散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



門前仲町 門前茶屋にて 深川あさり蒸籠飯。
あつあつで あっさりしていて とても美味しかった。

サテ

我が家で語り草になっている兄弟の伝説がある。
以前に書いたことがあるかもしれないけれど
20年近く経っても 根本は変わらないと言うことを再認識させられたので
また書いてしまおう。

アニとおつう 幼少のみぎり……


夏が訪れ、新聞の折り込みチラシ、スポーツ店のカタログに
当時流行っていたタンクを取りつける大型の水鉄砲が売り出しになっていた。
ま、二人で一つを使いなさいなんていうとケンカの火種になるから
ひとりひとつずつ買ってあげましょう ということで
休みの日 家族でスポーツ店へ繰り出した。

シカシナガラ 残念なことにお目当ての水鉄砲は売り切れ。

チラシを見て「これが欲しい」と決めていたアニは
同じものでないと納得しない。
別なお店に それを探しに行くという。

それに対して おつうは類似の品を見つけ
(おそらく 広告の品より安かったのではないだろうか?)
「おれはこれでいい」(ちなみにこの「おれ」は「お」にアクセントをつけて呼んでください)と
手近にあった水鉄砲をすでに手にしている。

結局その後 同じようなお店を回り
アニは当初のモデルの水鉄砲(と同じような)を手にする。

遊び始めてしまえば 大して違いは感じられなかった。

ソシテ トキハスギ

割と流行に乗りやすいアニは 早々とスマホに乗り換えた。
しかしながら まだ発展途上のスマホだったので バグも多く
会うたびに文句を言っていたような気がする。
このたび 2年間の契約が終わるのを待って 
速攻で欲しかったタイプに機種を変えた。
それこそ 数ヶ月前から「○月●日になったら 機種変するから」と
何度も言っていた。

そして おつうは スマホ化にはそれほど興味がなかったが
最近 相当使いこんだFOMAがそろそろ物理的に危なくなってきた。

この春から 非常勤だけどお給料ももらえるようになったので
いよいよ 母でさえも持っているスマホに買い替えを決める。

ちなみに彼の携帯は 高校のときの名残りで
わたくしの名義になっているので これを機会に自立することにする。
とりあえず 名義変更はわたくしも行かなくてはならないので同行。

アニと違って 前もっていろいろ調べることはしないおつうだったが
一応sharp製の人気機種を狙っていたようだ。

しかし 案の定入荷は8月末。

「どうする?」

「いいや 在庫のあるやつ どれでもいいや」

とあっさり言い放つ。

結局 アニと同じgalaxyで納まったけれど
十数年の月日を経ても変わらない彼らの行動パターンというか思考の回路。
もう どうこうすることもできないし するつもりもないけれども
きっと嫁さん選びもこんな感じになるんじゃないかと……少々不安。

イヤ ソレモイツニナルコトヤラ。


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久しぶりにカレーです。

池袋駅構内にあるcamp。「野菜を食べるカレー」とあります。
ちょっと夜遅かったのですが ついついバターチキンを…。

たまねぎがザクザクしていてちょっと新鮮な感じでした。

器は熱々のフライパンで 石鍋状態、
カレー自体は インドカレーというよりもおうちカレーに近いのですが
食べた後 もたれないのは何か秘密がありそうです。

席ごとにアラジンの魔法瓶が置いてあるのが なんだか楽しい。
今度は「一日分の野菜カレー」を食べてみよう。

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昨日は久しぶりにおつうレシピでした。
もう 今となっては珍しくもないことなのですが 今回はまた新たな一面を…。

昨日のメニューは チキンとポテトのチーズ焼きと
じゃがいものビシソワーズ。
仕事から帰ると 後は焼くだけのチーズ焼きと
冷蔵庫で冷やしたビシソワーズ。

ほほぉ…
おまけに 家にある材料だけでこなしたね。

例によって 基本的な調味料だけで的確な味付けをする彼の料理は
なかなか美味しい。
ビシソワーズなんて わたくしが適当に作るのと違って
とても滑らかな舌触りなのだ。

で 食しながらふと

「ビシソワーズ どうやって作ったの?」

「クックパッド見た」

「どうやってじゃが芋潰したの?バーミックス?」

「家にあったミキサー使った」

「え?」

実は我が家のミキサー…ここ10年余り登場の機会なく
キッチンの天袋に納まっていたはず。
バーミックスとクイジナートは シンク上の出窓でスタンバイしているが
ミキサーの存在すら わたくしは忘れていた。

というより スムージーが流行っているから 小ぶりのミキサーを買おうかなぁなんて
思っていたくらいなのだ…。

みると 洗いかごには ミキサーが洗って干してある。
使い方なんて教えたことないのに…と思ったが

なるほど。

実は、おつうとわたくしの食事の時は
お行儀悪いけれど 大体「水曜どうでしょう」の録画を見ています。
先日からおつうが繰り返し見ているのは
土地を開墾し野菜を作り器もつくるシェフ大泉バージョン。
(見てない方ごめんなさい わかんないですよね)

要するに 大泉くんが土地を耕し夏野菜を植えて
それを収穫し 陶芸工房で器を作って
その後料理専門学校のキッチンで お料理をすると言うシリーズです。

その中で 大泉くんが じゃがいもと帆立をミキサーにかけ
液体が足りないものだからミキサーが回らず
力任せにミキサーを揺さぶったために ミキサーが悲鳴を上げると言うシーンがある。

これだ……

かれはこれがやってみたかったのだ。ナットク。

ビシソワーズで気をよくした彼は 今日は枝豆を食べながら
「豆のスープ」
お芋の天ぷらを食べながら 「残りは芋のスープ」などと呟く。

この夏は ミキサーの出番が増えそうだ。

お時間のある方は見てみてね。

シェフ大泉 夏野菜スペシャル
(この中の第4夜が 該当部分です)


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フリーカップ&ソーサー製作中。

師匠に、pintrestしておいた画像見せて 
「こんなの作りたい」から始まって 土選び。
「ザラっぽくて」「ぽっこりしていて」「でも 挽くときに痛くなくて(笑)」など。
ざらざらした粒が入っていると 当然挽くときに負荷もかかるということで
近江土:古信楽を2:8の割合でスタート。

右が師匠の挽いたお手本。左わたくしの。
うーーーん なんだかいびつ。
挽いては潰し挽いては潰すの繰り返し。
カップが出来たら たたらでソーサーを作る予定。

そうそう pintrestって 画像に特化したSNS。
最近面白くて ときどきハマりこんでいます。
よろしかったら のぞいてみてください。


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最近ほとんどパンを焼くこともなく
時間がないわけではなくて 単に怠惰なだけですが。

ぽちっと行ったモラタメさんの企画で
初めて当たりました。
これなら いろいろつかえそうかな?
明治クリーミースム~ス 8個セット
小箱とはいえ 8個も出てきたのでちょっと戸惑う…(笑)
冷蔵庫いっぱいになってしまった。

食パンはトースト派で、とくに夫は美味しいからと生パンで出しても
「焼いて」と差し戻してくる。
おつうはサンドイッチ好きなので 美味しければどちらでもOK。
冷やして食べても美味しいという食パンを買ってきて
いつもより多めにスプレッドを塗り、この時期の定番あんずジャムと
特製ブラックベリージャムをパレットに落とすように ぽとんぽとんと。

我が家では クリームチーズのスプレッドでこういう食べ方をすることが多いのですが
朝食にはすこしヘビーかな?という日もあります。
このクリーミースム~スは チーズではないのでジャムの味を変えずに
でも パンにジャムを直に塗るのはちょっとさびしいというわたくしには
さっぱりしていていいかも。

これ ベーキングに使っても 軽いのでいいかもしれない。
せっかく大量に待機しているので 実験気分でトライです。



チョットショウヒンヲチュウシンニトッテミマシタ。



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今年はすでに暑さが身にしみる…ような気がします。

さて 先月から公開になっていて気になっていた
フィンランドのくらしとデザイン展に行ってきました。
芝生の上の巨大歯磨きチューブは会場になっている宇都宮美術館のオブジェ。
駅からちょっとあるので、できれば運転手つきで…と思っていたら
夫がよく行くゴルフ場の近くだと言うことが分かったので
餃子付きで連れて行ってもらいました(笑)



アアルトの椅子、マリメッコのテキスタイルやイッタラの食器などなど
萌えポイント大のフィンランドのデザインです。
そして 副題が「ムーミンが住む森の生活」

フィンランドというと出会いは「かもめ食堂」ですが
言葉の難解さや 取り巻く環境の違いから 英語圏やアジアの国々にない異国を感じます。
極端に言ったら 本当にそんな国、あるのかしら…というくらい。

この宇都宮美術館も 金沢の21世紀美術館や根津美術館、そして記憶に新しいハラミュージアムのように
自然環境を素敵に取り込んだ展示空間です。
自然公園の一角に建っているこの美術館は 大きな窓からみえる森が
まさにムーミンのイメージにもぴったりでした。



せっかくの休日に訪れた宇都宮ということで
夫は美術館より餃子モード。



ただ当たりをつけていかなかったので 暑さに負けて無難な線で駅前の宇都宮餃子館へ。
焼き、蒸し、揚げ、スープの餃子が楽しめるセットと坦々麺とのセットを頼みましたが
目新しい鉄鍋餃子も食べたいと ちょっと無理をしてオーダー。



あつあつの鉄なべにたっぷりのもやしと餃子。
でも 餃子自体は普通の焼きだったので オーダー方法失敗したかも。
そして 焼き具合はちょっときれいすぎて もう少しかりかりっと感が欲しかったような気も。

お土産は恒例ポストカードと 今回は パンフレットにもなっているモチーフがとても素敵で
大小の缶バッチがあったので 3個買って
お気に入りの信三郎帆布のバッグにランダムに付けてみました。



絵画やデザインの知識はゼロだしセンスも怪しいときていますが
美術館の空間で 既知の作品に会ったり 初めて出会う作品と向き合えるのは
とろけそうな脳みそに 少しだけ刺激のエッセンスを……という感じがあって好きです。
わかっててもわかってなくても(笑)大事にしたい時間。


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久しぶりの ほんとに久しぶりに松岡直也さんのコンサート、
最後に行ったのは広島時代 新幹線に乗って参戦した日比谷野音かもしれない。
御年75歳、活動60周年ということで 今年はコンサートがいくつも予定されています。

6月にSTBであったWESINGは出遅れでチケット取れず、
狛江市のエコルマホールのPLAY4YOU(松岡直也・高橋ゲタ夫・村上ポンタ・カルロス菅野)を
観に行くことにする。

松岡さんの曲とのなれそめは 大学時代に所属した音楽サークル。
もちろん夫も大ファン。
前日 FBで「行くのだ!」と呟いたら 次々とコメントが入って
その中でも行動派のエス子さんは 
「当日券があったから来た!」とご主人と会場へ。
おそるべし FB。

さて ピアノの松岡氏はもちろんだけれど
このメンバー、まさに各楽器でのネ申のような存在の方々。
村上ポンタさんは 初期の初期のオフコースのアルバムの頃から知ってるし
パーカッションのカルロス菅野さんは 男の色気を感じる数少ないミュージシャン。
ゲタ夫さんの何でもござれのベースは もう筆舌に尽くしがたい。

ピアノとベース、ドラム、パーカッションのシンプルな構成なのに
その音の厚み、多彩さ、インパクトどれをとっても圧巻。
最初は やはりお歳のせいかちょっと線が細くなったりしていないか?と
要らぬ心配をしてしまった松岡さんのピアノが 
もうもうこの構成というのに ビッグバンドに匹敵する様な演奏に。

お客さんの構成も 当然わたくしたちより上の方も沢山。
ゆえに スタンディングになることもなく 
静かに しかし拍手は全力で。

お決まりのラテンに加えて PLAY 4YOUならではのジャズのスタンダードもしっとり
アンコールでの名曲「マジョルカ」は もう涙が出そうになるくらい懐かしかった。

最近はめっきり音楽から遠のいた生活をしているけれど
ひとたび音が鳴りはじめれば カラダも気持ちも昔のように反応する。
11月には編成の大きいWESINGでのコンサート。これはぜひぜひ参戦しなくては。

…とちょっとコーフン気味のわたくしでした。

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自分の中では結構興味の大半を占めていると思うものの
工房の諸先輩方と比較してしまうと かなり凹むことばかり。

イヤ キヲトリナオシテ ガンバリマショー

今回は還元焼成にて焼いた器少々。

吉祥寺の雑貨屋さん他で見かけて こんな感じのものを作りたいと思ったものの
かなりスリムで繊細な(おそらく磁土を使っている)感じなので
雰囲気のみお借りして 作った棒状の箸置き。

京白を竹の形をした石膏型に詰めて
あえて竹の節をこそげてしまって素焼き。
よくよくやすりをかけてつるつるにして 呉須で絵付け。



以前に作成途中で一度見ていただいた 四角い座布団のような箸置きは
素焼き後 半分は透明釉で土の色のまま、
半分は 辰砂という釉薬をかけ、その上から透明釉を重ねてかけた後
還元焼成をして その時のコンディションによって出方の変わってくる紫に。



こんなに箸置きばかり作って 普段は箸置きなんか使う食生活でないのに……。

色合いの妙と言えば 今湯呑修業中に使っている赤土。
これがかける釉薬や焼成の仕方によって ずいぶん違った表情になります。





左が 白萩という白い釉薬をかけて還元焼成。
真ん中は前回の 透明釉をかけて酸化焼成したもの。
右は 辰砂をかけて 還元焼成したもの。
これはとてもわかりやすい色の出方をしました。



轆轤の練習中 少し残った土で平べったい器に 取っ手をつけ
その上にボタンのようなおまけをつけたもの。
これも辰砂をかけていますが 緑と紫がランダムに出ました。
ちょっとしたおかずを入れようと思います。



こちらは同じような条件ですが 緑が強く出ました。

形はまだまだですが 色合いで楽しむのもひとつの方法。
お恥ずかしい自己陶酔の世界でございました。

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あたし これー♪

半年ぶり?いやもっとぶりに姫と遊ぶ。
小学生になってぐっとお姉さんになり
一人娘だし 教室でみる子供たちよりかなり大人。

お土産にどうしても買って行きたいものがあり
いそいそとecute赤羽にて パティスリーマリアージュ
サイダーゼリーを手にして向かう。

このゼリー 数日前にお店で見つけて
その爽やかなビジュアルに釘付け。
どうしても食べてみたかったのだけれど 
我が家では この手のスイーツは猫に小判的な分野なのです。

どうせ「量が少ない」「食べにくい」「瓶が無駄だ」と言われるのがオチなので
絶対一緒に喜んでくれる姫と食べたいと思っていたのだ。
案の定 牛乳箱ふうの箱をそっと開けてみると 期待通りの歓声。
姫の母も同じように喜んでくれる。
もちろん 初めて手にするわたくしも 大歓声。
しばし5つ並んだゼリーを前に 三人で「カワイイ」「キレイ」「涼しそう」の連発。

事前のイメージでは もう少し涼しげな写真を撮りたかったのですが
なにぶん お持たせで持って行ったものなので
あまり時間もかけられない(笑)



このゼリー 果物のベースの物は 濃厚な生のフルーツソースの上に
しゅわしゅわとしたサイダー風味のクラッシュゼリーが詰まっています。
本当に しゅわしゅわ感のあるゼリーで
ソースは まさに果物!って感じ。
唯一 「サイダー」という商品だけは ソースではなく果物が浮いています。

ソースの甘味だけで頂く さっぱりしたゼリーは
おうち用にはちょっと贅沢なので この夏はお土産用に要チェックや。
この夏 pをおうちに呼んでくださる方は もれなくお土産にお持ちします(笑)



姫はまっさきに「ぶどう」をチョイス。
見た目で「サイダー」を選ぶかなと思っていたけれど
なかなか趣味が渋い。

こうして同じものを共有できるのって やっぱり楽しい。
まして こちらの思惑通りに喜んでくれると 美味しさ三乗になります。

ちなみにこのパティスリーマリアージュ
なんと実家近くにお店がありました。またもや灯台下暗し。


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