散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



  金星と月と木星並ぶ夜 たれか私を呼んだかしら? 

今年も庭の沈丁花が満開になりました。
梅も桜もたんぽぽも春を感じる花ではあるけれど
我が家の玄関先にこんもりと咲いているこの花は
香りと共に一番春を感じる花かもしれません。
特に 暗くなってからの気配は しんとした空気のなかで嬉しくなります。

切り花にしてもすぐしおれてしまうので
野に置くのが一番の楽しみ方ですが
ついつい毎年すこし手折って 部屋に置いては後悔します(笑)

今年もやはり家の中に持ち込みたくて
ドリンク剤の空き瓶に 自由自在という針金をぐるぐると巻き
壁につるしてみました。

もっと丁寧に作ればいいのですが
ペンチも使わずアバウトに。



毎度のことながら このドリンク剤の茶色の小瓶は 
なかなか雑貨ゴゴロをくすぐる代物です。

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「カレー」というカテゴリを作らないといけないかも。

病院から呼び出しがあり ドクターとお話しした後
以前から気になって仕方がなかったネパールカレーのお店 ミルミレへ寄ってみる。
この手のカレーは夫も好きなのでいそいそと。

たまたま平日のお昼時通りかかった時、何人かのスーツ姿のおっさんたちが
お店の前で立ち止まったり 通りすがりの人がのぞき込んだりしているのを見て
ネットで検索してみると ちょっと変わったカレーが食べられそうというので
機会があれば…とずっと思ってた。

お昼時を外してしまったので 店内はわたくしたちだけ。
店主のお嬢さんらしい女の子がオーダーを取りにきました。
同じリズムの民族音楽が流れ、女性オーナーらしいお母さんがそれに合わせてハミングする
家庭的な雰囲気のお店ですが 池袋や浅草にも系列店があるもよう。

わたくしはチキンカレー&サフランライス、夫は羊のキーマカレー&ナン。
実はわたくし ナンも好きですがライスも好き。
でも こちらのカレーに関しては さらさらとしたカレーなので
ナンの方が合うような気がしました。

ひとくち目 あれ?味薄い? などと思ったのですが
充分な辛さとマイルドなカレーは お腹に優しく
体調が悪いのでちょっとヘビーなインドカリーはちょっと…なんて感じの時にも
意外に行けちゃう?ようなカレーです。

カレー以外のメニューもちょっと美味しそうです。

そして 根津の昭和の町並みの中に ふと異彩を放ちながら
目立ち過ぎることなく 馴染んでいる外観も なかなか素敵です。



pコレクションのドアもぱちり。

こちらはセットメニューではなかったので
お店を出てから千駄木駅前の「千駄木倶楽部」にて一休みの珈琲。

正統派の喫茶店の構えのこのお店、といってもそれほど古いお店でもないですが。
愛読書である小川糸さんの「喋々喃々」にも登場。
主人公・栞がここで「あずきオレ」を飲んでいるときに 窓から想い人の春一郎さんを見つけ
お店を飛び出し信号を渡り声をかける…という具体的なシーンがあります。
実際こちらのお店には 横断歩道に面した席があるのです。

(以前にも書きましたが この作品は谷中が舞台で
 お店の名前も実名で出てくるので 谷中フリークにはたまらない作品でございます)

この「あずきオレ」のシーンは 主人公のはやる気持ちがなんとなく共感できて
好きなシーンであるとともに
やっぱり「あずきオレ」に魅力を感じて印象深いシーンです。



かなりボリュームがあって 画像にするとあまりお上品ではないのですが(笑)
あずきオレ・グラッセ。
あずき・クリーム・アイスコーヒー・クリームの層になっています。
ちょっと歩き疲れた時などに ちょっとの贅沢。

喋々喃々 (ポプラ文庫)
ポプラ社


久しぶりに読み返して見ると 情景がリアルに浮かんできて面白い。
もちろんそれがなくても楽しく読めます。
でも 小川糸さん ここのところ書くことに苦労されているのかなぁ?
去年の新刊も読んだけれど 以前のような精彩に欠けるような気がしているのはわたくしだけかしら
(エラソーニ)



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今日は時間があったので 病院帰りにへび道~夜店通り~谷中銀座経由で
日暮里駅から帰ってきました。
気分的にも開放的だったので ついつい甘い物を購入。

よみせ通りで マミーズのパイを。
アップルパイが有名ですが ついついチェリーパイとレモンパイも。
こちらのアップルパイのリンゴの大きさに驚きます。



でも あっさり味で おつう曰く「洋酒の匂いがする」
一粒二粒入ったラムレーズンかな?控えめなカスタードも美味しい。
おうちで作るアップルパイのような感じです。
チェリーパイも 甘さ控えめで 最近甘いのがダメなおつうも気に入った模様。
そしてレモンパイはとても酸っぱくて「レモン!」を感じます。
甘くて途中で飽きてしまうレモンパイが多い中 これは美味しい。
このお店 支店もあったり 通販もしているのに
手作り感がなくならないのはすごいなと思います。

谷中銀座では いろいろ目移りしますが
今日はベタに「後藤の飴」で芋けんぴとニッキ飴。



このニッキ飴は ニッキが「弱い」方だそうです。
黒飴にかつおぶしのようにニッキをまぶした 最近作りはじめたものだそう。
もっと喉にひりひりくるニッキが食べたい時は ニッキの強い定番があります。



そして 夕焼けだんだんを超えて日暮里駅近くのパン屋さん
サンゴダールマルジュー(って言うんだ…)の玉子パンとチョコカステラ。
玉子パンのパッケージのこのフォントが何ともいえずいい味出してます。

ざらざらしたチョコレートでコーテイングされたまん丸カステラは 
とても郷愁を誘うお菓子。
テーブルに置いておいたら おつうは見向きもしなかったけれど 夫が見つけて即食べ!(笑)
素朴さを味わうパン屋さんのお菓子。
お店には店員さんが見当たらず 「すいませーん」と声をかけると
外から赤ちゃんを抱っこした女性が慌てて入ってくる。
昔ながらの商店ふうを味わうのもたまにはいいかも。

ちなみにこの「丸十」というのは 日本で初めてイーストによる製パンを始めたお店で
のれん分けをしたパン屋さんが 「丸十」を名乗っているからとのこと。
「丸十」パンって あちこちで見かけるものね。

そろそろ歩かせなくちゃと 病院の廊下を父と行ったり来たり。
途中、窓から ほんのり赤くなってきた桜の木と 
ぼんやり煙ったスカイツリ―が見えました。

季節が変わろうとしています。

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おかげさまで父の様子も落ち着いてきたこともあり 朝から陶芸へ。
昨日病院の帰りに 谷中にある「旅ベーグル」へ寄って
ほかほかのベーグルを仕入れてきたので
今日のランチは 雑穀ベーグルとドライフルーツのベーグル半々でサンドイッチ。

ここのベーグルは 適度に歯ごたえがあって
それでいてもそもそしていないから 食べていて疲れなくて好き(笑)



ベーグルのお伴には 我が家の冷蔵庫の常備品になっている瓶詰クリームチーズ。
コストコで仕入れると割とリーズナブルなのと
空の瓶がなんとなく可愛いので ついつい買ってしまいます。

先日から「湯呑茶碗」から「ご飯茶わん」にステップアップ。
師匠からは合格点が頂けたわけではないのですが 「違うもの作りたーい」と
ちょっと駄々をこねてみました(笑)
また ご飯茶わんの長い長い道のりが待っていますが
今日はちょうど ロールケーキ皿で失敗した白い土を再生したので
先輩生徒さんから教わって 箸置きをちまちまと作ってきました。

7mmの厚さにのばした土を 4.5cm角にカットして
十文字に立体的な彫りを入れて行きます。
ある土を全部伸ばしたら 24個も四角が出来てしまいました。



途中「これじゃだめー」と何度もダメ出しをされて
一日では 半分も完成しませんでした…。
簡単に見えて実はわたくし向きの作業ではないと言うことが判明…。
残りはまた 別日にちょこっと出かけて彫り彫りしてこなければなりませんが
こういう作業もまた勉強になります。

今日は久しぶりに 素焼きの窯出しもあり
第2弾として7枚作ったロールケーキ皿のうち 生き残った2枚や
再挑戦の白泥がけの湯呑が沢山上がってきました。
来週行かれたら 釉薬をかけて4月の焼成に入れてもらう予定です。

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ちょうど一年前に手に入れたコーヒーミル。
とくにアンティークな感じのものではなく 機能性だけで選んだのがよかったのか
毎日飽きずに使うこと一年。

心のゆとりの部分で使っている道具なので
珈琲豆もいいものを選べばいいのに ついついけちなのでお安いお安いで有名な
某通販を利用していました。
100gずつの小分けになっているのも都合よいのですが
質のほうはお粗末で かすかすの豆。

美味しい珈琲はお外で飲めばいいか…

なんて言うのはちょっとさびしくもあり
先日 ちょっといい豆を奮発したら 案の定めちゃうま。

今お気に入りは やなか珈琲の豆。
お馴染みecuteにも出店しているので 買いやすくなりました。
こちら 生の豆をその場で焙煎してくれるので 豆がつやつやです。
そしてなにがちがうかと言うと 豆を挽くときの手の感触。

しっとりとしたこげ茶色の豆を挽くと
かすかすしたお安いお豆の時のように やっきになって挽かなくても
自然にさらさらとハンドルが回ります。

さらさら…さらさら…

ふと思い出した 珈琲噺があります。 ちとお付き合いください。


大学生活も終わりに差しかかったころのお話です。

陽も傾きかけた秋の午後、キャンパスを歩いていると友達のなーちゃんに会う。
当時は 携帯だのメールだのないから 
偶然出会った友達と授業のない午後を過ごしたりするのが常。
いまどこ?なんて連絡はあり得なかったのが不思議な気がする。

「pちゃん授業ないよね、お願い手伝って欲しいの 一緒に来て」
半分拉致状態(笑)でなーちゃんに付いて行く。

学校の裏側の道をてくてく歩いて行く。
そこで聴いた唯一の情報は
同じ寮の友達が恋人と借りている隠れ家が近くにあるのだが
最近そこが彼の奥さんに見つかってしまったらしい。
(ちなみに その彼女とは わたくしは数回あっただけの顔見知り程度)
彼女の実家にもその関係が知られてしまい 実家に一時的に連れ戻されたとのこと。

当然 携帯だのメールだのないから(ひつこい)
ふたりは一切連絡が取れなくなるわけだ。

   ここまで書いていて 昔は携帯だのメールだのがなかった分
   色々なことが複雑に進行したのだと思う。

さて 実家で軟禁状態の彼女、なんとか寮のなーちゃんと連絡を取れたらしい。
で その隠れ家に行って 彼女の持ち物をすべて引き取ってきて欲しいと鍵を預かった。

女子大生と言ってもまだまだ純真だったわたくし
そんな渡辺淳一先生の小説のような(笑)展開に驚く。

裏通りの小さなアパートの階段、足音を忍ばせて昇り小さなお部屋の扉を開ける。

きちんと整頓された部屋の中から 女性のものと思わしきものを
ふたりで片っ端から持参した紙袋に突っ込んで行く。
その間も だれか来たらどうしようと ドキドキしながら。
自分でも一体なにをわたくしやっているんだ?と思いながら…。

大きな紙袋をぶら下げてアパートを後にしながら
割と平凡だった学生時代に残った数少ない出来事のひとつを記憶にとどめる。

そのまま なーちゃんが「お礼にコーヒーをご馳走する。
きっとpちゃん好きだと思う。私も行きたいんだけど1人じゃ入りにくくて」と
黒を基調にしたオサレな 壁一面の棚に色とりどりのカップの並んだ珈琲屋さんに連れて行ってもらった。

挽いてもらう豆を選び カップを選んで
言葉少なくふたりでカウンターに座っていたのを思い出す。
不思議とこの時は ほとんど会話することもなく
自分たちのしたことが いいことなのか悪いことなのかもわからないまま
傾きかけた日差しと 大きな紙袋だけが妙に記憶に残っている。

多分このころからコーヒーは必ずブラックで飲むようになったのではないかと思う。

携帯もメールもなかった時代の 小さな想い出話です。

以前にも同じような枕で書いてましたね。



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お相撲さんの「良い廻し」ではないですよ(笑)

ずぅっと気になっていた言い回しがあります。

よくアスリートの活躍に対して もしくは
芸能人が取材したひとたちの活躍に感動して使う「元気をもらう」「勇気をもらう」

褒め言葉として使われているので これはオカシイ!とかダメ!というつもりは毛頭ないけれど
なんとなく違和感を感じて久しい。
とくに 震災の後はかなり頻繁に使われていると思う言い回しの一つかと思う。

わたくしの中では 元気はもらうものというよりは「元気になるもの」
勇気ももらうものというよりは「勇気は出すもの」というイメージが根強い。

もちろん その意味合いは曲解するべきではなく
その活躍を見ることによって 元気になる=元気をもらった ということには変わりないのですが
まだ年若いアスリートたちが (自分の活躍によって)「元気を与えられたら…」と
ちょっとためらいながら言うのを見て
やっぱりちょっと不自然なんではないかなぁと思うことがあります。

この表現 以前はそれほど耳にしなかった表現だと思うと
やはり メディアの仕様頻度によって定着したのだろうなぁ…
できたら 「○○さんの優勝を見て 元気になりました」
「○○さんの努力する姿に勇気が出ました」と丁寧に言う方が
より相手に敬意を表することができるのではないかと思うのは
わたくし、古い人間だからなのかもしれませんが。

ハナシヲカエマショウ

今日の画像は 夕御飯代わりについつい手を伸ばしてしまったチョコレートパフェ。

そう言えば あまり聴かなくなった言葉にチョコレートパフェ略して「チョコパ」
他にレモンスカッシュを「レスカ」も聴かないかな?
わたくし自身はもともと「チョコパ」は使わなかったけれど
ドラマ「すいか」の中で 小泉今日子さんを追う刑事役の片桐はいりさんが
怖い顔をしながら喫茶店で「チョコパ」とチョコレートパフェをオーダーするのが印象的だった。

チョコパフェでちょっと残念なのが 
パフェ後半戦で器の底の方からバナナが大量に出てくる時。
何となく(ヤラレタ…)感がある。
出来たら 後半は 少しのチョコレートシロップとバニラアイス、
もしくは チョコレートアイス せめてコーンフレーク少々で〆たいというのが p的希望。
いやこれは好みの問題で 賛否両論あろうから 何とも言えないんですが…。

(ソレヨリ ナゼ コノハナシニダッセンスルノダロウ)




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自分以外の人間が着る物にはあまり興味なし。
よって 夫の服装もあまりかまいませんが
その結果 たまに恥ずかしい思いもする(笑)

それでも 長年一緒にいると 好みはおのずとわかってくるらしく
スーツを選んだりネクタイを選んだりするとき
大体どれを選ぶのか わかったりします。

サテ

今週末から来週頭に アニとおつう、二人の卒業式。
アニは幼稚園から換算して ナント6回目の卒業式…。

このところの忙しさから 実は忘れていました…。
スーツでも新調したかったのですが もうすでに間に合いそうもないので
とりあえず ネクタイを新調。

二人の好みをなんとなくイメージしつつ
卒業式用と仕事用と2本ずつ選んでみる。

AセットとBセット。
ちょうど家にいたおつうに 見せてみると
ちゃんと自分の選ぶべきはどちらかわかっていたようで 母としては満足(笑)

サテサテ

ごくごく普通のネクタイ、微妙な違いですが 
ここに登場する彼らのイメージから
どちらがアニでどちらがおつうと思われますか?(ワカンナイヨネ)
お分かりの方 漠然としたイメージで結構です。
ぜひテキトーな理由を添えてコメントください(笑)






見事正解者の中から 抽選で一名様に 
もらっても嬉しくないものをプレゼント(ナンチャッテ)



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一年前の3.11 あと15分で夫の手術という時に起こった震災。

その日 電気の消えた街を歩きながら思ったこと。

わたくしのなかで生きているのだろうか?

今年も病院とご縁のある中 3.11を迎えた。

病室のネームプレートには 「独」「護」「担」と名前の所に分類がある。
緊急時 1人で避難できるかどうかの目安になるそうだ。
入院時「独」だった父は今は「護」

決して人手が足りているふうではない今の病院でも
なにかあったらきっと看護師さんたちが身を挺して患者さんを守ってくれるのだろう。

堕落した生活の中でも 何かに感謝しているだけではいけないのだと思う。

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オススメとするにはちょっと点数が足りないかもしれないのですが…

電車待ちの時間に駅の本屋にて。
腰巻の「時は明治。小さな四季の物語」という言葉と画風に魅かれて
ついつい買ってしまいました。

連載誌もわからないまま読んでみると 
たしかに少年コミックという感じで
決して嫌いな画風ではなく 好きな方なのにもかかわらず
こういう表情に「萌え」と感じる若者もいるのかもと思うと
ちょっと抵抗もあり というタッチ(ワカルカナー?)

映像化したらちょっとえっちで(笑)
だけど ストーリーはちょっといいものがあります。
映像化してみたいかも。

開港時代の横浜、洋館で営まれるカフェ、「カモメ亭」が舞台の
小さなちいさなお話です。
珈琲じゃなくてカヒーと発音するそれは 文明開化の香り。
そこで働く素生のわからない若い女給 ちろりちゃんの目を通して描かれる日常。
奥様をなくされた常連さんのエピソードや 指に刺さった棘のエピソードは
涙誘う作品になっています。

ボリュームの割には割高な漫画の本でしたが
下調べをしてぬかりない買い物をするのもいいけれど
こういう出会いも悪くないと思える一冊かもしれません。
(ソシテシッパイスルト イラナイホンガドンドンフエルノダガ)

ゆるゆるとした何も考えない時間を持ちたいときにどうぞ。

ちろり 1 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
小山 愛子
小学館


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おうちカレー。
ここの所お昼に外食が続いたのと
冷蔵庫の野菜室を見事に空っぽにしてしまったため
やっとこさ 買い物に行って野菜をたくさん仕入れてきた。

今日はまた夜遅くまで教室なので 明日の分も見込んでカレー。
お店の個性的なカレーも大好きだけれど
時々食べたくなるのが ふつうに固形ルーで作ったカレー。
(コレガイチバンヒョウバンヨカッタリスル)

ちょっと気持ちだけダイエットカレーということで
ご飯の代わりは千切りキャベツ。
これ 結構美味しいので好き。

カレーはナンで食べるのも好きですが ライスも捨てがたく。

相変わらず 会話ができない父ですが
まだ テレビも本も見たくないらしい。
手術直後は 日経新聞の株式欄だけは読んでいたようだけれど
それも止めてしまったようだ。

会話もできないし ラジオも面倒臭いようす。
「落語とか?音楽は?」も オーディオ機器の操作が怪しいし。
わたくしのバッグに入っていたipodがあったけれど
父の好みに合うかどうか?というものばかり。

ちょうど 大学時代に演奏していた、いわゆるイージーリスニングの原曲が数曲、
これならいいかなぁ と聴いてもらう。
飛行機の中で聴いたことない?
「忘れじの面影」「Without you」「Night flight」などなど。
こんな感じの曲たちです。

その後 サンタナだの熱帯ジャズ楽団などが入っていて
さすがにそれになったら「もういい」と(笑)

緩やかなストリングスには なんとなく食指が動いた模様。
会話用のボードになにか書いているのをみると
「ゼット ストリーム(ジェットストリームのこと)」

そうかぁ… 父と音楽の話などしたことなかったけれど
この手の音楽なら うるさくなく聴けるかもしれない。
今度CDに焼いて持って行ってみようかしらん。


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我が家のアイドル onちゃん。
ただいまーと手を洗う時 なんとなく目を合わせて微笑んでしまう。

サテ

新たなものにトライする、取得する…を美徳のようにして生きてきたけれど
それなりに年を取って 失うということにも対面しなくてはならないこともある。

以前 実に音楽的な生活を送っていたころ
同席した才能あるカップルが
「目が見えなくなるのと 耳が聞こえなくなるのと
もしも 選ばなくてはならなくなったらどうする?」
「もちろん 耳を残す。音楽があれば大丈夫」と語っていたのをふと思い出す。

当時はわたくしも音楽人間だったけれど
そこまで即答できなかった。
やっぱり 本を読んだり物を書いたりするのも捨てがたかったから。
そのあたりの優柔不断さもあって 音楽からほとんど遠ざかってカレコレ?年。

いまのところ 近くのものを見るのに不自由さを感じるようになったものの
聞くことも見ることも楽しむことが出来ている。

では 話すことはどうだろう?
わたくし おしゃべりは大好きだけど 
黙っていなさいって言われれば ずーっと黙っていることもがまんできる(と思う)。
特に 新しい環境では 数ヶ月間は「寡黙な人」と評価されてきた。
3か月くらい馴染むと「印象変わった」と言われること多数。

でもそれは いつでも喋ることができると言うのが前提。
喋らなくてもいいことを喋らないのは 苦痛ではないから。

先日、父が声帯の手術をして 声を失いました。
高齢だし 他にも合併症があるので手術自体に耐えられるのかという問題もありましたが
本人は完治を望んだので手術を選択。
80歳過ぎてなお 生きることに貪欲なのには こちらも驚きますが
筆談もできるであろうし 今はメールもあるし…という気持ちもありました。

シカシ

術後の不快感の中で 意志がつたえられないと言うのは
想像していた以上のストレスでした。
筆談も はやる気持ちと術後の衰弱でままならず
なかなかうまくいきはしません。達筆過ぎて読めない。
実は できるできると言っていたメールも いやぁ もともとあやしかったみたいです。

とはいえ 複数のリスクで脅かされた割には
今のところ 術後想定内での回復を見せているらしい。
そのことに感謝しながら 春に向かって(病院のある)谷根千通いがしばし続きます。

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ちょっと多忙です。

おつうが大阪旅行から無事帰ってきました。
楽しそうでええなぁ…ということで 画像流用。

アニとおつう 少しずつですが動き始めました。

ころばないでねー。



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先日拙ブログで書いた「ヤマシタさん」からイメージを膨らませて
nさんが面白い記事を書いてくれました。
わたくし事、いろいろあった今週前半、心にストン↓と落ちてきた楽しい話題。
あれこれ説明するより 軽妙なn節を原文で読んでいただく方が面白いと思うので
よろしかったらぜひこちらから。

雪の日の風景はそれなりに面白いけれど
雪の積もった木々の姿は さらにおもしろいモチーフになる。
同じ葉っぱ 同じ木の枝でありながら 平面調であり四次元調でもあり…。

とくに最近は なんでも陶芸の掻き落としのモチーフに結びつける傾向にあり。

明日から おつうが大阪へ 卒業旅行と称して「往復格安深夜バスの旅」に出かけます。
雪が溶けてくれれば安心なのですが。

わたくしの方は しばらく所用で谷根千通いになりそうです。
せっかくなので 小さなモチーフを探しながら通いたいと思います。



根津珈琲にて。今日のゆるゆるモチーフ。



ついでに今日のカレー(笑)

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