散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



春巻き、肉まん…どちらも好きなんですけれど
必ずや入っているのが「椎茸」
時として ちょっといやだな と思うことがあります。

ちなみに
我が家の春巻きと肉まんには、椎茸は入れてません。
入れないから 本格っぽい味にならないんだど 夫にも言われた。

今回の飲茶は 椎茸入りのものはなかった(あ 酸マー麺には入っていたかも)
でも お土産に購入の肉まんには、まず入っておりますね(笑)

さて トップ画像はお気に入り「北京飯店」の五目肉まん。
豚の角煮がごろごろと入った味の濃い肉まんです。
一緒に入っているタケノコも角切りっぽく、ふんわりと八角の香。

写真で見ると 頭の部分が結構厚いでしょ?
普段買う肉まんでこういうのは p的にはあまり好きではありませんが
ここのは 生地が美味しい花巻状態なので、
濃いお味の具と実にマッチするのでございます。

花巻と豚の角煮を食べているみたいな ね。

ご多分にもれず椎茸も入っていますが
これに関しては 他の具が十分主張しているので、全然気にならずOKです!

今回 一緒に行ったみよちゃんから
途中、何度も何度も「蒸籠買わなくていいの?」と念を押されました。
実は 行く前に (うーん今回は勢いで蒸籠を買っちゃうかも)と
ちょっとした予感があったのです。
しかしながら 蒸籠は収納場所を取る、メンテナンスに気をつけないとカビる、
などなどのハードルがあり、
おまけに 「買うなら 27cm以上」と皆に言われて
「今回は買いませんっ」
(私は21cmくらいでいいと思ってた)

それでも最後に この五目肉まんを一緒に購入したみよちゃんに
「私はこれをお家に帰って 蒸籠で、蒸籠で蒸すんだもんねー
美味しいよーきっと」
とダメ押し。

悔しいから 帰ってから
「これからアルミの蒸し器で 肉まんを蒸すもんね」とメールしてみた。
アルミの蒸し器でも 十分美味しゅうございましたよ~

でも次回は きっと蒸籠…だなぁ…。

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それほどパンダ好きってわけではないのですが、
ちょうど前日のテレビで、四川大地震で被害を受けたパンダちゃんのドキュメントをやっており、
パンダゲージが上がっていたのは確かですが…。
おひとり様では満足できず、中華街のパンダ村から連れてきてしまいました。

掌にちょこんとのるくらいのパンダの兄弟。

もしかしたら、おつうの家のスヌーピーの彼女(彼?)にいいかもと
お連れしたのですが…。

一緒にお出かけした さっちゃんが、中3のお嬢さんに可愛いお土産を買い、
大学生のお兄ちゃんにも同じものをちゃんと用意していたのを思い出し、
興味を示さなければ私が貰っちゃお、と。

「これ可愛いでしょう?」と押しつけがましくアニに示すと
「二個あるなら一個もらう」

二人並べて「どっちが好き?」とおつうに問えば
「顔違うの?」
と言いながら、しげしげと二人を見比べて
「こっち」と右の子を指さす。

ひょひょっ
意外なリアクションで、ちょっと嬉しかった母。

でもこの子たち、アニとおつう と名づけて
私が可愛がりたい。
もうふたり連れてくればよかったかも。



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毎年恒例の あっちゃん さっちゃん みよちゃんとのお食事&イベント。
ロケ担当のみよちゃんがいつも素敵な提案をしてくれるのですが
今年はちょっと旅気分も ということで横浜中華街へ。

どこで何を食べる?といろいろ考えて、
「まちがいない」ということで 聘珍樓の飲茶に決定。
ちょっとベタすぎる?
でも私はこちらの飲茶は初めてで、その素材の良さに感激してきました。
蒸し餃子なども 醤油や黒酢をつける必要なく
素材のおいしさをゆっくりと味わうことのできる、お値段に見合った美味しさでした。

記念写真は撮らないくせに 食べるものは全部撮るという嫌な私の趣味に
いつも協力していいアングルを考えてくれるみんなに感謝しつつ、
でてくるもの全部撮っていたのですが
あまりの数の多さに躊躇して 急きょ画像を編集し直して
飲茶壁紙を作成(笑)


今回とても食べたいな と思っていたもののひとつが
「青菜の塩炒め」
メニューにはレタスの炒め物はあったのですが
出来たら 青菜が…と呟いていたら嬉しい事に
「空芯菜ならお作りします」
さすがプロの青菜炒め、しゃきしゃきしっとり
イメージトレーニングはできたので 近々挑戦したい!

コースではなく それぞれ好きに注文して
賛同する人は挙手をするという みよちゃんルールを採用。
結果、コースと同じくらいのお値段で 各自好きなものを堪能できました。
自分だけだったら頼まない(要するに食わず嫌いのもの)も
こういうときはトライできます。
エビのトーストとかスペアリブの豆鼓醤などは お初のメニュー。
スペアリブはやはりちょっと私にはヘビーでしたが、豆鼓醤がおいしかったので
さっそく応用してみようかと。

コースだと デザートなど二択になってしまいますが
一品ずつのオーダーだと 一番食べたいものが選べるので
おススメです。


それに4人くらいですと 一品料理もシェア出来るので
壁紙のもの ほぼ全部 我らが胃袋に収まった感じです。
(画像失敗したものもありますので もう少し)

横浜散策といえば…
ネットを始めたころ cookpadで知り合った皆さんとの
初めてのオフ会がここでした。
地元のメンバーさんが 素敵なコースを用意してくれていて
何年たっても鮮やかに思い出される楽しい時間でした。

飲茶のあとは かなりの時間をかけて中華街を散策。
その間も (あーここ 覚えてる!)なんて場所があちこちにあって
私は楽しさ2倍。(杏仁ソフトも久しぶりに食べた!)

お決まりの 窓のある風景。


周りが立て替えられた店舗のなか、古さを残したお店でした。
老朽化のため、建て替えのお休み中のお店もあり
この街の歴史を感じさせます。

そして ちょっとこだわりの看板シリーズ。
最初は気にならなかったんですが
手書きっぽい 食材のイラストがいいなぁと。


中華街では 八宝茶や飲茶で美味しかった豆鼓醤の瓶詰めなども購入。
もちろん 大好きなマーラーカオとミニサイズの月餅も。
みよちゃんは ビーフンと春雨を買い、軽いんだけど大荷物に。

ちなみに月曜日だったので 元町界隈は全滅(店休日)とわかっていたため
中華街で大半の時間を過ごし、
なぜかこれもお決まりの ホテルのラウンジでコストのかかるお茶(笑)
今年はパンパシフィックにて。


子供たちも大きくなったので今年はゆっくりできるね ということで
このあとランドマーク移動して、居酒屋さんにて アルコールなしで軽く数品。
こちらの画像はなし。

帰りの電車の中で 同級生の近状などを話しながら
卒業以来会っていなかったり、疎遠になってしまった友達を思い出し
「やっぱり こういうの定例化しないと しなくなるね」
とあたりまえといえばあたりまえの結論に。

別に義務化するつもりも全くないし、 でも 腰を上げる努力はしないと
友達づきあいに限らず どんな小さなことでも立ち消えるなぁ…と。
私たちのセレブな休日も ここ数年は毎年開催だけど
地方にいたり 子供が小さかったり、これからはきっと親(や夫)の介護もあるでしょうし
無理せず気長に、まさに すこーし愛して ながーく愛して の思想でございます。

これは この3人だけでなく ここで出会えるみなさまにも 
同じ思いのpでございます。


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頂いたというより 欲しいとダイレクトに伝わった(笑)というのが正しいのですが
先月実家に寄った時、アラ還(の次はなんというのだろう?)をとうに過ぎているわが母、
大事に取ってあったらしい新聞折り込みを持ってきて
「これいいと思わない?」

某女優さんがお顔にあててなにやらころころ転がしている広告。
「こんなの効かないわよねー」
「そういえば お笑い芸人さんたちがこの間テレビでやってたなぁ」
「こんなのでもやらないよりはましかと思って」
「そうねぇ じゃあ 買うときは私の分も一緒に買って。2本買うとおまけとかないの?」と
半分冗談で言っていたら…(うひひ)。

自分では買えないけど やってみたかったんです。

「なんかちょっと違うような気もしなくはないわよー」とのこと。

ありがとうございます。がんばります。


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お米が切れたままにして気付かないふりをしていた午後、
そろそろお昼にしなくては と炭水化物をあさるけれど
パスタとそうめん、うどん。
昨日の朝はそうめんだったし(笑)あるものパスタにしよう。

「たらこパスタとホタテのクリームパスタ どっち?」と聞けば 
当然2種類作ることになるんですけど。

お刺身用のホタテは解凍したら お酒をちょっと振って電子レンジで加熱。
生で入れてもいいくらいなので 気にせずに。
玉ねぎ炒めたら 粉、牛乳、クレージーソルト、こしょう。
今日は生クリームなしで 代わりにピザ用のチーズをひとつかみ。
最後にホタテと茹でたいんげん投入。



たらこはほぐしたら、梅肉をたたいたものと合わせます。
これ テレビで見たTipなんですが、
我が家のたらスパはずっとレモン汁を入れてました。
ただ レモン汁だけだとちょっと薄味になってしまうので
結局お醤油をプラスすることが多く つまらないな と思っていました。

梅肉だと 塩けもあるので たらこの生臭みも取れるし
自然な塩けもつくので、最近はそれを導入。
さらっと感を出すため、お気に入りのリモーネ(レモン風味のオリーブ油)を
少したらこに混ぜておきます。

それでも今日は クリームパスタが結構おいしく出来たので
たらこがちょっと負けちゃったかな?
大皿盛りで好きなだけ食べるようにしたら たらこが少しだけ残ってしまったよ。

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昨年から季節の花を見るという課題もなんとなくこだわりの一つに。
沢渡温泉近くにひまわり畑があるのは知っていましたが、
ネットでは、見頃は9月から10月とあったので忘れていました。

水上方面から草津の方へ抜ける「日本ロマンチック街道」というのが走っていまして、
移動中「日本ロマンチック街道」という看板が何度も目に入ります。
そのたびに「なにがロマンチックなの?」とひつこくつぶやく私に「さぁ」と
これまたひつこく返事するドライバー。
それに混じって手書きの「100000本のひまわり」という看板。

「やっぱり行ってみる?近くだし」と看板の誘導に従って行くけれど
そこを目指している車は全くない様子。(というか 車走ってませんでした)
「ひまわり畑」と書かれた矢印に沿って山道登ろうとすると、
まだ10時前なのに 2台ほど車が降りてくる。
「もしかしてこれは大したことがなくて さっさと降りてくる車なのではないか?」と異口同音につぶやく。

ま とりあえず…咲いてなかったら 帰ってくればいいよ、と上り詰めると……

そこは関所だった。(花は全く見えてない)

車がつくとさっそく フラワーガーデンの方が立ち上がり
案内図を渡される。
ちなみに入場料ひとり500円(笑)
ここまで来ちゃうと バックできなくて。

でも 図々しく確認するアラフィーp。
「ひまわり 見ごろなんですよね」(愚問だ)
「もちろんです」(当然だ)

車を降りても 猫やら馬やらがいるだけで
何にも見えない(やられたか)
「よかったら 杖もありますから 使ってくださいね」
(なに? 私に杖を使いないさいと? ちょっとムッとする・笑)

細い小道を少しずつ下って行くと



あははーこういうことだったのね。すごーい。



あっちもこっちも ひまわり。
ちなみに さらに山肌に沿って 次のひまわりが咲くそうです。
トータルで100000本ということ。



ご存じのとおりひまわりというのは おひさまを追っかけて行く花なので
崖の一番下に降りたところが 勢揃いのベストポジションということになりまして、
時には ひとり二人 天の邪鬼が混じっているみたいだけど。

いろいろな表情のひまわりがいます。
ひとりひとり話しかけてると 時間を忘れちゃう。
この子、割と好き。話が合いそうな気がする(笑)

