散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



昨年の秋に大学時代の友達と鎌倉へ散策へ行った。

今度は紫陽花の時期に と約束してそろそろシーズンとなり
日程を検討し、計画を立て始める。
しかしながら 今年は紫陽花の出足が早く予定の頃には終わりになりそうだということと
雨に弱いアラフィーたちは 張り子のトラのごとく濡れることを嫌う。

よって 試行錯誤の上 都内でご飯でも食べようということになる。

ただ わたくし的には 年に何回かのチャンスなので
なにかイベント性が欲しい。
今回は なぜか小石川後楽園を散策しようというところからスタートしたので
ご飯のあと 巣鴨に出て赤パンツを買いに行こう、都電にも乗りません?と
わたくしの回りでは 割と評判のいいプランを提案。
いいねいいね と当日を迎える。

ダケド

結局のところ この日は運よく時間制限のなかったビュッフェで
4時間以上も滞在してしまったので(我ながらすごいと思う)
その後の計画はなにひとつ決行されず解散となった。

若いころだとビュッフェで元を取ろう!と思うのだけれど
最近は 自分に都合のいいものだけ都合のいいだけ食べこようという発想に変わり
その チョイスの仕方にも
各自のこだわりがあったり 笑いのネタになったりで
楽しい時間を持つことができる。

最近は 可能な限り その場のメンバーの最初のプレートを
撮影させてもらうことにしている。
これといって面白い画像ではないのだけれど 何となく面白い。

ちなみにこの日の4人のプレートはこちら。



わたくしのはどれでしょう?(笑)

サテ

中途半端に時間が余ったので
せっかくなので プリクラを撮ろうと提案。
以前は レストランエリアにあったゲームセンターが閉店になっていて
遊園地エリアまでわざわざ移動して プリクラに挑む(笑)

相変わらず 最近のプリクラはすごいねと
うろうろしつつも無事に撮影終了。

美白 小顔 お目眼ぱっちりに仕上がり
来年の年賀状はこれを使いたいと思うくらいだ。

ゲームセンターの中を歩いていると ちょうど放課後タイムになったので
中高生が太鼓の達人などに興じている。
(本当は禁止されているんじゃないかと思うんだけどねぇ)

もう 学齢期のこどもがいないわたくしたち
少年たちの太鼓の達人に見入る。

……

通りすがりの従業員のおにいさんが わたくしたちに軽く会釈をしていく。
ゲームに興じる少年たちも わたくしたちに気づくと
2曲目をやらないで 散らばっていく……。


どうやら 補導員だと思われたのではないか…

たぶんね。

太鼓の達人、空いたから pさんやる?やりたいんでしょ?

うん…でもやめとく。




コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




今月もまた《月刊P》になりそうな予感。

気持は焦るけれどなんだか結果も何も伴なわない感じの6月。

まずはごろ合わせ的なネタを見つけたので一席(笑)

灯台下暗しとはよく言ったもので
旧友わいちゃんから 「明日そっちに行くけど時間ある?」とメール。
実はその日は 午後から加瀬くんの舞台挨拶に行く予定。
でも わいちゃんがこっちに来るなんて まずないチャンスなので
午前中合流することに。

わいちゃんの目的は「すったて」を食べること。
「すったて」ってなに?

埼玉県の一部の地域(川島辺り)のB級グルメで
埼玉Bグルメで優勝したらしい。
いやはや 近くに住みながらまったく知らなかった。

わいちゃんとそのお友達が 近くまで来てピックアップしてくれる。
聞けば もともと川島町にあったお店が 私の住むエリアに移転して、
その「すったて」を食べるために 実は三回目の来訪となるとのこと。
(過去二回は 空振りだったそうだ)



お友達は、はじめましての方たちだったけれど
食べることに執拗な執念のある共通点があったためか
人見知り道のわたくしも 楽しく語りながら
古民家「陣屋」で「すったて」と「坦々キムチうどん」を。



「すったて」は宮崎の「冷汁」のような漬け汁で頂くうどん。
夏限定メニューとのことなので これはぜひこの夏再度チャレンジしたい。



そして グルメな友達に言わせると「すったて」を食べに来たので本来は「要らない」んだけど
気になって仕方がないという「坦々キムチうどん」
これが「意外にいけちゃった。
つまりは 辛い韓国風のうどんなんだけれど 
コラーゲンもいっぱい摂れるし美味しかったのだ。



