散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



以前の職場仲間と時々「鉄の集会」と称して
電車に乗ってお出かけしています。
以前は 町田の紫陽花を観に行ったり 庭園美術館へ行ったり
どちらかというと文化系。

今回は 集まっては見たもののこの暑さなので
遠出はやめましょう ということで
王子駅すぐの飛鳥山公園(標高24.5mなり)へ
あすかパークレールという自走式ケーブルカー(所要時間2分)にて登る。

おりしも南中時刻も近く、こんな暑い中こんな所へ来る人も少ない。

徳川八代将軍 吉宗が享保の改革の一環として 桜の名所として開発したこの場所。
長年 車窓からみていたものの足を踏み入れるのは初めて。
実は このときに麓まで来ていたのですが…。

標高24.5mの小高い丘の上は 都内とは思えない静けさのなか
沢山のさくらの木が。
桜のシーズンにはさぞかし見事だろうと思いつつも
わたくしは この時期の緑全開のシーズンも好き。

透けるような緑と 陽の光の織りなす 自由にのびのびと書かれた陽ざしのアート。
そろそろ終わりに近づいてきた 紫陽花の径。

そして この敷地内には 渋沢栄一氏ゆかりの「渋沢資料館」というのもあり
渋沢邸の一部である おもにレセプションルームとして利用された晩香蘆(ばんこうろ)と
青淵文庫という 大正時代の洋館があります。
こちらは残念ながら 内部の公開は毎週土曜の午後のみ。
もちろん これらの建物は pの萌えポイントの高い近代建築の要素がいっぱいなので
公開日に合わせてもう一度行くつもり。

実家は比較的近くだったと言うのに
この年になって初めてこんな素敵な建物があったことを知る 今日この頃。
灯台もと暗しで まだまだ素敵な場所は発見できそう。

今回は 涼を求めてさくっとスライドショーでどうぞ。
右下のフルスクリーンボタンを押していただくと枠が消えます。

飛鳥山~渋沢邸 光遊び


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画像は 瓶入り紫陽花を撮った時の仲間。

さて 我が家は生協歴が超長いです。
もう 週一日の配達にリズムを合わせて買い物もし、
食卓のメニューも決まってくると言っても過言ではないくらい。

ここ数年は 家族がばらばらになり、なかなか食材も使えなくなってきましたが
卵やお米、そのほかレギュラーの食材は少量ですが頼んでいます。
あと 雑貨類や洋服も配達してもらうことが多いかな?

こちらに来てからは 火曜日の午後が配達日。
なので 教室のある日ですので基本夜まで玄関に置きっぱなし。
最近はおつうがいることが多いため もっぱら格納係はおつう。
冷凍、冷蔵、常温の区別をつけて冷蔵庫に格納します。
この仕事は 明らかにアニよりおつうの方が役に立ちます。

昨日は おそらく係に就任してから初めてのことかと思いますが
「卵をだめにした」とのこと。

先週は卵をあまり使わず その前のも少し残っていたので
冷蔵庫の卵コーナーは密度高く、
とりあえず 割れていないものを安全な場所に避難させ
割れた物を自分で食べることにしたようです。

わたくしが帰宅して
「うーん じゃあ しかたないから残りは卵かけご飯にでもしようかな」と
(わたくし結構卵かけご飯好き)用意しようとしたら

「俺はカルボナーラ作って食べたからいい」

そ…そう…。 カ、カルボナーラ、ね。

流しを見ると ボウルに泡だて器が出ております。
(もちろん洗ってない)
「ねー 私もカルボナーラ食べたい」

無視されました。

割れた卵の処理に「卵かけご飯」を考える母と
速攻でカルボナーラを作る息子。

なんだか笑えて、母の意地で
おつうの残した玉ねぎと冷蔵庫のカニカマで 
卵丼を作り こそこそ食べる母でございました。



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今日も暑くなりそうです。

庭のレモンバームが伸び放題。
同じようなシソの葉と混在しながら わっさわっさと。

すこしは切り戻さないと、と玄関に活けておきましたが
見た目涼しいレモンバームティーにしてみました。



お気に入りのガラスポット(割れそうでいつもドキドキしながら使う)に
レモンバームの葉っぱを詰めて 熱湯注いでしばらく置く。
ちょっと青臭いような 遠くでレモンが香るようなアイスティのできあがり~。

薄めにして氷を入れて ランチタイムにどうぞ。


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Johnson Houseの中は 整然とおうちが建ち並び
行きかう人もほとんどなく静か。
とくにイベントもないので 訪れる人も少ない様子。

家と家の間に フェンスや塀がないのが決まりなので
家の横にすぐ家…でも なんとなく 小道が挟まれていたり
植え込みが充実していたり ちゃんとプライバシーは守られている感じ。

まったく事前学習なしに来てしまったので
何があるのか お昼を食べるにしてもなかなか決めかねる。

途中「ガトーb」という焼き菓子屋さんで マフィンとタルトを試し買い。
こちらは いわゆるアメリカンベーキングスタイルのケーキ。
(ナゼニ アメリカンスタイルのお菓子は どこで食べても自分で作っても
同じような感じになるのだろう…?)

そして 雑貨屋さん「4gram」では
「しましまもようの雑貨」特集をやっていて ついつい縞模様の指輪を。
ここの雑貨屋さん、とってもシンプルなのだけれど 一つ一つ見て行くと
とても個性的な品物が多い。
陶器などもオサレで参考になります。

4gramの向かい側のカフェ、acht8 にてドライカレーのプレートを。
古道具やマリメッコの器、ちょっと変わったアクセサリーなども販売されている店内は
天窓のある解放感のある空間。
わたくしたちの座った 窓際の席は 「赤毛のアン」とか「大草原の小さな家」などにでてきそうな
蓋つきの木の机。
ついているキズも味わい深い ちょっと懐かしい感じ。
ちなみに わたくし蓋つきの机は知りませんが
小学校低学年のときだけ 木製の二人掛けの机でお勉強しています。
いまや そんな机はアンティークショップでしか見かけないもの。

同じ被写体を並んで撮っても ちょっと個性が出るのが面白いのが写真。
こちら p撮影のランチセットのドリンク。



スタンドとテラス席を入れてみた…というかんじかな?

そして 同じ携帯を使って ボードさんにも撮ってもらった。



ポイントは窓の外のガマの穂みたいな植物…とのこと。

ドライカレーのほか パニー二のセットや パスタもあり
広い店内ではありませんが いごごちがとてもよいカフェです。

最後に 気になって気になったのが



机の前に空いた穴。
これは何のために空いているんだろうと
いろいろ考えてみたけれど 解らない。ご存知の方おられますかー?


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相棒であり戦友でもあるボードさんが
ずっと趣味で続けていた気功のクラスを持つことになった。
車で小一時間かかる場所だけれど 実は近くにコストコがあり。

レッスンの間待っててくれれば 帰りにコスコト行こう。
二人とも会員ではないので この際会員になろうよ。
…と 日曜の朝早くから狭山までドライブ。

会場の向かい側には狭山稲荷山公園という広い公園があるので
彼女のレッスンが終わるまで、お得意の散策に出かける。
お天気が今一つなので 人気もまばらでいいかんじ。
そういえば 新入生歓迎ハイキングで来たことがあるわ。
やっぱりカメラを持ってくればよかった…今日は携帯で お土産スナップ。



一昨日の暑さが嘘のように 肌寒ささえ感じる梅雨空。
葉っぱの上に いくつもいくつも映る曇り空。



この公園は 米軍基地の跡地で
その名残から、ここから車で少し移動した入間市には 
Johnson Town というアメリカンな古民家と 
平成に入ってから建てられたアメリカっぽい低層住宅がまとまっている町並みがあります。
個人のお宅もありますが 土日のみ営業のケーキ屋さんとか オサレカフェや雑貨屋さんなど
日本の古民家カフェとはまた違ったスマートなお店が立ち並びます。







ちょっとここが 「埼玉県」なんて感じがしない(笑)

もちろん お約束のオサレカフェも見つけました。

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もともと夏は苦手なのですが 今年はスタートからかなりばててます。
と言っても 実はおつうの実習で気を病んでいるところもあり
それも今日で一応終わりです。
(しかし これですべて終わるわけじゃないので 長い夏は続く)

先日 ANTIQUE にてチョコリングを購入するついでに
銀座シューラスクという シュー皮をラスクにしたものにトライ。
もともと乾いたものだし 予想通りのお味。
メレンゲとナッツで 味はマカロンのようなお菓子。
製法はラスクなのでしょうが ラスクを食べている感じではありません。
おまけに 食べるにぼろぼろ崩れるのと運ぶに壊れやすいので
お土産にするのにはちょっとためらわれるかも。

上品で美味しいので
ちょっとした話題づくりには 美味しいお菓子かも。


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紫陽花あそび。
庭にあるものを寄せ集めで活けてみた。
(くれぐれも評価はしないように願います)
青々とした雪柳の枝が 通路でちょっと邪魔になってきたので
飛び出していた部分を利用。

さて ずっと行きたい行きたいと思っていた
ホンマタカシ氏の「ニュードキュメンタリー」という写真展。
もうすぐ終わってしまうので 仕事の前にえっちらおっちら初台まで行ってきた。

ホンマ氏との出会いは この詩集。

自分にふさわしい場所
理論社


青山の「クレヨンハウス」という書店で 時間つぶしに本を観ていて
ジャケ買い(カバー買い)をした本。
潰れたガードレールの表紙のそれは タイトル「自分にふさわしい場所」と
相容れないような不思議な気分がして なにも先入観なく購入。

詩ではなく表紙には 
「谷郁雄・言葉
ホンマタカシ・写真」
と書かれている。

そのまったく構えたところが感じられない写真が 妙に好きで。
と言いながら 実はホンマ氏のお名前は すっかり忘れていたのです。

そして面白いことにあるとき すごいことに気づく。
わたくしがミーハーに好きな俳優、加瀬亮氏のインタビュー記事を観ていると
なんだか写真に違和感。
インタビュー記事の写真ぽくないのだ。
本人も写ってはいるけれど なぜか背景がメインだったり ピンボケっぽかったり。

なんと フォト・ホンマタカシという文字を発見。
よくよく見ると 加瀬氏の写真集もカメラはホンマ氏だった。
(この写真集も 本人の写真より 関係ないものがかなりたくさん掲載)

……でそれは置いといて
「ニュードキュメンタリー」の話。

「時代の乾いた雰囲気や、被写体との独自の距離感で知られるホンマタカシの写真
物語や感情を表現することを嫌い、被写体をただ写し取るというドライな視点は
表現か記録かを問われた時代からすすんで、そのどちらにも寄ることもない
『ニュードキュメンタリー』のなにふさわしいものといえます」(パンフレットより)

やっぱりそうなんだ。
被写体との独自の距離感。

展示を見ていると 作品から歩み寄ってくるかんじがしなくて
それでいて こちらが見入ってしまう。
見入ったところで なかなか理解できかねる感じ?

写真を撮ることが好きで もちろん観ることも好き。
一枚の写真から 感じるメッセージを受け取れた時 すごく得をした気分になる。
ホンマ氏の写真は 無機質で媚びない分 一生懸命見てしまう。

最近 被写体がクリアーに撮れると うまく撮れたような錯覚に陥っていたわたくし。
人を撮るのが苦手なのも やっぱりカメラと向き合っていなかったような気がしてならない。

この展示は「ドキュメンタリー」でありつつ
観る人それぞれに メッセージであったり詩歌であったりを感じさせる。
早速図書館にて こんな本も借りてみた。

たのしい写真―よい子のための写真教室
平凡社


今度の日曜・6月26日まで。初台の東京オペラシティアートギャラリーにて。
同時開催の クサナギシンペイ氏の淡い色彩による作品や
韓国の若手作家の作品もなかなか素敵でした。

オペラシティのレストラン街には 美味しいものも沢山ありますよ。
週末のデートにいかがでしょう?




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できることからこつこつと…ということで
そろそろ剪定を始めたほうがよい紫陽花を少しカット。
新しい花芽を残すように 短めにカットするのがコツだそうです。
カットした花をどうしたものか と
まずは 「自作」の器を使ってみるべぇと 以前作ったものの
サイズが中途半端で埃をかぶっていた四角い箱。

これに剣山を入れて短くカットした紫陽花を詰めるようにさして見ました。
高さを変えて 保存瓶に少しと 花弁だけ水に浮かべて玄関に三点セット。



南国のトレイに無造作に並べてみるとこんな感じ。


さて 先日ご紹介した「この世界の片隅で」
この原作者、こうの史代さんの描く独特の世界観が好きです。
最近読んで感動したのが「さんさん録」という作品。

さんさん録 (1) (ACTION COMICS)
双葉社


作者ご本人のあとがきによると 「じじい」を主人公にした作品。

妻に先立たれ、息子夫婦との同居のなかで
主夫として第二の人生とスタートさせた主人公参平さん。
手元に残ってた妻の「おつう」の日記と対話しながら 日々緩やかに流れて行きます。

こうのさんを勧めてくれた夫に 今度は逆にこれを勧めてみると
ぐふふふ…と不気味な笑い声を出しながら 夢中になっておりました。
(沢野ひとし画伯の描く不気味な人をご存知の方は それをご想像ください)

何が起こるわけではないけれど 心が実に温かくなる
誰かと一緒にいることに感謝したくなる 素敵なお話です。
そして これに出てくる孫の乃菜のキャラクターが 秀逸!
それに応戦するお嫁さんのやりとりも最高に面白いです。

…… そんなのを読んでいたら 突然夫が録画してあった「四十九日のレシピ」を観始める。
これはわたくし的にはとっても好きなドラマなのだけれど
夫にはどうかなぁ…と思っていたら そうでもないらしい。
このお話も まさに亡き妻が残したものと共に、
その喪失感から立ち直ろうというもの。

多分 「さんさん録」を読んでいたら これがまた観たくなったに違いない。

一緒になって全部観終わって、「四十九日のレシピ」は
原作をまだ読んでいなかったのに気付く。

今日は図書館の日だったので検索すると閉架に一冊残っている、ラッキー。
ってことで こちらの原作も読破。

四十九日のレシピ
ポプラ社


ドラマの方がいいわ 原作の方がいいわ という比較が生まれることなく
穏やかに読み終わりました。

妻を亡くした夫の所へ 妻に世話になったと言う若い女性が訪れる。
四十九日まで 夫の世話をするという。
そこに 娘が離婚するといって戻ってくる。
妻の残した 「暮らしのレシピ」という絵手紙を中心に 
それぞれがそれぞれの思いを昇華させていくお話。

肩ひじ張らないで読める一冊です。
解っているのに やっぱり目の幅涙のお話。




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漬けたり煮たりという保存食を作るのは好きなのに
実はらっきょうは自分が苦手だし 梅干しも消費しきれない。
梅酒も我が家ではアルコールを摂取する習慣がないので
どんどん溜まっていくばかり。

もったいないからヤメタ!シロップも保存が面倒で フェードアウト。

と できるだけ梅の時期はぴかぴかと誘惑する梅を観ないように。
3年に一度くらい 誘惑に負けて漬けてはいたけど。

でも今年は 一度食酢をつかった梅サワーをやってみたいと
発作的に梅と氷砂糖を買ってきてしまいました。

いざつけようと思ったら 梅1kgに食酢800cc?
おまけに漬ける瓶もないじゃない。
あわてて 夜遅くまでやっている薬屋さんに走る走る。

久しぶりの青梅。瓶の中でゆらゆら揺れる梅の実。
この漬けたばかりの時に 透明な瓶に透明な氷砂糖とまだ青い梅が揺れている様子が
なんだか充実感があって好き。
これは 本当にその日だけにしか見られない色なんです。
もう翌日の朝には 茶色に染まり出してしまうので。

さて これまた久しぶりに床下をのぞいたら
いい色に染まった梅酒を発見。



(わたくしの指が写り込んで ちょっと怖い写真になっていますが)
平成16年に漬けたものでした。
すっかり忘れておりまして 実を取り出すのさえ忘れていました。
忘れていたのが幸いして 濁りもなくいい感じ。
早速飲んでみますと 3年めくらいの時に感じる つん としたアルコール臭が消えて
まろやかもったりした甘味のある梅酒に。

これは美味しい。飲まないなんてもったいないじゃない!

このブログを始める前に漬けた梅酒。
あれから色々なことがあって いろいろな方とも出会えたなぁ。
そんなこんなを全部通り過ぎてきて こんなきれいな琥珀色になった梅酒。



ぼんやり眺めていると 向こう側にに7年前の自分たちが見えるような。
やっぱり時を経ないと得られないものもある(ト オモイタイキョウコノゴロ)

……ということは
今年も梅酒を漬けておかないと 当分飲めなくなってしまうではないの!
うわ 大変…… とさらに1kg追加して 梅酒も漬けてしまいました。


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復活の日を遂げた陶芸修業。
脳内イメージと技術のバランスが全く取れず苦しい毎日。

そんな中 すてきなおうちをご自分の作品でコーディネートされている生徒さんがいて
作業の合間に、そのすてきなおうちにて お昼をご馳走になることに。
たまたま再入門したばかりのわたくしも 末席にて参加させていただくことになる。

本当は全部カメラに収めたかったのですが
なにぶん 突然仲間入りした新参者ゆえ玄関とお食事を撮るのが精いっぱい。



ちょっとした隠れ家レストランふうのダイニングには ビュッフェの用意が…。
もちろん 器は全部お手製!

大きなものはもちろん 湯呑やカップや小皿もすべて主の手によるもの。
果ては テレビ横のリモコン立てから トイレの手洗いボウルまでオリジナル。
明るい出窓には 渋い花器や壺、師匠の作品などなど。

こちらは圧巻の玄関ホール。



まあるいボウルには循環ポンプが仕込んであって 静かに溢れだす水が
とろとろとした静かな空間を演出しており
陶器のランプが 階段下をほんのりと照らします。
大作の花器には 今が盛りの柏手紫陽花がこぼれんばかりに。
まるで 旅館の玄関ホールのよう。

いわゆる階段下のデッドスペースをコンクリで打って
砂利を敷き詰めてあるので 多少水があふれても問題ないそう。

そして 食事風景はちょっと異質なものになる。

最初はお料理談義に花の咲く女性たち。
先生(男性ちなみにわたくしよりちと若い=この中で一番若い)は
時々絡む程度でにこにこしている。

そのうち 「この器の釉薬は?」「この模様どうやってつけた?」
「土はなんだっけ?」と のっているお料理を隅に寄せてお皿の模様を鑑賞したり
持ち上げて 裏の部分を確認したり…。
わたくしは 小さくなってその会話を聴きながらも
実はアドレナリン全開状態。
あれもつくりたい これもつくりたい。

それにしても 陶芸をやっている人って
なんでみんなこんなにセレブななんだろう。
そして おうちツアーができるほど
きれいに片付いているんだろう…(ヤッパリソコニキマスカ)

せめて 我が家でできることから始めてみようではないの(メラメラ)



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少し前まで緑色一色だった庭に
水彩絵の具を落とすように ぽわんと色がつき始める。

10年ぶりに咲き始めた紫陽花たちが 毎朝違った表情で朝を迎える。



なぜかこれは一輪しか咲かなかった。
それもゴミのポリバケツに寄りかかるようにして一輪だけ。
でも この花びらのぎざぎざが 妙に心をくすぐる。



爽やかなブルーが 日に日に変化していくのがこの花の醍醐味。
こちらは通路の目の高さに花をつけている株。
小さいけれど それなりに育って 充実した花をつけ始めた。
これはアニ。



一番立地のよいところに 葉っぱだけが茂っていたガクアジサイ。
さすがに肥料も手入れも何もしていなかっただけに まさに野生児。
のびのびと大きくなっているけれど ちょっと栄養不足、まだバランス不足。
おつうみたいだ。



シーズンの終わった沈丁花の横で 待っていたように咲いている。
この沈丁花も 小さな小さな株が 今や我が家の春の顔になっている。

そして 6月の色といったら これも捨てがたい。



到来物の佐藤錦。
こちらが日本の赤としたら この後は西洋ふうの赤、ブラックベリーの台頭する季節。








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このときちょっと書いた「この世界の片隅に」がドラマ化されるらしい。

とっても好きな作品なのですが 主演は北川景子さんとのこと。
他のキャストはなかなかイメージ通りなのだけどこの方だけピンとこない。
小出恵介さんとりょうさんはかなりぴったり。
速水もこみちもちょっとかっこよすぎるかな?

どちらかというと 別な役の優香さんの方が主人公のイメージに合いますが
年齢的にちょっと無理があると思われ。

何度読んでもいい作品なので、いい意味で期待が外れてくれると嬉しいのだけれど…。
脚本は 浅野妙子さん。結構強気の脚本家とお見受けしたのだけれど
どんなふうに料理されるのかな? 楽しみです。

キャスティング同好会の皆さま どう思われます?
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
双葉社


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我が家のトイレのドア。

今は重たいメッセージボードがゆらゆらしています。
ずいぶん前に買い求め、枠の部分をお気に入りのグレーで塗ってみました。
最初は伝言を書いたり お手紙を貼ったりしていましたが
おつうがひとり暮らしをするとき 
大事なものをなくさないようにと持たせたものの、ほとんど使われなかった模様。

2年ほど放置されていましたが、最近は元気出そうボードに。
4月から使っているおきにいりの日めくり
一日が終わって捨ててしまうには忍びなく 日めくりの横にお菓子の缶を置いて
毎日とって置いていました。
そのうち よつばちゃんの表情がかわいいので 
気に入ったもの、励まされるひとことを ここにぺたぺたと貼るようになりました。

これを始めたのは メル友のひとこと。
彼女、この半年余り大変なことの連続で
遠く離れていて何も力になれないわたくしは もどかしくてたまらない。
そんなとき 同じ日めくりをプレゼントさせてもらいました。
かわいいし 一日が終わるときに、わたくしには伝えられないメッセージを
よつばちゃんに代わりに伝えてもらいたくて。
(忙しいのに、めくるのめんどいかな?とも思ったけれど、
わたくしの自己満足と言えば自己満足)

そしたらある日「今日の日めくりは『逃げちゃだめだ』だったね」というメール。
辛い彼女に こんなこと言っちゃってよかったのかしら? と不安がよぎる。
でも「そうだよね 明日もいいことありますように」と続いて
逆にわたくしの方が励まされてしまった。



家の中で いやでも目につくのはこのトイレのドア。
今、気持ちの折れそうなおつうにも 口で言っても聞かないメッセージを
大好きなよつばちゃん(おつうは大ファン)に伝えてもらおうと
気に入ったものを貼っています。

まぢめなメッセージばかりでなく そこはpティストで
「まともなしょくじをとっていない」とか
「食い物と念仏はひとくちずつ」なんてのも 貼ってあります。

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きのう何食べた?」より 牛乳寒天の黒みつがけ。
これがやりたくて 阿左美冷蔵に行ったとき 特製黒みつを買ってきたのだ。
かんてんにはお砂糖入れず、黒みつ(+きなこ)で冷やしていただくと
夏の風情でいい感じです。
おつうの食欲がなくなっているとき この愛読書から何か作ると
それだけでちょっと食べられるので 時々使うサービスメニューです。

さて、そわそわとした一週間がやっと終わります。
と言っても 朝送り出してしまうと 
わたくしが帰るのが11時近くだったりするので
ほとんど顔を合わせることもないのですが。

昨日は 出かける前にパソコン仕事をしていたら
ざくざくざく…と玄関に人の気配。
(我が家は防犯砂利というのを敷いています)
足音が おつうっぽい。それに続いてカギを開ける音!

(うっそー もう脱走? それとも夫がフェイントで帰宅?)

玄関へ行ってみると ポロシャツにネームカードをつけたおつう(アッ ナンダカセンセイッポイ)
なんでも 翌日から使う指導案をその日中に作らねばならなくて
学校へパソコンを持って行くとのこと。

……パソコンケースないよ…

仕方ないのでバスタオルにくるんだパソコンを
鞄に入れて持って行くことに。
以前これで アニが液晶をだめにしたので 怖かったけど仕方ないです。
無事 書類はできたようで 今日は早速授業をさせていただくそうです。

うーん… 今日はちょっと変装して生協にでも買い物に行こうかなぁ…
(生協へ行く途中におつうの実習先があったりします)

ッテナニヲカンガエテイルンダカ ヤメテクレ オカン…オツウココロノコエ




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