散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



夏の恒例、というほどでもないけれど
わたくしのなんちゃって料理で けだるい午後を過ごそうという企画。
今年は昨年のなんちゃって台湾をもう一度と
光栄にもリクエストを頂いたので、
夏休み初日、すこしだけ張り切って、でも結局のところ
うちのおかずが並ぶというテーブルになりました。

思えば ここ数年旅ブログになりつつありましたが
もともとは料理ブログだったんだけどなぁ(笑)ということで
初心に戻って…。



最近我が家で人気の一品、「口水鶏」
昨年は ジャスミンティの茶葉でスモークしたチキンを
かりっと焼きなおしたものをお出ししたので
今年はぜひぜひ口水鶏を食べていただきたく、まず最初に決まりました。
茹でた鶏肉に 生姜にんにくといった美味しものを合わせたタレを沢山かけて
もやしときゅうりがよく合うので 大皿でどんどん食べていただけるように。
前日に仕込んでおけば当日は楽ちん。
どちらかというと一度しっかり冷ましてからのほうがベター。

前菜的な小さな器でお出ししたのは
台湾とは関係ないけど 我が家の作り置きから
レバーの生姜煮、ゴーヤの和風マリネ、八戸の茎わかめの和え物。
今回は 八戸の産物を使おうと思っていたのでここで活躍してもらいます。
これはおかわりもしていただけたので 塩蔵の茎わかめは少しおすそ分けで。

同じく 作り置けるおかずで
これは台湾メニューではないのですが 醤油味でないものがいいな と思って
ししゃもを素揚げして パプリカでおめかししたマリネ。
わかさぎでやりたいところでしたが かなり大きなわかさぎしか売っていなかったので
ボリュームダウンを狙って塩干もののししゃも。
お気に入りの尾道の酢の物ようのお酢を使います。



上は 先日行った八戸で購入した南部せんべいに
ガーリック風味のクリームチーズをのせてみました。
淡白なせんべいとチーズはなかなか合いますし、ランダムな形が楽しいかと。

下は昨年に続いてリクエストいただいた ルーロー飯。
エシャロットと八角を入れるだけで 台湾気分になります。
うずらの卵は我が家ふうに食べやすく。
口水鶏のゆで汁は コラーゲンたっぷりの卵スープにします。



instagramで見てきれいだなとチェックしたシーフードのサラダ。
当日買い物に行く時間がなかったので 
今回は野菜と買い置きのふつうのハムと春雨使いました。
当初は真ん中に ホタテとか白身のお刺身を置く予定だったのですが…。
ワンタンの皮を揚げたものとピーナツをぱらぱらかけて
胡麻風味のドレッシングで、お客様の目の前で豪快に混ぜ合わせたかったの(笑)
みんな野菜が好きなので 早々になくなりました。

ルーロー飯がありましたが、基本的にがっつり出すつもりではなかったので
以前仕入れてそのままになっていた台湾の笹の葉を もち米のとぎ汁で一晩戻し
八戸産の干しホタテの戻し汁で作ったおこわで粽に。
粽の結び方忘れていて ちょっと慌てたけど、具はシンプルに
豚肉と椎茸+ウズラの卵。実は銀杏を忘れたのは内緒で。



アルコールは お土産に頂いた桃のワイン。
デザートも お任せしていたので マンゴープリンとパイナップルケーキ、
マンゴー餡の月餅に千葉のみずみずしい梨、
北海道のお土産に頂いたホタテのお煎餅などを。

そうそう 画像にするのを忘れてしまいましたが、
餃子の皮から作る韮まんじゅうも、気に入っていただけたようで嬉しかったわ。

こうして 自分なりにテーマを決めての献立は
無理がなくて 勉強にもなるし 実験台になってくれる友に感謝です。

お外のごはんも楽しいけれど 炎天下お茶するところを探したり
カフェ難民になることも多いから 
だらっとしたいときは うちでよかったらまた来てね。
(だんだん掃除レベルが下がってきて申し訳ないけれど)




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なんちゃって台湾のカテゴリに入っていますが「なんちゃって」ではなく
夏から秋へ向けての台湾料理食べ歩きのまとめ。

以前母とランチで入って 得なセット(一人4品の小皿料理と
名物ウーロンゼリーなども食べられるコースに感動した台湾茶館2号店
ちなみに謎の1号店はないそうです。

2人で行っても8品頼めるのが楽しくて
できればもう少し大人数でオーダーバイキングを楽しみたいと思っていました。
そんなときおなじみのさっちゃん みよちゃん あっちゃんと集まる機会があり
こちらへ行ってきました。

4人で20品ほど、途中ふたつみっつ写真を撮り忘れたものもありますが
食べ過ぎで苦しいということもなく 食べたりないということもなく2時間。
中国茶も堪能してすごせました。

恒例の飲茶コラージュ。





全品は食べられないので再度トライしたいです。

地元には美味しいものがない のが悩みの種の某市に住んでいますが
お隣のさいたま市、大宮氷川神社参道に 台湾料理のお店ができたので
早速行ってきました。
この氷川神社の参道は木々深く気持ちの良い散歩道です。
台湾茶房e-oneさんは 外装はオサレカフェの雰囲気で
中も同じくですが 客家柄の生地をアクセントに オサレ台湾カフェの装い。
トップの画像は 電鍋のディスプレイもかわいらしく。



日替わりランチあったのですが 初めてのお店だったので
ルーロー飯と麺線のハーフハーフで。
スパイスの香りはさほど強くなく(実際わたくしが家で作るほうがずっと香りは強いくらい)
あっさりと頂けます。
ボリュームもそれほどではないので 豆花も一緒にオーダー。



誕生日近かったので仕事仲間のボードさんにごちそうになってしまいました。

ちょっと素敵な棚もあります。



豆花には お茶とヌガーもついて来ます。



こてこてのしっかり台湾を楽しむというよりは
普段のお散歩のついでにイタリアンとかフレンチのランチを選ぶような感じで
台湾料理をチョイス という日にいい感じです。

そして 来月台湾へ旅行へ行くというブログ仲間のるい嬢と
今度上越方面に一緒に旅行の計画を立てている りぃ姐さんnさんの4人で行ったのが
砂町にある 台湾屋台阿Q麺館
台湾はじめてのるい嬢の予習と旅の打ち合わせの会食です。

こちらでは ちょい飲みセットというのがお得。
一人3品の小皿料理と飲み物がセットになっているので
4人で行けば12種類。ほぼ小皿メニューがコンプリートできます。

この手のお料理は4の倍数でと日頃から豪語しているわたくしなので
今回も全種類制覇です。
ただし ここはデフォルトが3個らしい。
(先の中国茶館は 1皿2個が基本だったので2皿頼めばOKだった)
小籠包などの点心は 一人一つ味わいたかったので
小皿ではなく別に注文しました。





他に牛肉麺は外せないので単品で デザートは各自好きなものを選びました。
でも こちら大皿料理は別ですがデザートも小皿料金だったので
とてもリーズナブル。
マンゴーの氷讃はふわふわでおいしかったです。

そうそう 台湾に行ったとき雙漣の朝市で謎のお惣菜があったのですが
クラゲに見えたバーワンというこれ、ここで食べられることがわかりました。

最近はご飯はもくもくと一人で済ませるのがほとんどで
たまにこうして気の置けない仲間と あれこれ話しながら過ごす時間がとても大事になってきました。

年だねえ(笑)
でもまた創作意欲がむくむく。


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先の記事の集いの前に 台湾スイーツの豆花(トウファ)を習いに行ってきました。
ちょうどフォローしている台湾関係のグループページで
浅草豆花大王さんで 豆花づくりをするという記事を見つけて
参加申請していたのです。

実は台湾に行ったとき 何の下調べもしていかなかったので
雙漣にある豆花の人気店にたまたま入って
暑いさなかだったので かき氷を食べて終わってしまったのが心残りでした。
その時のかき氷のトッピングは ちょうどこの日習った豆花のトッピングと同じ。
これは行きたい!と楽しみにしていました。

そしてさらにNHKのグレーテルのかまどという番組でも豆花を特集。

ほおずき市で混み混みの浅草寺を抜けて
少々わかりにくい場所にある豆花大王さんへやっと到着。

豆花はソフトなお豆腐なので 温めた豆乳とにがりを合わせれば
あたたかいまますぐ頂けるので
まずは 4班に分かれてトッピングを。

さつまいも 里芋 カボチャのお団子とピーナツ、
同じテーブルの方と相談して ピーナツを担当。
これは実に実に地味な作業でして、周りの方たちがこねこねまるまると
お団子づくりに興じている間



ひたすらボウルにいっぱいの生ピーナツの皮をむく作業…。
これが思っていた以上に 手間のかかる作業でした。
皮を剥いたら 圧力鍋でやわらかく煮ます。



イモ団子は白玉みたいなものですね。
まん丸ではなく 少し平たい感じ。





全く知る人のない所への参加でしたが
行ってみたらほかの料理教室で一度ご一緒した方もいて
みなさん 台湾リピーターで わたくしが倉敷へ行くより簡単に行かれている。
わたくしも言葉の心配がなかったら じゃんじゃん行きたい…。

