散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



三年あまりの夫の鎌倉住まいが先週終わり
次の任地に旅立った。
(と言ってもこの週末は法事やらなんやらでさっそく帰省中)

縁は異なものとはこのことで
ここのところ鎌倉がらみの活動が続いて さらに土地の魅力も手伝い
交通の便も手伝って 掃除洗濯そっちのけでよく通ったと思う。

行こうと思えばいかれる距離ではあるが
こんなことでもないと 行かない場所でもある。

観光者目線で暮らす夫と
生活者目線で観光したいわたくしの利害も一致して
楽しい3年間だった。
なによりも 我が家の平和を保つ「ほどよい距離感」も特筆すべきかと。

そんな最後の週末、大好きなレンバイ(レンタルバイクではありませんよ nさん)で
鎌倉野菜を購入して ボストンバッグでお持ち帰り。

葉物が充実していて 目移りしてしまうけれど
鮮やかな色のスイスチャービルやラディッシュに蕪
紫色のきぬさややグリーントマトなど。

トマトは天ぷらにしたところ 新鮮な食感と酸味でなかなか好評。
紫のきぬさやは 茹でてしまうと色落ちするとか。
レンジ加熱か蒸すことでなんとか色が保てるけれど
個人的には緑のほうが好きかもしれない。

スイスチャービルと薄紫の蕪、ラディッシュはピクルスにも。



お気に入りのピクルス用液がなかったので
シンプルに 酢100㏄ 水100c 砂糖大匙3 の基本に クレージーソルト大匙1と
クローブ オレガノ 鷹の爪を煮立てて使用。



翌朝にはピンク色の綺麗なピクルスに。
これは野菜を少しずつ足して 鎌倉の余韻をしばし楽しみます。



採りたての蕪の葉っぱは細かく刻み 最近凝っている
干しホタテの日本酒漬けをほぐしてごま油でささっと炒めてしょうゆを少し…という
ふりかけともお惣菜とも言えないような逸品に。



とにかくご飯がススム君です。




こうして名残を惜しみつつ
次の任地も実はかなり(というか相当)楽しめる場所です。

ちょっと遠いのが難ですが、なんとかやりくりして
生活者目線を装いながらの観光を楽しめたらと思います。

乞う ご期待!

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昔から瓶が捨てられない。

瓶に限らず 缶、箱、袋もですが。

とりわけ 作った食品を瓶に詰めるのが好き。
これはおそらく 大多数の女性陣にご賛同いただけるのではないかと思う。

先日思い立ち 瓶に特化したグループページを作って
細々と投稿を始めました。
保存食的なものや調味料など、情報交換できたら楽しいな と思っています。
また 雑貨として 瓶を楽しまれている方のお話も聞きたいな…などとも。

お友達を何人かお誘いしたのですが
みなさんがまず食いついたのが ネットでも人気の「いちごシロップ」
ご多分に漏れず わたくしもただいま作っております。
これって 「赤毛のアン」のいちご水だよねー。
わたくしは いちごジャムを作るとき いちごにエキスが戻る前にちょっとだけ取り分けて
水で割って飲んでは いちご水のエピソードを思い出していました。

お砂糖の摂取が気になるお年頃ではありますが
こういう心の栄養になる いわれのあるものは
やはり手元にあると嬉しい。
そして 出来上がるまで今日はどうかな?とせっかちに眺めるのも
瓶ならではの楽しみ。

この夏は 究極のかき氷、いちごミルクが楽しめるかもしれないです。 

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桜に呆けてぼんやり過ごしていると あっという間に夏が来る。

これではいけない と思いながらも日々過ぎていく中で
最近 参加するたびに刺激を受けるワークショップのひとつが
盛り付けデザイナー飯野登起子さんの the green table

今回は「インドの旅アウトプット時間」として
飯野さんが わたくしのスパイス学の師匠であるバラッツ氏、そして
タンドールをご指南いただいた れい先生とともに行かれたインドのお話をしてくださる。
もちろん 毎回楽しみにしている盛り付けデザインも。

インドというと 大学時代の友人I君をすぐに思い出す。
藤原新也氏に影響されて 大学最終学年の夏インドへ旅立った。
当時は インドへ渡るというのは精神の自由を求める学生のトレンドだったのかも。
などと たくさんの画像を見たりお話を聞きつつ
同じような思いをそこから感じたりする。

飯野さんが今回回られたという インド、グジャラート州、スーラト、アーメダバードは
いわゆるツアーコースではなく プライベートな行程だったとのことで
かなりデンジャラスな部分もあったもよう。



興味深いお話もさることながら このワークショップに参加するたび
そこに集まる方たちのタフさ、奥深さにちょっと凹んで帰ってきたりもする。
今回はゲストに ライター飯塚敦さんも来られると聞いて
共通の話題もないくせにドキドキ楽しみだったりする。

