散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



本日にてホームページも完全閉鎖。

立ち上げから2年半 2回ほどリニューアルして
最初のバージョンよりはずいぶんすっきりしたなと自己満足するも
あっけなく閉鎖となりました。

トップページは、ホームページからの申し込みなどの混乱を避けるため
数日前にクローズの告知画面に差し替えておいたのですが
なんとなく お名残り惜しくて他のページはこっそり残していました。

でも、検索などでヒットしてしまうと困るので
先ほど 家のPCからビルダーを立ち上げて、ファイルを一つ一つ削除。

ミニコミは紙ベースでまた見ることができるけれど
ホームページは、もちろんバックアップして残していて、
プレビューすることもできても
web上ではもう見られないな と思うとちょっとさびしい。

今度の職場でも 時期を見てまた立ち上げられるように、環境は整えているらしいけど
まずは会社の雰囲気と地域性に適応しなくてはね。

今度はまず ミニコミの立ち上げが第一のミッションのようです。
どうなることやら、明日は初出勤。

画像は お世話になった事務員さんたちに心ばかりのチョコレート。
かわいらしさにくぎ付けになって選んでしまったベルメールのマンディアン。

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11月はなんだか色々なことがあって
あっという間だった様な やっと終わる様な。

大阪で連休を楽しんで出社したところ
昼の部の会社が11月いっぱいで第3者に売却されるということが発覚。
株主だった大手本社が手放したということで
社員やパートは オーナー経営の別な会社に行くとか行かないとか。

わたくしのいた部署は、ちょっと専門職っぽいところだったので
新規会社では必要ないということで 残留のための面接などはなく
現オーナーについていくか、やめるか の二者択一となりました。

どうしようかなぁ と優柔不断に悩んでいるところへ
父が入院したとの連絡。
幸い 数日で、回りが拍子抜けするほど回復してしまったのですが
ちょうど わたくし、悶々としていたときだったので
よかったのか悪かったのか(笑)

とりあえず などと言っては申し訳ないのですが
今の働き方を継続できるということで 地理的には遠くなるけれど
現オーナーの会社で働かせてもらうことに。

2週間ほど鳴り続いた狂詩曲も 終止符にたどりつき
事務所の引っ越しも終わり 父もまた遊びに出かけているという報告を聞いて
やれやれという感じです。

仕事のほうはこれから新たなところで始まるので
また新たな心労が生まれそうではありますが
お疲れ様ということで 無印の10%オフを利用して 欲しかったものを数点お買い上げ。



これは土鍋用の蒸し皿
ずっと買おうと思っていたのですが みーこさんの土鍋登場で決定。
蓋の高さがあるので ちょうど蒸し物をするのにぴったりサイズになりました。



前のシーズンからずっと欲しかった ロングブーツ
これで 北のほうへの出稼ぎの準備万端(新しい職場は 北上するので)。



そしてこれ、アロマディフューザー
旧タイプだとかなりお買い得値段にプライスダウンしていたのですけれど
ライトの調節やタイマー機能などを考慮して 新しいタイプを。
オイルは お気に入りのグレープフルーツ。
すっきりしたいときは 北見のハッカオイルを入れています。
これから のどがいがいがしたり 咳が出る時など
ハッカのオイルは大活躍することでしょう。



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星の数ほどあるブログの中から 何かがきっかけでお知り合いになれるのは
天文学的数字?と思う今日この頃。
そんな貴重な出会いから さらにわたくしのわがままを聞いてくださったみーこさん
素敵な土鍋を作ってくださいました。

かれこれ1年近く前、陶芸がご趣味のみーこさんのブログで
土鍋展の様子が紹介されており、
その中でも 織部(という緑色に焼きあがる釉薬)の素敵な土鍋がありました。

この土鍋が欲しくって みーこさんにお願いしたところ
まったく同じものではないけれど 作ってくださるとのことで
とても楽しみに待っておりました。

それが先日 とうとう我が家へお嫁入り!
取っ手のない 蓋が少し高めの土鍋なので
器としてもOKですし、ちょっとしたタジン鍋のようにも使えそうです。


お鍋の部分は たっぷり広がっているので 吹きこぼれにも力強い味方(笑)


ろくろの模様に、釉薬が自然に流れ込んで
他にはない 世界でひとつだけの土鍋です。

まずは お粥を炊いて丈夫なよい子になってもらいます。


ことこととお粥のいい香りがキッチンに広がります。
小分けにして ひとりご飯用にキープ。

記念すべきお鍋メニューは いろいろ考えたのですが
織部の色と対照的なカラーを意識して 豆乳と湯葉のお鍋に。



以前 このメニュー、中途半端な味付けで不評でした。
帰宅中の夫に「今日は豆乳鍋」と言ったら
露骨にいやな顔をしておりました…。
多分 よくわからない味だったのではないかと
今回は 韓国ふうのヤンニョン醤を使ったピリ辛タレと
たっぷりのカボスのしぼり汁、ごまだれなどを用意して
豆乳をのばすのに 濃いめの昆布だしを使用。

お鍋の具は、薄切り豚と牡蠣、湯葉と湯葉まんじゅう
そのほかお野菜各種。
牡蠣のおだしも出て、いい感じ。

このヤンニョン醤と豆乳の丸いお味が、大成功!
途中 ここにカボスのポン酢しょうゆをプラスしたら
めちゃくちゃ美味しいスープになりました。
(やったぜ!)
雑炊やうどんを入る前に スープが全部なくなりました。

思い入れのあるお鍋でいただく お鍋は食べ過ぎという副産物もありますが…
これからずっと このみーこさんの土鍋は我が家のアイドルとして
皆に愛され続けるでしょう。
(お鍋好き一家なので)

みーこさん どうもありがとうございました。
また 素敵な作品をブログでご紹介くださいね!
そして また わたくしのわがままを聞いてくださいねっ。


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焼き豚とか煮豚とか、何かと便利なので作っていましたが
丸ごと固まり肉が一人ではなかなか消費しきれないので
誰かが帰ってくるときに仕込んでおきます。

これはお友達から教えてもらった新バージョン。
焦げ付きの心配がないので 楽ちんです。

豚ひれ肉にお醤油、みりん、あればオイスターソースなどをまぶすような感じで
数時間~一晩漬けておきます。
で、ブラックペッパーをごりごりしながら
まぶせるだけまぶして オーブンでじっくり30~40分
(お肉の大きさによって加減が必要)
焼きあがりは 地味ですが スライスして大皿盛りにすれば
おもてなしにもOK。



後はスライスして まずはたっぷりの肉汁でいただきます。
その後はラーメンに入れてもよし 刻んでサラダもよし チャーハンもよし。
そうそう ペッパー風味が利いてるので
サンドイッチにオススメでございます。

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もう一度食べてみたい給食のメニューランキング - gooランキング


こんなのを見ていたら あら ちょっと世代が…なんて思いながらも楽しく。

もう一度食べたい というか 懐かしいというべきか。
当時は完食するのにどれだけ苦労したか…。

生協の商品で「なつかしの揚げパン」などというのがありますが
当時は 生の分厚い食パンでないだけまし(笑)という程度でしょうか?
例の「ソフト麺」なんていうのも 一体何だったんでしょうね?
あの 粉っぽい匂いとか 懐かしいかも。

そうそう このランキングにはなかったですね「鯨の琥珀揚げ」
あれこそ もう食べられない 幻のメニューかもしれません。

13位の「フルーツポンチ」
これはちょっと嬉しいメニューだったかも。
というのは 学期の最終給食の日に必ず出ていたので
「ああ 明日からしばらく給食を食べなくて済むぞ」と
とっても明るい気持ちで食することができたのです。
6年生の3月、最後の給食で これが出た時は
「二度と給食を食べなくて済む」とそれはそれは嬉しかったものです。

画像はわたくしの秘蔵品。
食玩のおまけですが、かなりリアル。



野菜のあんかけ丼(かな?)魚のフライ(タルタルソース添え)ミルメークに冷凍パイン。
机の横には給食着の袋もございます。

給食で食したものの中で 唯一いまだに自分のレシピになっているものが一つだけあります。
「たまごスープ」もしくは「やさいスープ」もしくは「チキンスープ」と書かれていたシンプルなスープ
メニューでは 名前が違うだけじゃん?といつも思っていましたが
これは作るたびに 給食を思い出す一品でございます。

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先週ちらっと帰宅したおつう。
ちゃんと心得ていて デジカメ持参でご飯記録を見せてくれる。
(実はこのブログの存在も知っていて、登場している友人からURLを教えてくれと
言われているらしいのですが、我が家の実情があまりに生生しいので
やめておこうということに)

今回の目玉はやはり 「とうとう登場 鯖の味噌煮」でしょうか?
実はわたくしのハハもわたくしも、鯖 鰯はあまり好きではありません。
夫も鯖は食べたがらないので、我が家の食卓に上ることはまれ。
過去 数回 鯖の味噌煮を作りましたが
自分も美味しいと思わなかったし皆もそうだった模様。

で おつうの愛読書「きのう何食べた?」で
主人公シロさんが作るサバの味噌煮に触発されて
とうとう登場したらしい。
4切れ入った鯖をふた切れは味噌煮、残りのふた切れは冷凍して
翌々日塩焼きにしたようです(塩焼きの画像 保存し忘れました)

味噌煮の生姜は、夏の旅行で美味しかった生姜のたまり漬けを
おつうがえらく気に入ったので 持たせてやったものを利用。
少々しょっぱかったそうですが。
ちなみに 「きのう何食べた?」第3巻が発売になりました。
食い入るように読んでいったおつう。
次回は何を作るのだろう。

そして 蒸し物にも目覚めて
ラップ&レンジでキャベツと肉の蒸しものや
しいたけたっぷりのホイル蒸しにもトライした様子。

甲殻類アレルギーらしいということが最近分かり、
えびかに類を避けるようになりまして、市販の海老チリソースも
じゃがいもと合わせて「チリじゃが」なるメニューを。

外食して美味しかったものを再現する楽しみも覚えてらしく
画像にはありませんが、鮭ときのこを使ったパスタなど
地味ではあるけれどバラエティに富んだ食卓のようです。

そして相変らず 食事の友スヌーピーちゃん、
片づけてもすぐ登場するようです。

おまけ……
実家に居候中のアニ。
学校が忙しくなかなかバイトもできず、金欠状態です。
とうとう 弁当男子のまねごとを始めた模様…。



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神戸といったら パン!
以前ほどこだわらなくなったとはいえ
出かけるとたいてい美味しいパンを見つけては買ってしまいます。
夫もパン好きなので、前日は梅田の地下街でバゲットを買い、
一夜にして二人で食べつくす という感じでした。

南京町~旧居留地を回り、そのまま大阪へ帰るにはちょっともったいなかったので
山手のフロインドリーブへ。
有名な異人館は数年前の有馬旅行で一通り回ったので
この日はパンを買うだけのために。



このパン屋さんは もともと神戸ユニオン教会という、
わたくしの大好きなヴォーリス建築によるもの。
そして 広いスペースのカフェは、アーチ型の窓を含め萌えポイント満載なのです。

少し前に 旧居留地cafe で絶品のコーヒーをいただいた後なので
夫はパンを買うだけでいい と消極的でしたが
「ここのカフェね、学食に似ててすんごい素敵だから」と
「見るだけでもいいでしょ」と誘導。
平日だったのでお客さんもまばらで 陽の傾いたレトロなカフェを目の当たりにしたら
「やっぱなんか飲んでく?」
と 相成りました。



ケーキも魅力的だったのですが
南京町での粉・餅4連発で私のお腹はちょっと重たかったため
ゲベッグ(焼き菓子)を一つだけオーダーしました。

(最近 一人一品オーダーするほどでもないことが多く
ケーキ一個だけ とか かき氷一個だけ というパターンも
さほどためらわなくなった<たぶん 年のせい))

画像のブルーベリーパイ、実にさくさくで美味。
じゅわっとバターが浸み出してくるあたり、カロリー考えると怖いものがありますが
いいバター使っているから かおりもいいし中のフィリングも甘さ控えめで
パイがいただくのに持ってこい。
「パイだけ」という焼き菓子もあるくらいですから。



ロゴ入りのミルクピッチャーが可愛いでしょ。

夕方だったので パンはプンパニッケルとハードトースト、いくつかのプチパンだけでした。
プンパニッケルはちょっとくせがあるので
穀物いっぱいのハードトーストを。
そして チェリーとミートのパイも。
ハードトーストは 食べていると穀物がぷちぷちと口の中に当たり
その自然の甘味がたまりません。

ミートパイはちょっと淡いお味で 夫には不評。

お土産用に クッキーを。


ちょっと割高だな と思いましたが せっかく来たのでこれも味わってみたくて。

見た目 シンプルで
そう、クッキー作りを始めたばかりの女の子が
一生懸命作ったみたいな オーソドックスなクッキーなんですが
バターの香り高く とっても軽い懐かしいお味。

ハードトーストは 翌日サンドイッチにして置いてきました。
ちょっとサンドイッチにはヘビーなパンだったかもしれないなぁ…。

相変わらず 食べることばかりの 神戸編でございました。




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こちらは、三宮から元町へ向かう途中のアーケード内の店舗。
まあるい窓がとても印象的で、いろいろな角度から狙ってみました。
こちらはアンティークショップのようで、店内にはほんのりと灯りが。



これも同じお店のサイド。
木の扉、窓枠、看板をはがしたような壁面、その過ごしてきた日々を想像するのが好きです。



さらに通用門?2階へ続くドア?想像力たくましく 開けてみたい衝動を抑えるのに苦労してしまった扉。
こういうドアを開けて出勤したら なんだか素敵なことがありそう。



旧居留地と呼ばれる、異人さんたちの商業地だった海沿いに並ぶ古い建物。
大丸デパートもレトロな雰囲気。
この細かい細工がとても素敵!



大きいサイズの靴店。
どっしりとした作りの建物は、震災にも耐えたのでしょうね。



大丸デパート。近くから見るとこんな感じ。
中に無数のライト(売り物かな?)



離れて見ると そこを通り過ぎる人たちそれぞれにドラマがあって
それをまた想像してみるのが ファインダーごしのお楽しみだったりします。

この日は三宮~南京町~旧居留地~山手 
例によって無駄に歩いたともいえる(笑)

でも 途中 とっても美味しいコーヒーの飲める 旧居留地カフェ と言う喫茶店も発見。
これもノープランならではのお楽しみ。

昔ながらの喫茶店の風情があり、ちょっと苦みのあるコーヒー。
わたくしはいつもブラックなのですが、この日は何となくウィンナコーヒーを。

学生時代 ウィンナコーヒーにまつわる笑い話は多くて
だれそれがウインナーののったコーヒーだと信じて疑わなかった話だとか
学生街の喫茶店の話だとか
昔に戻ってコーヒーを堪能。
純生クリームの入ったコーヒーが、こんなにまろやかだったなんて
この歳になるまで気づかなかったことが悔やまれてなりません。

……もうちょっと続く


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あららーと運ばれてしまった新神戸駅。
無事大阪へリターンして翌日は、「サイドウェイズ」鑑賞。

折角のお休みだし、次の日はお天気が心配でしたが、神戸リターンマッチ(笑)

在来線を使っても30分くらいで三宮に到着。
今回は南京町でジャンクに中華を食べようというコンセプトだけで
あとは例によってノープラン。

横浜の中華街とは何となく雰囲気が違います。
規模も違いますけれど、南京町は食べる町?


実は○年前、新婚旅行というか、東京から北九州へ移動する道すがら
神戸に一泊していたのですが
当時はブログのために記録する習慣もなかったので
二人とも全く記憶なし。
ああ この門のところで写真撮ったなぁ というくらい…。



あちこちで湯気がわたくしを誘う…。



唯一事前にチェックしていた肉まんの「老祥記」はちなみに月曜定休。
でも さすがにこれ目当てのお客さんが多いせいでしょう、
向かい側のお店で、肉まん限定で購入できます。
わたくしは難なく買えましたが、ちょっと時間をおくと長蛇の列。

お味は すごくシンプル。
ミンチの臭み消しのためのネギだけというのがわかる気がします。
おうちで作る肉まんみたいな味 と言っては失礼ですが
(実際無理なんだけど) それゆえファンが多いのでしょう。

夫はまっすぐふかひれラーメンへ。ここも長蛇の列。
ちょっと味見しましたが、とろんとして美味しかったです。
わたくしは、横浜の飲茶で美味しかった大根もちにトライ。
美味しかったけど 粉が多いので少々重たかった。

にも関わらず なぜか「もちモード」が入っていたらしく
中華ちまきの湯気に惹かれてついついちまきと
一緒に売っていた 八角、桂皮で香り付けしたミンチをおもちでくるんだものを購入。
「何 もちばかり食べてるねん」
と言われながらも 夫の買ってきた餃子も一つ食べる。
通りを行ったり来たりしながら選んだこの餃子も当たりで この日のミッション終了。

…と言うわけにはいきません。
神戸まで来たんだもの 窓を探さなくちゃ。

…………つづく


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これは夫と観に行こうとずいぶん前から言っていて、
ちょうど映画の日だったので梅田で観てきました「サイドウェイズ

二人とも小日向文世さん大好きですし、テーマもまさにターゲット世代。
案の定、わたくし達くらいの二人連れが多かったような気がします。

ちょっと余分なシーンもあるかしら?という感じもありますけれど
観ていてとても優しい気持ちになれると思います。
「全部を見せないのが映画」「観ているひとがそれぞれの事情で解釈できるのが映画」と、よく言われますが
まさにこれなんか 観る人が自分自身に置き換えて楽しめるのではないかと。

夫は、途中中だるみしてしまい、事前にテレビで絶賛されているほどではないかな?と
言っておりましたが…。それもあるかも。
そう言われてみると、わたくしも、ちょっと要らないシーンがあるかな?

そうそう セリフの中に「自分の居場所」を語るシーンがあります。
そのシーンは、なんとなく嬉しかったわたくし(笑)

セリフのひとつひとつがとても心に沁みる映画です。

機会がありましたら是非。





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電車の旅好きです。
出来るだけご飯時に合わせて乗車して、駅弁を食べるのもお楽しみ。
あとは 周りの人間ウォッチング。
そして爆睡…。
ipod携帯できるようになってからは、事前にプレイリストを作っておいて
楽しむのもまたよし。
いろいろ妄想して楽しむもよし。

ずいぶん前のことですが、車内広告のポスターに
上川隆也さんのビールのCMがありまして
当時まだキャラメルボックスのことも上川さんのことも知らなくて
なぜかポスターに釘付け、とくに好みと言うわけでもなかったのですが
道中あの人は誰なんだろう と考え続けたこともありました。

さて 先月に続いて2か月連続の大阪詣で。
取りたてて用事もなかったのですが、関西で遊ぶのが面白くて…
いえいえ 夫の身の周りが心配なもので…(笑)

今回 私の席の斜め前に フランス人(だと思う)の女性が一人。
すらっとおしゃれで キュートないでたち。
発車するなりディパックから、おにぎりを取り出し食べ始めた。
私も 秋のお弁当というのをごそごそ食べ始める。
彼女は、ふたつのおにぎりを食べ終わると、今度はヨーグルトのカップを取り出し
おもむろに食べ始める。
目の前のテーブルにはビニール袋の入ったりんごがひとつ。

うーん なんとなく カジュアルでいいなぁ。
私も せめてベーグルサンドとかにすればオサレだったなぁ と後悔。

りんごはどうやって食べるのだろう ちらちら気になるわたくし。
ヨーグルトを食べ終わった彼女は、りんごをディパックにしまい、
厚い表紙のノートを取り出し なにやら 書きこんでいる。
耳にはipod 時折 足でリズムを取りながら鼻歌混じりにリラックスしている。

秋のお弁当を食べ終わったわたくしは、先日の「横道世之介」以来はまっている
吉田修一氏の文庫を2冊持っていたので
しばし没頭。
新幹線ではあまり小説は読まないのですが、今回は読みたいものが多くて我慢できず。
小説も完結し、かなりヘビーに書かれたあとがきも読んでもうすぐ名古屋。

たいていは、名古屋までの間に惰眠を貪るのが常ですが今回はこの辺りで眠くなる。
斜め前の彼女、ビニール袋からりんごを取り出し
しゃくしゃくと食べ始める。
いいなぁ ああいうスタイリッシュな人が食べると、りんごもとってもオサレだわ。
りんごを食べ終わると 彼女名古屋で降りて行く。

さて私は ちょっとトイレに並ぶ。
並んでいる間、黄色に大きな花柄のもんぺ、肩ばっちり出しのカミソール、
頭には花のついたお帽子の、おばあちゃまに話しかけられる。
「あら、自転車分解して置いているのね(デッキに)
ドイツだと、分解しないでそのまま自転車が積める車両があるのよ。
私ね 何回もドイツにいってるの。
どこそこから どこそこへ行って それから…」
とドイツ旅行のお話が始まる。
(おばあちゃん わたくしがこの間ドイツ映画祭で、ちょっとドイツにかぶれたの
知ってはる?なぜか 関西弁)
「そうそう こんど十日町のトリエンナーレに行くのよ。あなた知ってる?
町全体が 有名なアーティストの作品で埋まるの。私○年と●年と▽年に
行ってるのよ。今年もこのあと行くんだけど、それは素晴らしいの」
(おばあちゃん、私が中之条ビエンナーレに行きたがっていたの 知ってはる?)

…と ここでトイレが開いて「ごめんなさい 入ってもいい?」と放免。
いったいこのおばあちゃまは何者だったのだろう?
ドイツにトリエンナーレ、ちょっとしたマイブームにいきなり入り込んでくるとは…。

さて 席へ戻ったわたくし、ipodで「めがね」のサントラを聴き始める。
ゆるゆるモードのBGMで、当然いい感じで睡魔が襲ってくる。
夫には 「16時26分着だから お迎えに来てね~」と絵文字混じりのメールを送ってあるし
ちょっとだけ寝よう。













お尻のポッケで携帯がブルブル鳴る。

着信アリ。夫から。

「今京都。あと10分で着き…」とメールしかけて
時刻表示を見ると 16時26分なり。

え?電車遅れてるのかしらん?







車窓からおそるおそるホームを見ると「新大阪」


すぅぅぅっと 列車は走り出す。


え?なになに?(状況つかめず)




車内アナウンス。「次は新神戸に止まります」






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