散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



金柑も2月の雪にあたってそろそろ終わり。
追熟を待っていた子たちも ドライ金柑にして楽しむ。

サテ

相変わらずおつうとの食卓は「孤独のグルメ」だ。
その日の気分でシーズンとエピソードを選び(Amazonで見放題) 
食事しながら見るというパターン。
その翌日の夕飯の献立が読めるという(確かに)
とくにから揚げだの餃子だのといった テロリスト的なおかずのときは
翌日それが反映されることが多く、
わたくしも献立を考えるのに 大変楽である。

トイウコトデ

だれよりも松重豊氏を目にする時間が長いわたくし。
実は 「バイプレイヤーズ」も大好きで
おつうがいない時間帯によく見る。
これも 松重豊氏が活躍するドラマ。

サラニ

「わろてんか」を朝のBSで見る習慣があるので
その後の時間帯 BSがつけっぱなしになっている。
木曜日は「英雄たちの決断」という歴史番組をやっているのだが
そのナレーションも松重氏。

もうこうなると 朝から晩まで(トイッテモ ズットミテイルワケデハナイ)松重氏の声だ。

以前はそれほど好きな俳優さんではなかった。
「しゃべれどもしゃべれども」で 引退して解説者になるも
しゃべりが得意でないためにぱっとしない 元プロ野球選手の役をやった時も
そんなに好きなタイプではないなぁ…寺島進氏のほうが好きかも…という感じだった。

「孤独のグルメ」を まあ繰り返し繰り返し見ているうちに
慣れとは恐ろしいもので 夫の声は忘れてしまったが
松重氏の声は認識できるくらいになった(笑)

そして 別な番組で髪に白いものが増えてきた、割と素に近いだろうと思われる氏を見て
今までの中で一番好きかも と思った。
そう…同級生の中に あんな感じの人がいたら
同期会も楽しかったかも…。(ひとりくらいいてもいいのにねぇ)

夫も若き頃の体形を保っていれば
こんな感じの中年になっていたかも…
(まあ 自分の変貌を考えれば 人のことはあれこれ言いますまい)

今日も「孤独のグルメ」で下町洋食なんかも見たので
今週は コロッケか玉ねぎいっぱいの生姜焼きかなんかが食卓に上りそう。



からからに乾いた金柑は
白湯に落とすと じゅわっとしながらほのかに金柑香る。

次回はこれを持って出かけた イベントのお話をしたいと思います。

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少し前のブログ仲間との会食。
先月誕生日だったので、お祝いをしていただいた。

自分の誕生日はさして嬉しくもないものなのだけれど
こうして一緒にお祝いしてもらうと
なんだかうれしいものになってくる。
家族からは完全スルーの誕生日だったけれど
仲間とはよきものだと年々強く思う。


サプライズで登場した花火の咲く素敵なプレートは生まれて初めてかも!
お店の中で注目浴びるのも すこし快感だったりした。ありがとう!



今回は 集いの直前にちょっと(ほんとはうんと)嬉しいことがあった。
「おつうレシピ」で幾度となく登場していた愚息おつうが 
苦節7年、やっと某採用試験に合格したのだ(ちょっと自慢げ)

最初の数年は覚悟していたが、もうここ数年は年中行事的になり
友人たちも「今年も来たね」的な扱い。
さらには恒例になっている夏の「なんちゃって祭り」は、
毎年試験日になっていたりして、
今回の合格は p夫くんはじめ、じじばばだけでなく
わたくしの友人たちもありがたいことに一緒に喜んでくれた。



先日の「参観」の記事をネタに面白がっていた彼女たちが
「赤飯炊いて配ってもいいくらい」と喜んでくれたので
この日は スーパーで買った「赤飯の素」をお土産に用意していった。
画像は n女史のブログより無断転用。



自分の中で、アニの国家試験 おつうの採用試験合格が
一つの節目だったので
なかなか決まらないおつうの本採用に あと一歩まで行った昨年はかなり落ち込んだ。
本人は 日々の業務に加えてもっと辛かっただろうが…。



思えば 一番お勉強が嫌いだったおつうが
最後まで給食食べているという ふしぎな現象に
今だこの選択が正しかったのかと思うこともあるけれど
もう これしかない的な状況の中、
意外にまじめによくやっていると 親ばかちゃんりんで思う今日この頃。
中学や高校時代、先生に叱られて 机蹴っ飛ばしたりしたこともあったらしいけど
ルールはルールとして認めること、スポーツから学ばせてもらったんだろうなぁともう。
大きくぐれることもなかったけれど
いわゆる学校の問題児とされていたような同級生とも
「あいつはそんなに悪い奴じゃない。自分はやらないけど」と
悪く言うことはない子だった。
(さぁさぁ pさんの親ばか劇場ですよーw)



遡って 決して本人が自ら目指したというよりも
環境がそうさせていった大学時代から
彼もまた いい友人たちに恵まれて この道へ進んだのだと思う。

遅ればせながらの本スタートはこれから
だけどキャリアは少しだけ積んだからね。
おばさまたちの応援背に受けて 頑張ってちょ。
そしてわたくしも やっと「おつう卒」に近づいたというわけだ。
期しくも これまでで最高の誕生日祝いをもらえた気がする。
(しかーし、おつうからは完全スルーだったぞ!)

この日は、グルメ女王のるい姐さんチョイスで
銀座のバルレッタにて イタリアンな夜。

せっかくなのでパスタも一品というところで
わたくしのパスタ選びのこだわり「家では作れないパスタ」を提案。
n女史もそれに同意してくれて
p夫くんやn女史夫さんが 何も考えず「ミートソース」と口走ることに不満を述べる。
それを聞いたるい姐さんは「そしたらミートソース食べたくても食べられないじゃないですか」と。

「だって 私の作るミートソースのほうがぜったい美味しいもん」と
強気なわたくしに、決定権が降りる。
わたくしの選択は「カルボナーラ」

「え?それでカルボナーラなんですか?」
ちょっと拍子抜けしたようなるい姐さんだった。

カルボナーラ、ツクルノニガテナンダヨ
タマゴトジパスタニナッチャウンダヨ

ということで カルボナーラをオーダー。



こちらのお店 パスタを選ぶことが出来るのだ。
この ストッカーに入ったパスタは、萌えポイント大なり。



選んだのは中が空洞になったブカディーニというパスタ。
マカロニのながーーいやつですね。
絶品カルボナーラのソースによく絡んで美味しかった。



これでまたしばらく頑張れるような気がしてきた。

みなさま これからも愚息おつうをよろしくね。



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よく晴れた日曜日。
何の予定もなく 帰宅中の夫とだらけた朝を過ごしているときに
ふと おつうが今日は近くで仕事だと言っていたのを思い出す。

実は おつうは今年野球部の顧問をやっている。
自分の中学時代よろしく 土日は練習試合に忙しい。
勤務校は自宅からは遠い学校なので、思いついたりしないのだが
この日は市内に練習試合で来るというので
一度見てみたかったおつうの様子を こっそり見にいこうと
どちらからともなく出かける支度を始める。

いや もちろんご法度ですよ(笑)
もちろんこれまでも 職場に近づいたことは一切ございません。

フェンス越しに 通りすがりの野球好きを装い、
こっそりのつもりだったのだけど
そのフェンスのすぐ向こうが おつうたちのベンチだったので
10m以上 近づくこともできやしなかった。

それでもこっそりこっそり壁づたいに気配を消して
様子を見に行くp夫君。
フェンス越しに 生徒が怒られているのが聞こえると
ひっ!というように戻ってくる。
「怒っているの おつうだな あれ」
確かに 耳をそばだてていると
我が息子の声とちゃんとわかる(笑)
「怒り方が O先生みたいだな」(O先生=中学時代の顧問)

はたから見たらフェンスから10mも離れて
変なおじさんとおばさんだよね ということになり
しかたないので 学校をぐるりと半周し
遠く外野方面からしばし観戦。
こうして観戦するのも懐かしいなぁと
応援するでもなく眺めるのも楽し。

シカシナガラ

途中ほかの部活の顧問とみられる先生に挨拶までされてしまい
本人に見つかる前に退散することにする。

結局働くおつうは見られなかったが
ちゃんと仕事しているようだったので
その場を離れた。



で 移動途中、行列しているのを見つけて
珍しく並んでみようということで列の後ろについて
30分以上 炎天下に並んでの娘娘にて「スタカレー」

スタミナラーメンとスタカレーで有名なこのラーメン屋さん。
「カレー」とあったら食べてみなくては と選んでみたけれど
このビジュアルとご飯の量で 一瞬無理かも…と弱気になった。
しかしながら 台湾飯にも似た味の濃さで
食べ始めたら意外に頑張れました(笑)
餃子は 五香粉の香りが確認できるほど利いていて、ちょっと独特の美味しさ。

帰宅したおつうには この日の怪しい行動については触れず。
久しぶりに親バカ行動を楽しんだ休日でありました。


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食事しながらテレビを見るのはよろしくないけれど
まあ 我が家はもう躾とかマナーとか崩壊しているし(笑)
おつうは 普段ほとんどテレビ見ないので
食事のときくらいは 共通の話題をもってよしということで。

少し前までは「水曜どうでしょう」か「真田丸」や昔の大河ドラマを見つつの食事だったが
孤独のグルメ」の新シーズンが始まったので今はもっぱらそれ。
貧相な食事の時に 焼き肉の回を見たりすると
さながら うなぎ屋の前で白飯を食う 的な食事風景だ。

そしてついつい見たものに影響されて 食卓を用意すると
また違うものが登場して とてもむなしいこともある。
例えば おいしそうな中華に触発されて用意したら
お寿司の回を見ちゃったりして 「あーやっぱ寿司食いたい」ってなったりね。

これは「本棚食堂」の時もそうだった。

それに加えて 最近は「ワカコ酒session3」で
まあおいしそうに飲み食いするワカコさんを見ているから
おつまみ系のおかずが増えているかも。
もっとも アニに言わせるとうちのかずは居酒屋系だそうだが。

実はおつうが 少し前から「夜だけ糖質ダイエット」を希望していて
遅い夕食にご飯を食べなくなった。
ダイエットしなくてはいけないのはわたくしのほうなので
おつきあいして一応 ご飯を炊かないでおかずだけを用意しておくことになる。

結果 これにビールとかあったらいいのにね的な食卓になってしまう。

ご飯がない ってことで最初はやりにくかったけれど
流行りの「つくりおき」で 週に1、2回、野菜中心のおかずを作り置くことで
結構楽しくやっている。

ハナシモドッテ

先の投稿でも書いたけれど「みをつくし料理帖」が始まった。
3年ほど前 おつうが10日ほど入院した時に
暇つぶしにこの原作を差し入れていたので
録画リストにこれを見つけて さっそく食いつく。
これもまた我が家のおかず作品に追加。
黒木華さんは おそらくおつうの好みのタイプだと思うので
しばらく楽しい食事ができそうです。

