散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



猫ちゃんの住環境を考えて昨年お引越しした友人姉妹。
昨年のこの時期にも ベランダから見える花火見物にご招待いただいたのですが
今年はさらに新しい家族が増えたというので
それまた楽しみにお邪魔させていただきました。

おうちの呼び鈴を鳴らすのも 猫ちゃんをびっくりさせないように
時間を決めて、
おうちに入るときもそっとそっと物音をたてずに。

伺った時は 二人ともお昼寝中で
その寝姿に萌えるわたくしたちですが 
赤ちゃん猫の目を覚まさないよう そーっとそっと近づく。

ちょっと内弁慶の先住猫さんは なかなか大奥からでてきません。

花火が始まる前に ごはんごはんと
猫ちゃんたちを気にしつつも ステキな韓国料理が並びます。
最初はお邪魔するだけでも申し訳ないのに ご飯の支度まで…と
少しは遠慮したのですが 最近はもうそれが楽しみになっております。



声を落としたり 食べている物音を押さえたり
起きてきた猫ちゃんに気を取られながらも
なんだか こういう風景って 既視感があります。
そう… 赤ちゃんの生まれたおうちにお邪魔したような。
お兄ちゃんおねえちゃんにちょっと気遣いながらも
新しい家族がかわいくて。

ご一緒した猫使いのnさんは さっそく人見知りをしないモーモーさんを
手なずけてしまう。
(猫好きなのに 猫ちゃんと暮らしたことがないわたくしは ちょっと後れを取る)



みよ このうっとりしたモーモーさんの顔。

こちらのおうちは 川崎 世田谷 調布の花火がいっぺんに見られるので
昨年はかなりハイテンションでしたが 今年は落ち着きながら
それでも次はどこがあげるのか きょろきょろしながらの鑑賞会。

後姿も麗しい 猫好き三人娘の画。



あ ちなみにこのベランダ段差はありません。

花火が引けると 少し馴染んできた先住猫さん うしおさんがそろーりそろーとと登場。
わたくしは三回目だもんね…でもだめ?

うしおさんはナイーヴなので まだモーモーさんに気遣いつつという感じでしょうか?





廊下を横切りつつちらっとモーモーさんの方を見るあたり…かわいい。

この花火と猫ちゃんの休日が終わると 夏が終わりだなぁという気持ちになる。
今年も秋を連れてきてくれてありがとう。るいさん&りいさん。そしてnさん。



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先週は夏休みで子どもたちの入りが早いこともあり
遅番を代わってもらい いつもだったら諦めていた金曜日のライブへ。
師匠も出演する 仙波晴彦&カルガモーズの演奏は
職人気質というか さまざまなジャンルのプレイヤーがガンガン演奏するという
かなり刺激的なライブでした。

翌日はお休みということもあり
終演後は電車の時間を気にしなくてもよい実家へお泊りすることにして
Facebookなんぞを見ながら遅い電車に揺られていると
夫が本社(神奈川)に出張でこちらに向かっているらしいということを知る。

「明日は(仕事が終わったら)こっち(自宅)来るの?」

「明日終わったら帰るつもりです」

という まあ よくあるやりとり。
我が家では、夫に限らず連絡事項は簡略化された二語文か漢文調でやりとりされる。

で わたくし 来週は夏休みだし(そうか 明日は倉敷に帰るのね)と解釈して

「りょーかい」

…………………

しばらくして 懲りない女友達 わいちゃんからラインが入る。

「明日 東京に出てきてないかな?」

(なにか面白いお誘いかしら?)
「これから実家へ行くところ」

「それはちょうどよい(わいちゃんちは実家の沿線)よかったら 板橋の花火大会に行きません?
実は 指定席券が余っているの」


二日続けて夜のお出かけはちょっと気が引けたけど
これはめったにない素敵なお誘い。
ほんの少し考えた後 「ぜひ連れていってください」と返信する。



翌日。
おつう(唯一の同居人となった次男)には
「友達と夜会うから 今日も少し遅くなる」と連絡して
花火会場からは比較的自宅へのアクセスがよいので そんなに遅くはならないだろうと
久しぶりに会う わいちゃん姉妹やお父様お母様との会話も弾む。

帰りは 最寄りの駅は混むのが必須なので
わいちゃんちへお邪魔して しばらく人が引けるのを待ち
さらに 地元の人ならではのアドバイスでバスを利用して帰ることにしました。

帰りの電車の中で スマホだけれど結構きれいに撮れた画像を
Facebookに数枚アップしてから おつうに
「ごめんねー遅くなって。もうすぐ帰るから」と連絡すると

「おとんが帰ってきてます」



(… …)
えっ!倉敷に帰るんじゃなかったんだ…。

帰るというのは 自宅へ帰るということだったのでした。
あわてて 夫のメッセンジャーに「すいません 遅くなって もうすぐ帰ります!」と打つ。

もちろん自分の家だから 「帰る」が正しいのです。
わたくしが勝手に「倉敷に帰る」と解釈しただけのことで
迷惑だとか えーもーやだー とかそういうことは申しませんが
10年も別居生活を続けていると 「帰る」「行く」という動詞の使い方が
なんとなくあいまいになってくるのですよ。

おつうはなんの迷いもなく「おとんは帰ってきてる」と使い
倉敷に戻るときも「おとんは帰った」と使う。

わたくしは「おっとが倉敷から来る(帰ってくるともいうこともありますが)」
戻るときは「おっとが帰る」と用いる。

夫は夫で 「そっち(自宅)へ行く」
戻るときは「倉敷へ帰る」と言います。

なぜにこんなに慌てるかというと
お分かりかと思いますが 単身赴任が長いと
「たまたま」このように二日続けて妻が夜遊びをしてしまっただけなのだけど
抜き打ち検査のように 夫の帰宅がそれに重なると
365日 こういう生活をしているような印象をあたえてしまうのが怖いのです(笑)
(ま、否定はできませんが)

今年の夏休みは 夫が先に休暇に入り わたくしの方は4日ほど遅れてのお休み。
聞くまでもなく息子たちからは一緒の行動はなし と言われています。
ということで ことしも夏休みは倉敷へわたくしが「行く」ことになっていますが


「どうする?前半は(自宅へ)『来る?』」

「いや 『来ない』」

「待ってる?」

「待ってる。歯医者も行きたいし」

ああ 日本語とはなんとあいまいなんでしょう。






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台湾の郵便ポストは二色。

【台湾国立師範大学へ】

さて かなり苦戦して林本源園邸へたどり着いた翌日
昼過ぎの集合まで自由行動がとれるので 
この日はけいちゃん希望の 学生街へ行くことに。

前日googleさんが使えなかったので けいちゃんは周辺地図をチェック。
慣れてきたMTRでいざ出発。
この日は古亭という駅から 台湾国立師範大学のキャンパスまで歩き 
オサレな雑貨店などがあるというエリアを歩いて
軽くお昼でも食べれば ちょうど集合時間であろうという計画。

さて 古亭までは問題なく到着。
その名も師大路という明らかに大学へ向かう大きな通りを行けばよいはずだった。
しかし どこを間違えてかわたくしたち 駅の反対側の師大路をずんずん進んでしまったのだ。



やっぱり文化地区だから雰囲気が違うわね なんて わかったようなことを言いつつ歩いていくと
何やら かわいらしい建物が。





え?師範大学でしょ?これあまりにかわいらしすぎない?
そして 地図と照らし合わせても こんな道路は見当たらない。



建物と同じような かわいい花模様の跨線橋。
なにかおかしいよ。

(後日調べたところ ここは客家主題公園といって
客家文化を学べる施設だったと知る。この時は大学へ行くことしか頭になく
この施設を見学しようと微塵も思わなかったのが悔やまれる)

とりあえず 駅までもう一度戻ろうとするも
車の通りは頻繁だけれど 歩行者がほとんどいない。
そしてそのうち 方向感覚を失い始めたわたくしたちは 駅の方向もよく分からなくなってくる。
(実はこの日 厚みのあるガイドブックはトランクに詰めてしまい
大まかな市内地図しか持っていなかったのだ…。

明らかに迷っている観光客然として歩いていると やっと親切な男性が声をかけてくれる。
しかし英語は通じない…。
地図を示し 大学へ行きたいと伝わると
丁寧に中国語で説明してくれる。とりあえず このまま駅に戻り出直すことになる。

出口さえ間違えなければ なんのことはなく師範大学に到着。
1時間近くロスしてしまったので 大学周りのお店など入る時間はなく
大急ぎで 構内を回ることになります。



わが母校の大学によく似た いい雰囲気の構内は
強い日差しに叩かれながらも 異国の大学の雰囲気を味わうには十分でした。







そして正面玄関を撮影して 大通りを駅まで戻ればOK と余裕で歩きはじめて
途中 ドリンクスタンドで言葉の壁にぶつかりながらも 飲み物のオーダーにも成功し
(あちこちにあるドリンクスタンドですが サイズだけでなく素材や濃さ 副材料など
細かくオーダーするタイプのお店が多いです。ここでもかなり難航しました)
旅の最後を楽しんでいたのだが…



行けどもいけども 駅もオサレな雑貨店も見当たらない。



この辺 青山の裏通りの雰囲気だから きっとそのうち出てくるわよ…。
結局 たどり着けなかったのはこんなところらしい。

いやいや どうもおかしい。
道を聞こうにも 人とすれ違わない。

かれこれするうちに 大きな森林公園にぶち当たる。
さらに 一番最寄りで MTRの科技大楼站まで900mという案内板を見つける。
一体この科技大楼站とはいったいどの路線になるのか……

しかしMTRの駅まで行けば乗り継いで帰る自信があったので
タクシーには乗らず もくもくと歩くわたくしたち。

おそらく 読んでくださる方は わたくしたちの勘違いがどのていどのものだったかわからないかと思う。



当初予定していたのは 赤い点線の道を大学まで行って
同じ経路で同じ駅に戻ってくるというもの。

それがなぜか まずは出口を間違えて緑の経路をたどり
その後 さらに方向を間違えて水色の経路をたどったのだ。

最後の駅までの距離の長いこと長いこと…。

結局お昼を食べる時間はなく セブンイレブンのおにぎりを買って
空港までのマイクロバスの中で最後の食事となるのでした。

途中 タクシーに乗ればホテルまですんなり帰ることができるのはわかっていたのですが
そこはあえて 自分の足で歩こうというけいちゃんの判断で
最後の最後に思い出に残る街歩きができました。



今回は 言葉はわからないわ 地理も不案内にもかかわらず
充分な下準備もせずに乗り込んでしまった旅行でしたが
なにが?よかった?と問われても 答えが出ないのです。

でも 帰ってくるなり また行きたいと強く思う。
国内で旅をするのにも似ているのに でも違う。
きっとこれから可能であればリピートしたい いやきっとするだろう いやしてみせる…(笑)

かなり だらけた忘備録になってしまったけれど よき友とよき旅、
やっとのことで帰国となりました…。
漢字文化だからと 甘くみたのが今回の反省点。
まずは 中国語をすこし頑張ってみたいと思う今日この頃です。

読んで頂いてありがとうございました。
今回は 二人旅ということもあり気楽でありつつも緊張していたのかもしれない。
自分でも旅の面白さが伝えられない記事になってしまったのが残念。








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