この宿泊プランが ジョン・カナヤからの招待状と銘打ってあるように
お食事はダイニング・ジョン・カナヤでの金谷流懐石になります。
出発前にどうしてもお食事の内容を予習してしまう貧乏性なので
一通りの知識を頭に入れてあるものの
ちょっと気取ったホテルのサービスの中で
どんなものが出てくるのか 心地よい緊張感を楽しむことが出来ます。
ラウンジでのアミューズから始まって
まずは小さなスプーンの中に詰まった いくつもの食材に感動。
ダイニングに移ると 大谷石と日光杉をつかったプレートに見事な前菜。
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日光杉大谷石鬼怒川の宴
桜豆腐 山菜づくし 蛤と菜の花の唐墨和え
那須鶏と根ミツバの葉山葵かけ 八潮鱒五穀米握り寿司
蟹袱紗焼き 道明寺饅頭 ドットはバジルソース。
ほんのちょっとずつ の贅沢。唐墨ってこんなにおいしかったっけ?
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雪見月の頃
エビ桜新丈白魚散し
日光湯葉と旬海鮮の盛り合わせ地場野菜を添えて
これには お醤油のジュレがついてきていてとても美味しい。
天然氷で作った器が やっぱり素敵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/26/7357f985b3b68648e240a0e612199942.jpg)
極選 (どちらかを選びます)
金谷オリジナル和風ビーフシチュー 大根が入ってます。お肉はとろとろ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/96/37045e6978b0348b51470d86bf196e05.jpg)
旬魚の抹茶しゃぶしゃぶ
これ、余計なお世話かもしれないけれど
もし今度いかれるかたがあったら お連れとシェアしようとか半分ずつ食べようとかしない方がいいよ。
自分の食べたい方を素直に選びましょう。
というのは ビーフシチューはそれなりにこってりしたうまさ。
抹茶しゃぶしゃぶは あっさりと頂くので
半端に両方口にすると はっきり言って後悔するかと…。
どちらも美味しいので ご注意ください。
このあたりでかなり満腹感。 もういいかしら?と思いきや
素敵な口直しが投入されます。
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あまおうの中に練乳がい込みになっていて 更に冷凍してある口直し。
これ一粒で ここまでの美味しさをリセットしてくれます。
焼き物は ![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/6d/c92ef258417428ac23273804c1ebf2ac.jpg)
たけのこと油鰈の西京焼き。
包み焼きになっていて じゅうね味噌がとても美味しいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/fa/95631ebb234eb0f2961602a4d88ac215.jpg)
煮物は 予習で楽しみにしていた
金谷鮮冶が愛した 卵と雲丹のシンフォニー和風仕立て
~マッシュルームソース サバイヨウンソース
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/c9/75124ed460e4be158f0d88974a762384.jpg)
茶碗蒸し的なものを想像していたのですが 温泉卵にうにソースをかけて焼いたもの。
美味しかったのですが なにがなんだかわからない庶民の味覚のわたくし。
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冷皿
寄せ野菜の美味なる集い
野菜のピューレを寒天で固めた実にオサレなお料理。
わさびソースや紫蘇のジュレで頂くのですが 冷たく上品で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/c4/9c175c31fbf1013291b4513e18df9b4c.jpg)
日光滋養米を小さく結んだものとお澄ましなど。
もうご飯要らない と言っていた母も結局全部食べました。
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金谷オリジナルとちおとめのパフェ
言わずもがな 量も適度で納まります。
普通はここでコーヒーが出て終わりなのですが
こちらではラウンジに戻って ショコラのワゴンサービスがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/be/bc270f1293af38fdc299fa64a9a907e0.jpg)
さすがにもう沢山は食べられませんが しっとりしたその日のショコラなどを頂くと
なんと食事開始から2時間もたっていたことに気づきました。
お酒を飲む習慣のないわたくしたちは 実に早食いで
この日も運ばれるものを次々にたいらげる という表現がぴったりでした。
それでも 待たされる感もなく もてあますでもなく
当然のように2時間かけて ゆっくり食べていたのだわーと
ふたりで驚きを隠せませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/12/4ffe981d36f3eb1709ceb06aad99bc2b.jpg)
渓谷側の暗い窓には 部屋の中のステンドグラスと庭の電飾とが
白く浮かび上がった木と交差して
どちらが外でどちらが内なのかわからなくなる幻想的な画のよう。
翌日の朝食は 同じテーブルでも和と洋好き好きに選べるとのこと。
これまた期待を持って翌朝に臨むことができます。
更に お部屋に帰ると 小さなお結びが用意されていて
まさに夜食、寝る前にひとくち頂けるというサービス。
とても要らないわ といいつつ 結局寝る前にしっかり食べた。
これで当分粗食で暮らさないとばちがあたりそうと言いつつ
早々と寝入るのでありました。
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