散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



静かに静かに 川のせせらぎだけを耳にしながら
夜は更けていき 年とともに眠気に勝てなくなりつつある女たちは
気づくと一人二人…。こうなると早く寝たもん勝ち(笑)

何事にもてきぱきとことを進めたい けいちゃんは
ずいぶん早くに起きて朝ぶろに入ってきた様子。
薬を飲みながら参加のわたくしは 今回は朝風呂は諦める。

お風呂を済ませたけいちゃんと 宿の周りを朝の散策。
同じ景色が 前の日とは別の顔色を見せてくれるので
朝の散歩は欠かせない。



こと 川の流れは その日のコンディションで違って見える。
見る人間のコンディションまで映し出すようだから面白い。



旅先でよく撮るのが 橋の上からの景色。
特に意識していなかったけれど 大抵何枚か撮っている。



周りは今、緑がめきめき声を出し始めたころ。
普段あまり気づかない 銀杏の木も新らしい葉っぱを出し始める。



剪定されたところからまた新しい命が噴き出すように。



宿へ戻ると お座敷には西洋風な朝ごはんが。



なんと 籠の中には Bread & Circus のパンが…。
「昨日皆さんが袋を抱えていらしたけど…」とご主人。
いえいえ 現地の朝ごはんでこのパンが食べられるなんて もっとアピールしたら
お客さんどんどん来ちゃいますよ。



ジャムやパテなどこだわりの瓶詰などが惜しげもなく並ぶ。
パテはドイツから送られてきたものと聞いて よくばり女たちは一人一つずついただいてしまう。
そういえば こちらのお宿、客室以外のスペースには Stuff Only(英語) のプレートがあったけれど
なぜか 台所だけは Küche (ドイツ語で台所の意味)というプレートが付いていたのが
とても気になっていたので
パテのお話から ドイツとの関連をお聞きすると ご夫婦でドイツから帰国して
こちらのお宿を始められたとのこと。

一同 キャー素敵と 反応。
それで 台所のプレートがドイツ語だったんですねー。



サテ

湯河原周辺、以前にも来たことがあるのですが
実は観光名所と言った物はさほどなく、午後早く解散する女たちは
近くの万葉公園で しばし足湯につかることにする。



ちょっと幻想的なトンネルを抜け



滝の近くをマイナスイオンを浴びつつ散策していくと



いくつもの足湯スペースが利用できる「独歩の湯」があります。

ぞろぞろと場所を変え 足につかり





ちなみに これは 湯河原の町おこしグルメ、坦々焼きそば。
B級グルメにくわしいわいちゃんが調べておいてくれました。
辛い とのことでしたが我らには普通の焼きそばに目玉焼きのっけという感じ。

この人たちとの旅はいつも現実に引き戻されつつ
フェードアウトするかのように終わるのが常なのだけれど
今回も例外ではなく。
駅で 最後のコーヒーを飲みながら 電車の時間を気にしつつ
各自の都合でばらばらに解散するのが すごく心残す感じがあって
終わらない旅を続けているのかもしれない。


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定宿がクローズしたことで終止符を打った「熱海で遊ぼう」ですが
ひょんなことから 再び熱海へ。
ずいぶん前のことになるのですが とても素敵なお宿だったので
記録しておきたいと思います。

プランナーのわいちゃんが pの好きな窓のある宿があるから みんなで行こうと。
そして行きたかったパン屋さん「bread and circus」にも行かれると。

今回の目的地は 湯河原清光園
湯河原と言ってはいますが 実は住所は静岡県熱海市。
そしてこの清光園は なんと神奈川と静岡の県境に位置します。

まずは 現地集合で湯河原駅へ。
湘南新宿ラインのおかげで 東海道線方面へのお出かけがとても楽になりました。

サテ

このbread and circus
店内には5人しか入れないほどの小さなお店。
でも 中は充実のパンがたくさんの人気店ゆえ
5人ずつ入れ代わり立ち代わり入店します。



わいちゃんとけいちゃんは一足先に開店時刻に合わせて湯河原入りし
一泊旅行というのにカート持参で パンを購入。
この日ちょっと風邪気味だったわたくしは 後刻合流で
あらかじめいくつか二人にお願いしておいたパンを
ありがたくいただく。
エヌ子さんとわたくしは 午後到着後 まだ営業中だったお店で 追加購入。

清光園は ここからタクシーで。





閑散とした温泉街を抜け 川沿いを登っていくと橋のたもとにあります。



このお宿は 明治維新にかかわった政治家井上馨氏の別邸で
和洋折衷の地味ながら贅をつくした当時のたたずまい。
現在はドイツ帰りの素敵なご夫婦が 旅館として運営されています。



