散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



用事がないとふた月くらい電車に乗らないわ ということがあるくせに
続くときは続くもの。
もちろん 楽しいお誘いもあるけれど 御用があっていくこともある。
ただし 行く先を必ず無駄にはしないで楽しいことにしてしまうのが常(笑)

8月後半はそういったことが続いたので
まだ画像が整理できず溜まっています。
この週末に整理して記事にしておくつもりです(予定)よろしかったらまた読んで下さいね。

サテ
チョット ショウゲキテキナグウゼンガアッタノデ マズソレカラ。

お盆の帰省でお疲れのアケミを慰労しようと るい姐さんが新丸ビルという
出無精の主婦には苦手分野であるエリアに連れて行ってくださることに。
この組み合わせの時は たいていアケミとpは少し早目に待ち合わせ、
お仕事帰りのるい姐さんと合流するパターン。

今回は 有楽町イトシアにて待ち合わせ。

時間が許す限り わたくしは早目に行って 周辺をうろうろしています。
今回もイトシア地下の雑貨屋さんやお菓子屋さんをチェック。
そういえば Karel Capek(アニマルキャラクターの可愛い紅茶専門店)、
アケミが好きそうだなぁ…と寄ってみると
秋の新作も出てるし、アケミの好きそうな猫のキャラクターのグラスもある。

そんなことを考えていると アケミから到着のメール。

今回は るい姐さんとの合流地点が 銀座の にゃらんカフェだったので
そちらに移動する前に ちょっとささやいてみる。
「カレルチャペックって知ってる?」

猫好きさんなのでご存知かと思ったが アケミは知らないと言う。
だったらのぞいて行こうよ とご案内すると
予想を裏切らないテンションの高さで反応してくれる。

普通だったら アケミに会う前に今日のおみやとして
缶入りのオレンジほうじ茶とかさりげなくプレゼント包装してもらって用意するのでしょうが
わたくし 気が利かないので そばでアケミの買い物を煽るだけ煽って
さらに 「私 来月誕生日なの」とオソロシイささやきまでして
おそろいのグラスまで買ってもらってしまう……(ナンテヤツダ)

そして にゃらんカフェ(こちらについてはまた後日)にて、るい姐さんと合流し
東京駅に向かう途中、
アケミの大きな袋を見て「また何か買ったんですか?」と聞くるい姐さん。
アケミはまだ 「カレルチャペック」という名前がすぐに出てこないので
「カレルチャペック知ってますよね?」と 代わりにpが。

「はい」(とかなり強く肯定されていた。
でもそれはp的には全く想定内のことなので オドロキもせず)

新丸ビルについて 本日の宴会場所である musmus で
お二人が目的であるフローズン生を飲まれると言うことで
飲めないのがわかっているのに わたくしも注文。
(案の定 半分も飲めなくて 残りはるい姐さんのグラスに移動)



いやあ 美味しかったですよ。
半分のサイズのがあればいいのに…。

サテ ハナシモドッテ

ぷはーっとフローズン生で一息ついたところで るい姐さんがおもむろに
「pさんと私は 以前から似ているとは思っていたんだけど…」
(以前にも 同じことを言っていただいて わたくしはちょっと嬉しかったのだが)
「アケミ、お誕生日おめでとう」
といって登場したのが なんとカレルチャペックの袋ではないの。

さらに 中に入っていたのは 
わたくしが絶対アケミが選ぶと思っていた(そして実際買った)のと同じ紅茶の缶……。

この偶然に驚くやらおかしいやら…。
musmusの店員さんが見守る中 るい姐さんからアケミとpに アケミからるい姐さんに
そして 最後にpがトランプ状にして選んでもらったカレルチャペックのポストカードが…という具合にと
カレルチャペックやお土産が乱闘のように飛び交うことになる。



飛び交ったカレルチャペックたちの一部。

これを 2012年カレルチャペックの乱 と名付けよう(試験に出るよ)

反乱軍の皆さま 楽しいひとときをありがとうございました。

そして ミニチュア好きpの心をつかんだ るい姐さんの韓国お土産。



おもちゃモードでも撮ってみた。







コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




この夏は何回か所用で門前仲町へ。
門仲といえば 深川めし(本末転倒)で
前回は あさりの蒸籠めしを食べました。

門仲には 九州時代の友達が転勤で来て 20年以上住んでいます。
少し前のことですが せっかく近くまで行くのだからと
今回はイレギュラーに連絡をとって 2年ぶりくらいに逢ってきました。

そんなフクちゃんオススメの 深川めし・深川宿



辰巳好みというあさりの炊き込みご飯と味噌味のあさりのかけ汁をかけたぶっかけ、
どちらも食べたい人には たまらないセットです。
名古屋の赤いお味噌に近いけれど 江戸っ子の口にも合うぶっかけは
お味噌汁をかけたご飯みたいなものですが しっかり味がついていて美味しい。
ずっと食べてみたかったので 大満足です。



デザートにくずきりが付きます。

さてこのフクちゃん。
数年前から 調剤薬局での仕事を始めて
最初は文句ばっかり言っていたけど がんばって働いている。
きっと 職場でも中心になって働いているんだと思う。

そんな時に あるSNSで見つけた、

  誰でも口から プラスのこともマイナスのことも吐く。
  だから【吐く】という字は 口と+と-で出来ている。
  マイナスのことを言わなくなると -が消えて 【叶】という字になる。

というのを見て なるほど~と思い、
言い訳ばかりしている自分を省みて恥ずかしく思い、
しばらくして このフクちゃんのことを思い出した。
彼女は文句を言いながらも マイナスなことは口にしてなかったんだろうなと。

こちらはフクちゃんが 家から逃亡するときによく行くという(笑)
ペリニヨンというケーキ屋さんのケーキ。
ミルキーでとっても美味しかった。




さてさて フクちゃんと我が家の四人の息子たち 
誰が最初に結婚するかねぇ~(笑)


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




「ちいさんぽ」の後番組が それまでの雰囲気と違っていて
あまり評判がよくないというニュースをネットで読んで
出演者が違うんだから無理もないよね と言いつつも
番組開始当時 夫と評価していた通りの流れに納得。

拙ブログのカテゴリ「ぴぃさんぽ」もこの番組から借用したものなのですが
自分としては結構気に入っていたりもします。

さて そんな今日のぴぃさんぽは 
たまには歩かないとコースで 夫の家の近くから少々バスの足を借りて
天園ハイキングコース入口まで行き、建長寺をぬけて北鎌倉へ戻る行程。
回りには きちんとハイキング装備の方も多く、一部急な道もありますが
履きなれた靴ならちょっとしたお散歩コースにもなります。

山頂の見晴らし台からは 海と山と眼下には建長寺全景も望めて
(日差しが強すぎて カメラが負けた感があります)
一番暑い時間帯でしたが 木陰は心地よくマイペースで歩きます。





途中に 建長寺半僧坊本殿で一息入れたら あとは階段を下りて建長寺境内へ。



花や紅葉のシーズンではないので 境内はとても静か。





おかしな言い方ですが ちょっとした小物使いが楽しいお寺です。
真っ青な空に 突き抜けるように立っている木が 妙に印象的だったり
竹林の向こうに 見え隠れする灯篭とか。



こんな蓮の花を見ると
そういえば 仏具にある蓮のオブジェ(なんて言ってはいけませんよ…)は
ここに由来するものだったのだわと 再確認。




かやぶき屋根の鐘つき堂を見ながら 北鎌倉方面への通りにでます。

スタートがお昼近かったので おやつの時間となり
お茶を兼ねてお昼にしましょうと喫茶店へ誘導(笑)



喫茶 ミンカ

夫的には(うわー古民家だ…また来たぞ~~(-_-;))の心の声が聞こえるけど 無視。
何から何まで 萌えポイント高しのお店なのです。
こちらの店内にある本棚は なんとなく同世代感を感じる本が並んでいて
夫も日本のフォークソング史の本に夢中。



お料理は ごく家庭的なカレーとナポリタンと水だしの珈琲を頂きます。
(野菜のお弁当もあるのですが 時間的に売り切れ…)



古民家を改築した店内は 静かな音楽と自然採光で 静かに静かに時が流れていて
こういうとき 蝉しぐれはα波を出すのに 最大の友だと思います。

そして店内のディスプレイも 素敵なのです。



この白い洗面台は 実際家で使ったらきっとメンテナンスが大変なのでしょうが
絵にすると本当に素敵。
お店の人に伺って 撮影させていただきました。



こんなふうなサンルームがあったら おうちにいるのが楽しいだろうなぁ…。



こういう玄関も 今はあまり見かけません。
9月からは夜の営業も始めるようなので この門燈がともるころ
また行ってみたいと思います。



(またかよ)と一瞬思った夫も 面白い本に出会えて そこそこご満足の様子なので
日が傾き始めたところで 大船方面へ戻ります。
いつもとちょっと違う道を通ると 小さな切りとおし。
ここを吹き抜ける風の涼しいこと涼しいこと。
写真を撮っていたら ツーリング中の自転車族が ちょっと止まって待っていてくれました。

