散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



地元の会社近くに本格派インドカレーのテイクアウトを見つけて
週1はインドカレーをお昼に食べるのですが
(週替わりカレー・サラダ・ナン・サフランライスで600円は
かなりお得感)
もともとカレー星人なので週2でも3でも平気。
で、ゼミのあとずっと気になっていた suri suri carry cafeへ。

健康指向の本格カレーという噂だったので
ご飯も雑穀米にしてみました。
食べ終わる頃は鼻の頭にうっすら汗をかくくらいの、ポイント高いカレーです。
こちらはサラダやスープをチョイス(私はスパイシーなサラダにした)
この日の飲み物はチャイを選びました。

さて 母がこんなお外で晩御飯している間も
おつうは御飯を作っている模様。
春休み中、バイトをしに帰っている間のご飯画像を回収。
(そろそろ手詰まりなので 画像はセレクト)





前回から携帯を変えたら、カメラの画素数がダウンしたせいで
精度がいまいちだなぁ…。

ちなみに、懸念のスヌーピー。
「ブログを見た人があのスヌーピーはなに?」と質問が来ていると言ったら
「ラウンドワンのUFOキャッチャーでとったのを
そのまま放置プレイ。一度も触らないから、いつも写ってしまう」とのこと。

せっかくだから 日々ポーズをとらせて撮影してよ、
お皿にちょこんと手(前足か)をのせるとか と
リクエストしてみましたが…。

さて 主婦おつう、葱が好きなのですが「高い」「すぐなくなる」。
「青ネギを買ってきて使ったら、根っこの部分をプランターに植えて置いてごらん」とアドバイス。
おつうの目がきらりん(笑)
「ベランダでガーデニングしようかな」

「プチトマトとかきゅうりとか、節約できるよ」と
煽る母。
この夏は ベランダでネギやトマトを育てるおつうが見られるかも?

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




川越の名所菓子屋横丁に楽楽というパン屋さんを発見。

新しく建てた建物ですが、町並みに同化したいい感じのお店です。


散策開始してすぐなのに、吸い寄せられるようにお店に入ってしまいました。
中は釘を使わない伝統工法で、リサイクル素材を使用したというこだわりのお店のようです。
最近パン屋さんに入って感じるのが、
イーストの強い香りが鼻についてしまうお店と
天然酵母を使っているフルーティな香りのするお店があること。

こちらはもちろん後者だったのですけれど
調理パンもとても美味しそうで、種類も豊富。

分厚いフレンチトーストとイチゴ食パン、そしてベーグルを2種類買って
帰りがけに取りに来られるようにキープしてもらいました。

このフレンチトースト、厚さ5cmくらいある食パンでしたが
めちゃくちゃ美味しかったです。
(食べちゃったので画像がないです)
我が家のフレンチトーストは6枚切りくらいでするので
基本中まで卵液がしみしみになっていますが、
このフレンチトーストは パンの厚みがあり中心部は普通のパン。
最初カットしてみたときは あ、しみてないじゃん って思いました。
しかししかし…もとのパンがとても美味しいために
フレンチトーストとしてのお味は抜群!
これだけのためにここに来てもいいなぁ と思いました。

そして忘れちゃいけないお店の内装がオサレなのだ。

しっかりした蔵造りの高い天井。
採光が最高です(ダジャレではありません)
壁面のディスプレイも趣味がよくて、パンと一緒に眺めていると
時間を忘れてしまいそう。

他にも調理パンやサンドパンなど、捨てがたいものがいくつもあったので
今度は夫をそそのかして行ってみよう。

人影まばらだったのが、お昼前には通りも人でいっぱい。
これはきっとどのお店も混むだろうと、喜多院前の寿庵にてお昼。

こちらの名物は茶そば。


欲張って5段割子そばにしてみました。
(といっても1段のおそばの量はとっても可愛いので…)

薬味が、海苔・うずらの卵・とろろ・海老天・なめこおろし。

ちょっとずつ味を変えていただけるので楽しいです。

ただ めんつゆがちょっと少なめなので
最後にはなくなっちゃいそう と(足りなければもらえばいいんだけど)
ちびちび使ってしまった上に、
めんつゆが終了してから、そば湯が来てしまったのも残念…。

菓子屋横丁でちょこちょこ買い物して
(ちなみにおつうは芋菓子が大好き。ボリューム満点の芋ようかんや
いも恋、そして好物のかるめ焼きなども購入)
若いお嬢さんたちがカップ片手に食べているお芋スティックが美味しそうで
ひとつ味見。
塩味で美味しい。


そしてchibi-poohさんが食べ始めたのをみて
「やっぱり私も食べる」と「たこせん」。
2枚の海老せんべいに、たこ焼きを挟み込んで、
ソースとマヨネーズをかけ、つぶしてぺたんこにして食べるもの。