画像は なぜか「ワカコ酒」原作。
もともとこの作品は アニ(長男)のおすすめで
彼が全巻そろえているのを知っていたので 先日まとめて借りてきたところ。

原作も悪くないけれど 食べ物系の漫画は実写版のほうがよりいいかも。


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まんさくが咲いたねぇ。

春になるとまず咲く まず咲く…まんさく と
子どものころに教えてもらって以来
この花を見つけるたびに まず咲く まんさく と呟くのが
わたくしの春の始まり。

ここ数週間というもの なんだかずいぶん
コンビニのおにぎりのお世話になったような気がする。

二年ほど前から始めたコンガのレッスンも
やはり寄せる年波のせいか なかなか体に浸透しない。
そんな中 3回目の発表会ライブを迎え
追加の練習が続いて 終電間際の帰宅も続き
合間合間に食べるおにぎりの数も増えていったのだ。



緊張も疲労もピークに達したころ本番となり
つい先日 やっとひと段落。
寛大な師匠と姉弟子たちの気遣いで とても良いひとときが過ごせたことに感謝。



場所はかなり老舗のライブハウスで
普通だったらわたくしなんぞが立てるような場所ではないのだけれど
年に一度 至福の時間を持つことができる。

さて この春 夫のサイコロの目が
倉敷からこっち方面へ転がってきた。
来月には また週末鎌倉夫人が復活できるもよう。

倉敷はその街はもちろん 四国や山陰へも便が良く
リゾート気分で通うにはとても良い所だったので
せめてあと一年くらいは いてほしかったのだけれどまあ 仕方ない。

ぶろぐをさぼっている間も 倉敷ジャズストリートや
天空の城備中松山城など ご紹介したい場所やイベントへも参加していたので
そのうち さよなら ときどき倉敷マダム最終章として ご紹介できたらよいなと思う。

ブログ仲間のnさんからの宿題もやりたいし
この二か月ほど pさんなんだか付き合い悪いわね と思っていた皆様
これから いろいろ消化していきます 
どうぞ よろしくお付き合いいただけると嬉しいです。




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長女が「ママ」と呼ぶのをまねしたのでしょう。
二歳の孫も、妻のことを「まま」と呼びます。
テレビ電話でおしゃべりをする様子は本当に楽しそう。
目じりを下げたその表情や名前を呼ぶ声は
娘二人にぬいぐるみや洋服を作っていたころと同様でした…

微笑ましい光景が浮かぶような小説の書き出しのようなその一説、
「まま」さんの笑顔が目に見えるよう。

以前一緒にお仕事をしていたイソノさんが、突然亡くなりました。

冒頭の文は ご主人の書かれた会葬御礼の書き出しです。

仕事先が閉鎖になり 会社が分割されイソノさんとも別な所属になったあとも
ときどきお食事したり おうちにも一度お邪魔させていただいたけれど
ここ数年 忙しさからご無沙汰していました。
わたくしはその後、その仕事をやめてしまったけれど
イソノさんは地道に続けておられた。

同じ職場にいたヨシダさんが 市内で喫茶店を始めたので
一緒に行きましょうね と言いながらそれも果たせず。
うちの息子たちと同じ年頃のお嬢さんが二人、
それぞれの個性を大切にして 昨年の秋には二人目のお嬢さんも結婚して
そんな矢先の突然のお別れだったようです。

悪妻名高いわたくしと違って ご主人をたてて家庭を第一に考えて
素敵なお姉さまでした。
晩ご飯にパスタを出したら これは晩ご飯じゃないとご主人に言われて
それからじゃがいもを茹でて コロッケを作った というお話を聞いたとき
わたくしにはまねのできない主婦像と思ったものでした。

先の会葬御礼には 奥様との思い出がお仕着せの文章ではなく綴られて
(もしかしたら 才媛のお嬢さんの加筆もあったかもしれない)
お葬式からずいぶん経ちますが いまだに読み返しては涙してしまうわたくしです。

わたくしが先に逝ったら こんなふうに送ってもらえるのだろうか。

イソノさん、さようなら。
あなたのことは忘れません。





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もひとつ笑えるおバカさんなお話を。

先日、友人と川越に行った時のこと。
駅で待ち合わせをしていたのだけれど
少し早めについたわたくし成城石井をふらふらしていた。
その時 ラインが届く。
仕事仲間のおーさんからだ。

「今電車ですか?」
「今日は川越にいます」
「四角い大きなイヤリングをしていませんか?」
(ぎょっ!どこかにいるのか?)
「透視能力か?」
「そう あなたのうしろ」

と そのまま連絡は途絶えた(笑)

結局 気になりつつも真相はわからず
夜になってやっと種明かしをしてくれた。
川越へ向かう電車の中に
おーさんの息子がいて、わたくしを見かけたらしい。
で、なにか特徴は?ときいたところ 
やたら大きな四角いイヤリングが目についたようだ。

デ コレハオイトイテ

友人と合流して 川越散策へ向かおうと駅を出て散歩開始。

川越には有名な蔵つくりの町並みに向かう途中
長い商店街がある。
ここも結構楽しい場所なのだけれど 今日はまあ通り過ぎるだけ…のつもりが
商店街の入り口にあったコンタクトレンズショップの店頭に
コンタクトの洗浄液詰め放題1500円 の文字。



コンタクト愛用者のすーさん、張り紙の前でしばし悩む。
「最高で15本入れた方がいますよ」
「1本100円てこと???」
「そうですねぇ」
「やる!」

ビニール袋を伸ばして 詰め始める。
「おばちゃんまるだしだよね」と言いながら頑張っている。
めでたく詰め終え お会計をして戻ってきたすーさんの手には
350ml入りの洗浄液が14本入った紙袋。

コレカラ カワゴエ サンサクスルンダケド

スコシモッテアゲルヨ

イイノ ジコセキニンダカラ

…と散策中 4キロ弱の荷物をずっと持ち歩いていた。

ちなみにすーさん、途中の薬局で サランラップ1本99円というのをみつけて
しっかり2本お買い上げしていた上、
菓子屋横丁にある漬物屋で お徳用大根500gも。

さぞかし重かっただろう。

解散後 こちらもラインが来る。

「おうちに帰ってから並べてみました」



バカだねぇ~と。

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ああ、またさぼり癖が付いて月刊pを通り越してしまいました。
11月は倉敷ジャズストリートに行ったり 天空の城を拝んできたり
お話したいことがたくさんあったのに、
撮り過ぎた写真の整理ができなくて 12月の声を聴いてしまいました。

ト ミグルシイ(キキグルシイ)イイワケハサテオイテ

師事しているパーカッションの師匠が、コテコテの大阪人で
周りに集まってくる人にもそちら系の方が多い。
レッスン中は 大阪言葉が標準語。
この年になって 大阪人の文化に触れ、驚くこともしばしば。

そんな中 先日
「お前 アホやな」というのは、落ち込まなくていいレベル。
「何言っとるんじゃ ボケ」と言われたら落ち込みなさいと教わった。
そして「カス!」と言われたら 死のレベルとのこと。

「アホ」も「ボケ」も「カス」も わたくしのボキャブラリーにはなかった言葉だ。
いや お高く留まっているんじゃなくて、ほんとになかったのよ。
まあこの大阪言葉については レッスンのたびにいろいろ勉強させられるのだが
それはまたの機会にして
わたくしのまわりでは類似のことばとして思いつくのは「バカ」
貧困なボキャブラリーで なんでもこれでくくることになる。

おバカさん ○○バカ バカ正直 
名詞にも形容詞にも副詞にも使用可能。

「バカ」を連発するあのテレビ番組。

そう 「水曜どうでしょう」の藤村Dが
「おまえ バカだな」とよく発せられます。



その藤村Dがこれまたわたくしの愛してやまない「ディリーポータルZ」に説教するイベント開催!
と聞いたら これは行かないわけにはいかない。
わたくし 曜日で仕事する人なので
どんなに行きたいイベントがあっても 曜日の壁に阻まれて断念することが多い中
神様はこのイベントを水曜日にあててくださった(笑)

しかしながら このお化け番組と人気サイトのコラボゆえ
チケットは即完売が予想される…ということで
仲間の藩士と だぶついてもいいから同時に申し込んでみることにする。

最近スマホでことをすますわたくしですが
とっさの入力がスマホでは不安だったので
この日はPCの前でスタンバイするも瞬殺。
n女史も ご主人にゆだねたようだけれど たどり着けなかったらしい。
しばらくすると チケット取得師範のるい姐さんが みごとにゲットしたとの連絡が。
それも旅先からの…。

パチパチパチ

で、めでたく 渋谷カルチャーカルチャーのこけら落としライブでもある
「水曜どうでしょう藤村Dがデイリーポータルに説教する」に参加権を得たのでした。



普段トークショー的なイベントに参加することはほとんどなく
加瀬くんの舞台挨拶兼監督とのトークは何回か行ったことがあるものの
なにを説教するのか イベントとして面白いのか何も考えずにカルカルへ。
来場者も若者から 結構同年代も多い感じで フードもなかなかおいしい。



大好きなべつやくれいさんも登壇。
生べつやくさんだ!

この方たちが登壇するだけで十分なのですが
藤村Dがしゃべるだけで その場が「水どう」になっていくのがすごいと思う。
この人はタレントではなく 会社員なのに(笑)
容赦なく発せられる「お前らバカだよ」も登壇者だけでなく
観客にもむけられるのですが これがまた 藩士としてはM的にうれしい。
あの藤村Dから「バカよばわり」されるんですから。



会計の列に並びながら 場内アナウンスで
出演者と記念撮影なさりたい方は本人に頼んでください…的なことを言っているのを聞く。
ああ残念。さすがに戻ってお願いする根性はなく カルカルを後にする。

しかしながら 改めてあの「タレントではない」製作者の存在感を思い知る夜となりました。
るい姐さん、今回もありがとうございました。

そして カルカルでスタートを待つ間にも
恒例になったお土産交換に盛り上がる藩士たち。
るい姐さんの台湾&北海道のお土産や nさんセレクトの猫グッズ、
そして宿題としてよーじやの抹茶コンフィチュール。
いつもありがとうございます。



そしてバカだバカだと言われていたわたくしたち。
最後に究極のオチがある。

カルカルのフードメニューはなかなかバラエティに富んでいておいしかった。
営業初日ということもあって オーダーからずいぶん時間がかかっていたようだけれど
ほとんど気にならず。
食べたいものを食べて 呑みたいものを頼んで、

イザ カイケイ

レジに打ち出されたのは 「6090円」
それを見たとたん 「まぁ きれいに〈3〉で割り切れる数字だわ!」と
「ひとり3030円ね!」とnさんが声を上げ まとめて払ったわたくしにお金を渡す。
「ほんとに 計算しなくてもいいくらいきれいな数字ですね」とるい姐さん。
何も考えずに受け取り 確認もせず財布にしまうわたくし。

「いや~ 気持ちよかったわぁ」と別れた後しばらくして
ラインにメッセージ。




バカバカ言われ過ぎて 本当にバカになった夜。


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ここのところ嬉しくてこのケーキの画像を乱発しています。

盛り付けデザイナー飯野登紀子さんと植物自由区 片山陽介さんコラボのワークショップ
the green tableに 久しぶりに参加させていただきました。
今回のテーマはエディブルフラワー。
以前にも 食べられる花とハーブの集いの回に参加しましたが
その時はエディブルフラワーへの認識が甘くて きれいねーで終わってしまいました。

食べられる花 というとどんな印象があるでしょうか?

栄養価として期待するのではなく 視覚から楽しませる食用花。
これまで実のところ レストランなどで添えられてくるデンファレとか
あまり価値を感じていなかったわたくしなのでした。

今回 再度参加してみようと思ったのは
「白いケーキを生け花のように花でデコレートしてみたい」と思ったのが始まり。
このワークショップは 各自何かフードを持参して
それを飯野さんの器や小道具とアドバイスで 盛り付けデザイン、
さらに全体のテーブル全体のコーディネートをしていただいてからの会食となります。

白いケーキにこだわったものの
ショートケーキのようなものを持っていくには型崩れの心配があったので
大きめのガラスのボウル(蓋つき)に 
スポンジとクリームやフルーツを重ねてトライフルを作りました。
これは ポットラックなどにはおすすめです。



イギリス発祥のデザートということですが
そもそもは息子たちがまだ家にいるころのおやつ。
シフォンケーキが売れ残った時やスーパーのお安いカステラで作っていました。
わたくしは生クリームに甘みを付けないで緩めに泡立てて使います。
ただ それだけだとぼんやりとしてしまうので
酸味のある庭のブラックベリーをジャムにしたものをスポンジの一部に塗ります。

ゼリーを入れたりカスタードを入れたりする方もおられますが
かなり自由度も高く、一番楽ちんなのは 缶詰のフルーツミックス。
今回はぶどうの美味しいのがあったのでそれも参加。
スポンジに打つシロップをラム酒にすると大人のデザートにもなります。
(今回は子供さんもいると伺っていたので 缶詰のシロップを少々)

時間がたった方が クリームとスポンジとジャムが馴染んで美味しくなります。
個人的には 12時間くらいたった方が好きなんですが
よその方に食べていただくので 大事を取って当日の朝早くに仕込みます。

当日はお部屋の一部に花畑ができていて
そこからお花摘み放題で デコレーションさせてもらいました。
これ、本当に楽しい時間でした。
茎や葉っぱやガクは食べないのですが 立体的にしたかったのでアレンジメントっぽく。



周りのお花と馴染んでちんまりと。



セッティングの途中 グラス越しに撮影したりもします。



全員のお持たせがそろうとバランスを取りながら全体をコーディネート。
しばし撮影タイムとなるのですが この日はとても長い時間となりました。
わたくし どうもこのワークショップの時がつがつ撮りたくなって
結果 あとで見てみるとピンボケの写真が多くてがっかりします。





こちらは飯野さんがご用意くださった甘酒で作った杏仁豆腐。
シンプルなのに 食用のベゴニアが見事に。



少し角度を変え光の加減も変えてみると ディナータイムのような写真にもなります。

前日がお誕生日だったという方があり
実はわたくしの誕生日はその翌日 なんて口を挟んだことから
持参のトライフルにろうそくを立てて 皆さんにお祝いをしていただきました。



こんなふうにお祝いしていただくなんて 何十年ぶりだろう(笑)
押しかけ誕生日で恥ずかしかったけれど 実はかなり嬉しかったです。

いつも刺激を受けて帰ってくるこのワークショップですが
今回は特に具体的なものを使ったことで手ごたえたくさん。
華道家の母もこのケーキには興味を持った様子なので
今度番外編ということでなにかコラボで乱入しようかしら。

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タバコの匂いは嫌いです。
もちろん自分でも吸わないですが
夫がヘビースモーカーです。

友人、親戚を見回しても かつてかなりのスモーカーだった輩も
禁煙に成功している方たちが多い。

夫の母もわたくしの母にも「早いとこやめさせなさい」と言われ続けているのですが
気弱いわたくしには それができずにいます。



夫が帰ってくると 狭い我が家でわたくしが咳き込んでも
風下にいるわたくしに煙が漂っても 見て見ぬふりです。
本人曰く タバコをやめたらそのストレスで早死にする。
(多くの禁煙できない男たちはそう言います)

友達のけいちゃんは 大のたばこ嫌い。
ご主人とも「タバコを吸わないことが結婚の大前提」のもと結婚したそうです。
もっとも わたくしの場合 結婚しようと思った時には吸ってたから
それはまさにケーズバイケースです。
タバコを吸ってるから 結婚の対象にならないというのは 結果論かもしれません。



父が亡くなった時、自宅で倒れたので
最終的に検死のお世話になりました。
まああれも悲しいお仕事で 悲しみに暮れる遺族に
容赦なく質問をしてきます。
その中で 父の喫煙歴を聞かれました。
わたくしは父が喫煙しているのを見たことがなかったので「吸ってない」と思っていましたが
母が「昔ちょっとふかしていたことはある」と。
警察の方いわく 「一度でも吸ったことがあれば 喫煙したことになる」とのこと。

それを聞いていた夫がのちに
「今更やめてももう遅い」的に 勝手に正当化してしまいました。



ソレハサテオイテ

タバコは大嫌いですが ここ十年あまりは
夫の帰宅時とわたくしの赴任先滞在時だけのことになり
いっときの我慢になっています。
(夫の健康云々をあきらめたわたくしは ある意味鬼嫁なのかもしれません)

よく笑われるのが 二人でお出かけした時に
コーヒーをよく飲みます。
その際 頻度としては○トールコーヒーに入ることが多い。
ス○ーバックスは 完全禁煙なので入りたがりません。
そしてその○トールでも 夫は喫煙ルーム わたくしは禁煙エリアでコーヒーを飲み
また何事もなかったように 一緒に店から出ていきます。
それぞれの席がうんと離れていたりすると わざわざ電話で「そろそろ出る」とか
連絡とって席を立ったりします。

分煙が厳しくなりつつある昨今
「喫煙OK」の場所というのは「吸う人しか来ない」場所になってしまったので
分煙以前より 煙濃度が高い。
それを実感したのが 連休中に新幹線に乗ろうとしたとき どれも満席で
それでも帰らなくちゃならないときに 「喫煙車」さらに「グリーン車」なら
空席があるということがありました。

背に腹は代えられず 高いグリーン料金を払い 
基本的にタバコを吸う人間しかいない空間に乗るという悲劇。
この時は タバコがやめられない奴は死刑!くらいに思いましたが…。



ソンナワタクシデスガ

まあ 仕方がないという思いはあるので
一緒に行動する人の喫煙にも寛大だと思います。

休日に友人とお出かけしたりすると 
食後のお茶の場所がなかなか見つからないことがあります。
あっちのカフェ こっちのコーヒーショップと 人数と空席の折り合いがなかなかつかなかったり。
そんな時 「喫煙席」ならOKということも 多々あります。

早いとこ座ってお茶しようよ ちょっとくらいいいじゃん?と思うのですが
かなりの割合で(少々ヒステリックに)「ならいいです!」となる。
喫煙ルームがあっても そういうお店は なんとなくタバコのにおいがするしね。
それはわたくしも同じ。

たしかに新幹線での悲劇を思うと それはありなのですが
三軒くらい廻って カフェ難民していると どこかで妥協しようよぅ と思うのは
あの煙に 耐性があるからだな と思う今日この頃です。

あ、でもスモーカーのお友達!
わたくしと一緒の時にタバコ吸っても全然かまわないからね。

タバコは百害あって一利なしと思ってはいるけれど。



もし夫がタバコが原因で健康を害することがあったら
自己責任といいつつも
健康を考える40代後半から あまりに自由に過ごすことになってしまったのを悔やむような気はするけれど。

◆本日のBGP(Back ground Photo)◆
後楽園(東京の)Tokyo Dome Hotel にある Artist Cafe(全席禁煙)と
後楽園(岡山の)と駅を挟んで反対側にある Onsaya Coffee(こちらは2階席は喫煙可)


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猫ちゃんの住環境を考えて昨年お引越しした友人姉妹。
昨年のこの時期にも ベランダから見える花火見物にご招待いただいたのですが
今年はさらに新しい家族が増えたというので
それまた楽しみにお邪魔させていただきました。

おうちの呼び鈴を鳴らすのも 猫ちゃんをびっくりさせないように
時間を決めて、
おうちに入るときもそっとそっと物音をたてずに。

伺った時は 二人ともお昼寝中で
その寝姿に萌えるわたくしたちですが 
赤ちゃん猫の目を覚まさないよう そーっとそっと近づく。

ちょっと内弁慶の先住猫さんは なかなか大奥からでてきません。

花火が始まる前に ごはんごはんと
猫ちゃんたちを気にしつつも ステキな韓国料理が並びます。
最初はお邪魔するだけでも申し訳ないのに ご飯の支度まで…と
少しは遠慮したのですが 最近はもうそれが楽しみになっております。



声を落としたり 食べている物音を押さえたり
起きてきた猫ちゃんに気を取られながらも
なんだか こういう風景って 既視感があります。
そう… 赤ちゃんの生まれたおうちにお邪魔したような。
お兄ちゃんおねえちゃんにちょっと気遣いながらも
新しい家族がかわいくて。

ご一緒した猫使いのnさんは さっそく人見知りをしないモーモーさんを
手なずけてしまう。
(猫好きなのに 猫ちゃんと暮らしたことがないわたくしは ちょっと後れを取る)



みよ このうっとりしたモーモーさんの顔。

こちらのおうちは 川崎 世田谷 調布の花火がいっぺんに見られるので
昨年はかなりハイテンションでしたが 今年は落ち着きながら
それでも次はどこがあげるのか きょろきょろしながらの鑑賞会。

後姿も麗しい 猫好き三人娘の画。



あ ちなみにこのベランダ段差はありません。

花火が引けると 少し馴染んできた先住猫さん うしおさんがそろーりそろーとと登場。
わたくしは三回目だもんね…でもだめ?

うしおさんはナイーヴなので まだモーモーさんに気遣いつつという感じでしょうか?





廊下を横切りつつちらっとモーモーさんの方を見るあたり…かわいい。

この花火と猫ちゃんの休日が終わると 夏が終わりだなぁという気持ちになる。
今年も秋を連れてきてくれてありがとう。るいさん&りいさん。そしてnさん。



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先週は夏休みで子どもたちの入りが早いこともあり
遅番を代わってもらい いつもだったら諦めていた金曜日のライブへ。
師匠も出演する 仙波晴彦&カルガモーズの演奏は
職人気質というか さまざまなジャンルのプレイヤーがガンガン演奏するという
かなり刺激的なライブでした。

翌日はお休みということもあり
終演後は電車の時間を気にしなくてもよい実家へお泊りすることにして
Facebookなんぞを見ながら遅い電車に揺られていると
夫が本社(神奈川)に出張でこちらに向かっているらしいということを知る。

「明日は(仕事が終わったら)こっち(自宅)来るの?」

「明日終わったら帰るつもりです」

という まあ よくあるやりとり。
我が家では、夫に限らず連絡事項は簡略化された二語文か漢文調でやりとりされる。

で わたくし 来週は夏休みだし(そうか 明日は倉敷に帰るのね)と解釈して

「りょーかい」

…………………

しばらくして 懲りない女友達 わいちゃんからラインが入る。

「明日 東京に出てきてないかな?」

(なにか面白いお誘いかしら?)
「これから実家へ行くところ」

「それはちょうどよい(わいちゃんちは実家の沿線)よかったら 板橋の花火大会に行きません?
実は 指定席券が余っているの」


二日続けて夜のお出かけはちょっと気が引けたけど
これはめったにない素敵なお誘い。
ほんの少し考えた後 「ぜひ連れていってください」と返信する。



翌日。
おつう(唯一の同居人となった次男)には
「友達と夜会うから 今日も少し遅くなる」と連絡して
花火会場からは比較的自宅へのアクセスがよいので そんなに遅くはならないだろうと
久しぶりに会う わいちゃん姉妹やお父様お母様との会話も弾む。

帰りは 最寄りの駅は混むのが必須なので
わいちゃんちへお邪魔して しばらく人が引けるのを待ち
さらに 地元の人ならではのアドバイスでバスを利用して帰ることにしました。

帰りの電車の中で スマホだけれど結構きれいに撮れた画像を
Facebookに数枚アップしてから おつうに
「ごめんねー遅くなって。もうすぐ帰るから」と連絡すると

「おとんが帰ってきてます」



(… …)
えっ!倉敷に帰るんじゃなかったんだ…。

帰るというのは 自宅へ帰るということだったのでした。
あわてて 夫のメッセンジャーに「すいません 遅くなって もうすぐ帰ります!」と打つ。

もちろん自分の家だから 「帰る」が正しいのです。
わたくしが勝手に「倉敷に帰る」と解釈しただけのことで
迷惑だとか えーもーやだー とかそういうことは申しませんが
10年も別居生活を続けていると 「帰る」「行く」という動詞の使い方が
なんとなくあいまいになってくるのですよ。

おつうはなんの迷いもなく「おとんは帰ってきてる」と使い
倉敷に戻るときも「おとんは帰った」と使う。

わたくしは「おっとが倉敷から来る(帰ってくるともいうこともありますが)」
戻るときは「おっとが帰る」と用いる。

夫は夫で 「そっち(自宅)へ行く」
戻るときは「倉敷へ帰る」と言います。

なぜにこんなに慌てるかというと
お分かりかと思いますが 単身赴任が長いと
「たまたま」このように二日続けて妻が夜遊びをしてしまっただけなのだけど
抜き打ち検査のように 夫の帰宅がそれに重なると
365日 こういう生活をしているような印象をあたえてしまうのが怖いのです(笑)
(ま、否定はできませんが)

今年の夏休みは 夫が先に休暇に入り わたくしの方は4日ほど遅れてのお休み。
聞くまでもなく息子たちからは一緒の行動はなし と言われています。
ということで ことしも夏休みは倉敷へわたくしが「行く」ことになっていますが


「どうする?前半は(自宅へ)『来る?』」

「いや 『来ない』」

「待ってる?」

「待ってる。歯医者も行きたいし」

ああ 日本語とはなんとあいまいなんでしょう。






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ひと月半ほど前にスマホの機種変をした。
電池の持ちと充電の不具合が重なって かなりのストレスだったため
思い切って変えてよかったと思う。

ただ唯一失敗したのが さほど活用はしていないものの
特定の方たちとつながっているLINEのバックアップをしていなかったので
お気に入りのスタンプはもちろん
やり取りのある友人の画面から 突然わたくしが消えていったこと。
グループトークに至っては「pさんが退出しました」という
なんだか雲行き怪しいコメント付きで消えたらしい。

仕事が終わり さて設定に手を付けようとしたら
留守番電話やメールがいくつも入っている。
最近ではほとんど使われない家の電話にまで 留守電が入っている。
突然いなくなったわたくしを心配して連絡を入れてくれたのだ。

なんとか電話番号から繋がれる友人から友人へと
頻繁に連絡を取る方たちとはなんとか 関係を修復。
あとは そうそう 息子たちにもう一度連絡しなくては。

と 息子たちは電話番号で登録しているようなので
「機種変をしたら ラインのデータが飛びました。
改めて登録しておいてください」とメッセージを送る。

一緒に住んでいるおつう(次男)は帰ってきてから説明すればいいかと
既読が付いたので よしとしていたら
アニ(長男)からのメッセージは

「本人である証拠を提示しなさい」

と ぴしゃり。

オレオレ詐欺の逆バージョンを警戒しているらしい。

数日まえに確か旅行へ行ったはずなので
「旅行は楽しかったか?」
返事がないので
「私はシイタケがきらいです」
と 送ったら
「よろしい」
やっとお許しが出た。

数日前 大学の同期に連絡を取る用事があり
ラインデータ消失の件を述べた後 本題である
○○くんのメールアドレス教えて、と送信した後
ふと なりすましを疑われないだろうか と不安になり、
「心配でしたら 本人確認のできる質問をしてください」と添えておいた。

「私のミドルネームはあなたしか知りません。さあなんでしょう?」

敬虔なクリスチャンである彼のことを
わたくしたちはよくミドルネームで呼んだりしたものだった。
もちろん難なくクリアできる質問。

で 事なきを得る。

ラインはやらない と思っていたけれど 
メールより手軽なので 交友範囲は狭いけれど使うようになった。
アドレス帳から 勝手に情報を読み込まれて疎遠な人の情報まで表示されるのは嫌なので
自動更新はしないようになっているのだが
今回のような事態のときは 読み込むしかないので更新をすることになる。

ちょっと哀しかったのは
数年前に亡くなった友人が突然友達として表示されたことだ。

おそらく 電話番号が既定の年月を経て誰かの下で復活したのだと思われる。
わたくしの電話帳には 彼女の名前が残っているので
その知らない誰かは 彼女の名前で表示されるのだ。

おつうにその話をしたら
やはり若くして亡くなった彼の友人が 最近になってライン上に表示されたと言っていた。

消せないアドレスも そろそろお別れしなさいということか。

そういえば 本人亡き後のFacebookは ちょっと心配になる。
たしかそういうのを削除するサービスがあるというのは見たことがあるけれど
宇宙空間の軌道を外れた人工衛星のように 永遠に回り続けるのだろうか。
ふと 寂しく思ったりする。

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モノトーンの服=地味 ということではないと思うのですが
モノトーンの服ばかり着ています。

自然体でいられるので たぶんこれは一生変わらないと思います。
黒はすべての色を含む というのがわたくしのモットー。



若いころから言われるのが 地味。
ある意味 地味と言われるのは嫌いではなくて
ある程度会話をして それなりにキャラクターを理解してくださっての「地味」は
嬉しく思うくらい。

タイコの師匠が 「pさん地味やなぁ 赤いパンツ(この場合はアウターのパンツのこと)履くとか
もっと明るい色の服着なきゃ」とおっしゃる。

着ているもので損してるよと。

と言っても 赤い服を着てもあまり効果はないと思われるので おそらく実践はしないと思う。
ごめんなさい師匠。

先日伺った Green Tableの新年会で
毎回悩みながらのお持たせ一品は
青ネギと鶏ささみのサラダとそれだけじゃちょっとかな?と
急きょ追加したのが 最近マイブームの 車麩のから揚げ。



青ネギと鶏ささみの酒蒸しと味付けザーサイを混ぜるだけ、
あとは塩を少し というお手軽なおかずなのですが
呑み助さんにも 普通のおかずにも好評な一品。

車麩のほうは 水で戻した車麩を一口大にして
生姜にんにく醤油のから揚げ味に付け込んで 片栗粉でから揚げにするだけ。
今回はちょっと味が薄い気がしたので タンドリーチキン用に作ったスパイスミックスを
最後に少しまぶしてみました。
意外に 醤油味とマッチ。
こんなふうに わたくしのお持たせはいつも場当たり的なものが多い(笑)

そして 緑の力を借りても パーティのテーブルに並ぶとちょっとひそやかになる色合い。

主催の飯野先生も
「これ、絶対美味しいと思うんだけど pさんのお料理は地味」
と言って それでもカラフルなお皿を選ぶわけではなく
「青が映えると思う」と古伊万里ふうの器に さくっと盛り付け、
華やかなお料理の中にさり気に それでいながら存在感を見せて並べていただくわけです。
高く盛り付けられたネギは まさに思っていたイメージ通り。



この「地味」は結構わたくしには褒め言葉的に響きます。
勝手にそう解釈しています(笑)

この日も皆さんの個性豊かなフードが所狭しと。
わたくしのとは対照的にカラフルで でも内容は酵素玄米を使ったという
含蓄あるサラダとか



東北の食材を使うことで復興に役立とうという活動をされている方は
現地のお米で塩むすびを。



お米の白さって やっぱり無敵だなと思う瞬間。



そして 流行のメゾンジャーの親分には ワインレッドのサングリア。
これも 色目的には地味な部類だと思いますが その存在感たるや…筆舌に尽くしがたい。

地味だけど美味しい
綺麗でかつ美味しい

どちらも課題だ。
それにしても 食べてくれる人のいる食卓はやはりいいなと思う。
食べてくれる人のいる食卓も カラフルへの第一歩なのだと思う今日この頃。


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今年は金柑が豊作だったのに、鳥の襲撃でほとんど収穫できず。

ふと気づいたら 流行りにのって見よう見まねでホームページを作って
干支が一回りしていました。
そこでご縁ができた方とのお付き合いも長きになり
ここのブログも 10年目。

この場所は わたくしの生活の半径50センチを切り取ったようなもの。
素敵な暮らしを紹介しているステキブログではなくて
朽ち果てた普通のおうちに住んでて ちょっと素敵なところだけを見つけて
その部分だけを切り取った加工済みの写真のような。

そしてなによりも なんでもない暮らしをネタに
なにかしら書き残すことが楽しかったのだけれど
そして読んでくださる方と共有することが楽しかったのだけれど
ネタの激減とともに(笑)本当に書けなくなって(書かなくなって)
折れたアンテナを立て直すのはなかなか難しいね(ちなみにスカパーのアンテナじゃないです)
スカパーのアンテナの悲劇についてはこちら

本当に習慣というものは恐ろしいものだと思う今日この頃です。
こどもたちにも 規則正しい学習を心掛けてほしいですっ(と突然営業スマイル)



と言っているそばから 写真は半径50センチからちょっとはみ出して
楽器のメンテナンスにいった神保町にて。
ここの書店で大学生のころアルバイトしていたの。
それ以前から 小学生のころから本屋歩きは大好きだったので
自分がそこでレジ打ちができるなんてすごーくうれしかったのを覚えています。

当時のレジはまさにレジスター。
デジタルじゃなくて タイプライターのようなボタンを押して
合計すると ちーーんと音を出してレシートが出てくる。



こういう書店に資料探しに行くようなお勉強はしなかったけれど
本屋 楽器屋 カレー屋さんのあるこの街は大好き。



ここは 最近見つけた元洋服屋さんの雑貨屋さん。
いままで気が付かなかったなぁ。
ウインドーの 水飲みトリ(なんていうの?)がなんだか懐かしくて。



いつも行くと写真におさめる喫茶店。あまりにも有名。

こんなふうにいつの間にか懐古主義になっていた自分を反省。
…てことで 先日夫の友人の出演するライブを聴いて来ました。
(アンマリカンケイナイケド)



大谷石をつかった蔵造りの音楽施設で
四捨五入すると還暦というおぢさんのギターはパワフルで
人間やっぱり好きなことは続けていられるんだな と。



今年もあと11か月となりました(笑)
なぜかわたくしは毎年 1月ではなくて2月になるとこういうことを考えます。
一日一日大切に 自分軸を見失わないように暮らしましょう。 

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