散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



先週のおさらいです。

夏に「これはなんでしょう?」とFBでご紹介したら
直後にお会いした とある陶芸家さんが
「言いにくいけど骨壷?かと…」とおっしゃったこれ、
ようやく焼き上がりました。

インド料理のタンドリーチキンを作る窯、タンドールです。

起こした炭火でじっくり蒸し焼きにするタンドリーチキンは
ぱりっとジューシーな仕上がりになるところが 
オーブンやグリル、フライパンと違うところ。

この日は 極楽寺のアナン邸にて
スパイスの師匠であるバラッツさんの タンドリーチキンに合うマサラをつくるWSも兼ねて。



何種類ものスパイスを嗅ぎ嗅ぎ(笑)
わたくしはカレー風味ではなく 
ナツメグ ジンジャー メース(ナツメグの皮) クミン
チリミックス ペパーミント ブラッククミンなどを合わせて作ってみました。
ちょっと青っぽい?エスニックな感じ。
師匠曰く マトンとかにも合うかも、とのこと。

マサラを作ったら ヨーグルトと塩と混ぜ合わせた中に
チキンを漬けこみ、後は焼くだけ。



この日は6人が参加したので 六人六色のマサラが出来あがりました。
アナン邸の風情ある縁側に ずらりと並んだチキンたち。



串刺しにして タンドールの中でじっくりと焼き上げます。



後半は バラッツさんと陶芸家のれい先生繋がりの若い方たちが
タンドリーチキン試食隊として参加。
はじめましての若い方たちでしたが また新鮮な出会いもいくつか。



チキンの焼き上がりまでに バラッツさんの男の料理がぱぱっと登場。
ターメリックポテトは 陽が落ち始めた縁側に
ぱっと花が咲いたようになる。

しぐれ始めた極楽寺の夕方。
スパイスと陶芸と静かな時間に感謝。



そばで栗たちも笑う。

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朝のドラマで関西人に納豆を食べさせるエピソードが流れている。

わたくしの父(奈良出身)は まさに死ぬまで納豆を口にしなかった。
母はほぼ江戸っ子なので もちろん納豆はマストアイテム。
当然わたくしも なっとうラブな女だ。

父は茨城のゴルフクラブの会員だったので
ゴルフに行くたび お土産は藁苞に入った納豆。
もちろん父は食べない。

最近 母だけでなくわたくしも年を取ってきたので
実家で 納豆を食べたり納豆の話題になると
「仕事が終わって(母もわたくしも夜遅い)さあ 帰ったら納豆を食べよう と思うと
すごくうれしくなる。冷蔵庫に野沢菜があるから入れちゃおうとか
イメージしていると 夜遅くなのに丼飯を食べちゃう」と
繰り返して話しているのが笑える。

今は 流通も広範囲だし生協や通販もあるから
西のひとが納豆を食べない とは限らないと思う。
でも 広島時代仲良しだったのんちゃん母は 子供が生まれるまで
納豆は食卓に上らなかったらしい。

体にいいというので導入した納豆をのんちゃんが食べているのをみたときは 
実はちょっと驚いた。
あの白いパックから お箸でつまんで食べていたのだ。
おそらく のんちゃん母は器に移すのもためらわれたのではないか?
納豆は 混ぜてなんぼのものだと思っていたから すごーく驚いた。

わたくしの食べ方は 納豆+生卵がベース。
これが正しいと思っていたが 夫の家では 大根おろしが基本アイテム。
おもえば 夫の両親は広島人なので もともとは納豆は外来種なのだ。
だから 夫の親戚なども 当時は納豆は大根おろしを入れれば食べられるものだったよう。

もちろん 今日は気分を変えて大根おろしで…ということは実家でもあったが
基本ご飯と共に食べるのは+納豆だった。

まだ アニが小さいころ夫の実家で食事の支度を手伝ったとき
納豆に生卵を入れたら 「うちでは大根おろしなのよ」と言われて
食文化の違いを感じたのを思いだす。

そういえば 納豆= on the 飯 だが
浜松時代の友人ふたりは 「納豆はたべるがご飯にはのせない」と言っていた。
ご飯に納豆がつくのが許せないとのことだった。
ちなみに けいちゃんちでは 納豆and sugar だそうだ。
(これはまだ試していない)

そして 我が家の西門さんこと夫だが、
やはり結婚した当初は 私の納豆+生卵 を見て
「これじゃ納豆は食えない」とのたもうた。
仕方ないので 夫と食べる時は with大根おろしにして
ひとりのお昼には 生卵に野沢菜やらしば漬けやら海苔やらを混ぜ込んで
ひとりで満喫していたものである。

しかし いつの間にか夫が+生卵を on the 飯 にして食べていた。
最近それに気づいて 先日我が家での納豆の伝来について語り合ったところ。

こどもたちは 納豆+生卵も with大根おろしも only納豆もOK。
最近のお気に入りは 納豆featキムチだ。

サテ 

今日の朝ドラで 納豆に砂糖を入れ、味噌を入れ、ピーナツを入れ
油揚げで包んで揚げるというレシピを見て
(そこまでして 関西人に納豆をたべさせなくてもいいのに)と思いながら
若かりし頃 なっとうを油揚げに入れてつまようじで止め 
トースターでかりりと焼いたものを食卓にのせたとき

「温かい納豆なんか食えるか!」

と 冷たく却下されたのを思い出した。
ちゃんと料理の本にも載っているのに……。

でも 今は納豆パスタも納豆汁も食べるね。
大きな声では言えないが これだけはお義母さんに(勝った)と思える一瞬。
そのほかのことでは 全然及ばないけれど。

きっと こんなふうにして アニもおつうもわたくしの食文化から
ヨメの食文化へ傾倒していくのだろうな と思う。
いや しごく残念だけど そう言う日が来ることも待っている気もする。



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秋の色 というと茶系だろうか?
茶系の服はほとんど持っていないわたくし
何度かトライはしているもののどうもしっくりこず。

そんな秋の色。
といっても まだまだ緑が主流かしら?

最近はなんとなく写真を撮るので
これといってご紹介できる様な画がないのですが
散歩の途中に拾ってきた 少し早い秋の色を少し。



たからの里の窯。
焦げたレンガは なぜか心惹かれる。



無造作に置かれたラムネの瓶の緑が 
回りの草花とさりげなく混じり合って捨てがたい風景に。



現役の井戸。



ホトトギスの控えめな紫も好き。



濃い青の木の実も 静かに我が身をアピール。




珍しく朝早い海の一筆書き



しゅっと伸びた朝の空気。

素直なストレートな色は 自然のめぐみの野菜の色。



朝の光いっぱいの中で 激辛とうがらしと
ままごとに使えそうな ミニサイズのなす、フェアリーテールの色が
くれよんで描いたように捨てがたく。



弱った心にビタミンを届けられたらいいのに。


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紅玉の季節になる。

りんごはあまり人気がなくて、箱で頂く毎年のりんごも
最後の方は義務感から消費するようになってしまうのだけれど
紅玉が出始めるといそいそと買い求めてしまう。



今年も第一弾。
使うあてもないのに 来週も注文してしまった。
そういうときは とりあえず電子レンジでさっと煮ておく。
あとで アップルロールパンを作るのに重宝する。

さて 今年第一弾の紅玉。

アップルパイか焼きりんごか はたまた定番のバターケーキか。

ナイフを使わないで食べられる方が楽ちんなので
りんご2個のうちひとつは皮つきのまま、ひとつは皮をむいて
大きめのダイス状に切っておく。

フライパンにバター40g 砂糖60gと水をちょびっと入れ
ぶわっとなったらりんごを入れてしばし焼き付ける。

冷ましている間に バター80g 砂糖60g をすり混ぜてから
卵2個をよく混ぜる。
そこに小麦粉100gとベーキングパウダー小さじ半分をふるい入れ
マフィン型に分けて入れる。



その上に 先のりんごをのせて オーブンで20分ほど焼けばできあがり。




これ シンプルなバターケーキですが、
 時間が経つとりんごのシロップがじわっと染みてきて
上部は甘く お砂糖を抑えた下の方は甘さ控えめのマフィンのようで
意外に食べやすいのだ。

朝ご飯にもいいと思います。
ちょっと生っぽいので 地方発送できないのが残念です。
(これからの季節、クールにすればできるかも)




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パンがさりげなく置いてある風景が好き。

それがお気に入りのパンだったりするともっと嬉しい。

浅草方面に行くと 荷物になっても買いに行くペリカンのパン。
最近 上野駅構内になる「のもの」というアンテナショップでも
運がいいと買えるのですが、
乗り換えの度にのぞくもののゲットできず。

ばたばたと浅草でモーニングを食べる時間があり
たたずまいがいいなと入ったFEBRUARY CAFEさんのカウンターに
ペリカンの角食があるのを発見。

嬉しくて一枚撮らせていただく。



こちらのカフェ、昨年オープンした小さなカフェですが
モーニングでおいしいトーストとたっぷりのカフェラテがいただけます。





ペリカンの食パンに たっぷりのチーズをのせただけのシンプルさですが
お腹にしっかりたまるボリューム。

一期一会の珈琲豆も すっきりとした味わいで
これは合羽橋へ行くときに立ち寄るお店が一つ増えたようで嬉しい。



トップの画像は スマホに入れた「写真グリッド」と言うアプリで加工してみた。
なんだかとても味があって好きな絵になったので更に嬉しい。

食パンひとつでこんなにいい気分になれるなんて 
わたくしってなんて安上がりな女なんでしょう(笑)



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途中参戦で「あまちゃん」を見るようになり
朝の時間がどうもだらだらとしてしまうことに反省しきり。
せめて 7時30分からのBSで見ることにして 
家事のスタートを早めようとしたものの、
岩合さんの猫歩きショートカット版が続いて放送される時期があり
事態はさらに悪化してしまった。
もともとBSはあまり見なかったのに、その後にゆるゆると流れる旅系の番組を
なんとなく流しておくようになるというよろしくない現状。

「ごちそうさん」も杏さん好きだし、飯島奈美さんも絡んでいるので
映像的にもきっと好きだろうということで継続視聴。
もっともっと時間を大切に使わないと どんどん物事がずれ込むので気をつけよう。



サテ

先日職場でのミーティング。
議題の途中で雑談となり 同僚が髪形を変えたところから
美容院へ行く頻度の話題となる。

オーナーの先生(わたくしよりちょっとだけ若い)曰く
「ヘナで染めないと頭が真っ白になるから行くんだけど
一回3時間近く拘束されるから なかなかねぇ…」

 でも 先生お忙しいから 休息時間になるんじゃありませんか?
 わたしなんて いつも寝ちゃって、カットの最中に舟こいだりしちゃいます。

すると別な同僚、
「えー 私、ずーっと喋ってて 終わるとぐったりしちゃう」

 (わたくし的にはありえなーい)

先生曰く
「私は教材解いているかな?」

 (うっ まずい 最近全然勉強してない
  そっちの話に向かいませんように…)

「あと 美容師さんの出身校とか聞いちゃって
どんな高校だったのか聞いたりして 進路指導の情報集めたりするかな?」

 (おおおーやっぱり)



自分の怠惰を嘆きつつも 先日 近場を自転車で走ってみた。
ここに住んで15年近くだけれど こんな風景があるのを知らなかった。
ぎりぎり都会だとひそかに思っていたけれど(笑)
ちょっと撤回したほうがいいかもしれないなぁ…。



秋はあっという間に行ってしまうから、早いところ追いかけないと…。




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