県境になる?川を渡るとそこがお宿。
えっ?ここが?というような 隠れ家のような建物です。





花の少ない時期ですが 緑のバリエーションが素晴らしい季節。



そんな中に咲いている一輪のピンクのバラがとても新鮮。

建物の中は 広い玄関から座敷と洋室の応接間、
トップ画像のランプはそこにあったもの。



古色蒼然の味わいのある引き戸。



ここを開けると 晴れた日には光があふれんばかりであろう応接間が。



こちらは 夕暮れ時になると 静かなシルエットで庭を照らす。



一日限定6名とあるけれど 実質は一組。
わたくしたちはこの素敵なお屋敷を 完全貸し切り状態。

二階には二間続きの和室が寝室になる。
窓はもちろん波ガラスで ゆらゆらと庭を映す。





昨年取り壊されたエヌ子さんのおうちがこんな感じだったわね。
と なんとなく懐かしい。





レトロ感満載の水回りとか



廊下に置かれた古い椅子も スモーキーないい色合い。



日が暮れれば ほのかな明かりの下で 家庭的なお料理の数々。



たっぷりのお野菜の前菜から始まって
親戚のお家に遊びに来たみたいな 飾らないご飯は 申し訳ないけれど食べきれないくらいのボリューム。

そして これは驚きの朝ごはんに続きます。


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お宿からバスで伊豆山中腹まで下ったあたりにある伊豆山神社。
こちらは「恋する神社」としてもご利益があるようです。
(と言っても pにはあまり関係がないかも……いやいや)

この画像では、姫とうなだれながら歩く女たちの微妙な距離感をお楽しみください。
距離差を広げながら てっぺんまで続きます。

蛭ヶ小島に島流しになっていた源頼朝が
源家の再興を祈願したとこのこと。
また正妻となる北条政子と出会った場所として知られているようです。
伊豆出身の北条政子は 平治の乱で島流しになっていた頼朝と出会い、フォーリンラブ♪
しかしながら 時代は平家全盛、父親の北条時政は絶対反対。
父の反対を押し切って 頼朝のところへ走るという情熱的な逢瀬の場所が この伊豆山神社なのだ。

ここには 二人が腰かけて愛を語り合ったという「腰掛石」なるものが。
姫が将来 良縁に恵まれますように…と 腰掛けてラブ注入をやってみました(笑)


 
あの…pさん「love」の手が違うんですけど…。

お参りのあとは 熱海駅に戻り、各自お目当てのお土産を探しながら
ランチのお店もチェック。
以前行った「大にし」の煮魚が食べたいと思っていたけれど、満席で断念。

毎回同じように町中をだらだらと歩きますが、なんとなく飽きない街です。
わいちゃんが気になっていたという「おにおん亭」にするか老舗の「スコット」にするか
前回はお茶だけだった「ナギサカフェ」にするか……そのほか 最後と言うこともあって
気にあるお店は全部チェック(笑)

昨日も洋食だったものの、洋食モードだったのか最終的に「おにおん亭」に決定。
こちら外観はなつかし系ですが、内装はふつうのござっぱりした作り。
席数は多くなく ゆったりとしたスペースで静かにお食事できます。
メニューは オーソドックスなハンバーグやオムハヤシ、カレー、グラタンなど。
それに交じって 限定の「さざえのスパゲティ」が気になって仕方のないわいちゃん。
さざえの肝をベースに塩味のパスタとのことで、悩んでからオーダー。

ペペロンチーノにちょっと海鮮の香りがプラスされたような感じかな?

わたくしは最後まで悩んで エヌ子さんと一緒に、定番のハンバーグ。

このつやつやのデミグラススースが美味。
そして ハンバーグステーキとはこうあるべき 的な盛り付けに注目。
ともすれば おまけ程度のほうれん草が 実にたっぷり。
焼き加減は かなりレアで、いわゆる「肉汁」がじゅわっと…。


けいちゃんはオムハヤシ。
のっているオムレツを その場で自ら切り目を入れて開いてからいただきます。

今回のお食事は 前日の「とん一」といいケーキと言い、実に「丁寧な」「基本に忠実な」
安心していただけるものが多かったと思います。

……で これだけでは終わらなくて、
お薦めなのが 「住吉屋」のとろけるチーズケーキととろけるショコラ。
(画像ないのですが、もし 熱海に行かれたらぜひ)
イートインスペースはありませんので こちらはお土産に。
ちなみに お取り寄せも可能。今回このとろけるショコラを試食してノックアウトでした。

そして最後の最後に、行ったのが「CAFE KICHI
古民家改装のカフェです。
いつも満席で入れなかったのが 今回はOK。
子ども連れだったので 一階席にということで窓際に座って人間ウォッチング(笑)


旅先でのとても好きな時間。


この電気のかさ、いいでしょう?

わたくしは スコーンにいちごとミントのジャムを添えて、びっくりするくらいたっぷりのチャイを。



こちらは チャレンジャーわいちゃんの さつまいものスープセット。赤米のパンを添えて。


駅からも近いので、電車の時間合わせにも便利だと思いますし、
二階席はゆったりまったりの作りで、喫煙可なので夫と来てもいいかな?

おかげさまで 熱海のおいしいもの堪能させていただきました。
これは 近々何かの形でまとめて記録しておきたいと思います。

懲りない女たち 熱海編は ひとまずこれにて大団円ということで。
おつきあいくださいまして ありがとうございました。

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タイトル「竹」はほとんど意味がありませんのであしからず。
(先の「梅」に対して今回は松竹梅でまとめようとの魂胆が見え見え)

さてさて、梅の香を楽しんで久しぶりに温かい日差しも楽しんで
最後の宿泊となるお宿で 明るいうちに露天に入ろうと伊豆山へ。
梅園前のバス停は長蛇の列。

来宮駅へ歩いて向かう途中、往路で見つけた「菓子の木」で
カラフルなタルトやケーキを夕食後のお楽しみ用に購入。


ここもまったくノーチェックだったけれど、女たちの「感」には外れなし(笑)
けいちゃんなんて 梅園に行く前から
「帰りはあのケーキを買おう!」と 子どものように言い続けていたし。
左から サンマルク 和栗のモンブラン ブルーベリーチーズケーキ いちごのタルト チェリータルト。
わたくしはサンマルクとモンブランを食べたけれど、手抜きしないで作られた手堅いケーキ。

チェックインの時間を待って 早速露天へ。
ここは 保養施設なのでとても清潔で気持ちがいい。
贅を尽くした老舗旅館のお風呂のような豪華さはないけれど
馴れた場所でくつろぐ至福の時でございます。



こちらは 東山魁夷ふうの 題して「青い夕暮れ」
久しぶりに絵の具を出してみたくなりました。

最後なのでこのリピート率の高さの要因について少々(笑)

某業界の保養所なのですが、ルームチャージ制で組合員外の我らは4人部屋でひとり6500円。
ちなみにお部屋は 和室・ベッドルーム・応接・2トイレ・3洗面所・お風呂。
この トイレと洗面が複数あるというのは、女たちにはとっても魅力。
二部屋に別れて就寝しますが、その組み合わせも毎回変える楽しみも。

それにプラスして お食事代が夕食2200円 朝食800円。
9500円で一泊出来るというのが魅力のお宿。
(わたくしの中で、ブログではあまりお金の話はしたくないというガイドラインがありまして
今まで触れませんでしたが、この金額はちょっとオドロキでしょう?)

懲りない女たちの住まいは それぞれ一都三県なので 在来線で移動ができ集まりやすい。

冬でも比較的温暖。

と、いうところでしょうか?

そして、こちらがその早春のお献立。


4回利用しましたが、毎回季節ごとの遊び心満載で、たっぷり楽しませていただきました。

こちらは 夕食と同じくらい楽しみにしている朝食。


朝からお粥と白米両方頂いて、御飯の進むおかずも沢山。
パンの朝食も選べますが、やっぱりここは和食でしょう。

チェックアウトも11時とゆっくりなので、満腹のお腹を休めて
バスに乗り込みます。
伊豆山は、熱海中心部から外れているので 多分もう来ることもなくなるねと
最後に伊豆山神社へお参りしてくことになりました。

…………「松」の回に続く

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先日 「懲りない女たち」のわいちゃんからメール。
「(閉鎖が決まって最後の予約で満杯の)熱海の宿が奇跡的に取れた」
もちろん懲りない女たちは次々と参戦表明。(懲りない女たち=pの35年来の友人)
今回は5歳にして香港旅行を経験したお姫様も参加。

結局この一年間で 熱海(それもすべて同宿)へ4回も出かけてしまった。

ほぼ一年前、梅まつり最終日に訪れた時は 
冷たい雨に負けてしまった梅園を今回はまずは堪能しましょう。

梅園へはJR伊豆線の来宮駅を利用。
今回の第1食目は、駅近くの「とん一」にて。
こちらは 日本の洋食屋さん的な美味しいメニューがいっぱい。


こういうお店では やっぱり「カニクリームコロッケ」が好き。
せっかくなので 牡蠣フライとコロッケをシェアして満足。
とっても丁寧に作られたフライがとても美味しく、
場所的にはわざわざ訪れるところではありませんが 「う」の引き出しに入れておきたい。

チャージのあとは、梅園近くの来宮神社にお参りをして、
天然記念物の大楠から パワーをもらいます。

幹周り なんと24mもあるそう。

来宮神社から だらだらと坂道を上っていきますと
熱海梅園に到着です。


桜のような「満開!」というインパクトはないにもかかわらず
心惹かれるのはなぜ?
咲いた咲いた桜…ももちろん素敵だけれど、
これは梅の奥ゆかしさのなせる技かもしれません。



ついつい 「わたしわたし!」と自己主張ばかりしてしまいそうな時
この 梅の花の奥ゆかしさ、謙虚さを思い出そう(笑)



途中なんども花に鼻を近づけ 香りを確認していたわいちゃんとエヌ子さん。
いかがでした?



ほのかにほのかに……梅の香巻っておせんべいがあったよね。
久しく食べていないけど。


こちらは、園内にある滝。


滝の裏側から見える梅……のつもりだったのだけれど
うまくいかない。シャッタースピード落として落として撮ってみました。


こちらは 今回数少ない窓の写真。中山晋平記念館にて。
窓に映る空がちょっと素敵かな?と。

風情のある情景はこれまで…。
花より団子でこの後は 恒例の熱海うまいもん巡りのはじまりはじまり…。



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チェックアウトは11時とちょっとゆっくり目。
早起きわいちゃんが、二度寝しているそばで
残りの三人は、今回幾度となく話題になっていた「草食男子」について語り合う。

この内容についてはまた後日書かせていただくとして…

遅いチェックアウトだったのと、熱海の見どころは大体見尽くしていたので
「せっかくだから プリクラ撮らない?」と提案してみた。
一同、結構乗ってくれたのだが、熱海にはゲーセンがない(ようである)。
結局 プリクラは撮れなかった。

