ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

インターンシップを終えて

2009年09月18日 | 劇場の話題
大学卒業後、少し社会人を経て学生に戻った夏休み!
こんな長期休暇、学生の立場を使わない手はない。

―と思い、インターンと帰省を兼ねて(苦笑)久々に地元へ戻ってきました。

ピッコロは全国の劇場の中でも、唯一の「劇団を持っている県立劇場」です。
それから、中学校の時に部活で毎年使わせていただいていたご縁のある劇場でもあります。
「演劇」「劇場マネージメント」を勉強中の私にとって「これほどぴったりの劇場はない!」と思い、インターンをお願いしました。

インターン期間中は、文学座「初雷」、ピッコロ劇団オフシアター「三人の盗賊」、ゲイル・ラジョーイ「スノーフレーク」と自主公演が続きます。
仕込みを見て、あたりを見て…なかなか普段はじっくり見られない、貴重な機会をいただきました。

こう書くと見学ばっかりしてた感じですが、ちゃんとお仕事もさせていただきました。

自主公演の際は、フロント業務を担当しました。
お客様と直接会える「劇場」という空間。やっぱり大好きです。

小ホールは(実は存在を知らなかったんですが…)とっても雰囲気のいいホールです。
少しだけピアノの試演もさせていただきましたが、気持ちよく演奏できました。

実はこの期間中、大学院で行っている連携企画事業も進行中でした(しかもけっこう忙しい時期!)。

このインターン期間中、尼崎と福岡で連絡を取りつつの作業。
劇場・劇団の皆さんのお仕事中、お邪魔しながら資料集めをさせていただいたり、
企画事業についてもアドバイスをいただいたり。
お忙しい中、ありがとうございました。
公演は来年12月上旬@福岡の予定です☆(宣伝失礼致します)

10日間はほんとに短くてあっという間でしたが、とっても楽しく勉強をさせていただきました。
数年後はこんなステキな劇場で働くために、この経験を今後に生かしていきます。
またしばらく福岡ですが、帰省した際は遊びにきます。
本当にありがとうございました。

九州大学大学院芸術工学府修士1年  きぬ



神戸大学発達科学部人間表現学科からやってきました、西田と申します。
演劇サークルの公演で、自分も舞台に立ったことのある劇場・ピッコロシアター。
動機は「舞台の裏側を覗いて、現場のワザを盗めたらラッキー」というものでした。

10日間の日程を終えた今、思ってもいなかったほど多くのことを学べて、本当にこちらにお世話になれてよかった!と純粋な気持ちでいます。
ハートフルな職員の方々との触れあい、普段立ち入ることのない劇場の深部見学、
公立劇場としてどのような活動を行っているかの講義(談義)・・・

うまく言葉にまとめることはできませんが、どれもが私にとってとても貴重な体験でした。
このままでは「思い出」でしかありませんが、自分の中でかみ砕いて吸収して、人生の糧にしようと思います。
10日間で出会えた多くの皆様、本当に有り難うございました。

神戸大学発達科学部人間表現学科 西田

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