まだしばらく 楽しめるそうです。
大岩フラワーガーデン。


このあと 年甲斐もなく道沿いの渓流に降りてみたり(ちなみに水にも入った・笑)
榛名湖へ寄ったりしながら だらだらモードで帰宅。


行く先々で バリエーションに富んだ水の色。
お天気がよくて 本当にラッキーでした。

榛名湖では 旅館ごはんとうどんにちょっと飽きてしまったので
風の抜ける隠れ家ふうホテルで 子供みたいにグラタンなんか食べてしましました。
これまた御愛嬌で。

これが この旅最後のシャッター。
榛名湖岸のベンチにて 空を見上げる。



またこれから日々の生活が始まります。

……おしまい。

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四万温泉を検索していて、たまたま見つけた沢渡温泉、「まるほん旅館
まずはその檜の風変わりなお風呂に目が釘付けでした。

浴場の写真は、撮ろうと思えば撮れないことはないけれど
なんとなくエチケット違反かな?という気持ちもあり
よろしかったら旅館のHPでぜひご覧ください。

言葉だけで、魅力がお伝えできるといいのですが…

トップ画像は 浴場に続く廊下というか階段。
こちらのお風呂はすべてこういう雰囲気です。
廊下を抜けると浴場に降りていく階段、階段を降りるともう湯船。
階段は、そう 池田屋の階段を思い浮かべて下さい。
階段の両脇に 二つの湯船。

脱衣所は 湯船の脇に棚がおいてあるだけというワイルドさ。
おまけに基本は「混浴」なのだ。
ちなみに 夜の1時間半と早朝1時間だけ女性専用になっているので大丈夫。

浴場全体は天井の高い檜造り。
湯船のそこは 青い石が敷き詰められていて
やわらかな照明のもと ぼんやり青く浮かび上がります。

カランは一つだけ。
一応シャンプーやせっけんは用意されていますが
どこで使うんよ?って感じ。

湯質は かの嵐山光三郎氏が「肌を抱きしめてくる情の深い湯」と表現しているように
普通のお湯(とろみがあるわけではないのに)がしっとり肌になじんできます。
「一浴玉の肌」というのも納得!

女性タイムを待って 飛んで行ったのですが
ラッキーなことに誰もいなく、しばらくはこの大きな檜風呂を貸し切り状態。
ここ数日 楽しみにしていたお風呂に今いるんだわぁ と
頭の中空っぽ(いつもだけど)にしながら 全身脱力してまいりました。

大きなホテルの温泉などに入ると 意外にお湯が汚れていたり
洗い場がきれいでなかったりするのですが
ここは古いお風呂ではありますが とても清潔感があります。

こちらは素泊まりもOKですが、周りには食事のできるような施設がありませんので
食事つきで泊りました。



素朴なお料理と聞いていましたが、なんのなんの、品数も沢山
凝った蒸し物などもあり、もうお腹一杯。
このふた月のダイエットはなんだったの?という感じ。
特に 地元の舞茸がふんだんに使われており、
陶板焼き、てんぷら、釜めし、どれだけの舞茸がおなかの中に入ったんだろうって。(陶板焼きはこれで一人前です)
しいたけは一切なし!スバラシイ!

茶碗蒸しと陶板焼きにはさりげなくチーズがしのばせてあり
私はこの組み合わせ好きでしたが 夫はちょっと…のようでした。
こういうのは好き好きだからね。

朝ご飯も野菜たっぷりで 出かけるまで苦しいお腹を抱えてしまいました(笑)

今回どちらのお宿も ほっといてくれるタイプのお宿でいごごちがよかったです。
でも 個性的という点で「まるほん旅館」かな?
それも 奇をてらったお宿造りではなく、昔からあるいいものを伝えているという点で、旅人の心をいやしてくれたような気がします。

多分…ここはリピーターになると思う。
距離的にも近いし(日帰りでOKくらいの場所です)季節を変えて。

ちなみにお肌はつるつる、数日経ってもその名残が十分感じられます。

……最後はひまわり畑に続きます。



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私のちょっとしたこだわり、窓・窓枠・ドア……とそこからの風景。

「月とキャベツ」という古い映画をご存知でしょうか?
古いと言うと語弊があるかな?
1996年製作の篠原哲雄監督作品です。
「One more time,One more chance」という山崎まさよしの切ない歌が
テーマ曲、というかストーリーの柱になり、まさよしサンも主演している映画。

