしかったけれど 実はかなり嬉しかったです。

いつも刺激を受けて帰ってくるこのワークショップですが
今回は特に具体的なものを使ったことで手ごたえたくさん。
華道家の母もこのケーキには興味を持った様子なので
今度番外編ということでなにかコラボで乱入しようかしら。

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