うーん これ、新しい発見で美味しいです。
で、よく考えてみた。
ふつうに駄菓子屋のえびせんを買ってきて
冷凍のタコ焼きを一個解凍して挟めばいいのだわ。

…でも きっとたこ焼き一つ二つじゃ足りないから…
海老せんは海老せん、たこ焼きはたこ焼きで食べちゃうんだろうなぁ…。

なんだか食べてばかりですが、
中院のしだれ桜はそこだけ春が来ました、という感じで
とても素敵でした。


chibi-poohさん 素敵な提案をありがとう。楽しかったよぅ。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ブログ友だちのchibi-poohさんと川越へ行ってきました。
しだれ桜がきれいだろうからということからのチョイス。

私は4年ぶりです。
家の近くでピックアップしてもらい、30分ほどで現地着。
今年は連ドラの舞台となることもあり、町も活気づいています。

ここの町並みの特徴は「蔵造り」
もともと江戸の町で耐火建築物として商用に建てられていたこの建築方法、
江戸と商取引で行き来のあった川越でも取り入れられたらしい。

現在の町並みは明治時代に入ってからの川越大火を契機に建てられたそうです。
同じ蔵造りとくくれないほど、どのお店もとても個性的です。

特に目を引くのは看板のフォント!(どこ見てるんだ)


こんなフォント、時々見かけるけど…。



こちらは菓子屋横丁にある、豆蔵というコーヒー屋さん。


たまらなーい この看板!
持って帰りたくなっちゃいます。

そして金沢でも奈良でもそうだったけれど、
こういう町はオサレなカフェが沢山。
金沢や奈良では、建物の中に溶け込んでいたけれど、
この川越の一番街は、通りに面していることもあって?なのか
やはり看板や、外観が個性的でおもしろい。


こちらはよく雑誌などでも見かけるシマノコーヒー。
このフォントもぐぐっときます。


こちらは看板の記憶はないのですが、お見せ前のディスプレイがとてもオサレでした。
やっぱりそう思って覗く人が多いらしく、
中をご覧ください ととても寛大なお店でした。
この美味しそうな瓶は 地ビールのCOEDOビール
フレーバーもいろいろあるようですが、ノーマルなRuriというラベルのを
一本買って帰りました。
普段ビールはあまり飲まない私が「これは美味しい」と
一人でしっかり飲み切ってしまいました…。


こちらは「まめ屋」なんて書いてあるので、コーヒー豆?と思いきや
私お気に入りの豆屋さんなのです。
看板もかわいらしいでしょ。
4年前に訪れたときに買った「栗豆」がとっても美味しくて忘れられず
今回も豆をご買い上げ。
下準備に重層を使うとふっくら仕上がるので、ここでは生豆を買うと
重層をサービスしてくれます。
豆菓子もとても美味しく、試食を十分してからお買い上げできるのも魅力。


NHKの朝の連ドラは見ないので知らなかったのですが、
こちらは4月からの「つばさ」でメインとなる場所らしいです。
やまわという陶器のお店で、カフェも隣接。
ここをお菓子屋さんとしてセットで使ったとのこと、
陶器とか移動させるの、大変なんだろうなぁ…と余計な心配。

********************ちょっとだけ続きます(笑)

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




千葉県野田市に清水公園という公園があり、
桜の名所としても有名ですが、ミモザが見ごろということで
ちょっと電車に乗って行ってまいりました。

桜はまだまったく咲いていませんでしたが
ちょうどミモザと雪柳が満開でうっとり。
まずはミモザへのいざない、ミモザの小径。


この明るい色の花、光の当たり具合で表情が変わって、
三原色の中では一番ヒトに近い色じゃないかなぁって思う。


同じ黄色でも、地面に視線をやってみるとまた違う花が。


赤も負けてない。ボケの花。


トーンを落として 馬酔木。


唯一咲いていて桜、ヤエカンヒザクラという下を向いて咲く八重の花。


シックな色合い クリスマスローズ。


都会育ちだったので、つくしを見ることがほとんどなく、
見るとやたら大騒ぎをしてしまい、異様な目で見られた私。
浜松時代でかなり慣れましたので大丈夫。


さて 四月怪談…じゃないけれど、雪柳のトンネルです。
写真撮ろうとしたら、いい感じのカップルが手と手と取って歩いてきた…。
ごめんね 待ってるから…どうぞ気にしないで行って頂戴。

「四月怪談」というのは大島弓子さんの作品です。
登校途中に満開の雪柳をみつけて、胸ポケットに差した主人公が
事故にあって…という大島ワールドです。

目がくらむような雪柳。

初子のように胸元に差したいけど、公園の花は取っちゃいけません。
小さな花が集まって咲くタイプの花は、好きですねぇ。
かすみ草とか…沈丁花とか。

今回は姫と一緒の花見だったので、ちょっと張り切って(というほどでもない)
四月から幼稚園の姫のためにお弁当を作って行きました。
例の333円弁当セットです。


前日の晩御飯のアレンジメントなんですけどね。
こどもおべんとデビューの母のためにちょっとTipを…。


ついでにおやつも。
最近お気に入りの、植物性生クリームを泡立てた中に
砂糖と卵と粉を入れただけの ふんわりマフィン。


ミモザの風をいっぱい浴びて(花粉飛びそうだよね)
明日はミモザサラダ?ミモザ花ちらし寿司?でも作ろうかなぁ…。


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




今回の旅行では、いつのも一眼レフを持っていかないで
母のコンパクトなデジカメを借りて行きました。

当初は両方持って行こうと思っていたのです。
食事のときとか、撮影可の施設内でも写真を撮るのに
一眼レフだとちょっとその場の雰囲気にそぐわないな、と
思うことが時々あるからです。

それに…一眼レフはちょっと荷物にもなるしね。

結局、コンパクトなカメラ一台で行ったのですが
ずいぶん楽なのね これ。
コートのポケットに入れておけるから
とっさの撮影チャンスにも強いし。

ただ なんとなく出来上がった写真を見ていると
携帯で撮ったような仕上がりになってしまうんだなぁ。

まず片手で撮るでしょう?
もちろんぶれないように手を添えることもありますけど
基本片手でぱしゃっと撮ってしまう。

一眼レフは、デジカメとはいえ構えて、丁寧に撮っているんだなぁと。
じっくり撮った写真は、やはり後から見て何か違う。
撮り手の思いというか、感動も一緒に記録しているといいますか。

「左手は添えるだけ」

写真にもこれが必要なんだわ。
(というか 何事にも必要なこと)
ご飯を食べる時も、お箸を持っていない手を、
食器に添えるように。



といいつつ
今回の旅行で、コンパクトなデジカメ購入にかなり積極的になっております。
只今 物色中。



コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




とうとうRECENT ENTRYが全部金沢編で埋まってしまいました。
ここらでそろそろ打ち止めにしたい。
ということで 今日のはかなり長めです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
金沢21世紀美術館の中でもこれはかなり知名度のある、レアンドロのプール。
単にプールを模したアートというのではなく、
水面下と水面での人と人の「出会い」がテーマだそう。
残念ながら二日間ともお天気が悪く、透き通ったような水面は拝めませんでしたが
水面に落ちる雨粒を水中から見るという目的のひとつは達成。

では飛び込んでみましょう。


もうあちこちのブログなどでこの構図の写真ばっかり…。
でも 中庭に配されたこのプール、どう撮ってもこのような感じになってしまうの。
(こちらは初日に外から撮影したもの)


位置について…よーい…


どん…



プールサイドに人がいると面白いんだけど
この日は雨のため中庭は封鎖…残念。


スタイルの悪いモデルだわ…すみません。

そのほかコレクション展でも衝撃的な作品に出会ったり
資料室ではアートや映画などの雑誌、バックナンバーがおしゃれな椅子とともに
用意されていたりして
読みそこなっていた映画雑誌の、あの人のインタビュー記事なんぞも読んできて
満足満足。
ロケーションもよいので、金沢へ行かれたらぜひお勧めの場所です。

さて…この美術館でかなりハイテンションになった私に対して
お疲れがピークに達したらしい夫。
長町武家屋敷見学はパスしたいと言い出したので
とりあえず、近江町市場へ行く前にお昼ごはん。
「もうなんでもいい」とかなり消極的になっているので(笑)
チェックしていた金沢名物「ハントン風ライス」を食べることに。

ハントンライス…
ハンガリーのハンにフランス語のマグロを意味するトンをくっつけたものらしい。
なので本来はマグロのフライなどが乗っかっているのが正式なのかと思う。
洋食屋さんの賄いとして、ケチャップライスの上にオムレツをのっけ
その上に魚のフライ、ケチャップ、タルタルソースがかかったものが
一般的のようです。

お店の雰囲気も洋食屋っぽい「グリルオーツカ」をチェックしていたので
雨の中お店を探して…細い路地に。


お店の中も、なんとなく懐かしい雰囲気の洋食屋さん。
私は魚のフライではなく 海老ハントンというのを頼んでみました。


かなり元気のなかった夫も、和食系が続いたあとだったので
しっかり食しておりました。
どうしてもオムライス系は、食べている間に飽きてしまうことが多いのですが、
これはケチャップ、タルタルソースと、味を替えながら食べられるからでしょうか、
はらはらとしたケチャップご飯とよく合ってとっても美味しかったです。
(かなりボリュームありです、完食できませんでした、ごめんなさい)

最後はやはり近江町市場へ行きたい と、しばしの休憩をとってから
いざ。
目につくのはやはり蟹。


でも一見さんなのでどこがいいのか全く分からず。
お店のおじさんの押しの一手で、こちら全部で1万円。
高いのか安いのか、二人とも半信半疑。
だって鴨がネギしょってオーラ満載で歩いているんだものね。


毛ガニ1杯とズワイが4杯
それにホタルイカ、蛤、甘エビ、そして夫がどうしても食べたかったけれど
食べる機会のなかったノドグロ。
翌日の朝には自宅に届いていました。恐るべし○ネコヤマト。


翌日到着とともに茹でたもの。
美味しかったですよー。
一杯はそのままお鍋に。
ノドグロは塩焼きに…。


金沢最後の画像は、あっちゃんお勧めの潮屋のアワビ飯。
車中でと思ったのですが結局ハントンライスがかなり頑張っていたので
おうちに帰ってから。
炊き込みはお味が濃いことが多いのですがこれはとっても上品なやさしい味でした。

かなり食べることに執着した3日間でしたけど…

まったく予備知識も関心もなかった金沢。
思いがけずツボポイント満載で、やっぱり食わず嫌いはもったいないと思った私です。

しばらくたってこうして思いだすと、なんだか楽しかったー(笑)
こんな自分勝手な旅行…初めてだったかも…です。

長きにわたりお付き合いくださった皆様へ、感謝です。

*****************おしまい


コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




訪れる前から心にひっかかってたまらなかった美術館。
オープンスペースが多く、金沢在住だったら日参してしまいそうな場所でした。

画像は「雲を測る男」
残念ながら初日も3日目も雲は見えず…。
ちょっとどこかの国の○産党のシンボル象みたいに見える。

先日「アーツ&クラフツ」に行ったときに
椅子がアートでありながら実用性に富んだ家具であることに
感動して帰って来たのですが、
ここに置かれた椅子も、本当にアートでありながら
実に座り心地がいいんです。

まず外にある豆状の椅子。

ビーンズ…って感じがぴったり。


無造作に置かれた さあお座りなさいって感じの椅子。
見た目ちょっと堅そうな椅子ですが、座ってみると違和感なく
楽ちんな座り心地です。


加賀友禅とこの美術館の設計者SANAAのコラボで生まれたカラフルな椅子。
この模様はアジアのアートともリンクしているようです。
実に鮮やか。


花模様のようなふわふわ椅子。
組み合わせ次第でいろいろな形になりそう。


そして この界隈では有名?な うさぎの椅子。
左右対称ではなくフリーハンドで描いたような優しいデザインです。
購入すると3万円だそうですが、只今欠品中だそう。

この椅子が並んでいるのを見て、自分もちょっとアートの一部になってみたくなり
夫にカメラを渡して、こんなふうにこんな構図で撮って頂戴、とお願いしてみました。


で、ちょっとpmふうに加工。


さらによくわかんないふうアートに。


しかし、加工してみて驚いたのは
いじくってもこのSANAAの椅子はちゃんと存在感があること。
モデル!のpさんは、どんどん存在感をなくしていくのに
椅子は最後までちゃんとこの形状を主張しているのです。

***************もう一つご紹介したいここの名物アートがあります…続く

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




画像は朝ご飯の岩のりがいっぱい入ったお味噌汁(これで一人分)。


納豆 塩じゃけという旅館の朝ご飯もいいですが
今回は雰囲気こそ同じだけれど、その場で自分であぶる干物、と
少しのイカ刺し、ちょっとした和えものなどで
圧迫感のないシンプル朝ご飯。いい感じ。



お部屋は全室海に面しているとのこと。
お隣にはジャグジー付檜風呂がついているので
お出かけ前にそちらで朝風呂の贅沢。


残念ながら3日めは朝から雨。
海もぼんやりで、スカッとした眺めは拝めませんでした。

この日は早い便で金沢へ戻り、初日に少し見てきた金沢21世紀美術館の続きと
長町武家屋敷などを見る予定。
雨なのでちょっと武家屋敷はきついかなぁ と出発。
移動中はひたすら睡眠。

21世紀美術館へ寄る前に初日の夜に外観だけ拝んだ四高記念館、
夫がここをぜひ観たいということで立ち寄り。

夜の記念館はこんな感じライトアップ。


旧制高校のバンカラな雰囲気、自由を謳歌した当時の学生たちの資料が
レトロな建物に展示されています。
きっと 当時は本当に限られたエリートたちだけが経験できた学生生活、
こういうものを見ると、「どくとるマンボウ青春記」を読んで
信州大学にあこがれたのを思い出します。
夫は金沢大学を受けたかったらしいですが(初めてききました)

館内の雰囲気は直球でp好み!
懐かしい母校の雰囲気にも似ています。
懐かしさをこめてちょっとセピアの思い出にしてみました。


この丸くアーチを描いた廊下、自分でもどうしてか分からないのですが
心に触れます。
ほの暗い廊下に行きかう学生達の姿、物音…想像するだけでいいなぁ。


今は亡き食糧ビルを思わせるようなフロア。
華奢なバレリーナが、くるくるとレッスンしている様子を
勝手に思い描く。


懐かしい教室。
ここでは不思議な青年に出会う。
私たちより先に教室に入っていた青年、教室の後ろから黒板を見て
じっと動かない。
写真を撮りたい私も ちょっと彼に遠慮して、辺りを歩く振りをして
彼が出てくるのを待っていたら、
今度は彼、教壇に立って、手を付き、机の方をじっと見つめている。
いよいよ私、カメラを構えることができず隣の部屋へ(笑)

やっと彼が出てきたので一枚ぱちり。
大学時代、語学などの少人数の授業で使った教室によく似ていて懐かしい。


やまない雨。窓越しの木々も寒々しくて。
でも よくこうして外を眺めて過ごした若き日々。





ここから歩いて、金沢21世紀美術館へ。
ここも今回2回目の訪問。
たるみ切った感覚にびしびしと刺激を与えてくれた場所です。

*********************続く

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




もうだんだん惰性で続けている金沢日記。
すみません もうちょっとで終わります。

お宿の宿守屋寿苑さん、和倉温泉の中心からちょっと離れているので
とても静かです。
今回は 檜の部屋風呂付のお部屋にしてみましたが
やはり大きなお風呂大好きなので、ちゃんと入ってきました。
海が近いということでちょっとしょっぱいお風呂です。
この日は昼間ちょっと日に当たったこともあり、ちょっとひりひり感で気付きました。

前日の白鳥路温泉は、入ったときにぬるぬるっとした感触の
ちょっと有馬温泉ぽいお湯で、入っているときから肌がすべすべな感じ。
こちらのお湯は入っているときはさほどすべすべ感がありませんが
出てからあれっ?という感じで、お肌つるつるしています。
それによく温まる感じでした。

お食事もおそらくよくありがちな旅館のご飯になるだろうな ということで
そのほかの食事をできるだけカジュアルにしたのですが、
ちょっと定番のお食事とも違った、品数、量も無理のないいい感じでした。
(実はちょっと量が多くて、私は最後のおそばはギブアップ)

今後の記録のために一気に載せておきます。
お忙しい方はスキップしてくださいね。


お刺身は何回も頂きましたが、どこのも美味しいです。
でも ちょっとサザエは苦手かも。


蟹です。やはりこれもなくてはね(笑)


アワビ?と数の子のこりこりした前菜。これ美味しい。


この旅で唯一のお肉かも。柔らかくてジューシーで美味。


金目とごぼうの煮物。煮魚はやっぱりプロの方が作るものが美味しい
(というのは私はどうもアバウトに作るので 美味しくない)


海鮮鍋。これ多分オプションで追加したお料理の分かと思うのですが、
ちょっと余分だったかも。最後に汁物来ちゃって ちょっとつらかったりして
(ごめんなさい)


温かいうちに と運んでくださった、真鯛の甘酢あん。
なんだかおうちで食べるお惣菜のような、ほっとするお味なのですが、
やっぱりお魚新鮮だし、甘酢あんの配合も絶妙で
ふたりして美味しい美味しいで平らげました。


にしんそば。ちょっと食べきれませんでした。
にしんもこちらの名物なのか、ホテルの売店に置いてありました。

少しずついろいろな海の幸が盛り込まれていて、とても美味しいお食事でした。

*************さて佳境の3日目に向けてゆっくり休みましょう。続く


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




冶部煮で心温まったところで、大いそぎでホテルへ。
今回はタクシーで乗り付け荷物を取り、そのまま金沢駅へ。

サンダーバード という楽しい名前の列車で和倉温泉へ。

こちらでの見学先は、辻口博啓美術館と角偉三郎美術館。

お宿の宿守屋寿苑にチェックインしてから
温泉街をふらふら。
こんなに人がいなくて、やっていかれるのかしら?というくらい
閑散としています。

ただ 唯一有名な加賀屋さんのまわりだけは
妙に活気づいているのが印象的。
大型バスがどんどん止まって、お客さんが降りてきます。


こちらは和倉温泉の「総湯」
駅で「蟹が当たる!」というがらがらぽんをやっていて
一瞬その気になったものの、しっかり外れて残念賞の温泉卵を
こちらでいただいて(4個も頂いちゃったから持ち帰りに苦戦)
海沿いのル ミュゼ ドゥ アッシュへ。

こちらは世をときめくパティシェ 辻口博啓氏の美術館。
七尾市出身の同氏が、地域活性のために起こしたというこの施設、
大きなシュークルダールと飴でできた壁画が見られるうえ
辻口さんのスイーツが食べられるというおまけ付き。


でも 夫にはつまらないかも、という懸念もあり
入場料600円だし、丁重に「ケーキ食べて待ってる?」と申し出たら即OK(笑)
「終わったら電話して」と出て行きました。

入場券を買うと、小さな小部屋に案内され、ごゆっくり…といわれて
自動ドアが静かに閉まりました。
小さな部屋は真っ暗で
両サイドに辻口氏の砂糖細工が4点。ぼんやりとライトアップされています。

そして正面の壁には、透明な飴のキャンバスに、
色砂糖やキャンディで描かれた抽象画。
発光ダイオードが裏面から光を当てますが
シンプルに一色だったり、グラデーションで変化をつけたり、
スポット的に発光したり…刻一刻と表情が変わっていきます。

最初は、えっ これだけなの?と愕然としたのですが…
ちょうどほかに見学者もなく、個室に独り占めで壁画を見ていると
エンドレスに続く色のパフォーマンスに、釘付け…。

私自身も壁にべったりついて、ずいぶん長いこと壁画を見ていたような気がします。
時折、暗くなった壁画に自分の影が映ったりすると
自分もアートの一部になったような気がして(ナルシスト?)
いったい どのタイミングでこの場を離れようか、悩んでしまいました。

もちろん撮影不可なので、言葉だけでこのアートをお伝えするのが
非常にもどかしいです。雰囲気だけでもこちらから

そして隣接の角偉三郎氏の美術館も素晴らしかった。
伝統的な輪島塗なのですが、漆を指や藁などで塗るので、特別な表情が出ます。

かと思うと、モダンな重箱や無造作に置かれたような「へぎ板」のアートなど、
その展示の仕方も、七尾の海に面した展示室で効果的に…。
実のところここは行ってみて知ったスポットなのですが
がつーんとインパクトがありました。

もちろん今回、兼六園や茶屋街などのように
あるべくしてあるものに、ほっとするような感動はあったのですが
衝撃的な心の揺さぶりのようなものに、まだ会えてなかったので
ちょっと新鮮な気分に。


待ちくたびれた夫とカフェへ。
(ちなみに彼は、わざわざ加賀屋さんを見学に行ったそう)

ああ、どれにしよう…とさんざん迷って、私はトップ画像のセルノワを。
能登の塩をつかったフロランタンにとろける様なチョコレートクリーム、
さくさくのタルトにヘーゼルナッツや地元のくるみ(だったかな?)の
たっぷり入ったタルト。
ナイフで切りわけながらでないときれいに食べられません。

フロランタン、大好きなのでそれだけでうっとり、
ひやっと溶けていくチョコレートクリームは絶品!

夫は消極的にチーズケーキ。
こちらもさっぱりしていて、上品なお味です。


ロケーションもなかなか。
こちらについてから曇ってしまったので、海はお寂し色ですが、
晴れていたらとっても素敵でしょうね。


程よくお腹も満たされて、さて これから温泉&ごはんです。

*************もうちょっと続きます。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




初日、日が傾きかけたころ兼六園へ。
平日でしたし、もう閉園時間も近かったので人もまばら。
写真を撮るにはちょっと日照不足でしたが。

金沢の町はいたるところにこの雪吊りの冬支度が施されています。


こちらは午前中のやわらかな日差しの中で撮りました。
冬支度というより すでにアートですよね。



春になるとまず咲くから「まんさく」も咲いています。
まだまだ冬模様の園内、唯一の梅林。



値上がり待つ…もとい根上り松。


ほらほら…ここにも。


こちらは満開。ちょっと商店街のあれ…みたい。

そろそろ時間も迫ってきて、足腰もつらくなってきました。
…ということで 金沢の郷土料理、冶部煮にトライ。

兼六園門前のお店の中で、窓越しの雰囲気が好みだったので
堤亭というお店で。


本来は野鳥(真鴨)を加賀野菜と一緒に煮込んだ料理です。
現在は合鴨や通常の鶏肉を使用することも多いようです。
キリシタン大名の高山右近とポルトガルの宣教師らによって
金沢へ伝えられたと言われています。
そうそう じぶじぶと煮える音からも由来するとの説も。

ビーフシチューを和風の醤油味に変化させたものが始まりともいわれています。
(うーん これはちょっと)


今回は 冶部煮うどんにしてみました。
こちらをじぶじぶと煮ていきます。

(煮えるのに結構時間がかかり…迫る電車の時間にどきどきする)


ほぼ完成。

お味は、なんていうんだろ、
あわいあまいお味噌煮? はかなげな、よくわからないお味。
なんだけど、ちょっとくせになりそうな(ああ ボキャブラリー貧困)

無言のうちに食べ終えて、「なんだか美味しかった」と二人の感想。
そして たぶん、これをおうちの味として育った人は
きっと故郷を離れて 時としてこれがとても食べたくなるであろうと。

…そんなお味です。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ホテルを起点に徒歩圏内に見どころ満載、
夫はめずらしくどんどん歩いて行く。


苔むした石垣に朝日が眩しく
予定外の坂道もなんのその…。

やっぱり知らない土地に来たら 歴史でしょう…という夫に
(たしか文学部史学科卒のはずの)妻はなぜかしぶしぶとついて行く。
でもこの県立歴史博物館は、旧陸軍兵器庫の外観をそのまま残して
内部が石川県の歴史、産業の発達などを展示したもので
レンガの建物、近代建築フェチのpmには 夫とは別の意味で
外せない場所でした。


3棟並んだ兵器庫(戦後は金沢工芸大の施設として使われた)。
その棟ごとにテーマが設けられ、古代から近代へ時が流れます。


しっかりとした鉄窓、鉄格子…かつての本来の目的に即した作り。


この日は日差しが強くて 温か。
この写真を見る限り、冬の金沢とは思えないなぁ とおもいつつ
ファインダーをのぞいておりました。


先の石垣ではありませんが、積まれたレンガに刻まれた長い年月。
陽だまりの中で見られたのは良かったな。

さて このあたりはホテルからかなり離れた位置。
といっても 全く徒歩圏内なのですが
なにせ日頃歩かない私たち。
そろそろ足腰が…。
お昼にはホテルに荷物を取りに戻って 和倉温泉への特急に乗らねばなりません。

前日夕暮れの兼六園には行ったのですが、
もう一度兼六園に入場して抜けていくとかなりショートカットが可能…
ということになって
急きょコース変更。
途中へたばる夫を置きざりにして 私は金沢能楽美術館に移設されたという
旧市庁舎の一部を撮影に…。


えっ ここ外観しか見られないはずなのに、ドアが開いてる…。
中からひとがぞろぞろと…。

入れ違いに入っちゃえと構えていたら
最後の一人が大きなカギで がちゃがちゃと施錠…。
どうも 文化財オンラインのお偉いさんたちらしかった…。
どさくさまぎれに入れてもらおうと思ったのに…。

********************続く

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




前日ライトアップの金沢城を堪能したので
おひさまの下で本丸を拝みたいと
翌日は 頑張って早く起きて温泉に入り、
ビュッフェタイプの朝ご飯をしっかり食べ、
9時には出発。
(といっても 夫の携帯には会社からがんがん電話が入り
なかなか腰があげられなかった)

予報ではあまりよくなかったお天気も 二日目はきれいに晴れました。
まずは金沢城公園内を散策。
当然 ほぼ貸切状態。

ここでおもしろかったのは 石垣。



では 金沢城内の石垣の進化を一緒に見て見ましょう(笑)
まずは 原始的な石垣。


これは野面積み。
自然石や粗く割っただけの石を積んでいく。
最初に石を積んで住まいを守る ということを考えだした人は
やっぱりえらいなぁと。

そして


打ち込みハギ。
大きさや形状をそろえて割った石を積んであります。
温かみもあるし 野面積みより丈夫そうだ。



切り込みハギ。
割石を丁寧に加工して 隙間なく積んであります。
金沢城内でも 本丸への入口とか重要な部分に使われているそうです。

整然としすぎて 私は 打ち込みハギが一番好きかも。



こんなふうに 部分的に違った手法が見られるところもあります。

ゆるゆると石垣に沿って歩いているのもなんとなく楽しい時間。
きっとたくさんの人が長い時間かけて積み上げていった石垣には
いろいろな思いやら感情が刻まれているんでしょうね。


ちょうど 旧県庁本庁舎を取り壊しているところでした。
この建物は、直球でpm好みです。
ああ 中に入ってみたかった…。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




こんな坂道を迷いながら 主計町(かずえまち)を抜けて白鳥路へ。
この主計という名前、夫がたいそう気に入ったらしく
息子につけたいようなことを言っておった(孫だね)
そういえば アニのときだったかおつうのときだったか
伊織(いおり)とつけたがったのを思い出しました。

そうそう 昨日ご紹介した寺島蔵人さん。
くらんどさん という名前なのですが これが音的にとても気に入って
我が家では くらんどさんち と親しみをこめて呼んでおります。

今回のお宿は 金沢城隣接の白鳥路ホテル
提携のホテルが駅前の高層がほとんどで、
「温泉」「部屋数少ない」という夫の希望で
市内唯一 天然温泉のこのホテルを選びました。
実は このホテルのコンセプトが「大正ロマン」で
ロビーなどは ステンドグラスふう ティーラウンジのおねいさんは
メイドさんふうという なかなか面白いホテルです。

名前の由来となる白鳥路はこんな感じ。
ちらっと見えているのは金沢ゆかりの文人 
徳田秋声、泉鏡花、室生犀星 三つ巴。
なぜか二人揃って 泉鏡花の代表作がどうしても出てこなかった。
諦めたところで夫がこっそり検索して思い出したという悲しい記憶。

どうも二人とも 「夜叉が池」と「金色夜叉」が
頭の中でメルトダウンしていて 訳が分からなくなった模様。
夫の頭の中は見えないけれど たぶんそうだと思う。


道を抜けるともう兼六園という ロケーションも気に入りました。

このロケーションのよさがある意味災いして(笑)
のちのち辛い思いをすることになるのですが…。

さて 冬の金沢といえば蟹じゃろう ということで
居酒屋で蟹 という 下戸のpm家では初の試み。
(二人で居酒屋 というのは 結婚前から数えても初めてかもしれない)

香林坊という繁華街にある さわの というお店に行ってみました。
目印は 109 とある。
ほほぅ 金沢にも109があるのか。すごいじゃんって。
行ってみたら ごめんなさい どれが109?って感じ。
(渋谷の109を想像していたもんで)

前置き長くなりました。以下 蟹の画像をお送りします。
ちなみに飲み物は 夫が焼酎(だったかな)私がカシスソーダ一杯、
それだけでございます。


まずはお決まりですがお刺身。蟹の華も咲いております。


かに鍋。ゆっくりといただきます。


茹で蟹。海洋深層水でゆで上げたそうです。
いやぁ 甘い甘い。
よくグルメ番組で レポーターが「わー甘い~」って言うのを聞いて
ボキャブラリー貧困!なんて言ってますが
やっぱり一言目は「あまい~」って言っちゃいました。


ちょっとお皿の上さびしいですが 焼き蟹。
こちら香ばしくて エキスがぎゅっと詰まった感じでさらに甘い。


蟹のてんぷら。私、これ結構好きです。


蟹みその焼いたの。蟹みそはいつもはパスなんですが
これは香ばしくて美味しいです。


最後はお決まりの雑炊。だしが実によく効いていて美味。

まるごと蟹なんて そうそう食べないので
もたもたさばいていたら 親父さんが来てばりばり処理してくれました。
おかげさまでこのあと市場でお持ち帰りになる5杯の蟹も
ちゃんとさばくことができました…。

帰りはホテルまでタクシーで、なんて思っていたのですが
歩けちゃうよ と歩きだすと ライトアップされた近代文学館と
四高記念館
が…。

バスに乗るのもやめて結局金沢城をぐるりと巡って歩いちゃいました。


ここは外観だけかな?と思っていましたが
最終日にもう一回行っちゃいました。内部はまた後ほど。


闇に浮かぶ金沢城 なかなか風情あるでしょう?
ちなみにここも貸切状態。行き交うひともなく 金沢城を満喫の夜でした。

*********************続く

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




ご無沙汰しておりました。
先日より懸念の旅行に行ってまいりました。

フィンランド 与論島 水上 軽井沢 などの候補地を退けて
見事(何じゃ?)決定したのは冬の金沢。
今回の旅行は 某旅行会社のギフト券を使わなくてはならないという
制約付きだったので、
ダントツで当確だった水上の旅館は提携がなく涙をのみました。

で 突然夫の提案で「金沢行こう」となり、
その日からpmの検索ちゃん生活が始まり、すべて整っていざ出発。

そうそう 今回は忘れてはいけない、昨年春までご主人が金沢へ単身赴任していた
あっちゃんの完璧金沢ガイドを握りしめて…。
目的地が金沢に決まったと報告したら
付箋がびっしり貼られた金沢のガイドブックと、それに連動した
彼女のお勧めや感想がびっしりとワープロ打ちされた旅のしおりが届いたのでございます。
これはなによりも心強い資料となりました。
本当にありがとう、とっても楽しい旅行になったのはこのガイドのおかげです。

さて 今回もだらだらと続きます。
お急ぎの方はスキップしてくださいね。

************************************

団体行動だけはいやだ という夫(私もだけど)なので
もちろんフリープランで、
金沢市内と最寄りの和倉温泉に一泊ずつすることにしました。

金沢の駅は「もてなしドーム」というガラス張りのドームになっており
ウエルカムゲートとして鼓の形をモチーフにした
鼓門という門になっております。
気をつけて見ると 市内にはあちこちにアートスペースもあり
加賀百万石の歴史あるなかに 近代アートが楽しめる施設もかなりございます。

金沢と言ったらお寿司、という意見がかなりありましたので
まずは駅前のファッションビルの中にあるもりもり寿司へ。

いつも旅行というと無計画で、中途半端な旅をしてしまう私たち。
今回はB型のpmとしてはかなり事前に計画をたてました。
(といっても かなりアバウトで 旅中何度も夫に
さあ どっちにするの…!と詰め寄りましたが)

このお寿司屋さんは回転寿司ですが、金沢ということで
珍しいものも食べられるとのことでしたし、
美味しいものは食べたいけど できるだけカジュアルに食べたいというテーマもあり
まずはこちらに。
(夫は回転寿司かよーと半分思っていたようですが)


こちら旬の三点盛り(ひらめ 白子 ぶり)


名物「ノドグロ」淡白だけれどなんだか美味しい。


海老の三点盛り。甘エビ ガス海老 白エビ。
とろんとして美味。エビ類は大好きだ…。

そのほか、ブリのたたき、ヒラメのえんがわなどお好みで。
たたき系より生の方が美味しかったな。
カニ汁なんかもありました。
二人でそこそこ食べて4000円だったから、お任せでランチを食べるのと
それほど変わらず…ということで合格点(笑)

さて 私のスケジュールでは12時に金沢着、1時には食事を終えて
ひがし茶屋街へ行く。
お寿司屋さんも空いていたので 無駄なく予定通り1時に移動開始。
あっちゃんのガイドブックにも 東茶屋街は「pm絶対好きだと思う」印のここ、
江戸時代の加賀藩公認の茶屋街として起こり、
当時は上流階級の人たちだけしか出入りができなかったという場所。

いかにも観光地…ですけれど
やっぱりいい感じです。



かなり有名になってしまった撮影スポットのパーマ屋さん。
事前に読んだ五木寛之氏の金沢案内にも この場所がありました。


平日でしたし、ちょっと観光シーズンをはずしていたので
閑散としおり、静かです。


こんな路地もあります。
ここも五木氏の本にあったなぁ。


カフェもちらほら。どこもスタイリッシュ。
もともと流れる空気を大切に。


本当はもうちょっとゆっくり歩きたかったんだけど
背後霊さんがついてくるので(笑)ちょっと遠慮がちに。

この後 本日のお宿白鳥路ホテルにチェックインしがてら
主計町を経由して金沢城公園方面へ。
途中 金沢文芸館をのぞいたら、完全貸し切り状態で
入らざる負えない雰囲気(笑)となり ちょっと寄り道。

かつての銀行の建物を利用したという文芸館。


ついでにお武家さん好きの夫の好みに合わせて
寺島蔵人さんというお武家さんの自宅を拝見。

私はお庭を散策中 なにやら史料を読みふけっていたようです。

ここも私たちの貸切状態。静かなお屋敷の中で
ちょっとぼんやりいたします。

いたるところに冬支度の金沢。
でも雪は全然見られなくて 冬支度だけが調度品のように。

このあと 兼六園と金沢21世紀美術館にも行きましたが
実はこの場所、今回初日と3日目に2回も行ってしまいましたので
一緒に後ほどご紹介いたします。


********************続く

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