ソシテ



トッピングが出そろったら 濃い豆乳を一定温度まで加熱して
にがりなどを水に溶いたものを入れた木桶に流し込みます。



しばらく待つと トップ画像のようにやわらか豆花に。



みつはきび糖を溶かしたもの。
ちょっと遠慮しつつかけたので ボリュームありませんが
3人で1300ml分の豆花完食。
イモ団子はすこしお持ち帰りさせていただきました。



なんちゃって祭りでは この出来立て豆花をご披露する予定だったのですが
ドラゴンフルーツや月餅の差し入れなどもあったので 作りそびれ。
暑い時期だったので 作り置いて冷たいものをお出しすればよかったなぁと心残りなのでした。



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昨年のただ一度の台湾旅行で、台湾がすっかり好きになってしまいました
そして 当然のことながら好きなものにはのめりこむわたくしなので
台湾料理、台湾ふう料理を覚えたくなります。

ときどき遠征してお料理教室に通ったり
本やネットで それっぽいものを作ってみたり
極めよう というつもりはないから そこそこ楽しんでいるうちに
誰かに食べてもらいたくなる悪い病気が。

ここ数年は 家族で食卓を囲むことがどんどん減る一方で
それにもまして 人様を家に呼ぶことが困難になりつつあります。
(要するに 家の中をチェックする人がいないので
どんどんと荒れていく)

これではいけないと 久しぶりの懲りない女たちを
無理やり家に呼び、なんちゃって台湾というイベントを開催することにしたのでした。
献立を考えるのも楽しく 家のごちゃごちゃは少々目をつぶっていただくことにしました。

当日作るには少々手間がかかるので 前々日に作ったのは
お土産としてはベタすぎるけれど
個人的には大好きなパイナップルケーキ。
これは ネットでいくつか調べたものを一度作ってみたら
意外に美味しかったので 次からは自分の都合のいいように簡略化して
定番化しているもの。

特徴的なのが 冬瓜を入れるか入れないかで
二派にわかれているらしい。
わたくしはなんとなく、さくっとした感触が好きなので入れてます。
ぴかっと出来上がったパイナップルあん(ジャムのようなもの)は
なかなか美味しいと思います。



3種類くらいのレシピを参考に 結局シンプルなそぼろになったルーロー飯。
今回は ミニサイズにしたかったのでウズラの卵を入れてみました。
これ、かわいくてお腹にも負担が少ないので 自分では気に入っています。
あと脂身は好きじゃないので とんかつ用とかブロックのぶたにくを買って
細かく切って使っているので 本場のものに比べたらぱさっとしているかも。

ルーロー飯と牛肉麺はリクエストがあったので
どちらも捨てがたくミニサイズで両方食べていただくことにしました。



この牛肉麺は 蘭先生の教室で習った汁無し麺を 我が家の都合でアレンジしたもの。
少し汁気多めに作ったほうが食べやすいのと 
おつうは酢をプラスして食べる。
台湾ラー油と高菜の漬物を添えて食べるのはオリジナル通り。



前菜的なものは 
砂肝の生姜和え(程先生のレシピを参考に)
ジャスミン茶を使ったスモークチキンをさらにグリルしたもの
島豆腐の揚げ物 (蘭先生のレシピ)



最近我が家のおかずでリピート率の高い セロリとイカの塩炒め。
これは 友達の家で即興的に作ったら美味しかったので、
普通のおかずに定着しています。
ゴーヤとちりめんのオイスター炒め。
枝豆は 台湾に住んだことのある同僚から聞いた 辛い枝豆。
茹でた枝豆をニンニクと唐辛子で炒めるもので
これは 台湾フェスティバルでも売られていました。

写真に写し損ねたけれど 当日お客様に買ってきていただいたパクチーは
牛肉麺にトッピングするほかに リクエストで サラダにしました。
スモークチキンと セロリや冷蔵庫の野菜と合わせて カシューナッツをふりかけ
スイートチリソースにレモンを絞り、しょうゆ少々で作ったドレッシングで和えてみました。



このなんちゃって台湾シリーズは 自分の勉強も兼ねて
またお付き合いいただきたいなと思っています。
こうして並べてみると 相変わらず茶色いいつもの御飯になってしまうのが
まだまだ修行不足を感じます。

おつうに言わせると
「以前のインドブームのときよりは おかずになるからいいかも」
スパイシーなカレーの中には あまり好みでないものもあるらしく
にんにく 生姜 しょうゆがベースの台湾料理のほうが
彼には気に入ってもらえた様子。

でも インドのスパイス料理も頑張らなくてはね。


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