この「One more……」は私の大好きな曲で、
ついうっかり夕暮れの電車の中で聴いてしまったりすると
回り構わず号泣してしまいそうになる曲なのですが…。

このロケ地が、今回訪れている中之条なのでした。
主人公の住まいになったのはは、栃窪という もっともっと山の中で、
当初そこへ行きたいとは思っていたのですが、さすがに自分で運転していかれない私としては 強く言えない(笑)
ロケの本拠地となった伊参スタジオ(これも廃校になった中学校)へ行くことにしました。

ちなみにこの伊参スタジオでは、映画祭が行われていたり
「中之条ビエンナーレ」の中心地になったりしていて
普段は訪れる人もいないようですが、知る人ぞ知るアートな場所なのです。


相変わらず古びた引き戸、かさかさした廊下などに心惹かれます。
残念だったのは ビエンナーレの準備中だったため、
オブジェなどの製作者たちが入っており、わさわさしていたこと。
なんとなく居づらくて、早々に校舎を出てしまいました。

蝉しぐれの中、大きな木の下で空を見ていると
もうなにも要らない~気分に。
「ここに来るのは 夏がいいね」というのは夫と共通の感想。
もちろん 桜満開や雪げしきも素敵だと思うんですけど
アルファ波が発生しそうな蝉しぐれは 捨てがたい。



真っ赤なサルビアが押さえた色の中でひときわ映えます。

と かなり透明な気分になったところで……

やっぱり、うどん(笑)

伊参スタジオからほど近い「和利の家」へ ぶーん。
案内板はあちこちにありますが、車道からは見えない民家がお店です。


駐車場に車を止めると 「お店はどこ?」状態(笑)
こんな細い階段を昇って行きますと


夏休みにおばあちゃんの家に遊びに来たみたいな感じ。


お店の中も 自然体。 すぐそばに家庭用ファックスやモデムが置いてあったり
お店に届いた封筒や手紙なんかが 無造作に置いてあったり(笑)

「百合根うどん」という百合根を練り込んだといううどんはすでに売り切れ。
私は百合根と黒豆、黒ゴマの入った「ゆうめん」をいただく。


細めのおうどんですが しっかりとこしがあり、
かといって飲み込むタイミングに悩むほどでもなく
野趣あふれる美味しいおうどんでした。

夫はおそばにしましたが、おそらくそば粉の割合が高いのかな?
びっくりするくらい ぷつぷつ切れたおそばでしたが
これも 素朴ないいお味だったようです。

おばあちゃんの家でのんびりしたら いよいよお楽しみの沢渡温泉へ。

……続きます。

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トップは日向見薬師堂
群馬県内唯一の国の重要文化財の指定を受けている薬師堂。
質素な茅葺屋根がしっとりと朝日の中に。

この日は、四万からほど近い沢渡温泉へ移動することになっており
早めのチェックインができるので、欲張らずに行こうと思っておりました。
薬師堂隣接の「あづまや」で、モーニングコーヒーをいただいてから
さらに上流の奥四万湖の四万川ダムを目指します。

ここはそれほど期待していなかった(ダムでしょ?くらいに思っていた)のですが
とんでもない 自然の美しさに声を上げてはしゃいでしまうほど
素敵な場所だったんです。


つよいつよい紫外線をめいっぱい浴びながらも、湖を渡るとそこには



この碧さはなに?
バスクリン大瓶を投入した?

昨日訪れた渓流でも感じたことなのですが
ここの水は碧い。
それが湖の深さと相まって、青とも緑とも言い難い色合いに。

何度見てもその色のきれいさに、開いた口がふさがらない私。

湖の反対側には 箱庭のような遊歩道。


大半の観光客はここでUターンして山を降りていくのですが
駐車場で私たちの前をぶーんと一台の観光タクシーが登っていく…。
これは絶対何かあるに違いない、追いかけろ!と あわてて方向転換。

案の定、見事な滝と、橋の上から流れの止まった別世界のような光景が…。



強い日差しの中、この光景が目の前に広がったときは
大声で叫んでしまいました。
「あたし あそこに降りたいっ!」

夫も同じ思いだったようで(いえ 私以上に降りたかったにちがいない)
タクシーが山を降りていくにも関わらず、そのまま山道を登っていくことに。
もしUターンできる場所がなかったら、もしかしてひと山超えて草津まで抜けちゃうの?という不安も隠せなかったけれど
とりあえず行っちゃえ。