もともと飲食業をしていた古民家の一部を借りて 営業しているとのことで
もったいないのが この古民家の良さを十分生かし切れていないこと。
入口にビールの赤ちょうちんがぶら下がっていたり
壁に謎のペイントがなされていたり…。
今後だんだん 陣屋の雰囲気に馴染んで行くことに期待。

そして 数日後、
こちらはイレギュラーのバイトで訪れた赤坂。

市川猿之助と紫派藤間流の稽古場ビルの下にある「赤坂 うまや



お昼時は、猿之助の楽屋めし というランチのほか
種類の色々なランチが楽しめます。

赤坂の一ツ木どおりから ほんのちょっとそれたところにある
静かな料亭です。



楽屋めしは ひとつひとつ確認するとごくごくふつうのおかずですが
とても丁寧なあしらいと、そのお店の雰囲気で素敵に頂けます。

そう…先日の山下さんの花かご弁当もこんな感じでした。

これに 茶碗蒸しとこだわりの卵がついて 卵かけごはんも楽しめます。
ついつい 麦ごはんにしてしまったけれど
卵かけごはんならやっぱり白米の方がよかったな。



薬味入れもちょっと可愛らしかったので 参考までにぱちり。



うまやの杏仁豆腐と銘打ってあるだけに この杏仁豆腐も美味。
舌触りがとってもよいです。

今年は月一くらいで赤坂に来るようになりそうなので
今度は違ったメニューも楽しみです。

それにしても 同じ位の時期に「陣屋」と「うまや」
語呂合わせの好きなわたくし、やったぜと言う感じ(笑)

サテ そろそろ浮上しなくては。






コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




少し前にあまりの行列に挫折した「デザインあ展」
会期の終わりも迫り、姫と待ち合わせをしていくことになる。

三本松の社会科見学を途中で抜けて 次なる目的地の六本木へ。
なんだか似たようなところに行くね と言われつつ。
この日はさぶろくじゅうはちのラインで。

しかしながら…宿題が終わらなかったとかで姫が激しく遅刻。
すでに 入場しても閉場時間に間に合わないということで
しかたなく パッと目に入った東京タワーに昇って帰ることになる。



東京タワーと言うと わたくしの中では
小学校2年生くらいのころ 祖父母と行った記憶がよみがえる。
確か お正月の特別な入場で、タワーの非常階段を使って
展望台から歩いて降りることのできる企画だった。

みんな物も言わず ぞろぞろと外階段を行列して降りてくるだけ(笑)

地上に降り立った時には 膝ががくがくふるえていたのを思い出す。
このころの祖母は 今のわたくしくらいの年だったのかも。
自分がおばあちゃん なんてまだまだ考えないけれど
当時の自分からみたら おばあちゃんはおばあちゃんだったわ。



遠くに見えるのは 夜景の新参者、スカイツリ―。



この 夜の道路、なぜか「都会」をイメージさせる。



東京タワーからの夜景になぜか 東京タワーが…。
後から気づいたのですが、展望台のオブジェか何かが写り込み。
さらに モニターに写っていたライブの映像も夜空に浮かんでいる。



地上150mから 足元を見下ろす。
わたくしは割と平気だけれど 夫は絶対無理(笑)
姫も全く平気な様子。



地上150mで踊る6歳児。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




少し前のことになりますが 陶芸教室でのお出かけ。

研究熱心な先輩のオススメのギャラリー兼お食事処、大宮にある「三本松
素敵な器を拝見して 更にその器でお食事ができるという
陶芸教室のイベントのためにあるようなお店です。

元学校の先生である幹事さんが 教室のホワイトボードに
「社会科見学」と予定を書きいれて
当日は 食事の後 さいたま市民の森 にてリス園を見学、
さらに 教室御用達の陶芸材料店でのお買いものつきというもの。

こちらのお食事 器がランダムに運ばれてきて
統一感がないといったらそうですが、いろいろな器を手に取ることが出来ます。



さっとみただけでも みんな違った器が並んでいるでしょう?
みなさんが器を手に取っているのが お分かりになるでしょうか?(笑)

