ヤマシタさんから頂いた金柑の木。
ここにも何度か登場しているが、この地に根付いてもうすぐ20年になる。
その姿は高く二階の軒にまでのび、枝はお隣のお庭にまでおよぶ。
ここ数年はほったらかしのわたくしにうずうずしているお隣の庭しごと大好きのおじいちゃんが 熟してくる頃になると わたくしの留守中に脚立を手に入って、剪定から枝の処理、実の収穫と選果、向こう三軒への配布までやってくださる。
今シーズンは暮れに、ほぼ完熟物と追熟が必要なグループに分けてくださつた。
それと一緒に ご自分のお庭の柚子をたくさんくださったので ちょっと手間をかけてマーマレードに。
金柑は、前シーズン好評だったので、あっさりシロップ煮に。
第一弾は あちこちへも送らせていただいた。
追熟組は 野菜保存袋に入れて年越し。
色づいたところで 追加のシロップ煮を作ることにしたのだが、柚子のマーマレードがことのほか良くできたので、同じようなやり方で 金柑マーマレードもつくることに。
まずはどちらもさっとお湯に通します。
今回は大粒のものはシロップ煮ようになべにひたひたの水で煮ます。
10分くらいしたら金柑の半量のお砂糖を、二三回に分けて投入。
ちなみに種はとりません(食べるときに出しますw)
小粒のものは横半分にどんどん切って、皮と中身をつるんつるんと分けていきます。
熱が通っているので ブドウをむくみたいに皮が取れてきます。
実の部分はなべに入れ 同量か少し多目の水で30分ほど煮てペクチンをとります。
煮詰まったら ざるで濾して、刻んでおいた外皮と砂糖(金柑全体と同じくらいの重さ)を二三回に分けて入れ、煮詰めすぎないように加熱します。
このマーマレード、煮詰め具合が微妙に違うと 飴みたいになってしまう。
今回は金柑煮ながら、かぼちゃのポタージュも。
黄色黄色の作業となりました。
これを使った焼き菓子もおすすめです。
これはまた別な日に。
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