このワークショップは飯野さんのご用意くださるフードと
参加者持ち寄りの立食パーティ形式なのですが
当日はいったいなにが並ぶのかわからないまま。
にもかかわらず 飯野さんの手にかかると統一感のあるテーブルが出来上がるのが
毎回素晴らしいと思う。
他の人と被ったらどうしようとか 舌の肥えた皆さんの前に
こんなの持って行って大丈夫かしら?などという思いも杞憂に終わる。

わたくしは今回、ずっと試してみたかった桜ふうみの焼き菓子を
調子に乗っていくつかの風味もトライアルで持ち込んでしまうという暴挙(笑)

そして 初対面の人とも なぜか話が弾むのも
自称ひとみしりのわたくしとしては 謎ながら楽しいひと時なのだ。



悲しいかな 最近ちょっと I'm lost.気味なわたくし。
インプットしてもアウトプットすることができず消化不良気味。
ひとそれぞれ アウトプットの仕方はさまざまと言いつつ、
感動したらアウトプットは早いほうがいい というアドバイスをいただいたり
ライターの飯塚さんにも 正しいことやっていればいつか周りがついてきますと言われ、 
うれしい反面 いや、わたくしの今は正しくないかも?なんて思ってみたり。



でも ステキな方たちとのひととき
そして この日もスパイスは 変わることなく誰にも平等に元気を分けてくれる。

お鍋に残ったサンバル(スパイスの効いたスープ)を
幾重にもジップロックに入れていただいてお土産に。
家に帰って袋を開けると さっきまでの空間が戻ってくるだけでなく
いつもの我が家のスパイスの香りとも同じ。

スパイスはどの空の下にも平等に香るのだ。

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毎年のことながら桜はうれしい。

先週は 桜前線を追いかけて西へ西へと旅をしましたが
それはちょっと後回しにして 
実は初めての千鳥ヶ淵。
東京生まれ 東京育ち と言っても県民になって幾久しいわたくしですが
いつでも行かれると言っているうちに この年になって桜の時期の千鳥ヶ淵は初めて。

ブログ仲間のるいさんが 仕事中のお昼休みに靖国神社の桜を見つつ
ランチでもいたしましょう と誘ってくださる。
そして いつか使う日がくるであろう遺影を
桜をバックに毎年更新しよう仲間のnさんとともに
花曇りのある日 いそいそとでかけるのでした。



おいしいランチの後は 桜並木がどこまでも続くかのような
靖国通りをゆるゆるとお散歩。
行けども行けども桜。



そういえば 子供のころは毎年お正月は靖国神社に参拝するのが常だった。

門前で 脱帽して深くお辞儀をする男性を見て思い出す。
この方とは趣旨が違うと思うけれど。




去年 一緒に谷中の桜を見に行ったnさんが、
谷中やこちらの桜は 地元の桜に比べて大きい、という。
そうだね、樹齢なんかを考えると 町の美観のために植えられた桜とは
ちょっと重みが違うかもしれない。

靖国神社で るいさんタイムアップ。
きっと やりくりして長めのお昼休みをとってくださったのでしょう。
今日も素敵なナビをありがとう。

ここからは nさんとふたりで千鳥ヶ淵へ。



このシーズンゆえに仕方がないけれど 道は一方通行で
写真を撮るにもポジショニングを積極的にしていかないと
ただぼんやり人ごみを歩くことで終わってしまいます(笑)



これが名物の 桜のトンネルとボート。
花びらの漂う水面を通り抜けて なかなか現れないボートは
いったい何をしているのでしょうか?

もちろん ボート乗り場は超行列でしょう。



乱れ咲きというのがまさにという感じ。

誰とボートに乗りたい?

夫と乗ってもねぇ…



誰と乗りたい?

んー。加瀬君とか?

いや、それはつらいよね(笑)
加瀬君と二人のボートで一時間。会話は弾みそうもない。
ある意味苦痛かも…。

あ、台本あればいいな。一時間分の台本があって
それを映像に残してもらえるなら ちょっとくらい並んでもいいわー。

(そんなボートはありませんから)

二人でボート乗るなら 大泉君とかいいかもよ とnさん。
めちゃくちゃ盛り上げてくれるかも。



きっともたもたしていると るいさんの終業時間になるから
そのまま夜桜見物に流れようか?なんて話していたが、
この日は おとなしく夕方にはお家へ帰る。

近くの公園の桜が綺麗そうなので 夜桜はこちらで。
ライトアップもなにもない 児童公園にて撮影会。

昼間の豪華版の後なので ちょっと控えめだけれど
楚々と咲く桜も悪くないかも。



なんだか別な生き物のように(胞子っぽい)



あとからモニターを見たら 屏風に描かれた日本画のような夜の桜。



今年も桜が見られた。ありがとう♪


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