同じランチのメニューでも 器によってこんなに印象が変わるのです。







お料理は 少しずつ丁寧に作ってある感じで
ひとつひとつ工夫が感じられるメニュー。
お豆のサラダにしても うっすらわさびが効かせてあったり
トマトとポテトサラダと帆立の盛り合わせも 何となく甘味があるので伺うと
にんじんを入れているとのこと。

器ももちろん 食べることもお好きな先輩たちなので
しっかり食べた後は 器をひっくり返して(笑)師匠にいろいろ質問タイム。



メインは「豚丼」とあったので ??ここで豚丼?と思いきや
高価な器にハラン仕立ての オサレなオサレな一品。



こちらも青が入るだけで ぐっと印象が変わります。



デザートは あんこ付きのシフォンケーキ。



珈琲も和の器で。カメラ係のわたくし、皆さんの器を撮って回る。

お食事の後は さいたま市民の森へ。



こちらは リスを見る という目的に特化しているので
迷わずリス園へ向かい 放し飼いになっているリスたちにしばし癒されます。
(ちなみに リス園はネットで覆われています)



すばしっこいので なかなかカメラに納まりません。



生き物を撮るのは得意でないので 結構楽しかったけれど。

自由大学のようなところでは 息子たちの世代とどきどきしながら関わり
陶芸では、母親たちの世代の先輩たちからも 学ぶことが出来ます。
どちらも ちょっと最初はちょっと勇気のいることですが 
最初の一歩が踏み出せるうちは これからも思い切って踏み出していきたいと思う。


実は、この日はこの後ダブルブッキングしていて わたくしだけ最寄りの駅で降ろしてもらい
今度は都内へ向かいました。

こちらのお話はまた今度。




コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




二週間ほど前 鎌倉の家でぐだぐだしているときに
電話がかかってきた。
仕事仲間でもあり プライベートでもいろいろお世話になっているボードさんだ。

この日は確か洋ちゃんの映画を観に行くって言っていたはず。

開口一番「ねっ 貴女、movixで「はじまりのみち」の舞台挨拶があるの知っているの?」

「えー?だって 仕事の日じゃなかったっけ?」
「1日の土曜日よ。今movixにいるんだけど まだ席があるみたいよ」
「行きます!買っといてくださいっ」

…てなやりとりがあって 先日行ってまいりました。


「あんまりいい席じゃないけど…」とボードさんは言ったけれど
なんのなんの 前から4列目の通路側、
当日は 登壇者がスクリーン横から入ってくると思っていたら 
なんと わたくしの横の通路から入退場。

半径50センチメートルくらいで 加瀬くんを見ちゃったもんね!

帰りなんて 真向かいから退場してくるわけで
目が合ったらどうしよう!などと ミーハー丸出しで。

残念ながら 目があったのはユースケサンタマリア氏だったけど…。

映画は全編 押さえた演技でしっとりとした仕上がり。

でも 加瀬くんが主演でなかったら 観に行かなかったかもしれないなぁとも思いつつ。

ちょっとだけ偉そうなことをつぶやいてしまうと
三日間の主人公の心の揺れを 時代を織り交ぜながら綺麗に書いています。
しかしながら 主人公の動機がいまひとつ希薄だったような気がしないでもない。

テレビスポットなどで流れている激しい雨の中のシーンも わかるんだけれど 
いまひとつ綺麗すぎるというか 主人公が葛藤しているようで
実は葛藤していないような。
というか、主人公の貫きたいものは 揺るがないものだというのが
そこまでで 充分伝わってきているから。

それでも すごいなーっ!と思ったのが
峠越えを終えて 宿屋に着いた時
主人公が 泥で汚れた母親の顔を手ぬぐいで綺麗にして
髪をくしですいて綺麗にしてあげるシーン。

セリフは一切なし。
もくもくと母親と向かい合う主人公と
それを見つめる 周りの人たちの表情を次々と映し出すことで
その普通でない感性が伝わってくる。

母親役の 田中裕子さんがそれまでのやつれた表情から
みるみるしゃんとした女性に変わっていく。これは圧巻の演技。

普通なら 命からがら移動してきたんだもの そんなことしなくても…と思うのだが
これが 映画作りに関わっている息子の 気配りなんだなぁ と
こりゃすごい と思ったりもしました。
一番印象に残っているのが このシーンかも。

賞取レースにはちょっと弱いような感じもしているが
加瀬くんの加瀬くんらしい役どころでもあるような気がする。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )