散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



【金峰魯肉飯店へ】

林本源園邸から府中駅までは あっけなく到着。
途中靴屋さんなどを覗きながら 板南線で西門まで移動、
小南門線で中正記念堂駅まで。

こちらのMTRは 日本でいえば大江戸線とか副都心線レベルの
新しいタイプの駅構造で 乗り換えがとても分かりやすく指示されているので
ストレンジャーのわたくしたちでも乗り間違えることはまずないようです。
車内放送が現地発音なので 電光掲示板をきちんと見ていることは必要ですが。

中正記念堂駅降りてすぐの金峰魯肉飯店は 台湾の庶民の味的な食堂です。
魯肉飯は どこでも食べられそうでしたが 大きな通りに面しているし
わかりやすそうだし 冠メニューになっているのでこのお店を選びました。



お昼時でしたので 店内で食べる列とお持ち帰りの列と分かれており
少し並びましたが 並んでいる間に注文票を渡されていたので心の準備ができました。
さすがに回転が速く もちろん相席、その雑な感じが現地に来た感を高めます。





中はとても混んでいたので 一枚撮るのがやっと(笑)もともと撮るものではないですね。
でも収めておきたい一心でささっと。
粗みじんの豚肉を甘辛醤油味に煮込んだそぼろごはん。
お漬物と お店によってはゆで卵がつくのが定番だそうです。
そして サイドディッシュに大好きな空芯菜の炒め物。
本当は 麺類も頼みたかったのですが 量が読めなかったので断念。
魯肉飯は小サイズにしたので 全く大丈夫でした。ちょっと後悔です。

このころからちょっとお天気が怪しくなってきました。
ぽつぽつ雨も降り始めたので 駅へ戻り 今度はショッピング街である永康街へ移動です。
中正記念堂駅の前には 大きなスーパーかな?と思われるお店があったので
MRTに乗る前に入ってみると 南門市場というかなりディープな地元の食が楽しめる市場になっていました。
こちらも 次回もう少し探索してみたい場所です。

【思慕昔でかき氷を】

さて マンゴーやライチなどの果物にそれほど執着のないわたくしたちと書きましたが
やはり 台湾に来たら名物となっている大きなかき氷食べなくては!と
MRT東門の改札から地上に出るまでの壁面に 大々的に広告してあった 思慕昔(スムージ―ハウス)に行ってみることにします。

もともと狙っていたお店ではなかったので すぐに場所がわからず
けいちゃんが筆談で道行く人に訪ねながら 人ごみを進みます。
梅雨明け後なので 台湾名物スコールが始まったようで
お店に着くころには まさにバケツをひっくり返したような雨。
お店は満員でしたが ちょっとおばさん根性で席を確保します。



この日のスコールはかなりヘビーなものだったらしく
後日 台湾赴任中の友人夫さんの話では 近くの道路が冠水したとのこと。
お店のテントの隙間から 雨がざんざん漏れてくるので傘をさしつつのかき氷となりました。



こちらのかき氷は プリンが載ったものが人気と聞くので
ブランマンジェののっかったフルーツ満載のものを。
ちょうどふたりで食べきるのにちょうどの大きさでした。

雨がひどいので客足もすこし途絶えてきたものの
まだ座れない人もいたので 小やみになったところでお店を出て
オサレなブティックなんかがあるという永康街を散策しようとしましたが
雷はなるわ また雨が降り始めるわで 近くに合ったコーヒーショップに駆け込んで
とりあえず雨が止むのを待ちました。

この日は結局 ショッピングは諦めて ホテルへ戻ることに。
けいちゃんは先の雨で靴がだめになったので 途中台北駅の地下街でお買得の靴を買い、
MRTでもどるころにはすでに雨は上がっていました。
巨大地下街は 観光客と地元の人たちで そうとうな人口密度。
そして 日本の地下街とさして変わりないので 早々に退散しました。

予定では夜市に再度挑戦 と思っていましたが
やはり自分たちで異国を歩いた緊張感もあり 軽い疲労を感じていたので
ホテル近くでいくつかピックアップしていたお店で 最後の晩餐をとることにしました。

ホテルのあった行天宮周辺は よく調べてみるとさまざまなジャンルの飲食店が並びます。
どちらかというとオフィス街なので 昼に行った食堂というよりは
飲食店とかレストランという表現が合う感じでしょうか?
ホテルの近くに勝立生活百貨というホームセンターみたいなお店があるので
そこでちょっとした雑貨や食品をお土産に買うついでに
もうひとつの名物である牛肉麺を食べようということになりました。

【正宗牛肉麺にて】

わりとあっさり目のスープで食べやすいと評判の 正宗牛肉麺はすぐに見つかりました。
この辺りは夜市が立たないせいか すでにクローズになっているお店も多く
人の流れも少ないです。



他のお店と同じように 注文シートが渡されてオーダーをしますが
白っぽいスープの麺が食べやすいらしいということしかわからず
ガイドブックを開こうとしていると
相席のカップルの女性が片言の日本語と英語で話しかけてくれました。
醤油味の面がおすすめだが スパイシーだから大丈夫?スパイスの量を選んでね。
自分たちの食べている 干し豆腐がおいしいからどうだろう?
豚肉大丈夫?ならこれも美味しい。



こちらはさっぱりした牛肉麺。びっくりするほどお肉がやわらか。



こちらはスパイシーな醤油味。



干豆腐とあったけれど よくよく水切りしたお豆腐を 甘辛く煮たお惣菜。
なんということないけれど美味しい(帰国後 再現挑戦中です)

そして 豚肉と思ってオーダーしたのがこれ



豚足でしたー。ちょっとびっくり。
けいちゃんはギブアップでしたが 意外や意外油っぽくなくて食べられました。

知的な感じの素敵な女性でした。最後の夜にちょっと嬉しいコミュニケーション。

勝立生活百貨

我が家の近くにあったイセムラという小さなホームセンターのような
何でもありのお店です。
お買い得の食品や消耗品、ちょっとした家具や文具、台所用品などが所狭しと置かれています。
大袋のお菓子とか 魯肉飯の缶詰とか 相変わらずの買い物ができます。
ここや初日に行ったカルフール(スーパー)は きっと次回訪台のときも お世話になることでしょう。

夜市や繁華街の賑わいはありませんが 静かに暮れていく台北の夜。
さて 翌日も半日のフリータイムとなるので 台北の学生街を少し歩いてみることにします。



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【雙漣から林本源園邸へ】

朝市で持って帰れない分、目で楽しんだ後は、再度雙漣から淡水線に乗り台北駅へ。
そこから板南線に乗り換えて 府中を目指します。



ちなみにこの路線では 板橋の次が府中(笑)
府中にある 林本源園邸(林家花園)が次なる目的地です。
こちらは わたくしたちの間では単純に「はやしさん」と呼んでいます。

今回、台北フリーというポケットWi-Fiをレンタルしようかと思ったのですが
大丈夫よ というけいちゃんの一言で現地では紙ベースの地図と
前もってスクリーンショットした地図に頼りました。
これはちょっと甘かったかなぁというのが感想です。
ちょっと道を聞くにも 丁寧に教えてくださるも言っていることがわからず
地図の向きを一度間違えてしまうと 思いがけない場所へ向かってしまいます。
ナビがあったら ずいぶん楽だったかも思いました。

駅の案内板にも書いてあるくせに この「はやしさん」
意外にわかりにくい場所にありました。
かなり迷った挙句 地元のかなりディープな市場(これまで行った夜市や朝市は
かなり観光客向けだったことがわかりました)に迷い込んでしまい、
狭い路地にびっしり並んだ店、容赦なく通り過ぎるバイクに台車、高い人口密度のなか
この市場を抜けたら目的地らしいということがわかり もくもくと進むけいちゃんと
はぐれないように必死で追うわたくし。
もちろん 画像なんて一枚もございません。よろしかったらこちらの記事を。

あとから調べてみると 黄石市場という、旅慣れた方もまだ開拓中というような
レアな場所だったようです。
この次は 心構えも新たにトライする所存です。

さて そんなこんなでたどり着いた 林本源園邸



中国風でありそこはかとなくエキゾチックな雰囲気の漂う建物や庭園がずらり。

もちろん 萌えポイント大の窓やドアもたくさん。







気温はうなぎのぼり 日差しもかなりきつくなってきました。





面白かったのが こんなふうに岩と木が一体化した建造物が多いこと。
結果的にそうなったのかと思いますが。



これも 水に浮かぶ東屋のような感じですが しっかり根っこが絡みついています。



中に置かれた椅子の存在感が異国情緒を誘います。





そうそう 「色」をあまり感じなかったこの園内。



植物の色が アクセントになって脳裏に焼き付いています。

駅から徒歩10分とあったけれど たどり着くのに30分以上かかったので
気づいたら お昼を過ぎていました。
水分補給に勤めながら 次の行動を確認します。



台湾の名物料理に「魯肉飯(ルーローハン)」という 白米に豚肉のそぼろののったメニューがあります。
これだけは 台湾ムードのあるお店で食べたい。
はやしさんからの帰り道 それっぽいお店を見つけては入りたがるわたくしでしたが
先ほどのディープさに学習したけいちゃんは「だめ、最初に決めたお店まで行きます」と
ひたすら駅を目指します。

ここでどうしても買い食いをしてみたいわたくし。



夫が旅先で見つけると買い食いする今川焼(とわたくしは呼びます)を発見。
もうお腹がすいていたし ちょっと立ち止まって購入。
ただ 現地の読み方で読めない…。呼び差しでオーダーします。



この画は 車輪餅を撮ったつもりでしたが
貴重な市場の雰囲気にピントが合っていたのは わたくしの執念かもしれません(笑)

さあ ここまでくればもう駅はすぐそこ。
なんとなく 鎌倉小町通りの門に似ています。





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【MRTで雙漣朝市へ】

3日目の朝。
不思議と3日目になると気持ちがロコになってくる。
今回のお宿は ガーラホテル。
どちらかというと商業地域とのことだったけれど MRT(地下鉄)の駅にもちかく
銀行などもあるので けいちゃんは両替もラクラクでした。
けいちゃんは ということは わたくしは銀行のATMではじかれ 
結局ホテルのフロントで両替しました。(カードがゴールドでなかったからのようです・笑)
銀行のATMでクレジットカードで両替できるというのは 便利ですね。





こちらはホテルの横の路地。
音楽生活という看板が妙にお気に入り。

さて 三日目は自分たちだけで市内を歩いてみようという計画です。
出発前に一度ミーティングをして おおよその流れは決めておきましたが
暑さにどれだけ耐えられるか お天気が味方してくれるか 体力がどこまで持つかなど
懸念点はたくさんありましたので無理はせず。

ちなみに 台北はMRTというメトロが充実しているので ワンディパスを購入しました。

事前にMRTの路線は予習していましたが ガイドブックなどにある路線図が
どうもなじめずにいたら なんと
日本人が作成したMRT路線図 というのを見つけ見てみると
わーお すごくわかりやすい。

こちらが台湾式


こちらが 日本人作成のもの。


日本の営団地下鉄路線図のようで 乗り換え地点がよくわかる。
ただ 乗り換え中心に作られているので 現地の方に言わせると距離感がわかりにくそう。

……とこれは余談で。

この日のコースとしては

まずはわたくしたっての希望で 雙漣の朝市へ行く。
(こちらは月曜定休なので注意)

そして 観光地的なものに興味がないとはいえ 台湾らしい場所へも行きたい ということで
もともとは林さん一族の大邸宅だったという 林家本源邸へ行くことにしました。
もちろんガイドブックにも載っていますが その取り上げられ方は小籠包や台北101などに比べると地味です。
今回もたまたま見つけて 建物好きのわたくしたちがはまってしまったという感じ。

そのあとは 台湾名物のルーロー飯の老舗により マンゴーのかき氷を食べ
町並み散策…の予定でした。

まずは わたくしの中ではメインの目的地だった朝市。
ホテル近くの行天宮駅から二つ目。



すべるから気を付けての看板もなんだかかわいいね。
(この 小心!という文字、帰国後気を付けてみると あちこちにありました)

ここからはもう 全部持って帰りたい市場の写真が続きます。
忘備録なので悪しからず。

どこへ行ってもスーパーとか直売所が好き。
まして 市場天国の台湾ですもの、フォトジェニックな光景が見られるはず。

地下鉄の駅を出るとすぐに朝市です。
初日に行った寧夏夜市は 駅の反対側になります。



けいちゃんはわたくしほど興味のある場所ではなかっただろうに
つきあわせてごめんなさい。



どこへ行ってもこんな感じ。これから調理されます。



魚屋さん。



お惣菜類が充実。こちらは鶏。



あちこちで見られた粽。



練り物屋さん。



まさに隣の朝ごはん…的な。



美味しそうなおばさまが売っていた点心。
クラゲみたいな蒸し物が気になる。この次はぜひトライしたい。



青果も見逃せません。



これはシャイニングアップルとかいう果実。これも食べてみればよかった。
実のところ今回の旅行、かなり弱気(お腹壊すと怖い)だったのと
単品買いする語学力に欠けていたのと 
ほんとういうとトロピカルフルーツがそれほど得意でなかった…のもあり
チャレンジ精神に欠けていたと深く反省。



野菜もちょっと見変わったものではないけれど サイズや形状に多少違いあり。



ずらりと並んだかんきつ類も魅力。持って帰りたいよぅ…。



ドリンクスタンドはどこでも充実。
こちらはレモンや金柑などかんきつ系の。

結局こちらでは眺めるだけでお腹いっぱい(笑)
唯一のお買い上げが 金柑のジュース。朝から汗だくなので染み入ります。
ちなみに 台湾のMRTでは 駅内車内飲食禁止なので
つい日本のつもりでペットボトルなど出さないように気を付けます。



長くなってしまったので 林家本源邸次回また。






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