散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



3月に入ってすぐに、以前からやってみたかった「ロストワックス」に挑戦。
ロストワックスというのはこんな感じで アクセサリーを製作する工法。

簡単に言うと、ワックス(ロウ)を使って、自分の作りたい指輪などの形を作り
それを石膏で型取りし、できあがった型に今度は、シルバーなどの金属を流し込んで
アクセサリーを作り上げるという技法。

知識として知ってたものの、実際どんなふうになるのか一度やってみたくて
以前から気になっていた学校の体験講座を受講することに。

ひとりではちょっと心細く、懲りない女のひとり、けいちゃんに声をかけると
ふたつ返事でOK。

どんなものを作りたいか まったく考えもせず教室へ。
こんな感じで…あんな感じで…
あなたならこんなのがいいんじゃない?などとそれぞれ選んで作成開始。
(長年の付き合いなので 互いの好みも熟知)

わたくしは シート状のワックスを使用して
しずく状の模様を開けてみる。
質感を出すために 細かい傷のような筋を表面に付けてみる。

けいちゃんは ちょっとゴージャスに、ワイヤー状のワックスを使い、
唐草模様ふうの細かいぐるぐるを はんだ付けする作業に挑戦。

そして格闘すること2時間ほど、できあがったのがこれ。
before


イメージとしては こういうピンクとブルーの指輪ができるような感じがするでしょう?
ところがどっこい、これは溶けてなくなる運命にあるのでございます。

一回目は、このロウで作った型の重量を計量し、
使用するシルバーの量を目算して、型どりを専門業者さんにお願いして終了。

そして2回目は この形そのままにシルバーでできあがって来た指輪に
粗めのやすりをかけ、細かいやすりをかけ、さらに細かいやすりをかけ……
磨き棒を使って磨いたところに、さらに銀みがき剤を使ってぴかぴかに仕上げたところに
黒銀という薬品を塗って、ちょっとアンティークな雰囲気に。

で、できあがったのがこれ。
after


わたくしのは平べったいので、内側にちゃんと「silver」の刻印も付いています。

作るときに自分のサイズを計ってから作るので、フィット感もばっちり。

(モデルの手にかなり難が…。手は 嘘をつかないなぁ…)

帰り道、さっそくできあがった指輪をつけて嬉しいわたくしたち。

おりしも 震災を挟んでできあがったこの指輪。
なんにもないところから イメージしたものができあがるヨロコビ。

思いがけず、身につけるたび、日々の暮らしの中で忘れてはならないモノを感じていられるような
記念すべきリングになりました。






コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




この記事を見て ブルーナさんはやっぱりすごいと思った。
そして、シンプルな線の力強さを再認識。

今はミッフィーと言う呼び名が主流だけど
昔はうさこちゃん。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




ストーブを出してから
スープや焼き芋、おでんふう煮物などが時々登場。
なかでも 安納芋は短時間で、野菜とは思えないとろける焼き芋ができる。

野菜スープ大好きのおつうとわたくしなので
とりあえず スープにしておけば野菜は摂れるということで便利。
活力鍋で短時間調理した後 ストーブにのせておくので
暖房と調理が一度にできるのも魅力。

今日の手抜きの一品は たまねぎの肉詰めスープ。
煮込みすぎると ただの玉ねぎスープと肉団子になってしまうのですが
ちょうどいいところで食すると なかなか暖まる一品です。


こんな感じでスタッフィングしてから ことこと煮込みます。
これは活力鍋でやると 原形を留めないので
寒い日にじっくり煮込みたい料理ですが。

東北方面には 夫の友達でわたくしの先輩が住んでいます。
震災が起きたときから ずっと気になっていたのですが
年齢的にも管理職、家庭もあり、ただでさえメールや電話がつながらない時に
連絡するのは迷惑だろう……と時間が経っていくにつれ 
今度は万が一も考え、ますます連絡が取れなくなってしまったらしい。
実は 被災地のテレビ局に勤めているので、もしかしたらどこかで映るんじゃないか
番組のテロップに名前がでるんじゃないか とか…
「○○あたりが連絡取ってくれてるんじゃないか」などと理由をつけて。

やっと昨日 別な同郷の友人にメールして消息を確認できたらしい。

そういうわたくしも人のことは言えず、
福島出身の友人(今は県外)にご家族の無事を聞いたものかどうか
悩んだ挙句、1週間もたってからメールを。

決して冷たいわけではないのにね。
思いがけず 遠くから様子を気遣ってくれた懐かしい人たちの声に
とても嬉しい思いをしたのは 紛れもなくわたくし自身でもあったのに。


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




我が家にはモノがあふれております。
先日の地震の際、不在だったのですが、
おそらく雑に詰め込んでいる食器棚の割れ物たちは全滅であろうと覚悟しました。

帰宅してみると食器棚は扉さえ開いておらず 中身は全員無事。
これにはオドロキ。
小さな食器棚にキャパを超える食器類が詰め込まれていたために
その重量で揺れ幅が押さえられたのではないかと言うことになりました。

ちなみに 仕事先のボスの家では、陳列されていた(であろう)
お宝の○カラのグラスなどが 半分くらいお亡くなりになったそうだから
この詰め込み式庶民の食器棚の生命力に拍手を送りたい。

捨てられない食器たち、どれもそれぞれわたくしにとって由来のあるもの。

地震の前日、長年欲しいと思い続けていたコーヒーミルを購入。
実家では電動ミルを使用しており、結婚してからは挽き豆を購入していました。
さらに、コーヒー党なのに なぜかここ数年は、○ルックスのカートリッジコーヒーを愛用。
コーヒーを挽く心の余裕がなかったのかも。

お湯を沸かしながらミルのハンドルを回す、ほんのちょっとの幸せ。

最初手ごわい手ごたえを感じながら 最後にふっと力の抜ける瞬間の達成感(笑)
わたくしって 安上がりな人間だなぁと思いつつ、
以前だったらきっと なかなか飲めないコーヒーに苛立っていたかも。

ここまで来るのに長い年月をかけてきたこのコ。
来るべくしてここにきたこのコも 我が家のキッチンでまたその由来とともに。


まったく関係ないですが…ぶどうパンファンの方必見の記事をご紹介。

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




北鎌倉・建長寺にて。

相変わらず冷え性が治らない。
足先指先常に冷たい。
でも もうすぐ春はやってくる。



なんとなく末広がりのミツマタ。
東慶寺にて。







東慶寺近くにて。おりこうさんなわんこ。
わんこを撮ったの初めてかも。
夫が絡んでも 嫌がらず、でもいざとなるとカメラ目線になってくれず。



明月院近くの葉祥明美術館外観。
明月院は 花の季節になったら行きたいと思う。
実はこのあたりで 二人の携帯からエリアメールの着信音。



静かな時間の流れに 今を忘れてしまいそうな時に、
カフェの窓から見えた半旗。



早く春が来ますように、暖かくなりますように。

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




県内の公共施設では、被災された町全体を受け入れて
町の機能を回復させようとがんばっている人たちがいる。

わたくしの経済観念とはまったくかけ離れた次元での
大きな寄付をすることのできる才能のある人たち。

おつうのともだちは 自衛隊員として
きっと今も救助活動の一端を担っていると思う。

放射能汚染にひるまず 海外からの救助犬チームを率いる
凛とした女性リーダーのまっすぐなまなざしに震える。

こういうときに いつも後悔するのが
もっと頑張って勉強して お医者さんになればよかった ということ。
そして 最近は 
せめて 二人の息子のどちらか一人でも 医者になるように仕向けておけばよかったなどと
わけのわからないことを つぶやくようになった。

絵を描く才能があったら 誰かを癒すことができるかもしれない。
歌を歌う才能があったら 誰かを励ますこともできるかもしれない。
いつも仮定法過去のレッスン。

ことが起きてから慌てるひとを
「泥縄」と言うんだよ、とよく言われた。
ン十年生きてきて まだ改善されないこの性分。

……こういうサイト、見つけました。



どうしようもない焦燥感を感じている人にも 
あと一歩のプラスワン勇気を。






コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




計画停電も3日目。
初日は朝一だったので すでに日は昇っており、
小さい子供もお年寄りもいない我が家は、ほとんど影響なかったけれど
教室でしきりに相棒が生徒に聞いている。
「今日からお弁当もちでしょ?おかあさんどうやってお弁当作ったの?」
わかってない子どもが多かった。
わたくしも こちらはガスの供給があるので
「電子レンジ使わなければなんとかなるよね」
「……そうか」(実は彼女の家は 流行りのオール電化)

ほとんど備えのない我が家ですが、
かれこれ10年前、2001年問題が取り上げられた時
ちょうど引っ越してきたばかりだったこともあり 念のため石油ストーブを購入。
(ちなみに賃貸物件の多くは 石油ストーブ禁止のところが多いです)
しかし箱から出されることもなく、ここ2年ほどの灯油の値段高騰に伴い
この冬から省エネタイプのエアコンを使うことにしていました。

押入れ奥から登場の新品のはずのストーブは 結構錆びていたという悲しい事実。

日が落ちてからの停電時は 
申し訳ないけど石油ストーブを使わせてもらっております。

でも その間も湯たんぽ用のお湯を沸かしたり
昼間簡単に仕込んでおいた煮物を 食べる前に温めたりできるので
かなり強い味方になっています。

小さい子供さんと一緒に一日の大半を過ごすおかあさんたちは
不自由とともに 一日の過ごし方に悩まれているでしょう。
working motherで、保育園などに預けている方は 
そこで防災についてや節電についての意識を持たせることもできるでしょうが
核家族のおうちでは公園遊びも多分控えていることと思うので 
長い一日になるでしょう。(かつてのわたくしもそうでした)

おやつなど 手作りしている方も多いと思います。
でも 電気オーブンは電気を食うので 出来れば使用を控えたいのでは?

本来なら おばあちゃんが「戦時中はね…」といいながら教えてくれそうなレシピですが
混ぜ物によって ご飯の代わりにもなるし おやつにもなります。
明るいキッチンなら ガスが通っていれば 子どもの手を借りて
ひとつの知識として教えてあげることもできるかと思います。

「ごくごくふつうの蒸しパン」
 (ふつうじゃないときに ふつうにくらすことのできているあなたのために)

小麦粉 100g
砂糖  40g
ベーキングパウダー 小匙1
水   100cc
サラダ油 小匙1

粉類と砂糖をふるった中に 水(もしくは牛乳)とサラダ油を入れ
ぐるぐるっと混ぜて チョコレート、チーズ、小豆、高菜の漬けものなどを
適量混ぜて 紙カップを敷いたプリン型などにいれ
蒸し器で10分。
何も混ぜなければ 主食にもなります。



10分間蒸し器を使うことで 部屋がかなり暖まります。
これは5~6個分なので 蒸し器の空いたスペースで 野菜などを蒸しておいてもいいかもしれません。
蒸し器にお湯が残っていれば 使ったボウルをさっと洗うこともできます。

こんなときに 遊んでいるように見えるかもしれないけれど
「今は節電しているから こういうご飯もいいね」
「地震にあった人たちにあったかいもの食べさせてあげたいね」などと話してやることも必要かなと。

そういう時間を持つこと、これからの子どもたちと接するおかあさんたちにも
後方支援のわたくしたちには特に そういう意識って必要かな と思う。

「おひとり様一点」の商品を子どもにまで持たせてレジに並ばせる前に。




コメント ( 11 ) | Trackback ( 0 )




twitterはなんとなく面倒くさくて 手を染めないでいましたが
mariさんのコメント読んで、こういう使い方もあるんだなと
おつうに登録の仕方を教えてもらうことにしました。(もちろん自分で調べてもいいのですが)
夫にも勧めてみようと思います。
アニは、友達の近状をmixiで確認したりしたそうです。

みるここママさんのブログで こういうサイトがあることを知りました。
(すでにご存じの方も多いと思いますが)
>国内で投稿された心に残るつぶやきや、
 海外から寄せられた応援メッセージをまとめてい ます。
 このサイトは、栃木県の避難所にて、
 停電のなか最初の夜を明かしている20歳の 学生によって作られました。

「これで何ができるの?被災地の人たちに何か直接助けになるの?」と言われてしまえばそれまでですが
今朝の朝日新聞を読んでいて、
「忘却こそ被災者の危機 誰かいてくれるだけで意味」という精神科医 中井久夫氏のコラムがありました。
(一部抜粋)

>周囲の人は、いま出来ることをやるよりほかにないと思う。
「気の毒」「かわいそう」という言葉は逆に反発を買うこともある。「わかってたまるか」と言う気持ちもある。
 被災者の事は被災者でないとわからない、とも言うから。

>失ったものへの思いは人それぞれだし、共感するのが簡単でないくらい、災害は一人ひとり違う。
 地域によっても集落が全滅した所とそうでない所では、対応も違ってくる。
 心の傷は、回復する力を持っている。
 だからこそ被災者に敬意を持って自尊心を尊重するのが大切だと思う。

>ただ 「誰かがいてくれる」というだけでも意味がある。
 目の前で親を亡くした人は大変な心の傷を負っている。
 しばらくは呆然としているが、徐々に視界が広がるようになってくる。(中略)
 阪神大震災の時は、各自治体の救援の車が見えただけでも心の支えになった。
 それから温かいご飯と、ゆっくりと休める場所。
 災害直後はPTSDの予防にそれが一番重要になる。

今は毛布、食糧、暖房…そういったものがまず必要。
そのために募金、買い控え、節電。
でも、ことばで発信できること、誰か(たとえば知り合いがいなかったとしても)を思うことも
こういう時だからこそ必要なのではないかと思うのです。
(pさん、甘いよ!とおっしゃる方もいると思いますけれど)


コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




東北地方太平洋沖地震で被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

ぬくぬくと家にいることがもどかしく思われる中
せめて出来ることをしようと おつうと出来るだけ電気を使わないようにしようということになりました。
それくらいしか 今はできないけれど。

少しだけ近状報告いたします。
11日、夫の眼科手術のため、早朝から入院。
午後15時からの手術になったので、14時から点滴開始。
そろそろ呼ばれるかしらと思ったときに激しい揺れが起きました。

お隣のベッドでは、テレビが床頭台から落ちたようでしたが、幸いけがはされなかった様子。
用具庫からはなにやら物の落ちる音、病室なので隠れる場所もなく揺れを感じていました。
ちょうど買ってきたテレビカードを入れて観ていたテレビから流れる 悲惨な映像。
時折襲ってくる余震。
そんな中 看護師さんたちは病室を回り、安全確認。
それでも 最初の時点では「手術は行います」とのこと。
オペ室は地下なので、多分大丈夫と。

その後余震が続き、東北地方の惨状が伝わる中、ドクターがいらして
繊細な部分のオペなので、万が一を考え延期しましょうということに。
予定が決まり次第退院してください、とのこと。

その間も必死になって おつうとアニに電話連絡するもつながらず。
手術が終わり次第出勤することになっていた教室も まったくつながらず。
1時間くらいして、おつうとアニからのメールを受け取り所在確認。
おつうは 床屋でパーマ液をつけたところに地震が発生し、停電。
お湯もでなくなり そのまま帰宅させられたそうです。

退院したものの、バス乗り場は最後尾が解らないほどの行列。
病院の食堂に一泊と言う手もありましたが、翌日もどうなるかわからないので
帰宅難民たちに交じって 徒歩で帰ることになりました。

途中 心配して電話やメールを下さった皆様、ありがとうございました。
とても励まされました。

しかし おつうやアニへの電話を気にするあまり、足元が不注意になり途中で激しく転倒。
ひきがえるのように道路にのびていたわたくしを、邪魔になるからと夫が路肩へ引きずる中、
近くの帰宅難民さんたちが「がんばれー」と励ましてくれました。

電気の通っていたS市を歩いている間は良かったのですが
停電しているという情報の入っていたA市に入った途端、真っ暗、信号も消えていました。
月の明かりだけが、冷たく道路を照らしていました。

その日最後まで停電していた地元へ戻ると
自宅の玄関にほんのり灯りが…。
ドアを開けてみると ローソクの入ったランプが置いてある。
お隣の奥さんが おつうがひとりだと知って ランプと湯たんぽをふたつ届けてくださったそうです。
お隣は岩手のご出身とのことで 通電している通りの向かい側のお宅から電気を引いて
夜通しテレビを見ておられたとのこと。
そんなときに 隣の家のことまで気遣っていただいて……本当に感謝です。

回りの方たちの優しさにありがとう。
被災された方たちは、比べ物にならないくらい怖い思い、辛い思いをされているのかと思うと、
今度はわたくしが何かしなくてはいけませんね。

結局長い報告になってしまいましたが、この日のこと、忘れてはいけないと思っています。





コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )




大根の葉っぱを勿体ないので根元から残しておいて
神戸の壺入りプリンの入れ物に入れて 出窓に置いておいたら
とても楽しいグリーンのできあがり。
生け花で使った雪柳の、棒のような枝も水に差しておいたら
沢山芽が出てきて なんだか嬉しい。

さて この春から大学4年になるおつう。
そろそろいろいろ実習やら試験やらが至近距離に。
それでも なんだかやってるんだかやっていないんだか「おつう」だからわからない。

この「おつう」については、大学受験生の頃にさかのぼります。

茶の間でもどこでも勉強道具を広げて勉強していたアニに対して
決して人前では勉強しない、勉強中に部屋に入るとえらく嫌がる
(どういうことか 賢い読者諸氏はお分かりになると思いますが)ことから
「決して覗いてはなりませぬ」の意味合いでついたセカンドネーム。

そもそも このブログにしばしばご登場願っている「n女史」が
「人前で料理をするのがいやだ」「あんたはおつうか!」という文章を書いておられたことから
速攻我が家の次男に適用されたのでした。

今では 愛着をもって皆さんも「おつうくん」などと呼んでくださるので
本人のいないところでは わたくしも彼を「おつう」と呼んでいます。

これまた時々ご登場願うボードくん(おつうの友達)の所も
お兄ちゃんは どこでも勉強タイプ。
(p家と違うのは このお兄ちゃんはとっても優秀な院生だということです)
で、ボードくんは、どちらかというと おつうタイプらしい。
どちらもお兄ちゃんが帰ってきて リビング(うちは茶の間)で勉強を始めると
弟はすこぶる機嫌が悪くなり さらに部屋に引き込もる傾向にあり(笑)

また おつうの機織りが始まる季節。
実はアニも国家試験目指して 学生最後の一年。
ハハはイライラのネタが尽きませんが、一応「成人している」子どもたちなので
「決して覗いてはなりませぬ」



コメント ( 13 ) | Trackback ( 0 )




時間ばかりあって どうも何一つ始められない日々。
単なる怠け病とも言うそれは、○年期障害とも、プチうつともなんとでも。

香港旅行以来、ちょっと浪費癖が付いてしまったところで
ここらでなんとか打開しなくては!と お気楽なわたくしが思いついたのは
3か月ぶりくらいに美容院へ行くこと。(って結局浪費している)
それも思い切って 初めての所でイメチェンを図ってみようかと。

以前超ロングヘアだった友達が 娘さんの紹介で行った初めての美容室で
ばっさり長い髪を短くしたのを思い出し、紹介カードをもらい夕暮れの銀座へ。

「アイさん(友達)がとっても上手だと言ってらしたので すべてお任せ!」
「このパーツとこの作りでおかしくないように 少しでも若く見えるように」と
言われる方はいきなりハードル上げられて きっと(やなオバサン)と思ったに違いない…。

「パーマかけたことないんですか?」
「20年くらい前に ソバージュにしてましたけど」
「パーマ嫌ですか?」
「いえ 必要とあらば」
「できたら パーマかけたいですね」

ということで 突然パーマをかけることに。

さて 銀座の一等地にあるこの美容室。
お店の向かい側には なにやら行列のできるお店も。
なんと、HEART BREAD ANTIQUEではないの…(やったー)
美容院が終わったのが19時半くらいだったけれど さすが銀座だね、まだやってる。
おまけにさっきまでの行列は嘘のように 誰も並んでいません。
なぜか 最近の法則としてわたくしの入ったあと にわかに行列が…。

ということで 「天使のチョコリング」をお土産に。
パン屋さんだから もちろん基本の食パンも買いました。
そして レジの所で見つけたのが トップのこれ。
ミニチュア好き 食べるの好きのわたくしのアンテナにピピッと。

ミニミニサイズのチョコリングです。これはパンではなくフィナンシェの類ですが
とにかくこのサイズが可愛い!
pの指と比べてみてください。
もちろん小さいだけでなく、お味も一つ一つ(三種類のチョコチップが入っています)違って美味しい。



チョコリングも チョコ系おやつはあまり好まないおつうが 朝起きてきて
「昨日のパンある?チョコの」とワンカットお召し上がり(笑)なくらい好評。
食パンもみっちりした美味しいパンです。

さて 美味しいものに背中を押してもらって、今週もめげずにがんばりましょう。



コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




ずいぶん前に新聞の書評欄で見つけて(これはっ!)と思った本。

しかしながら 建築の専門書の部類に入るし、写真集でもあるので
お値段高いし、アマゾンで注文してもわたくしなんぞお呼びでない本かもしれない。
本には経済観念皆無のわたくしでも、ぽちっといくには勇気が要る。
だめもとで図書館に購入リクエストしてみた。
学術的価値ありそうだし…… でもちょっとマニアックだけど。

そうしたら 忘れたころに図書館からメール。
駅のホームで受信したメールに思わず小躍りしてしまった。

ひたすらひたすら窓の写真とその解説がつづく、大学の建築学の研究室編集の本ですが、
そのカテゴリ分けがなんとなく文系。

たまりの窓、にじみの窓、彫刻する窓、光の部屋、影の中の窓、風の中の窓、庭の中の窓、
はたらく窓、通りぬけの窓、座りの窓、眠りの窓、物見の窓、連なりの窓、重なりの窓、
窓の中の窓……(目次より)

ひとつひとつが詩的で、イメージが浮かんでくる感じがしませんか?
実際 掲載されている写真も、とても柔らかいものばかり。

わたくし、どこへ行っても窓やドアの写真ばかり撮っていますが、
そんな自己満足の写真は足元にも及ばない、とっても素敵な窓の写真が沢山。
見開きで、解説、図解と写真で構成されたこの本。
夜な夜な寝る前に眺めては、「窓萌え~」と怪しく喜んでいます。

なぜ窓が魅力的なのか、自分でも不思議でならなかったけれど、
窓にはその中に住む人々の暮らしや文化が映し出される、垣間見られる、
そして 光や空気や風の抜ける場所で、固定されているのに時間と共に変わっていく面白さがあるんだわ。

そういえば、電車の中から見えるよそのおうちや会社の窓に
ちょっとした小さなドラマが見えたりすると嬉しかったりする(のぞき趣味はありませんが)のは
窓のなせる魔法なのではないかと思える今日この頃でございます。

これからも 人様の迷惑にならないように、わたくしなりに窓を追いかけて行きたいと思います。

WindowScape 窓のふるまい学
東京工業大学 塚本由晴研究室
フィルムアート社


コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




最近お気に入りの 自家製トマトソース。
レシピは実にアバウト、水煮トマトとすりおろし玉ねぎ、
ブイヨン少々 オレガノ バジル クレージーソルトなど
その日の気分で投入しながら煮込むだけ。

ピザに使うことが多いけれど 昨日のリゾットにも使われていた模様。

そして コストコで衝動買いした チェダーチーズの大きな塊。
ペリカンの角食と コストコのベーグルで朝のピザトースト。

ミディアムタイプを選んだのでくせがなくて 
それでいてチーズを食べるのがくせになりそうなチーズ。
ちょっとはまっています。

さて、美鈴さんのところで書評を見つけて 読みたいと思いつつ
図書館で貸し出し中が続いていて 機を逸していた「四十九日のレシピ」。
NHKでドラマになっております。

今期は連ドラほとんど見ていないのですが これは久々に好きなドラマになりそうです。

和久井映見さんの 押さえた演技に
観ているこっちがいらいらはらはらしながらも 
感情移入して同じような気持ちになり
久しぶりに 主人公とともに涙しております。
いままでなんとなく なぞの俳優さんだった渡部豪太くんもなかなか良い。

まだ結末が解らないので オススメ!とは言い切れないけれど…。

わたくしも四十九日に 大とは言わないけれど宴会をしてもらえるような人になりたいなぁと思ったりもします。


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




本日の晩ごはん。おつうレシピ復活。
おつう特製 トマトリゾット&セロリ入りジャーマンポテト。

リゾットには 残り物の豚バラ肉となす、たまねぎなどが入っており
よく味を作ったなぁ と思う出来栄え。
ジャーマンポテトは、シェフとしてはアスパラガスを入れたかったのだそうですが
冷蔵庫にセロリがあったので 細切りにしてベーコン、たまねぎと炒めたもの。
このセロリが なかなかしゃきしゃきしていてポテトのほっこりとミスマッチで美味。
オリーブオイルを切らしていて サラダ油で代用したと 文句を言われました…。

かなりたっぷりの量がありましたが 普段ご飯粒をあまり好まないおつうも
自らおかわりをして、ふたりで全部食べてしまいました。

さて、
先日の広島でのバス横転事件。

犯人は就活中の大学3年生。
就活帰りのバスの中 起こしたらしい事件。
就活に悩んでの犯行ではないかという説も。

またまた 親の口をつぐませるような流れ。
下手に 「就活がんばれ」も言えなくなるではないか(笑)

給食にきらいなものがあれば 無理に食べさせなくてもいいという時代を過ごし、
学校に行きたくないと言えば 無理に行くことないよ と言い、
家庭は最後の砦、親は子供をつき離せない。

就活のための親子面接、
親のための就職セミナー、

悩める奴はまだいいさ、
もう少し悩んで欲しい親もここに。
おいおい お前は大丈夫か。

かといい 私の一言で ことが起こってからではもう遅い。
一体どうなる 大学3年生。
のんびりリゾットなんぞ作っているバヤイではないかもしれないぞ。


コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )