ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

明日から文学座公演です

2010年06月11日 | 主催事業
ピッコロ劇団公演「あまに唄えば」が終わりホッと一息する間もなく、今日から文学座公演「麦の穂の揺れる穂先に」の舞台仕込みが始まりました。
いよいよ公演は12・13日です。

4年ぶりの江守徹さん主演、小津安二郎監督の名作映画「麦秋」「晩春」をモチーフに
平田オリザさんが書き下ろし、そして、戌井市郎さんの演出という話題作。
父娘の揺れる心情を優しくあたたかく、ユーモラスに描いて好評です。

 
 
東京公演でも各紙の劇評で高く評価され注目されています。
その一部を抜粋してご紹介します。
 
●朝日新聞(6/4付)
 「(中略)戌井市郎演出の細やかな叙情と、巧みな文学座演技陣を前提にした、滋味と笑いのある家庭劇になっている・・・」(山本健一)
 
●毎日新聞(6/7付け)
 「(中略)懐かしく、いとおしい感情がわき起こってくる舞台である・・・」「劇団らしいアンサンブルの妙」(高橋豊)
 
●スポーツニッポン(6/3付)
 「(中略)江守が男親の寂寥(せきりょう)感を上手く出し栗田も好演。金内喜久夫、藤堂陽子、倉野章子らベテラン陣がさりげなくいい。・・・」(木村隆)
 
また、明日12日(土)の公演終演後、1階展示室にて演出家・戌井市郎さんと舞台写真家・清水博純さんによる≪ギャラリートーク≫を開催します。
「清水博純舞台写真展『女優伝説』~至高の美 杉村春子/太地喜和子~」とあわせてお楽しみ下さい。入場無料。
 
■文学座公演「麦の穂の揺れる穂先に」
 6月12日(土)15:00開演
   13日(日)14:00開演
 [全席指定]一般5,000円 高校生以下3,000円
 ※当日券は開演の1時間前から販売します
 
 
広報☆古川