最初の旅行のときにググっていた「ナギサコーヒー店」の「ナギサカフェ」のテラスが
海が見えて、オサレな感じがしていたので
今回は行ってみよう と言うことになる。
…と言っても 皆が期待しているほどのオサレなカフェではないかもしれないので
言い出しっぺのわたくし、「無理に行かなくても…」とちょっとだけ弱気になっていた。

何度となく歩いてきた熱海銀座。
わいちゃんが 「ここのモカロールが食べたい」と言っていた「フランス菓子モンブラン」というケーキ屋さんに
偶然出会う。

ここも 路地をちょっと入ったところにある、一昔前のケーキ屋さんふう。
朝ご飯をたっぷり頂いた後だったので
お昼代わりにケーキを…と即決、ケーキ屋さんにあるイートインスペースで頂くことになる。
ここのモカロール、かの文豪谷崎潤一郎先生が、執筆中に愛好したという由緒正しいロールケーキ。
最近のロールケーキブームとは 一線を引くものである。


並んでいるケーキも、オーソドックスなスタイル。

モカロールモカロールと騒いでいた割には
いざ選ぶ段になると、あれこれ目移りするのが常。


わいちゃんとけいちゃんは、サバランにクリームを絞った「モンブラン」


エヌ子さんは 初志貫徹で「モカロール」


わたくしは最近気になっている「レモンパイ」(季節限定)を。

自分で選んだものは一個食べたい などと言っていたけれど
結局 皆でちびちび味見をしながら。

これがなぜモンブランなのだろうと思いつつ、
サバランに絞られた白いクリームが 雪山を表現しているらしいとか
モカロールは、実に上品な味だとか
レモンパイが、p的には、かなり甘めのケーキだったのだが、レモンが凝縮していて美味かったとか…
昨今のロールケーキブームやバームクーヘンについて
べらべらおばさんちっくに語るアラフィーたち。

(これで鬼門のナギサカフェは消えたかも?)と思っていたら
「このまま帰るのはもったいないから ナギサカフェとやらに行ってみようではないか?」となる。

海岸沿いをお散歩しながら、ナギサカフェを目指すも、見つからず。
人に聞くとコンビニの上とのこと。
ちょっとイメージ違うかも と思いながらたどりつくと、確かにコンビニの上にテラスらしきもの。

細い階段を恐る恐る昇っていくと、国道を隔てて海の見えるテラス。



うーん どんなものだろう…と
オススメと言うホットケーキとサンドイッチを4人でシェアすることに。
(最後に外したかなぁ…と不安なわたくし)


ちょっと傾きかけた陽ざしの中のホットケーキ。
ふんわりさっぱりした、外れのないお味。

そして、お店によって当たり外れの度合いの大きいサンドイッチ。



見た目は普通なのですが、これ、とくに卵サンドがやたら美味しい!
ゆで卵&マヨネーズではなく、薄焼きオムレツタイプ。
p家では、マヨだめおつうがいるので、卵サンドと言えばこれなのだが、
このオムレツ、塩加減といい厚さといい、サンドイッチによくフィット。

「この卵サンド、妙に美味しい」と、思わず口にしてしまうほど。

最後に美味いもんで締められて、本当によかった(笑)


思えば、観光地とはいえ、温泉リピーターを集客するには
美味いもんがなければ続かないであろうし、
シャッターの降りているお店も多いけれど、ここがまだまだ日本のリゾートとして残っていくといいなと
熱海フリークとしては応援していきたい気持ちになりました。

…と言うあたりで、♪ちゃんちゃん(無理やり締めてみた)

次回はハワイに行こうという壮大な計画も提案されて
とりあえずパスポートを取っておくように、というミッションがくだされたのでありました。












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朝の風景を楽しむことができるのも旅先ならでは。
普段の生活では、のんびり朝焼けを楽しむなんてなかなかできないので。
それを実感したのがこのときの旅行。

朝早く起きだして、大胆にカメラ三昧したのがこのとき。

今回も早起きのわいちゃんは、ひとりでしっかり起きてお風呂に行っていました。
わたくしも、ちょっと遅れてそっと露天風呂へ。
その前にちょっと窓から 空の動きを観察。


東側の空が うっすら紅色に…。

ぼんやりと眺めていると 空が動き出す。



雲の扉が開きだすと あっという間。


なぜか頭の中に「未知との遭遇」というテロップが流れるのは
実に想像力貧困だから。


沖の方にちょっとズームしてみる。
静かな海のさざめきまで じーんと浸みてくるひととき。

もちろん BGMはカシオペアのASAYAKEでお願いします。

今日もお天気が良くて、初めて露天から青空を見上げることができました。

さて 今日はどこへ行きましょうか?



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熱海は伊豆山にある某お宿。

このお宿は全室オーシャンビュー!なのになのに
過去2回はお天気に恵れず、とうとう三回目になったわたくしたち。
やっとやっと窓から初島まで見ることができました。

でも時刻はもう4時を過ぎており、どんどん迫る夕闇。



旅の空の夕焼けは 格別にいい。
家に置いてきた日々のいやなこともなにも 一時全部わすれることができてしまう。

………って このメンバーじゃそんな感傷にふけっている暇はなく
ほらっ お風呂行くわよ。
お風呂が済んだらご飯よっ!

どうもこのお宿、来年初めに閉鎖されることになったらしく
これが最後のお献立になるかも…。
初冬のお献立、一挙掲載…。

前菜 特製ソースのローストポーク むかご進丈 
   帆立のしぐれ煮 栗の渋皮煮 とまと煮


先付 甘海老博多と生湯葉の白醤油かけ


向付 鮪の長手作り いくらと平目の昆布〆サーモン


煮物 射込み蕪釜(つる人参 紅葉麩 蟹 栗 椎茸)


鍋物 牛鍋


焼き物 鰆の駿河湾ソース(桜海老と玉ねぎ) 菊蕪


揚げ物 吹き寄せ揚げ 柿みたて 蓮根 舞茸 海老天
 この柿にご注目!
 海老しんじょに、しめじのかさをひっくり返して 柿のヘタにみせています!


お吸い物 卵豆腐 かざり紅葉 五目団子 


デザート かぼちゃプリン&いちご

ああ 極楽極楽…。
季節ごとのしつらいをした食卓ってやっぱりいいなぁ。







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今回の熱海旅行の写真を整理していたら、わいちゃんから「食べものがいっぱい」と言われました。
確かに 二日間、何を食べよう…と考えてばかりだったかも(笑)

七湯巡りツアーが1時半からだったので
お昼前に熱海着、早速お昼を食べる場所を探す。
いくつかググってはあったけれど、その時のフィーリングで決めるのがわたくしたち流(笑)
前回はそれで大当たりの煮魚定食だったので
今回も己を信じて(って大げさ)

食事をするところを探しながら 結局午後回るはずの七湯のほとんどを回ってしまったアラフィーたち。

今回も、路地裏をうらうらと歩いているうちに
イタリアンなんだけど、「日本の」イタリアンって感じの
名前も「かぎや」というイタリアンレストランを発見。
周囲には、オサレなイタリアン乱立地帯なのだけれど
一見は一番垢ぬけていない感じのお店をチョイス。

これがなかなかまたまた当たり。
釜焼きカレーと釜焼きピザ、どちらも食べたいわたくしたち。
ランチメニューのカレーとピザを二つずつオーダーして、しっかりシェア。


こちらは 前菜のスープとお野菜。
優しいお味。



パエリアパンで焼かれたカレー。卵を崩していただきます。



一枚目のピザ、マルガリータ。
バジルがふんわり香って美味。


オリジナル。
生ハムと生トマト、オリーブ。
4人でシェアするのにトッピングの生ハムを切り分けるのに大変苦労したりしました(笑)
このピザは 薄焼きで本格派。わたくしたちにはちょうど良いボリュームで 全員満足。



デザートのグレープゼリー。
ドリンクは2ドリンクフリーで、ワインもOK。
コストパフォーマンス的にも、とても満足なお昼になりました。

垢ぬけてない なんて思ったけど
しっかり気分はナポリ(笑)に。




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今年になって三回目の熱海。
過去二回ともお天気に恵まれず、真っ白な風景ばかり。
第二回第一回はこのあたり。

どうしても諦められないアラフィーたちは三度目に挑戦(笑)
この数カ月、よい子にして過ごして来たご褒美に?
ぽかぽかと暖かいいいお天気に。

今回はオンたま‐温泉玉手箱というイベントの開催期間中だったので
ちょうど日程の合う、「フラワーキャンバスと七湯を歩く」というツアーを、わいちゃんが予約してくれました。
ジモティのおじいちゃんが、熱海の町並みや熱海七湯を案内してくださるというもの。
ちょっと穴場的な路地裏や抜け道などを散策できて、なかなか楽しかった。



ひもの屋さんのイカもこうなるとちょっとしたアートに。



なんとなく 味のある窓、今回も発見!



温泉の熱のせいか、ひときわよく育ったアロエ。



ランダムに吹きあげる間欠泉も楽しい。



こちらは 豆相人車鉄道跡地にある記念碑。
昔々、乗り物が坂道に差し掛かると、安い運賃で乗車しているお客さんは
降りて車を押さなくてはならなかったそう。
このレリーフは 何度か見ているはずなのだけれど
今回初めてその由来を知りました。




これは エヌ子さんが「熱海のガウディ」と名付けた住宅。
なにげなく通り過ぎてしまうと気づかないのですが、見上げてみると微妙なカーブがオサレです。



これはガイドさん一押しのトリビアポイント。
なんだと思います?
車のびゅんびゅん通る国道にぽつんと。



「ダイアモンドに目がくらみ~」の「金色夜叉」初代お宮の松跡地(笑)
ちなみに トップ画像はあまりに有名な蹴りとばしシーンを けいちゃんとエヌ子さんが再現。

ツアーのゴール地点の公園には、花の少ないこの季節にビオラのフラワーキャンバス。



熱海の梅と桜がモチーフです。



湘南の海とはちょっと雰囲気の違う、熱海の海を堪能して…。

今回も、おみやげスナップを撮ってきましたので よろしかったらおつきあいくださいませ。

************************ 続く。

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宿についてエレベーターで案内をしていただいている間もうるさいわたくしたち。
たまたまその時は 「松田聖子のデビュー曲はなんだったのか?」
記憶が薄くなり始めている一同 勝手なことを言い合う。
エレベーターの中で小さくなっているスタッフの方に(笑いをこらえていたのか?)
「知ってます?」とふってみる。

「・・・いや~その頃私小学校2年くらいだったから」
「・・・」
「あっ でも松田聖子は知ってますよ、近所に女の子ばっかりだったから
真似するのを聴くお客さん役をやってましたから」
「そーか…」
(突然大人しくなる女たち)
エレベーターから部屋までの距離が微妙に長く感じられたのは
彼だけではなかったような気がする。

さて 「秘密の花園」と聞いて 松田聖子を連想する人、
バーネットの小説を思い浮かべる人、ドラマを思い出す人、
あなたはどれ?

今回は観光地っぽいけれど ちょうどピンポイントでいい時期に来ているのだからと
アカオハーブ&ローズガーデンへ行ってみることに。

熱海駅からバスで15分ほど。
錦ヶ浦の岸壁を望むひと山が、ちょうど今はバラの花がまっさかり。

ちょろちょろっとバラの咲いた通路を散策する程度だと思っていたら
バスで山頂までぶーん、その後ゆっくり花の咲き乱れた山を歩いてくるという
なかなか素敵なひと時でした。
もちろんバラだけでなく、季節の花々がいいように混ざっており、
ローズウエディングなどもできるとのこと。
(これはかなり賭けですね この時期は)




こちらはバラのアイスクリーム。
バニラアイスに ローズジャムをかけただけのものですが
ジャムがかなりリッチなので、美味しい。


最近 淡い色、パステルトーンのようなバラをよく見かけますが
真っ赤なバラはやっぱり正統派?と言う感じで 目を惹きます。


花びらの外側に向かってグラデーションで色づいていくのは とても好み。
もともと 美術で絵を描くとき、唯一わたくしがこだわった(こだわることができた?)のは
グラデーション。
水彩でぼかしていく作業が好きでしたね。
トールペイントをしていたころ、筆の外側と内側で絵の具の色を変えて描いたバラが好きでしたが
このピンクのバラなんてそんな感じ。
とても清楚で好きです。


気持ち的にやはり「ピンク」だったのかも?


気が付いたら ピンクのバラばかり撮っていました。


そして 上りのバスの中で見かけて わくわくしてきたのが
「秘密の花園」。
もちろんわたくしは、バーネットの「秘密の花園」派でございます。
(でも そのストーリー かなり忘却の彼方に飛んでいるようなので
近々図書館で借りてこようと思います)


この生垣で作られた入口、ほぼ、子供のころ読んだ本の挿絵のイメージ通り。
(強いて言えば 入口はもっとツタに覆われていて
錆びた鍵を使ってそーっと開けるというものだったと思いますが)


門をくぐると 色とりどりの花が満開でちょっと別世界。


こんなレンガの小道も 十分すぎるくらい萌えポイント(笑)

やたらにはしゃぐものだから、「もういい?堪能した?」と聞かれてお名残り惜しいけれど。


このたび最後のお食事は(やっぱりこれだ)ガーデン内にある、Mille Fiore
錦ヶ浦を一望できるロケーションはいいのですが、
階下のバラグッズ売り場かはたまたトイレの芳香剤か、
食事中にちょっと人工的な香りが漂ってくるのが残念。


こちら わたくしのいただいたボンゴレベスカトーレ。
うーん、ハーブが沢山入っているのですが、シーフードは明らかに冷凍だし、
もう少しジューシーなものを予想していたせいか 星は今一つかも…。
締めくくりにはちょっと残念。

無理なく無駄なく二日間を過ごすことができて
疲れも翌日に残すことなく、大人の休日?
帰りは 小田原から湘南新宿ラインで最寄り駅まで乗り換えなし、という便利さ。

しかしながら 心残りは宿からのオーシャンビュー。
あくまでも、懲りない我らはこれにこだわり続ける!(笑)

ということで、秋には再度 熱海レポートをお届けできると思います…。

ちゃんちゃん♪







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シャッターの降りている店舗も多く、
前回の梅まつりの時期よりは人気も少ない熱海界隈。
画像は 起雲閣へ向かう途中見つけた、「熱海っぽくない窓」(笑)
サンタフェふうでもあり わいちゃん曰く「ベトナムっぽい」
なぜかバラの花一輪で きゅっと締まって見えます。

さて 保養所という感覚で行くと嬉しい裏切りの待っているこのお宿。
残念ながら 今回もオーシャンビューは望めず。


しかしながらお料理は 月替わりで楽しめるため、
今回も新しい発見がいっぱい。
一貫したコンセプトはあれども、お味も見た目もとても新鮮に。
(参考までに前回のお料理はこちら
ちなみに 学習した女たちは、今回は舟盛りは頼みませんでした(笑)

5月の終わりということで 端午の節句の名残りのあるお料理。

さくらんぼ酒
先付(右手奥)春野菜果実酢にて 独活 蕨 蟹 キゥイフルーツ ラレシ
前菜(左奥) 穴子と大葉の絹田巻き つるちまき 竹の子合鴨挟み ホタテの羽二重蒸し ミニサクランボ
向付 (手前) 初鰹 車エビ 一口鮪 


煮物 生春巻き包み あわび茸 きぬさや 銀餡


鍋物 牛すき焼き (水菜 榎木 長ネギ うどん 牛肉 ごぼう)


焼き物 銀だら西京漬け きゃらぶき

揚げ物 ポテトチーズ 椎茸 サボテン (画像なしです)


デザート グレープ炭酸の二層ムース 柏餅

前回も感じたのですが 煮物がとても美味しい。
献立にはなかったのですが 白身の魚を揚げたものに甘酢あん というのも一品ありました。
これも唸ってしまう美味しさ。

そして カツオのたたき。
季節ものなのでおうちでも何度か登場しますが、
どうも 生臭くてわたくしはあまり食べません。
(男性陣は喜んで食べますが)
しかしながら 今回のかつおは 薬味も生姜だけなのに
まったく臭みなく、とろけるような美味しさでございました。
やはり 友達もかつおは食べるけど 臭みがね と同じようなことを言っておりましたし。

すべてしっかりいただいて満腹。
前回、よくこれで舟盛りのお刺身を食べたね と自分たちのことながら
ちょっと驚いてしまいました。

これで夜のおやつは全くなしでOK。
やはり目で舌で感触で楽しむお料理は、お腹のもちも違います。
自己満足ながら こうして画像で残しておくようになって
さらに楽しみが増えたような気がしています。


こちらは翌朝の朝食。
和食 洋食が選べますが、当然和食を。
朝から こまこまと一口ずつ味を換えながらいただけるご飯は最高です。
今回は添えられていた 焼き生姜(焼いた生姜をしょうゆとかつおで煮たものらしい)が
丸くていいお味だったので 生姜好きおつうにお土産に購入。

さて 外は曇り空ですが 傘は要らないようなので
懲りないアラフィーたちは 薔薇の園へ出かけることに・・・。

もうしばらくお付き合いください。


余談ですが…いつもは誤ってページバックなどしてしまうと消去されていたブログの編集画面。
自動保存ができるようになったみたいですね!
このページ 散々入力した後、間違って戻ってしまったら
なんと 復旧できました。 すごい! gooさん!(笑)



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わたくしの実家をご案内いたしますわ…おーっほっほっ(笑)


以前から アンテナが反応して行きたいと思っていた「起雲閣
熱海駅から20分ほどのところにある、広大なお屋敷でございます。

1919年、内田信也氏がお母様の療養のために建てた別荘が始まりとなります。
実業家として大正~昭和にかけ、活躍したということで
その建物は贅を尽くした造りです。
おもにこの時代は 和室の充実期です。


この和室に使われているガラスは、
ゆらゆらと歪んで見える典型的な日本ガラス。



もちろん大正~昭和の建物と言えば わたくしの萌えポイント。

その後 1925年 根津嘉一郎氏がここを取得し、
(意外に早く手放されたのね)
ローマ風浴室やアールデコ調の洋間などが増築されます。
内田氏と同様、当時の実業家で、ローマ風あり 西アジア風あり
ヨーロッパ風ありと、ちょっと節操がないんじゃない?と突っ込みたくなるくらいの趣味の良さ(笑)
それでも 後に文豪たちが執筆活動のために滞在したと言われる、その建物オーラはじんじんと。


窓のからの風はさぞかしさわやかだったことでしょう。



窓にも天井にもステンドグラスを多用した タイル張りの洋室。
このガラスもタイルも当時の一流の職人さんたちが関わったものだそうです。


このタイルは まさに萌え~♪




こちらはビバルディの「四季」が似合いそうな(イメージ貧困)食卓?
ちなみに玉姫というお部屋です。


部屋を仕切るドアも どっしりとしたもので統一。
ごつごつした質感で存在感いっぱい。

群馬、四万温泉にある「積善館」を彷彿させるようなローマ風浴室。
これ、観たかったんだ~


冬場はかなり寒そうですけれどね。

味のあるカランも 近くまで入れなかったので望遠で撮ってみましたが…わかるかな?

この建物は昭和に入って1947年、桜井兵五郎氏の手に渡り、
旅館として開業、太宰治や山本雄三、志賀直也 尾崎紅葉などの文豪が好んで滞在したそうです。



順路通りにまじめに見学するほかの3人に対して、
団体行動とれず、勝手にうろつくわたくしですが、最後は起雲閣まえの甘味どころへ…


(少々ピンボケです)

こちらはとても愛想のよいマスターさんのいる「福屋
クリームあんみつをいただいたのですが、このあんこは白餡にオレンジピールの入ったもの。
バニラアイスと相性がいい新製品ということで 新製品にも弱いわいちゃんとわたくしはこちらを。

しろあんのあんみつは初めてでしたが、ほんのり柑橘のピールの味とアイスクリームと相まって
さっぱりした美味しいあんみつでした。

前回は雨で何もできませんでしたが、
今回はかなり充実の初日を過ごすことができました。
チェックインにもばっちりのお時間となりましたので お宿へ向かいます。




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前回の熱海旅行は 生憎の雨模様で
白濁した山中で不完全燃焼だったわたくしたち。

懲りない4人組が再度訪れた熱海。
気象予報は悲しいことに曇り→雨?
(梅雨時に計画する方もする方ではあるけど)
もう6月の声を聞かんとしているのに なぜかコートが必要な寒さ…。

せっかくリーズナブルなお宿に泊まれるので
交通費ももちろん有料特急など使わずに、湘南新宿ライン→快速アクティーの乗り継ぎにて
現地到着。
前回は雨がひどくて 駅前の足湯につかるのも儀礼的に終わったため
今回はしっかり堪能。
30分近く浸かっていたかも…(待っていた方もいらしたかも ごめんなさい)

しかしながら 足湯の効果というのは噂に聞く以上。
ここに着くまでに 冷え冷えだった私の足先は
ぽっかぽかで 足取りも実に軽くその日の行程を過ごすことができました。

まずは 恒例のお昼ご飯探し。
今回もノープランです。

熱海銀座を歩きながら 一同足湯でかなり空腹感を訴えており、
それでも 妥協はしないぞ の眼力で 美味しそうなお店を探す。

本線からそれた所に見つけたのが 場所的には実に穴場的な「割烹 大にし
アーケードに小さく掲げられた看板に「限定50食」と書かれた定食に
「限定」の文字に弱いわいちゃんとわたくしが反応。


まったくの予備知識なしに 4人なら怖いものなし で入ってみる。


入るなり、入口付近には今は使われていないと思われるカウンター一式。
奥は薄暗い、ちょっとひなびた感じの飲み屋さんふう。

定食は お刺身 天ぷら 煮魚 とあったので
うっかり3種類とも食べられるのかと思っていたら
この中から1品選ぶタイプでございました。
もたもたしていると 女将さんに叱られます(笑)

おひとりで仕切っておられるので 愛想はありません。
なんだか怒られているみたいですが、お客さんは次々と訪れます。

わたくし、自分ではなかなか満足いく仕上がりにならない煮魚を。


お隣の方が一足先に食べているのをちらりとみると
真っ黒な煮汁に 金目の目玉と何やら四角い物体。

こんにゃくかな?
と思っていたら なんと 絹ごし豆腐でした。
煮魚に 焼き豆腐を入れたりすることはありますが
柔らかい絹ごし豆腐。
お箸を入れると3分の2くらいまで 煮汁が浸みていて いいお味。
金目も半身で実においしい。
この色なので さぞかし濃いと思いきや しょっぱくなく
コクのある感動の煮魚でございました。

お恥ずかしいのですが わたくし、魚を煮るのが苦手。
煮すぎてかちかちになった鰈や、しょっぱくて食べられない金目など
過去に背負うキズ多々あり。


こちらは お刺身定食。
桜海老とアジ、鮪です。
それぞれ 1050円。
ご飯はお変わり自由です。

普段米粒はあまり大量には食べられませんが、
煮魚の煮汁をかけて いただくと予想以上にいけます。

どうしても旅館やホテルでの夕餉は豪華になりますので 
お昼は美味しいものを軽く と言う方にお勧め!
また 熱海のお気に入りができました。

ちなみにこのお店。
帰ってきてから調べてみると 女将さんのことがクチコミにかなり登場していますが
それもなんだか らしくて好感のもてるお店でした。

さてさて 懲りないアラフィーたちの週末。
またしばらくお付き合いくださいませ。

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雨の中で ひときわ赤い色が目を引いた椿。
根元にぽとんぽとんと落ちた花も、雨でまだ痛んでおらず
霧のなかで その存在感。



モノクロの、墨絵ともすこし違う木々の描く曲線。
描くとしたら どんな手法で描くのかしらん。



けいちゃんが、「なんだか文豪がじっと見ている気がする窓」と表現した窓。
うん 確かに。
筆に行き詰った文豪が、現代の人たちを クールに見つめてる?



こちらはその反対側の もしかしたらお店の店員さんが住んでいそうな窓。
夜になると ぽっと灯りが灯って、帰ってきた主の影が浮かぶよな。

もうひたすら雨模様なので、早い便で帰りましょう ということになり
バスで熱海駅へ。

熱海銀座をいったり来たりも楽しいし、
お店でいろいろ試食して、新しい味と出会うも楽し。

最後の御飯は、どこも混んでいて、
「笑・○」とか「○ック」になりそうだったけれど
絶対やだやだ…と阻止するわたくし(わがままですみません)
だって 熱海に来て ○ック食べるの嫌だったんだもん(笑)

で やっと入れた、雑貨屋兼カフェ、「藍花


手造り雑貨のお店らしく、わたくしたちとかそれより上の
おばちゃん率が結構高かったなぁ(笑)
これは限定藍花弁当。

かなりボリュームのあるお稲荷さんと くみ上げ豆腐など。
軽く食べようなんて言っていたけれど 御飯の量があるので重かった。
ちょっとしたグラスもおしゃれなお店でした。



こちらは 前日から賑わっていた まる天のじゃがバタ天。
ここに来るまで知らなかったのですが 
串にささった揚げものを 若い青少年が群がって食べていたのが印象的。
(男の子が多かったね)

このじゃがバタ天は、テレビで取り上げられたらしく
どんどん売れて行ってしまう模様。
さつまあげのような練り物の中に サイコロ状のジャガイモが入っているのだけれど
わたくし、かなり好きです。
おうちに持って帰って、まだほんのり温かいのを
ひとつぱくりと食べてしまいました。



じゃがいもは ほくほくのものもあれば ちょっとじゃりっとくるものもあり。
断面はこんな感じ。

おつうは、あまり好きではなかった模様ですが。

ああ それにしても 結局 食べ物に終始してしまう。
なんとかならないものか…。

でも あっというまの温泉旅でしたが 楽しかったなぁ。

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