ご縁があって中学校で、いわゆる「総合的学習の時間」を担当している知り合いのお手伝いをすることに。
…といっても あくまで道具を出したりお掃除したりがメインの
それもピンチヒッターとしての登板ではありますが。
女子校の中学3年生。
まあ にぎやかなことにぎやかなこと。
講師が教壇に立っても鎮まることなく。
途中でクラス担任が顔を出しても、鎮まることなく。
自分の中学時代の、愚行の数々を差し引いても 余りある現状にオドロキ。
途中、担任が登場した時は、講義の流れに関係なく音を立てて机を叩き、
「うるさい、話を聞きなさい」と。(担任は女性です)
一応中学受験を経験してきた、それなりのレベルのお嬢さんたちであるはずなのですが
講義が始まっても 講師の声さえ最後部のわたくしまで届かない。
……まあ ここまでは予想できたこと。
一通りの作業が終わり、ゴミのでる作業ゆえ終了した生徒からお掃除をしたり片付けたり。
お掃除するのは、ほんの一部の子ですね。
あとはほとんどおしゃべりしてます。
わたくしがモップを持っていれば 「代わります」と言ってくる子ももちろんいますが。
……まあ これも予想できたこと。
50分の授業、いちおう講師がまとめの一言に入ります。
この段階では 席について聴いてもらいたいとわたくしは思う。
で、チリトリ持ってうろうろしている子に
「これはいいから 席について 先生の話を聞いてちょうだい」と声をかける。
「すみません」とチリトリを渡し、席へ戻ろうとする生徒に
「ちょっと あなた どこへいくのっ なにしてるのっ」っと
ちょっときびしい担任の声。
結局 週番が号令をかけても、数人は席にもつかず
お辞儀もせず、授業が終わってしまいました。
わたくし的には 席につかないまでも、その場で止まって礼をするくらいの指導はしていただきたいかと。
ついでに言うと、その担任も号令がかかっても生徒と話をしていましたし、
退出時、講師に対して「ありがとうございました」の一言もなく
「騒がしくてすみません」の一言もなし。
(他の先生からはそういうご挨拶があるそうです)
ン十年前だったら 週番の号令は絶対、
担任が後ろにいたりしたら、私語厳禁(いなかったら 解除)
少なくとも 最初と最後は決めましょうくらいの常識はあったはず。
この状況だったら、クラスへ戻ってからのホームルームでこってりお説教があったはず…(笑)
この場合、お掃除を続行させるべきなのか、一瞬でも静止して礼をすべきなのか
選択の余地がないと思うのは、わたくしが古い人間なのかなぁ?
学級崩壊という言葉も なんとなく遠くに聴いていたわたくしですが
今回はちょっと危機感を感じたりもしております。
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