どうもありがとう。



コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




森永製菓の「おいしいコラーゲンドリンク」をご紹介。

コラーゲンというとなかなか身長が伸びなかったアニのために
粉末の豚の骨から採ったとかいうコラーゲンを購入し
ご飯を炊くときに何度か使用したものの
「豚の骨」というイメージがどうしてもぬぐい切れず
勝手に「骨の味」がする…と決めつけて続かなかった記憶がある。
(ちなみに 原料名を調べてみると ちゃんと豚さんマークがついていた)

でも ここ数年コラーゲン=アンチエイジング という新しいジャンルが加わり
フェイスパックだの飲みものにコラーゲンの文字があるとついつい手にしていたりも。

ただある程度継続しないと こういうものは効果も出ないだろうから
12本プレゼントに魅かれて モラタメさんでぽちっ。
いただけるなら試してみようということになりました。

やはり「コラーゲン」感は感じるものの(先入観だとは思うが)
ピーチ風味というのが わたくし的には大変よろしく
量も小ぶりなので 精神的負担も小さくて済む。
5本ほど飲んだあたりで なんとなく肌のざらつきがなくなったような気もします。

あとは 特保の脂肪を分解するお茶と同じように コストの問題だけ。
そして 脂肪分解とキレイとどちらを優先させるかという選択もあるけれど
こちらはなかなか優勢を示しているかもしれません。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




お休みの後半は特に目的もなく鎌倉へ。

せっかく半在住なのだから 夕暮れ時の海に行こうと出かけたものの
この時期は海の家の世界。

それにしても 「海の家」と言えば
美味しくないけど仕方ないからカレーとか
まあいいか焼きそばとか
浴びないわけにはいかないから しかたなく借りる簡易シャワーのイメージが強すぎる。

思えば 海水浴に行ったのは昭和の時代だ…。

アニは広島のきれいな海に連れて行ったことはあるが
おつうはというと 浜松時代にあさり採りに行ったくらいで
川のほうが 塩分がない分楽だとか
ちょっと車で走るときれいな川があったという理由で
海水浴ムードのある海へはほとんど行ったことがない。

6時を回っていたと思うのだけれど
まだまだ海には人がたくさん。

暗くなると海は怖いべ。

波待ちのサーファーたちが 一直線になって並んでいる風景とか
大音響のクラブ、エスニック料理の海の家。
今時の海の家は 掘立小屋のイメージ全くないね。

すっかり暗くなっているのに 浜辺はまだまだお祭り騒ぎ。



必死に目線を海の方へ向けて アンニュイな気分に浸ろう。



寄せ来る波も 昼間のキラキラした顔から夜の顔へ。

残念ながら枯れた夫婦では 夜のビーチを楽しむ術もなく
うっかり革靴を履いてきてしまったから 砂が気になって仕方なく。

ちなみに 鎌倉の街、夜が早い。

若者に混ざって KUA'AINA初体験という夫と、メタボには自殺行為とも思えるハンバーガーを。



わたくしも久しぶり。
ローストビーフサンドとアボカドバーガーを半分ずつ食べようと思ってオーダーしたけれど
アボカドバーガーを半分にするのは難儀でした…。
(いえ 以前入ったお店では ナイフとフォークがついてきたので大丈夫だと思いきや
ここでは付いてこなかったため プラスチックのスプーンとフォークで無理やり切り分ける)
でもやっぱり美味しい~。

鎌倉駅前 小町通り。
いつ来ても人で溢れていて苦手ですが この日は既に8時過ぎていたので
人がほとんどおらず。
街全体も なんだかリラックスして見える。



こんなときでないと 意味もなくふらふら歩けないので 
バスの時間まで うきうきと子供のように歩き回る。

……っで 何が楽しかったのだか(笑)



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




夜半に降り始めた雨が朝まで残ったものの
宿を出るころには空が明るくなり始める。

しじみのつくだ煮がご飯をそそる朝ご飯を頂いて
チェックアウトしたものの 本日の行く先はまだ未定のまま
玄関で他のお客さんたちの会話を盗み聴きして参考にするわたくしたち。

しかしながらあんまり参考になる提案は得られず
このまま帰るのも悔しいと、サイコロを振った先は水上温泉。
おそらく復路、多少の渋滞は否めないだろうと
途中 日帰り温泉でも入って仮眠を取ろうという計画でスタート。



途中河原に下りてみたり





わかるひとにしかわからない写真を撮ってみたりしながら(キーワードはだるま屋ウィリー

水上温泉からさらに入ったところに宝川温泉というのがあります。
日帰り施設もあるので 渓流沿いの露天に入ります。
混浴が3つ 女性専用が1つだけですが 結構広くて
川の流れを見ながら入浴できるので気持ちがよいです。

お天気も良くなってきたので頭をよぎるのは(もう一泊しちゃおうか)
ということで 休憩所でゴロゴロしながら「今夜の宿」を検索。

結局これという宿は見つからず 陽も傾いた水上温泉街をうろうろして終わる。



それでも 緩やかな川の流れは 法師温泉周辺とはまた違って 深い緑がキレイ。

友達がFBで「関越、そろそろ渋滞」とコメントをくれたので
まずは腹ごしらえをしてから乗ろうと決心したのは18時近く。



ほのかに香ってくるカレーの香りに誘われて 石焼きカレーを食します。
こちら桑屋さんというお土産物屋さんなのですが 
店頭の石焼カレーの看板が妙に魅力的で
わたくしたちの後の若者も 頭の中完全にカレーモードになって入店してきます。
ぐつぐつ煮えたぎったカレーがとっても美味しかったです。

実はお昼に宝川温泉にて名物「ダムカレー」を食べようと思っていたのに売り切れで 
ちょっと残念なおそばでお茶を濁してしまった後だったので
このカレーはかなり高得点をゲットしたのではないかと思います。

とりあえず これでお腹の方は納得できたので
後は多少の渋滞に目をつぶって無事帰宅。

今回も それなりに(ここを強調)実りの多い旅となりました。
とはいうものの 旅のまとめとしてはオチもつかず、ちょっと単調になりました すみません。


コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




ちょっとさびしい猿ヶ京を後にして 今宵の宿法師温泉長寿館へ向かう。
くねくねと山道を登っていくだけの行程。
水上駅から猿ヶ京乗り換えで 宿の前までバスがありますが
朝夕の数本だけなので秘湯感も充分。



国の登録有形文化財になっている法師の湯をはじめ、
与謝野晶子などの文人が好んで泊ったと言うお部屋や
建物と建物の間を流れる法師川、
周辺には コンビニとか自販機もない静寂な空間が
わくわくさせてくれます。







玄関横には囲炉裏もあり 暖を取る季節ではないですが
しゅんしゅんとお湯が沸いています。



いわゆる昔の帳場も再現。
泊り客向けの展示ゆえの不自然さは否めませんが p的には萌えポイント満載。



なんかねー 今回はどの写真を見ても
事前の予習で見た資料に出ているのと同じような写真になってしまってつまらない…。
こんな素敵な渡り廊下の下には 法師川が爽やかな音を立てて流れています。



あ これ覚えていますか?国鉄のポスター。


今回泊まったのは 残り一室で滑り込み、
法隆殿という平成元年に改築された比較的新しいお部屋。
キッチンと掘りごたつのついた四畳半に 8畳間と踏み込みというちょっと贅沢。



窓からは 本館や薫山荘などほかの建物が望め、
一日中観ていても飽きません(わたくしだけかも?)





玄関前に冷やされたラムネ。
旅サイトなどでも紹介されていたのでカメラを持った人たちが
いろいろな角度で写真を撮っていました。
あまりにベタなので(笑)わたくしはちょっと離れて。



さて すこし散策してみましょう。
建物わきの小道。
ここに足を踏み入れると 驚くほど涼しい空気が漂ってきます。





あちこちに水の流れ。これはもしかしてわさびかしら?

宿の周辺も緑深く まるですべてがこのお宿の敷地のように思える法師温泉峡ですが
宿から少し歩いたところににある逢初の滝、そしてそこからさらに山深く歩いて行くと
三国峠へ向かうハイキングコースになっています。
(今回は 宿から軽装で散策に出たので峠越えはしませんでした)



プライベート河原という感じの斜面に逢初の滝。



草むらには 蛭がいるから要注意とのことで 
そちらに気をとられてほとんど写真も撮らずに歩いていましたが



散策路の目印に ころり観音さま。
長寿の宿に泊って 末はころりと逝きましょうということかしらん。

世間ではお盆休暇の賑わいというのにここは別世界。

さてさて 短い距離ですがアップダウンを楽しむと 
ちょうどご飯のお時間。
山に着たら山の物を…が一番のご馳走と思っているので
素朴ながら手のかかったおかずにひとつひとつ感動しながら頂きました。



先付    紫厳・山芋千切り おくら掛け
吸い物替り 山芋入りすっぽん汁(写真なし)
前菜    馬たたき 枇杷入こみ(びわの甘煮の中にクリームチーズ?) 天子南蛮漬け
      畳いわし うどの味噌漬け 沢ガニのから揚げ(香ばしい!)
造り    河ふぐレモン 刺し身こんにゃく トロ湯葉 幻の魚いとう
酢の物   姫マスのスモークカルパッチョ 



揚物    鯉唐揚げあんかけ
焼物    生鮎塩焼きだて酢
鍋物    上州牛陶板焼き
煮物    鶏冶部煮 冬瓜 人参 玉三竹 絹さや
冷し物   じゅんさいの冷し小茶碗

他に南魚沼コシヒカリと よしこさんのお手製漬物(美味)とフルーツ。

お腹いっぱいになりました。



外はとっぷり陽も暮れて



お部屋からのぼんやりとした障子越しの明かりだけの世界。
虫の声もまだ聞こえない しんとした夜が来ます。

お風呂は 重要文化財の法師乃湯と それを模して新しく造られた玉城乃湯。
女性専用の長寿乃湯。
法師乃湯は夜の2時間オンリー女性専用。
こちらに泊る人は絶対これに入りたいので 8時を過ぎるとわらわらと女性たちが集まってくる。

こちらのお湯は 37℃と低めなのでこの時期入るにはとても気持ちいい。
源泉が 湯船の底にあるという源泉直結のお湯です。
岩の割れ目から じわじわっと沸いてくる ありがたいお湯なのです。

法師乃湯は 以前行ったまるほん旅館のように檜の浴槽よこの棚が脱衣所の名残り。
今は男女別の脱衣所がありますが 基本混浴です。

ぼんやりとした提灯の明かりだけが照らす中 さらりくせのないお湯に長時間つかれます。
浴槽に渡された枕木は 頭をのせてのんびり入浴するためのものだそう。

玉城乃湯は 造りは法師乃湯と同じでまた木の色も新しく。
しかしながら カランやシャワーはなくて 木製のボタンをプッシュすると
木製の蛇口から一定時間お湯が流れるタイプ。
髪の毛洗うのもちょっと大変ですが 湯治場の雰囲気を壊すことなくいいお風呂です。

女性専用の長寿乃湯も 入ってみたくて
真夜中にひとりで入ってみました。
先のお風呂に比べると小ぶりですが 充分楽しめる大きさ。
かけ湯用のお湯も常にかけ流し状態でストックされていて嬉しいし
何度入っても疲れることなく やわらかいお湯はやっぱりいいです。

お風呂の写真はぜひこちらでご覧になってみてください。

季節を変えてぜひもう一度行きたい宿になりました。


………ちょっとだけつづきます。











コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




気軽にふらっと…がモットーになった最近の旅行。
直前になって 要チェックしていた法師温泉の宿に空きがみつかり予約。

例によって サイコロの旅よろしく 数年前のガイドブックと
道なき道を行く(10年以上更新されていない)ナビとともにスタート。


法師温泉は 群馬の水上エリアに属するものの、
谷川岳とか片品とも色合いが違う温泉峡。
宿は今回泊まった長寿館一軒のみ。
周辺施設なし、ガイドブックにも宿こそ常連ですが
観光情報はなし。

月夜野インターで下りて 猿ヶ京温泉経由で三国街道をひた走るだけ。

途中 体験施設が立ち並ぶ「たくみの里」にて散策するも
体験とは縁遠い枯れたわたくしたちには どうも居心地悪いとはいえ
須川宿という宿場の名残りを残す町並みや古民家や蔵は楽しめます。



お気に入りの窓もいただきました。



休憩所には 素敵な明かりも。



そば処八兵衛さんにて美味しい10割蕎麦を頂いて早々に移動することになります。

近くの泰寧寺というお寺には 
素敵な山門があるらしいっつうんで(「もやもやさま~ず」っぽく読んでください)
のどかな田園風景の中 夫選曲のちょっと懐かしい歌声をBGMに進んで行く。
実は このお寺 わたくしは言われるまで全くのノーチェックでした。



まさに田んぼの中にぽつんとある 飾り気のないお寺で、
人っ子一人おりません(わたくしたちのちょっと前方に ご高齢のご夫婦が一組いらしただけ)
しかしながら 一歩足を踏み入れると何とも言えない空気感がある。



技巧に走っているわけではないのに 自然と整ったお庭には
せせらぎがあり 静かに天を映す池があり



誰もいない緑の中に 蝉しぐれと古びた橋。



急な石段をえっちらおっちら昇っていくと 
先に入られていたご夫婦が早々と戻ってこられて
「素敵だったわよ~」と一言。



きらびやかではないのに 見るものを圧倒する様な職人肌の技巧をこらした山門が
すこーしずつ見えてきます。
階段の途中から全景を見るのが一番きれいだと思っていると
やはり夫も同じように感じていたらしく しきりに携帯で撮影を始める(笑)

ちょっとささくれた感じの(実はp的にはこれは萌えポイント高し)山門の天井には
見上げると5つの面に見事な絵が描かれています。



竜神と4人の天女。
気をつけていないと 通り過ぎてしまうかもしれません。

わたくしたちのあとからは来る人もまったくおらず 貸切状態の境内には
名残りの紫陽花と静かな表情の野仏さま。 



熊に注意とかかれた札を横目で見ながら 渓流に沿って足場の悪い道を行くのもよし、
苔むした岩と木漏れ日のレースは 午後のご褒美。



門をくぐるなり「鎌倉とはなんか違うぞー」と歓喜の声を上げていた夫も満足の素敵なお寺です。
紫陽花のシーズンは混むのだろうか?
季節を変えてまた来てみたい場所になりました。

やわらかい野仏様の表情に癒された後は
かつては観光地としてにぎわったであろう猿ヶ京温泉峡に立ち寄ってみます。

こちらは驚くほど閑散としており 廃墟と化したホテルが立ち並び
赤谷湖周辺の遊歩道も 電球のない提灯がぶら下がり
ボート乗り場とは名ばかりで 乗り場に近づくこともできなくなったボートがさびしげでした。



そういえば二人でボートなんか乗ったことがないや などと話しつつ
もし賑わっていたら乗っていたかもしれない(笑)

というのも この橋の下洞窟のようなところがなかなか魅力的だったので
本当は行ってみたかったのだ。



写真では近くに見えますが 実はかなりズームをして撮っています。
水際へはとても危険で 近づけませんでした。



遊歩道に咲くさびしげな花たち。
若い世代にも温泉人気はありますが やはり道路事情などで人が来なくなりだすと
どんどんさびれていく温泉地。
窓から破れたカーテンが見えたり きれいに整えられたスリッパがむなしく残っている光景を見ると
どうすることもできないのですが 心痛むものがあります。
先の「たくみの里」なども そういった観光客を集めるために
地元の人たちが取り組んだプロジェクトなんだろうなぁ。

などと 大人の分別臭い呟きをしつつ 山道をくねくねと法師温泉へ向かいます。

……………つづきます。










コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




以前中之条へ行った時に桑の葉オーレというのを飲んでおり
少し記憶に新しかったこともあり
最近 メタボ街道まっしぐらで 色々健康食品にも手を出したいお年頃でもあり
その一環として モラタメさんでモニタリングを。

ファイテン桑葉青汁 アガベイヌリンLBSカルチャープラス

青汁は20年以上前にまずーいのを体験して それからは敬遠気味でしたが
これは全く問題なし。

中之条で飲んだのもそうでしたが 抹茶パウダー的な粉末なので
水分を摂りたいこの時期 お手軽に飲めます。
くせもないので お料理にも簡単に混ぜられると思います。
手近な使い方としては 桑の葉シフォンケーキとかショートブレットあたりが
簡単に作れそうです。
あ もちろんパンとか 手打ち麺とかもいけそうです。

冷蔵、冷凍の青汁はスペースの問題もあるし
鮮度も気になりますが 粉末は手にしやすいのもgood。

わたくしにとってサプリの継続は面倒臭い習慣なのですが
これは今後導入の可能性が高いかもしれません。

分包になっているので 常備薬と一緒にバッグに潜ませておくのもいいかも。




コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )