散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



やっとパソコンを買い、光フレッツに加入したらしい夫。
設定とかはサポセンpが出張という名目で 冬の鎌倉へ行く口実を作る。

電気屋さんでパソコンを受け取り、工事がお昼からとのことだったので
コンビニでお弁当買って食べながら待つことに。
帰るや否や 箱を開けて嬉しそうにしている誰かさんを横目に
玄関のドアポケットに溜まりまくっている投げ込みチラシを整理していると
宅配便の不在連絡票が二枚。二日にわたって配達されており、差出人はNTT。

そういえば 我が家の本宅で光を導入した時、モデムだのマニュアルだの宅急便で来たな…
「ねーこれって 今日使うものじゃなかったっけ?」
少しだけパニくる夫。

あわてて連絡すると 1週間近く連絡がなかったので 主幹センターに戻されてしまったらしい。

結局 テレビ視聴のためのモデムなので、工事には必要なかったけれど
工事の後、センターまで取りに行くことになる。
その主幹センターが なんと金沢八景。

転んでもただでは起きないわたくしたち。
足を伸ばして夫が気に行ったという 横須賀、どぶ板通りに行こうと、
例によって本末転倒の計画が立てられ、パソコンの設定は後回しにしてお出かけ。

荷物を受け取り、金沢八景でちょっとだけ海を見て、横須賀へ。


まず目を引いたのが この横須賀芸術劇場周辺の建物。
遠目に見ると、なんだか 工作で作った紙の建物のように見えて仕方がない。
近くに行っても 壁などの質感が感じられなくて 画用紙みたいに見えるのだ。

今回の目的地、どぶ板通りというのは 米軍周辺の繁華街で、
かつて 道の真ん中にどぶが流れており、それを板で覆ったところに由来するそう。
もともと帝国海軍の街で 大戦後は米軍基地の街になったので
夫曰く 三丁目の夕日的な商店街とアメリカンコミックが混在する街とのこと。

そんなこの街の名物が ヨコスカネイビーバーガーと横須賀海軍カレー。
以前一人で来て カレーを食したらしいが今一つだったので
今回はどうしてもハンバーガーが食べたいらしい。

…で とくに決め手になるものがなかったので
ミーハーに映画「BECK」のロケ地だったという TSUNAMI(津波)というお店に入ってみる。
ちなみに BECKは観ていない。
なぜ このお店になったか言うと、店のサンプルメニューを見ていたら
「チリビーンズポテトフライ」というメニューが気になって仕方がなかったので。

よくよく見ると メキシコ料理のお店なので、タコスだのチリビーンズなどのメニューが豊富。
このチリビーンズポテトフライは チリコンカンとポテトフライの盛り合わせに
チーズソースをどばっとかけた感じ。
これもどうしても食べたいという。

ということで

大漁旗も勇ましく チリビーンズポテトフライとヨコスカネイビーバーガーにチャレンジ!

アボカド好きなわたくしは アボカドチーズバーガーにしようかと思ったのだけれど
まずは基本からとかなんとか言われて プレーンに。

まずはポテトが。


中年夫婦が二人で食べるには 結構な量。
そして あんまりカラダにはよくないと思われる味の濃さ。
しかし それがめちゃくちゃ美味しいのだ…。
わたくしたちは例によって飲まないけど ビールとか合いそう。

そして プレーンバーガー。

クォーターサイズにしたものの 結構なボリューム。
ケチャップとマスタードはお好みで。
お肉の味を楽しみたかったのと ポテトがかなりしょっぱいので 控えめに。

物も言わず 蟹を食べている時みたいに静かに食しました。
あんまりこの表現好きでないけど「まいう~」というのが適切かも。
バーガーの歯ごたえが、たまらなく美味いです。

バーガー袋というのが用意されていて(マックの照り焼きの包装紙みたいなのね)
それでしっかり抱えて かぶりつくんですけど
袋の中に スープがたっぷり落ちます。
最後に残ったバンズで そのスープもしっかり吸い取って食べちゃいましたね。

夫は残りのバンズで お皿に残ったチリビーンズとチーズソースをふき取って食べるのが
男前な感じがして嬉しいみたいです(笑)



本当に 防衛大学校の学生さんやいろんな人種のかたが闊歩していて
看板もバイリンガルなものが多く、面白い!
香港が 英語 中国語 時々日本語 という感じで面白かったのと同じで
ここもちょっと楽しい街かも。


延命地蔵尊のすぐ横にライブハウスがあって、賑やかな音が漏れて来たり
アーミーグッズのお店があったり、この年になってまた新たな見聞を広げてしまった様な気がします。




コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




我が家は日当たりがいまひとつ。
左右両隣り家が建っているので 埋もれたような感じで
昼間も一日中電気をつけていないとだめ。
今、道路側のおうちが建て替えで更地になっているために
通常よりちょっとだけ日当たりがいいということに 今日気づきました。

仕事を辞めて 昼間家にいることが多く、
なんとなくこの暗い部屋は気分がめいる(笑)
最初はなぜかわからなかったのですが
日当たりの影響が強いということがよーくわかった。

以前一緒に仕事をしていたお友達から
「お友達からパンの粉を沢山いただいたの
一緒にピザでも焼きましょうよ」と 実にさりげないinvitationで
速攻で「行きます行きます」と。

そこは 朝からずうっと陽のあたる広いベランダ、前は雑木林、
すっきりした広いリビング(ちなみに余分なものが一切ない)

やっぱりこういうふうにおうちは片付いていないとなぁ…と
ぽかぽかのリビングでくつろぎながら
時々ピザの生地をのばしたりしながら
うーん 引越したくなってきてしまった。

「そうよそうよ 鎌倉に引っ越しちゃいなさいよ」



彼女のさりげないおもてなしに心開いたこともあり
日当たりのいい場所にいることが こんなにも上昇志向につながるとは。

ついつい 誰も来ないから とぐじゃぐじゃ(まさに濁音付きの状態)にしていた家を
なんとかせにゃ…。
それに こんな状態ではおもてなしもなにもあったもんじゃないわ(と 辺りを見回す)

コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




確かずいぶん前に購入していたはず…と思いながら
実は読破した記憶がなくて とりあえずDVDを探してみました。

沢木耕太郎著 「深夜特急」香港・マカオ

若干26歳の沢木耕太郎氏が、インドのデリーからロンドンまで
バスを使って旅する…
そのプロローグとなる経由地が香港。
先日実物を拝んできた「チョンキンマンション」が舞台になっています。

1986年出版された作品なので 今から25年も前の作品だ…。
映像の方は大沢たかおさんが主演で 1996年から放送されてます。

なぜ今頃…という感もありますが
いやぁ なんだかとても躍動感があって 15年前の映像だけれど
まだまだ新鮮。

これは原作も読まなくては…と
我が家の魔窟のような本棚を捜索してみる。
ちなみに我が家の魔窟は もともと床の間だったところに
本棚をはめ込み 10年以上動かしていないという難易度の高い場所。

「紙のライオン」という沢木氏の著作が一冊出てきた。
これは誰が買ったんだろう…?
間もなく書店のブックカバーに包まれた「深夜特急」が発掘される。
ブックカバーのおかげで 新品同様。
(読み終わるとすぐブックカバーはずしていたけど 保存のためには
つけておいた方がいいのかもしれない とふと思う)
おまけに 3ページめくらいにしおりが入っていて 
実はほとんど読まずに放置されていたことも判明。(ちなみに購入者はわたくし)

その場で座り込んで読み始める。
(わたくし 一度のめり込むと何も見えなくなるタイプです)
映像を見た後なので 乾いたスポンジに水が浸みこむみたいにすうっと頭に入ってくる。

こういうバックパッカー旅行は、若い頃まったく興味がなかったし
多分これからもできないと思いますが
大学4年の夏、突然インドに旅立った友人の気持ちをちょっと垣間見るような気持になり、
おつうの目につくところに置いてみた。
多分読まないと思いつつ…(笑)
(あっ 年代的にインドへ行った彼は この作品ではなくて藤原新也に影響されたのだと思うけど…)

親としては 未来の見えない行動はして欲しくないけれど
でも 夫もわたくしも 実は内心息子たちがちょっとお仕着せのレールから外れてくれるのを
楽しみにしている感もあるのだ(夫には確認こそしていないが、多分)

それより わたくし自身がまた旅に出たくなったりして。
危ない不良中年女子の放浪が始ま…ることはないだろうけど。

劇的紀行 深夜特急 [DVD]
クリエーター情報なし
ソニー・ミュージックディストリビューション


深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
沢木 耕太郎
新潮社


コメント ( 9 ) | Trackback ( 0 )




ああ 疲れた(笑)
どこかへ行くと 半分義務感のようにまとめをしてしまう。
しかしながら 終わった時の達成感とともに 
ずっと後になってからも旅の記憶が鮮明に蘇るのでやめられない。

さて 限定もの に弱いわたくし。
国内でも その土地ならでは というものに目がない。
まして異国の地だったらなおさら。

行きたいのは免税店よりも 地元のスーパーとかスーパーとかスーパーとか(爆)

まずはホテル周辺にいくつかある Watson's(ドラッグストア)には
何度も通いました。


こちらでまとめ買いしたのは 白花油
ハッカオイルのようなもので 肩こりや頭痛のほか 鼻づまりとか乗り物酔いとかにも
要するになんにでも効くという万能薬(外用です)
瓶も小さくて可愛いしお値段も可愛いので お土産の定番のようです。




そして お馴染みのタイガーバームも健在。
昔ながらのタイガーバームもいいけれど 今時ふうの首肩用のクリームを買ってみた。
これ 日本ではまだ未発売とのこと。
輸入代行しているサイトもあるようですが 値段を見てびっくり。
800円~900円位するみたいですが 香港では400円程度で買えちゃう。


おつうにジャッキーチェンのグッズを所望されていたのですが見つからず
苦肉の策で選んだのがこれ。
覇王 という名のシャンプー。
ポンプタイプのシャンプーなので荷物の中でなかなか重かった。

ついでに夫用に見つけたのが 防脱専業套装 と漢字を見ると効きそうなヘアケアセット(笑)
これもパッケージにジャッキーが。
ただこのシャンプー お店の在庫にかなりばらつきがあって置いていないお店もあり。
帰国後調べてみたら 含有成分に発がん物質が含まれているという報道があり
株価が暴落したそう。在庫が少ないのはそのせいでしょうか?
うーん 使うのどうしようかな? ただ その物質は他のシャンプーにも含まれているらしいので
それほど神経質になることはないのかしら?
ということで まだ 使ってないです(笑)

やっと見つけたスーパーでは こんなものを発見。


Knorr(クノール)の固形スープなんだけど 「金華ハム」フレーバー。
これは面白いと思って迷わず購入。
帰国後試してみたけれど これは当たり!
ちょっと香ばしいような風味があって 少量で効果あります。
また行く機会があったら これは忘れずに持ち帰りたい。


なんとなく健康そうなチョコレート。ミルクフレーバーです。
ちょっと甘いので 食べ過ぎなくていいかも。
これはパッケージは中国語だけどMade in Germany.


Pop Pan。香港では定番らしい。
葱がいっぱい入った薄いクラッカーです。薄味で美味しいです。
これも次回購入リストに。
成城石井にもあるらしいのですが お値段倍以上するらしい。


香港のレストランで出てくるというミルクティーの粉末。
Liptonなので外れはないと思いましたので。

そして今回 家族にも大好評のうちあっというまに完売だったのがこれ。

スタンレーが本店の Jenny Bakery のクッキー。
わいちゃんのオススメなので これは試してみなくてはと。


可愛い缶を開けると ぎっしりと詰まったクッキー。

これ、我が家で作るアイスボックスクッキーにちょっと似ていて
(ここのほうがもっと美味しいですよ)
普段クッキーはそれほど食べないおつうまでが手を出して あっという間に。
すこし重いし、機内持ち込み手荷物にしなくてはならないけれど
リピートリスト登載です。

スタンレーのほか町中にもお店がありますので 興味のある方は検索してみてくださいね。

やっぱり ここでも食べるものばかり買ってた……。
でも こういうものを見つけるのは 本当に楽しくて、
免税店でのリッチなお買い物も悪くはないけれど、願わくばスーツケースいっぱいに
普段使いの雑貨や食品などを買い込んでみたい。

同じ志の方がいたら ぜひ一緒に旅してください!(笑)


コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




4日目の朝。
最後のお買い物をしようとわいちゃんから早目の集合が言い渡される。

朝ご飯は前日と同じ「糖朝」へ。
ジャンキーな食堂にも行きたかったけれど
ちょっと朝早過ぎてまだ入れなかったのが残念。
二日続けて 子連れでぞろぞろと入店のニホンジンに
(あ また来たー)的な反応を見せる朝のスタッフ(笑)

不思議なことに 3回の朝を迎えると
街の空気がしっくりと馴染んできたのを感じる。
ちょっとだけ冷たい空気 行き交う2階建てのバス
薄着の人 ダウンコートの厚着の人さまざま
道端の新聞屋さん うずたかく積まれた昨夜のゴミ。



それにしても 朝のバスターミナルは圧巻。
ずらりと並んだ2階建てのバスが まさに「ずんずんずんずん」という表現がぴったりに
次々と発車。


今回はお得意のケーキ類はお目にかからなかったなぁ。
これは唯一目にした ペニンシュラホテルのケーキ。
でも 食べてない。


もっとこの街を自由に歩いてみたいと思いながら空港へ。

日本人に媚びているようで 実は媚びてない街。


八角の匂いが付いてまわる街。

人臭いくせに 見上げると人工的な窓が見下ろしてくる。


これはなかなか面白いではないか?

Good Luck! そして楽しい旅をありがとう。懲りない女たち





コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




さてこの日の夕飯は お姫様のリクエストでマクドナルド。
よい子にして女たちに付き合ってくれたお礼にお付き合いしましょう。


さすがマック。どこへ行っても同じお味。
でもカップが異国情緒あるのでいただき。

つかれたお姫様をこれ以上付き合わせるのはかわいそうだろうと
最終日の夜は 姫と母だけホテルへ。
残りの女3人は 香港名物 オープントップバスにて夜のネイザンロードへ繰り出す。

ネオン看板が道路にせり出した特徴ある町並みを
看板すれすれの高さで走行するバス。
ちょっと寒いけれど かなりスリリング。


町並みを楽しんだ後は女人街と呼ばれるナイトマーケットを見学。
こちら 偽物ブランドやら怪しげなシルク、アクセサリーやバッグ
5枚で100ドルのTシャツだの洋服など、楽しげなものがいっぱい。


一度着たらもうおしまいという感じの チープなTシャツを試しに買ってみる。
何度洗たくに耐えるかなぁ…。


時間がなかったので買い物はほとんどできなかったけれど
今度来る機会があれば いろいろ面白グッズを買いつけてみたい。
同じものが ホテル近くの雑貨屋さんでは10ドルくらい上乗せして売っていたから
お買い得かも(笑)

そして 夜の遅いこの町。バスツアー解散後、
到着初日からみんなして気になっていた「許留山」というスイーツのお店へ。

マンゴーデザートがおすすめのようす。
お店の中でも食べられるようなので 入ってみる。




隣の席のおねいさんが、大きなボウルに入ったマンゴーアイスとゼリー&白玉 in マンゴージュースを食しておられる。
まずはこれ 決定。
酸味があって マンゴーのアイスもまろやかで美味しい。


そして 空席に残っているグラタン皿のような器にあるものはなに?
メニューを見てみると なぜかカレーが。
何が入っているのかわからなかったけど オーダーしてみる。
なんと 大根 いかげそ すり身のお団子 ホルモン入り。
おまけに 超辛い。一体何が言いたいのか よくわからないメニューだ。


こちらは 保温しながら頂くココナツ系のお汁粉。
器がちゃんとあつらえたようで楽しい。お味も 優しくて
ここのところの飲茶攻めのお腹に 染みいる感じ。

家に帰る時間を気にしないでいいという特典付きで
香港最終日の夜はふけていくのでありました。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




香港3日目。


ホテルの窓から臨む遠くに香港島。


真下には ヘリテージというショッピングモール。
こちらは 香港水上警察と消防本部の建物をリメイクしたものらしい。
なんとなくノスタルジックなのはそのせいかな?
水上警察と言えば ジャッキーチェンの映画にあったもんね。

さて 一日はお子様メニューをということで ネズミさんの国へ行くことに。
オプショナルツアーで行けば楽だけれど 時間的制約がないほうがいいかな?ということで
地下鉄(MTR)を乗り継いで 気ままに行くことになりました。

まずは 朝ご飯。
香港ファミレスみたいな庶民的なお店も魅力的でしたが
お子様連れだったので 無難に有名店「糖朝」へ。
日本にもあります。



お値段的には 日本で食べるよりずっとリーズナブル。
それでも 町中の手軽なお店に比べればちょっとリッチ。

ここでわたくし、ふたつの苦手を克服。
ひとつはピータン。
わいちゃんのオススメでピータンのお粥をオーダーしたところ
これまであえては食べなかったピータンが お粥によく合うことが判明。
ねっとり感がとても美味しいです。

そして もうひとつ それほど好きではなかったマンゴー。
以前 青山の糖朝に行った時も「マンゴーは嫌い」といって杏仁豆腐かなんか食べた気がするのですが
今回はツアーのクーポン券を使って5品をみんなでシェアするということで
せっかくだからマンゴーも食べてみた。
これは美味しいではないの。

海老ワンタン麺は 評判通りの美味しさ。あっさりしたスープが細麺に合います。
黄色いスクエアは くわいのお餅。
なんだかわからないでオーダーしたのだけれど さくさくしたくわいが
ほんのり甘ーいお餅とマッチして 新鮮なお味。
こういうのは 人数がいないとチャレンジできないもの。

子ども連れならではのコミュニケーションも楽しめて 満足満足。

今回のホテルはTsim Sha Tsuiという交通の便の良いところにあったので
地下鉄に乗るもの楽ちん。


これは地下道にあったお鍋の広告(笑)
こういうの わたくしにとっては何よりのお土産なのでございます。


2回乗り換えて 迪士尼樂園へ。漢字で書くとなんだか楽しそう。



はっきり言ってディズニーランド含めて 遊園地はご縁なし。
自分もそんなに好きでないし、おつうは乗り物弱いし、夫も興味なし。
アニは家族で行こうとは思わないから 修学旅行や卒業旅行で何度か行っているはず。

ディズニーランドはナゼニ人々の心を惹くのか? それがギモンだ。
そのギモンを 今日は解いてみたいと思う(笑)



ナゼカその門をくぐると 無関係なはずの人間も さあ遊んでやるという気分になる。
それはまず音楽。
要所要所に流れるBGMが実に 遊び脳に訴えてくるのだわ。
あ とくにわたくし音楽には敏感なタイプなのもありますが。

奥に見える小さなお城は シンデレラ城ではなく「眠れる森の美女」のお城です。
目に付くのは そのきらきら。
バックヤードはどうなっている?
こうなってます。


ニュースなどで観る東京ディズニーの混雑に比べると
11時くらいのスタートなのに チケットも楽に買えてしまうし
アトラクションの待ち時間も それほどなし。
レストランも がらがらだし 規模が小さい分回りやすい。
まあ 大人としては ここまで来てディスニーランドに行かなくても と言う気持ちもありますが
逆にここまで来なくちゃ 行かないかも というのもディズニーランド(笑)


割と緩やかな迪士尼樂園では、ネズミさんとこんなこともできます。


そうそう… お姫様のリクエスト「匂いの出るマジック」こと「フィルハーマジック」というアトラクション、
帰国してニュースで盛んにとりあげられているのでびっくり。
日本ではこれから公開だったのね。先物買いはちょっと嬉しい。


ふだんだったら食べないこんなものも 非日常だからこそ。




黄昏時の迪士尼樂園。


また会おうね のサインも中国的。


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




旅に出ると信号機もまた楽し。

さて ツアーに入るとお決まりの免税店やら提携店へのご案内。
そんなものを挟んでいるうちに
かなり時間が押してお昼ご飯の飲茶のお店に着くとすでに2時を過ぎておりました。
鴻星海鮮酒家(スーパースター)というお店のテーブルには、
既にほかほかの飲茶がセッティング状態。

空腹の女たちは ガイドさんに煽られるまま がつがつと食べ始める。
ちなみに今回は 4.5人で5人分のお料理が出てくるので
通常の量より気持ち大目に出ていると考えてよいかと思う。

鴻星海鮮酒家


しかし 女たちは物も言わず 遠慮もせず(遠慮するような間柄でもないし)
しっかり食べました。
はっきり言って、今朝のお料理と同じようなメニューであるにもかかわらず 美味しくいただいて
ルーティンとなったお手洗い(まだまだトイレ事情がよろしくないので
トイレは行かれる時に行っておく)も済ませ 出発時間を待つ。

そうそう…
今日の夕刊に「夢の中国」と言うタイトルで
中国の富裕層をターゲットに青森のリンゴを輸出するという話が出ていました。
旅行に出る前にも テレビで同じような話題を見たのですが
このお店のお土産物コーナーに「青森のりんご」が陳列されておりました。

そのあとの漢方薬専門店では 長い長い解説を聞くのだけれど
わたくしは完ぺきに船を漕ぐ状態。
持っているパンフレットを取り落とさないようにするのが精いっぱい。

解説が終われば お店のおばちゃんが
「あなた どこか悪いところないか?手が荒れてる。
こういうのが女の人にはいい」と漢方薬を勧められるも
頭はぼうっとして 申し訳ないが聞いていられない。
行きたくなかったけれど トイレに行くふりをして時間を稼ぐ。

まだまだこの日のスケジュールは終わらない。
この後は 香港料理大賞受賞メニューとやらを味わうために
太湖海鮮城というレストランに移動するのでございます。



香港で 毎年テーマを変えて行われる料理コンテストで受賞したメニューばかりをそろえたコース。
うーん かなり期待できる……はずなのですが…

先ほど理性を失ってがつがつと飲茶を食べてしまったわたくしたち。
目は食べる気満々なのに お腹がついていかれない…。

太湖海鮮城


どれも 高級感があって工夫された濃厚なお味なのに
全部食べられない。
幸い 別なご家族と同席だったので 事情を話して遠慮なく食べていただくようにお願いする(笑)

それにしても あちらの方はもたもたしているお皿はさっと片付けに来ますね。
どのお店でも 最後にちょっと食べようなんて取っていたお皿を
素早く持っていかれそうになるので 何度「just a moment!!」とつぶやいたか。

デザートのかぼちゃのココナツミルクも美味しかったけれど
夫やアニはかぼちゃNGなので いなくてよかった。
かなりたっぷりサーヴされたので 居たら悲しかったろう。
隣の席にいた中学生のお坊ちゃんは手をつけていなかった。
聞くとやはりかぼちゃは苦手のもよう。

ドギーバッグはないのかと ぶつぶつ呟くわたくしをみんな無視して
次なる目的地は ビクトリアハーバーにて毎夜8時から行われるSymphony of Lights(シンフォニーオブライツ)という
音楽と照明を楽しめるイベント。

九龍方面と香港島の沿岸にあるビルから 発光され夜景が楽しめるもの。


これは 九龍側の海岸沿いにある 「アジアのハリウッド」よろしく香港のスターたちの手形が見られるAvenue of stars(アベニューオブスターズ)


無理やり撮って来たジャッキーチェンの手形(おつうに見せるも なにもリアクションなし)


今回は いつものカメラを持っていかなかったので 夜景がいまひとつ。
空もクリアーに晴れていたわけではないので ちょっとぼんやりした50万ドルくらいの夜景となりました。

そして この夜景を高いところから見るためにスターフェリーと言う船に乗り、
香港島へ移動、そこからピークトラムと言う登山鉄道に乗りこみ
Victoria Peak(ビクトリアピーク)の山頂まで移動します。

この登山電車、最大斜度23度という乗っていてこぼれ落ちそうな感じがするほどの急こう配を8分ほどかけて登ります。 


こちらが運の良し悪しによって 100万ドルにも5ドルにもなるという香港の夜景。

夜9時を過ぎているのに山頂はかなりの賑わい。
香港に来たらやはりここには来なくちゃね。

山頂からトラムで下山することもできるけれど
今回はツアーの強みで バスでピックアップしてもらいホテルまで直行。

相変わらず 帰りのバスでも爆睡して 長い1日がやっと終わりました。
ちなみに0.5人の彼女、しっかり日程を消化。えらい!


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




さて バスは香港の高級リゾート レベルス・ベイへ。
こちらの見どころは 通称 風水マンションと呼ばれている The Repulse Bay(ザ レベルスベイ)。


建物の真ん中に 穴ぼこが開いているのは
風水により「龍」が通り抜けできることにより 町が繁栄するようにということから
設計されたそうです。
香港では さまざまなところで「風水」が重んじられているらしい。


ちょっとヨーロッパのような感じでしょう?
そちら系の方や香港の富裕層が住んでいるとのことで

この赤い屋根は ジャッキーチェン氏のおうちだそう。

今回の香港行きについて 家族はほとんど関心を示さず
唯一おつうが反応したのが「ジャッキーチェン」というキーワード。
できたらグッズを買ってきて欲しいとのことだったのですが 果たせず。
せめて おうちだけでもスナップして行こうと 望遠で…。
(見せても なんの感嘆の声はなかった)


この湾のお水をつけるといいことが起きるから ぜひ触っていくように とのことだったので
ちょちょっと頭につけておく。


次に向かうは Stanley(スタンレー)
かつては 漁村だったこのエリアは今では欧米人が沢山住む 高級住宅地になっています。
確かに 公園でエクササイズをしている白人さんがいたり、
お店でお買い物をするかたもそう。





時間が早かったのでマーケットもまだあまりオープンしていませんでしたが
ちょっとわくわくする市場の風景。


観光客向けのお店も沢山あって なんちゃってCath Kidston満載のお店があったり
風水を使った名物「花文字」を描いてくれるお店もあります。

こちらでは わいちゃんチェックのJenny Bakery にて お薦めのクッキーを購入。

そして お土産スナップは 例によって窓とドア。



この後香港島から九龍へ戻り、有名な道教のお寺 「黄大仙廟」を拝観します。



こちらでもやはりバックにそびえる高層ビル。

こちらのお寺、一目見た時横浜の「関帝廟」を思い出しました。

占いが盛んな場所で、お寺横には占いの館が。
日本語OKの占い師さんがおられるので
わいちゃんとエヌ子さんは鑑定していただくと言う。
そこで 占い系あまり信じないけいちゃんとわたくしは、ガイドさんなしで行動することに。
…といっても 記憶を頼りに来た道を戻るだけなんですけどね(笑)

ちなみに、九龍に戻るとこんな窓が見られます。

窓にダイレクトに洗濯物、これ 香港のよくある風景のようです。






コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




過去の旅行では宵っ張りのお姫様に悩まされましたが、
さすがに初めてのフライトで疲れたのか、あっさりお休みになられ、
女たちも今回はツイン二部屋なので翌日に備えて、枕投げなどすることもなく。

二日目は選択してもしなくても料金変わらないという、半強制的な「とくとくオプション」(笑)ということで
朝7時に集合、朝食にお粥を食べるというコース。
「百楽門」という結婚式場のようなレストランにバスで移動。

(朝ご飯だし あったかいお粥くらいがちょうどいいわ)とのんびり構えていたわたくし、
とりあえず運ばれてきた「鮑のお粥」をゆっくり味わっていると
焼きそば、蒸し餃子、ショウロンポー、大根もち、ミートボール、腸粉、花巻などが
つぎつぎと運ばれてくるのにびっくり。



ちょっと待ってくれー 朝からこんなに食べられない。
しかしながら このメンバーではそういう甘いことは許されないのが常。
結局、全部食べましたわ…。
でも どれも美味しかった。とくに花巻に練乳をつけて食べるのは初めて。
これ ちょっとはまります。機会があったらお試しあれ。

お食事の後は、サンパンツアーという、小型の船に乗って水上生活エリアの見学。


JUMBOという大きな水上レストランを臨む船着き場から乗りこんで 20分ほどのコース。


ここでもやはり目に留まるのは高層マンション群。



水上生活をする人たちの住居のすぐ近くには
富裕層のクルーザーが並び、なんだかここはどういう場所なのかよくわからなくなったりもする。
ガイドさんたちが 住宅問題を熱く語る中には「お金持ち」と「貧乏」という言葉が何度も登場しましたが
そのこだわりがそれに顕著に表れているのだなぁと…。(もちろん日本でも所得格差はありますけれど)


道路もかなり渋滞しているけれど、水上も船の行き来が激しい。
平気で前方を船が横切ったり、大きな船すれすれに通航したり…。
馴れないと ちょっとスリリング。

日本だとこの時期船上はかなり寒いだろうけれど
薄手のコートでそこそこ大丈夫。
それでもこの日は、香港にしては寒い方らしい。


船の中の扇風機。ちょっとレトロな感じが悪くない。
この扇風機 この後もあちこちで同じようなものを見かけます。


なんのことはない、桟橋にあった壁なんですけど、ちょっとチャイニーズな感じがして一枚ぱちり。


続いて香港名物2階建てバスに乗車。
乗った途端に降りなくてはならない駆け足市内巡り。
人口密度が高く、島と島を往復する必要のあるここでは 地下鉄より安価なバスを利用する人が多く、
路線バスも2階建て。


ちょっと日本的ではないストリート風景。


日本のとちょっと雰囲気の違うバス停を見つけるも、ゆっくり見ている暇なし。
やっぱり 団体行動は苦手だわ(笑)





コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




5時間と少しのフライトを経て、香港へ。

紆余曲折を経て決定した目的地。
0.5人のお姫様には、ちょっと無理がある場所ではありますが、
一日はお姫様向けのコースも盛り込んでの決行。


空港からバスでホテルへ移動のバス中より。
今回初めて知ったのですが、香港での物資はほぼすべて中国本土から来るものだそう。
水も本土から運んでくるので、生水に注意とのこと。
移動中に望む港には、船、クレーンそしておびただしい量のコンテナ。
これらは香港で消費されるものなのでしょう。


そして 人口密度の高いこの地では
住宅問題は切実なるもののよう。


何度となく見かけるこの高層住宅の姿は、日本ではなかなか見られないもの。
この後もあちこちで見られます。

今回の旅の中でわたくしの香港イメージのNo.1は、このベランダのない
そして パズルを組み合わせたようなマンション群です。

現地のガイドさんの話題も80%は住宅の話。
高所得者と低所得者の差が 当然顕著に現れるわけで
観光ガイドよりも 住宅の広さだの具体的な家賃の話ばかり。
わいちゃんの妹さんが以前香港在住だったと知ると、
どのくらいの部屋にどれくらいの家賃で住んでいたのかと、興味津々だったもよう。


さて 今回のホテルは Tsim Sha Tsui(尖沙咀 )という、東京で言う銀座のような街にあるホテルマルコポーロ。
本当に、周辺は軒並みブランドショップ。
アクセスの良さで選んでくれました。


チェックインすると、まずは情報収集と言うことでJCBプラザ香港へ。
こちらで頂けるmapやリーフレットはとても便利なうえ、
レストランの予約、オプショナルバスツアーの予約などすべて日本語で対応してもらえます。


今回はあまり下調べをする時間がなかったのですけれど
ひとつだけ、重慶マンションという古びた建物が気になっていたわたくし。
外観だけが気になっていたので 車道を挟んでスナップしただけですが
映画「深夜特急」もここで撮影されたとのことで 一時は日本人が結構訪れていたそうです。
低層部はショッピングモール、高層部はゲストハウス(安いお宿)。
しかし 中に入るのはちょっと初心者には難易度高しというアドバイスもあり
望遠で近づくにとどまる。


1962年にできたということなので それほど古いとは言えない?けれど
サイトで内装などを見ると部分的に日本の同潤会アパートを彷彿させるような雰囲気があります。

今回も「何食べる?どこで食べる?」ばかりでしたが
お嬢様がいるので、あまりジャンキーなところは嫌がるかな?ということで
海沿いのロケーションを楽しめるというセレナーデ(映月楼) というレストランへ。
こちらは 本格的飲茶が楽しめるとのことでしたが
アラカルトでメニューを選ぶのがおっくうになり、コースでオーダーしてみました。

内容はスライドショーでさくっとご覧ください。フォトチャンネルでもご覧いただけます。
香港グルメ セレナーデ(映月楼)


美味しかったのは蟹と春雨のピリ辛春雨。
これは とても気に入って ひとりで何回もお変わりしてしまうほど。
そして 海石斑という魚の蒸しものに味の濃いたれのかかった清蒸料理。
白いご飯欲しーと唸ってしまいました。

デザートは メニューを見ただけではよくわからないものばかりで
麦芽のかかったプディングとか 杏と白きくらげの暖かいスープ、
お芋のダンプリング(お団子)皆でシェア。
杏仁豆腐とかマンゴープリンしか知らないわたくしたちには ちょっとレベル高し。


コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




さて、女4.5人の旅(今回は増員しております)
懲りない女たちはとうとう羽田に集合。
なぜ0.5人かというと その歴史についてはこの辺りとかこの辺りに。

初めてのパスポートを握りしめてわたくしも参加。
容量の大きいスーツケースの購入から、手荷物用のバッグまで
一体どの程度必要なのか?所持金は?携帯は?服装は?…と
お得意のはずのネット検索も こうなるとどれも信用できなくて(笑)
皆にメールを送ると、一斉に「私はこう」というメールが返ってくる心強さ。

最終的には「パスポートさえあればなんとかなるから」というわいちゃんの言葉に
まだ暗い地元を旅立ったのでした。

広島在住のころは、国内線でお世話になっていた羽田空港。
京浜急行羽田線の駅は ターミナルの真下なので、移動も便利。
(以前はどうだったのか全く記憶になし)
朝早いとはいえ、地元からの電車はすでにラッシュアワー。
揺れるたびにごろごろしてしまうスーツケースを支えるので精いっぱい。
羽田に着くころには既に筋肉痛に…。


発語の遅かったアニの 初めての言葉が「ひこーき」
彼の覚えたての言葉は 「じゃる」「ぜんにっくう」「じゃす」
なんだかなつかしい。


噂の新国際線ターミナル。
テナントも沢山、既に朝の便の利用者が搭乗までの時間を過ごしています。


早起きした女たちは、二度目の朝ご飯を摂取して、いよいよ機内へ。

当然エコノミーなので、かなりの圧迫感の中、飛行機は無事離陸して
(ちなみにわたくし、行きも帰りもD席だのF席だったので、外の景色は一切見られずに終わる)
「踊る大捜査線」などを見つつ 国際線初の機内食。


ポークとサーモンからのチョイスで、どちらもタイ米。
サーモンの方はひじきや卵焼きの和風のようです。
これにルーティンと思われる日本そばとテーブルロールにデザート。
炭水化物満載だし 5時間ちょっとのフライトなので少し控えめに。

早口の英語で聞かれると、やっぱりドキドキしてしまう小心者。
行きは希望通り冷たいウーロン茶が出てきましたが
帰りはうっかりして 熱いウーロン茶になってしまったり(笑)

そんなこんなで目的地に到着。

さて ここはどこでしょう?

膨大な数の写真を整理しながら、少しずつpテイストの旅を記録して行きたいと思います。
お急ぎでなければ お付き合いくださいませ。


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




夏に訪れた東京都庭園美術館
その展示もさることながら、わたくし的にはその建物に射抜かれまして、
通常は公開されていない秘密の小部屋たちが観たくてたまらない。

…で 昨年暮れから期間限定で公開中の特別展、朝香宮のグランドツアー
行ってまいりました。旅行の後では終わってしまうので。


こちらの庭園美術館の建物は 昭和8年に建てられた朝香宮の宮廷で、
当時の最先端の装飾技術と言われたアールデコが採用されています。
(もうこの時点で pさん萌え萌え・笑)


この朝香宮ご夫妻がパリでアールデコに出会うのには
なかなかドラマチックな事件があります。


当時35歳の朝香宮鳩彦王は、当時の英国貴族の子弟のようにヨーロッパへの遊学に旅立ちます。
在欧の従兄夫妻らと交流しながら、遊学生活を楽しむ中、ある日m、従兄夫妻とドライブに出かけます。
そこで、不幸にも交通事故を起こしてしまい、運転していた従兄の成久王は亡くなり
その妻房子妃と 鳩彦王は一命を取り留めます。

この事故を受けて鳩彦王の妻、允子妃が単身マルセイユに向かうことになります。


この後 夫妻のパリ生活が始まります。
1925年に パリで「現代装飾美術・産業美術国際博覧会」(アールデコ博覧会)が開催され
夫妻がアール・デコに造詣を深めて行くわけでございます。
このとき出展していたアーティストには、ガラス工芸のラリックやインテリアデザイナーのラパンなどがいます。

庭園美術館を見学していると ラパンのサイン入りの壁紙とか
ラリックのガラスの花器などが目に付きます。
そして、夫妻の帰国後、白金に新邸宅を構えるに当たり、アール・デコ形式をふんだんに取り入れたものが
出来たということになります。


食堂の照明も細かい細工がなされて魅力的。


階段の手すりにも。


この季節が一番効果を発揮するのではないかと思われる 陽のあたるベランダ。

照明器具も 部屋ごとにデザインが違って、ここゆえにこれ の面白さ。


これは 夫妻が帰国時に持ち帰った ロイヤルコペンハーゲンの「三羽揃ペリカン(ペンギン)」の置物。
なんとも 上品でコミカルで ペンギン好きにはたまらない。

この時代は 海外の文化を取り入れるのはごく一部の身分の人たちに限られていただろうし
その中でも そういったものに反応できる能力のあるさらに限られた人たちでないと
その良さを日本の文化の中に取り入れることができなかったであろうし
そういった意味では 今 この時代よりもずっとずっと 未来が輝いていたんだろうなぁと
毎度のことながら楽しませていただきました。


こちらは最後に プラチナ通りのビル。
細い線種で始まった蔦のストロークが、この後どんなふうに壁を彩っていくか 楽しみ。




コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




夏に運転免許を取得したおつう。
もともと車が好きではなかったし おでかけも好きでないので
自分から運転することはありません。

我が家では わたくしが運転能力皆無(免許は持ってます)なので
夫が帰宅時に車を使うくらい。
夫の実家へ行く時は 首都高を通過して行くので
息子たちのいい練習になります。
免許を取ってすぐのころ 往復4時間 埼玉⇔千葉の運転をした時は
帰りは夜間だったこともあり 相当疲れたようで
翌日は学校を休んでました(笑)
それ以来 さらに運転したがらなくなったくらいです。

今日は アニが実習前に帰宅するとのこと。
二人の就活用コートを買おうということになり
ショッピングモールで 待ち合わせることになりました。

連休中だし 混んでると止められないかも…と心配しながらも
どの階も探せばそこそこ空車があるもよう。
しかし ついつい「4階まで行けば空いてるかもよ」と誘導してしまう。

案の定 屋上駐車場はかなりの余裕。
「ほら あそこに止めれば バックしないで止められるよ」と
またもや 誘導してしまう母…。

無事駐車して車を降りた時
「せっかくだから ここでバックで入れる練習すればよかった」とつぶやいたおつう。

確かに…。
これだけ余裕があれば 焦ることもなくいい練習になったのに。

最近 就活に口を出すだけでなく カウンセリングまで受けてしまう親がいるニュースを見て
(ああいう親にはなりたくないね)などと 友達とも話していたのに
これじゃ あんまり変わらないじゃん。
楽な方へ楽な方へ 誘導するのが親の役目じゃないのだとわかってはいるのだけれど。


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




画像は暮れに試食して なかなかだったので実家へのお土産にした
梅林堂のケーキドーナツ
御本家はよそにおられるかと思う(笑)のですが
ウィンドーにきらきらと並んでいる姿が可愛らしくちょっとお気に入りに。

ちなみに 我が家のお薦めはチョコレートとレアチーズかな?

さて お正月ネタも最後。

我が家のお正月について回るのが、「車」がらみの想い出。
浜松時代はワゴン車を使っていたので、家族4人車での帰省が恒例になっていました。
当時の装備としては 

・「ドラえもん」やジブリのビデオを何本も用意。
(たいてい 各年代のおおみそかだよドラえもん)
・前日に、アニとおつうをスーパーに連れて行き、お菓子を購入。
・母はブリオッシュを焼く。
(なぜか当時は 長時間ドライブのお伴に必ずと言っていいほどブリオッシュを携帯)
・ハムスターのケージを段ボールに入れて搬入。
・万が一に備えて おつう用の「もしも袋」を用意。
(でも 考えてみたら 帰省の際使用したことはなかった)

夫の実家は公団の近くにあったので、お正月は路上駐車をさせていただいていたのですが
朝起きると 車の確認に行くのが常。
たしか 2年連続でバッテリーがあがってしまったことがありました。
そのうち一度は 復旧できず 元旦にやっているお店を探して
定価のバッテリー(それも大型だったからさらに割増)を買うという苦汁を…。

そしてわたくしの実家は 近くに某大学の植物園があるので
その塀沿いに駐車させていただいておりましたところ
ある年 朝の確認で「青空駐車」のワッペンが……。
元旦から 警察に電話… 結構高額な罰金となりました。

その トラウマから解き放たれてきた最近のお正月。
ちゃんとコインパーキングやコンビニ付設の駐車場を使用しておりますが
悪夢は今年また起きました。

夫の実家で 楽しく食事会のあと
駐車しているコンビニのパーキングに戻り、各自車中の飲み物を買い車に乗り込む。


駐車券がない。


夫はわたくしに「はい」と言って渡したという。
わたくしは 「それは昨日のヨーカドーの時の話で今日はもらってない。
だってここは レジでスタンプもらうタイプではないから」

ただし どちらも最近自分の記憶力に自信がなくなっているから
それ以上お互いを追求しない(笑)

アニとおつうが、車の中を探し出すもみつからず
恥を忍んで実家とさっき別れた妹夫婦の所に電話をして
渡したお土産の中に落ちていなかったか確認…。

しかたなく 管理会社へ電話。
ゲートの所に「駐車券なき場合は罰金5000円」とあるので
清算所で5000円払えば出られるとのこと…。


とほほ。

しかしながら これは我が家流の「厄払い」ということで片付けられております。

皆様も駐車券にはご注意くださいませ。



コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