ああ この先は無理というところまで行くと、
なぜか 脇にだだっ広い草原がひろがっているのでございます。
ここはいったいなに?キャンプ場ではなかろうに。


そろそろお勤めも終わりに近づいている我が家の愛車。
雄大な風景の中で一枚記憶にとどめておこう。

広場の真ん中に車を止めて 渓流に降りられそうな場所を探すも無理でしたが
さわさわと吹く風の中で すべてから見放されたような開放感。
なんでこんな素敵な場所なのに 誰も来ないんだろう。
いや 知らなくていいや。内緒にしておこう。

……続きます。

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朝日の露天風呂でしゃっきりした後は、実は目をつけていたとあるポイントへ。
温泉街は閑散として人っ子一人通っていません。
宿の裏側にある急な坂道をこっそり登っていくと、
数年前に廃校になった小学校があることを事前に調べておいたのでございます。

実は私、あまりいいネーミングではないと思うのですが、一種の廃墟マニア。
と言っても、汚い廃墟はお断りなんですけど。


ちょうど山側からの朝日が差し込んで、古びた校舎に影を作っています。
かつては子ども達の声が響いていたのでしょう。


開かずの扉の向こうには、半分開いた扉。
そしてその向こうには、賞状や子どもたちの作ったであろうモザイクのようなもの。
廃校になるときは こうした掲示物など、そのまま放置されてしまうんですね。
あちこちの窓からのぞいてみると、研究発表の模造紙とか
地球儀、校歌の歌詞などがそのまま温もりを残しています。



懐かしいタイプの机。
私は高学年になってからこのタイプに変わったなぁ。
(低学年の頃は 二人掛けの木製の机だったのだ…知ってる人いる?・笑)

人気がないのをいいことにかなり大胆になり、校舎裏へ。
「開けると警察に連絡しますので 開けないでください」という扉はスルーして
昨今の学校では見られなくなった、もしくは形骸化してしまった焼却炉。



今は使われていないものになぜこんなに惹かれるんだろう。
どれだけの人がここを通ってきたんだろうと思うと、
なかなかその場を離れることができません。これ病気(笑)



私はここの主、という表情で朝のお散歩中の猫ちゃん。
かなり望遠で撮っているのですが、人の気配を感じてちゃんとカメラ目線なのがすごい。

しんとした空気の中、時折鳥の声とカナカナの鳴く声だけが響く校庭を独り占め。
青い空、軽い空気、こんな贅沢めったにできません。

……続きます。

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冬の金沢旅行でも候補になっていたのですが
積善館」、この建物、pテイスト満載。
しかしながらやはり人気もあって、予約が取れなかったので
今回は外観だけを拝むことに。
「千と千尋…」の湯屋のモデル?ともいわれており
なによりその大正ロマネスク感たっぷりのお風呂は、
写真でしか見ていませんが とても惹かれるものがあります。
(ぜひ リンク先でお楽しみください)

赤い橋を渡ると本館。


例によってアーチ型の窓枠が萌えポイントのお風呂外観。


川を隔てた管理棟と旅館を結ぶ渡り廊下、ぎしぎしという音まで想像できそう。


最初は なんじゃそれ?だった夫も、日帰りでもいいからお風呂に入ればよかった、と。
次回は必ずトライしてみたい場所です。

こちらは積善館近くの落合商店街。
といっても ほとんどのお店が閉まっていて、ちょっとさびしい感じ。
レトロな看板見っけ。


この周辺、旅館以外にも湯屋が沢山あり、
なかでもワイルドな(?)魅力のお湯がここ。

四万川の河原にぽつりと建っている「河原の湯」
入浴時間が15時までと早いので、中を見ることができなかったのですが
ツーリング途中の人とか、こうした温泉を回るコンセプトで旅をしていたら
とっても楽しそうなところでもあります。

……続きます。

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四万温泉の手前に「甌穴」という川の流れでできた穴ぼこが並ぶビューポイントがあります。
事前学習で見ると、碧い水たまりがいくつも並んで
とても幻想的な風景。
私はこれがとても楽しみだったのですが、前日の大雨で 当然水量の増した川。
穴ぼこなど通り過ぎて 濁流となっておりました。
甌穴見学ポイントは、川のぎりぎりまで降りていくこともできるのですが
さすがにこの濁流ぎりぎりまで来ると ちょっと身の危険さえ感じてしまいました。
(お時間ありましたらリンク先にて 本来の雰囲気もご覧ください)

でも渓流独特の涼しさと、何もかも忘れられる川の流れる音は素敵。
+α、ここはオサレなカフェ付きときているのでございます。
上流の旅館経営のカフェ「kiseki」が、渓流沿いにありまして、
急停車してさっそくアイスコーヒーを。
オープンテラスではもう真下が「甌穴」ビューポイント。

小市民的な楽しみ方を愛する私たちとしては
こんな所を独り占めできるのはこの上ない贅沢なのでございます。





カフェの中もアートな雰囲気。
今年はこの街で「中之条ビエンナーレ」というアートイベントがあることもあり
全体的にアートモード入ってます。

3時のチェックインまでの間の時間つぶし…なんて思っていたら
ずいぶん長居をしてしまいました。
いよいよ、お宿へ。
四万温泉のメインストリートからはちょっと離れたところに宿をとりました。


これはお泊まりした宿ではありませんが、最寄りのバス停。
なんだかひなびた感じがいいでしょう?

本日のお宿、三木屋旅館さんにチェックイン。
こちらは部屋数が8部屋というこじんまりしたお宿です。
(あえてこういうところを探したので)

露天と内風呂が一つずつ、大浴場という感じではありませんが
ゆったりとほぼ貸切状態で入ることができます。
さっそく 露天に浸かってみると、山間のバイパスがかなりよろしく見える。
ということはあちらからも見えるんでしょうね、と思いつつ、
もうアラフィーだからいいや ってのんびりと。

(ちなみに 翌日このバイパスから露天風呂を見てみたら
婦人風呂のカランまではっきりと確認できました。っつうことは人間は言わずもがななんでしょうねぇ)

夕食まで時間があったのでそのままお散歩へ。
実は 「なにもしない 何も見ない」はずでしたが、
しっかり私は大好きポイントをチェックしておりまして…。
そこのことは次の記事でご紹介するとして、
やっぱりお楽しみは御飯ということになります。

年々、味覚や食事の量その他もろもろ、旅館のお食事に対する採点が厳しくなってきていますが
こちらのお食事、いろいろ工夫しておられるんだなぁ というのが伝わってきて
完食いたしました。
おうちでも参考にできるtipもいくつかあり、近々再現してみようと思います。


夫はビーフシチューのパイかぶせと、海老たっぷりの卵サラダがお気に召した様子(割と可愛い味覚をしているようだ・笑)
ビーフシチューというのは 最近あちこちの観光地で見かけるアイテム。
先のkisekiというカフェでも 限定5食のビーフシチューがあったりして
お店お店の特徴を出しやすいのかも。

私はかぼちゃ(だと思うのだが)とすり身のあんかけみたいなのが美味しかった。
こういうのは、まず自分じゃ作らないからね(笑)

「動けない」と言うところまで食べて
(最近 ここまで食べるということをしていなかったので
胃がかなり軟弱になっていると見えます)
それでもしっかり温泉に入って、翌日に備えて早々就寝いたしました。

……続きます。





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いくつかの候補地から選ばれたここ、当初は一泊のつもりでしたが
なにせ 運転手が一人なので
一日はゆっくりしたいでしょう ということで
一泊は冬の金沢旅行の残りのチケットを使い、一泊はちょっと地味なところを選びました。

実は出発前日から台風が接近で、
行っても宿に缶詰かも、と本を持って行こうかなぁと。
おまけに当日の朝、大きな地震が…。
道路はどうだろう 台風も…と心配しつつも
「だめだったら帰ってくればいいじゃん」というアニのことばで
そうだそうだ と、被災された方たちには申し訳ないけれど出発しました。
(ちなみにアニとおつうはそれぞれバイトのため 不参加というか参加拒否)

世の流れとは逆を行ったので、渋滞もなく
珍しく早めの出発だったこともあり 11時前には通過地点の伊香保温泉に到着。


伊香保は温泉の源泉から送られてくるお湯が、トレードマークの石段の下を
流れてくるそうです。
お宿への配管もあちこちに露出、また こんなふうに覆われているところも。
「温泉管」という名前がいかにも…。


石段を登っていくのは結構ヘビーだったのですが
せっかくなので源泉を見て行こうということで えっちらおっちら。
途中には 温泉を飲むあずまやもあります。
渓流を見ると 茶色い川底。やはり鉄分の多い泉質なので
飲んでみてもやはりかなり鉄臭い。
(ちなみに有馬温泉に比べたら可愛いものでした、有馬のは強烈!)


源泉のすぐそばには 露天風呂もあり、
かなり賑わっていました。
源泉近くと言うと なんだかお湯も濃そう(笑)



こちらは湯の花饅頭のお店。勝月堂さん。
といっても 営業はしておらず、山を下った所でいただくことができます。



悲しいかなメタボな二人旅なんですけど
こういうのは食さないとおさまらない。
お饅頭を蒸す湯気とほんのり甘い匂いの前で 私は無言のまま二個買ってくる。
この あんこがあちちち…状態のお饅頭、たまりません。
我が家に持って帰ったら一箱一気になくなるのは 言うまでもなく
いえ、ここでだって 二個三個いけちゃいそうでした。
このあとに水沢うどん街で うどんを食す というミッションがあったので
なんとか理性を取り戻し…。


この水沢うどん街。この通りだけ うどん屋さんだらけ。
うどんマップなるものをもらってにらみつつ その特徴を一瞬にして理解し(笑)
「4種類のおつゆでいただく」「松島屋」さんへ直行。


左から、ごまみそ・醤油(ノーマル)・なめこ・山菜。
生姜と大根おろしを添えていただきます。
のどごしのよい水沢うどんと、あっさりしたおつゆがいい感じ。
個人的には、ノーマルなお醤油か山菜がおススメかな?
ごまみそは味噌が思っていたより主張しているので 冷たいお味噌がOKな方なら好きかもです。

さて 3時のチェックインまでかなり余裕だったので、四万温泉へ向かう途中、
四万湖にて休憩。
前日の大雨で放水もダイナミックに、涼しいミストを浴びてしばしぼんやりと。


重低音の放水音を聞きながら、目もくらむ高さから渓流を望めば
絶妙のタイミングで 虹がかかる。ブラボー。


…続きます。



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Yahoo!のモデムが逝ってしまい 陸の孤島状態です。
モデム交換するも症状変わらず・・・
昨年のスカパーアンテナ切断事件に続き
DVDデッキ崩壊
耐えていたアニも ニコ動中毒が禁断症状に達したか
少々辛くなって来た模様。
ということで 携帯より更新。
パケホに入っていませんので 来月の請求書が怖い。

pは元気にしております。

これから時間を待って再度サポートに電話でございます。

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ヒヤシンスのような葉っぱがわさわさと繁るばかりで
花の一つも咲かなかったというのに
葉っぱも片づけられた今頃、にょきにょきと茎が伸びて
可愛いつぼみを。

ぽんぽんと花が咲いて今満開。
名前なんて言うんでしたっけ?<おかーさん(笑)


先日、ちょっとしたドラマのワンシーンのような光景に遭遇。

電車に乗り込んできた異国の人、剣道着着用。
稽古帰りなのか趣味で来ているのかはよくわからない。
手にはスポーツバッグとiphone。
私と同じ駅で降りるらしく 網棚から荷物を取ると
ちゃらーん…とコインが飛び散る。
よく見ると 外国のお金。
もう電車は駅に入っているので あわてて周りの人たちも協力して拾う。

(なんて発声するかな?うふふ)

なんて考えながら見ていたら
「アリガトゴザイマス」
まさに カタカナで「アリガトゴザイマス」

なかなか美形の青年で
周りでコインを拾い集める人たちも
今時の青年や若い女性。
絵にかいたような ベタなシーンを楽しんだpmなのでした。


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