ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

シェーブル コンドリュー

2011年12月12日 | 食べ物

 

T君よりシェーブル(山羊チーズ)を貰う。「コンドリュー」というもので、初めて聞くものだったが、コンドリューだからコンドリューで洗ったウォッシュタイプの珍しいヤギチーズなんじゃないの、とT君にそのときは言った。コンドリュー(ローヌ在住者はコンドリーユと発音してたのでそちらの方が本来の発音なのだろう)というのは、ローヌ地方の白ワインで有名なのだ。で、早速いただいてみると、予想とは違い標準的なシェーブルで、どこにもウォッシュの形跡は見られなかった。後で確認すると、単にコンドリューで作られているからこの名前だったのだ。一般的には、ロワール辺りがシェーブルでは有名だが、実際はローヌを始めフランスの各地にシェーブルはある。そう言えば、去年、、ローヌ直送のシェーブルを貰っていた。それは牧場直のピコドンタイプだった。にも拘らずシェーブルと言えばロワールのイメージが未だに強い。ここは改めねば。

個人的にシェーブルと相性が良いと思うのは、胡桃が入った田舎パン。酸味が利いた、例えばポワラーヌのずっしりとしたパンドカンパーニュも合うと思うが、そんなのは滅多に食べる機会は無い。普通に手に入れられるのは、ハード系パンを扱ってるパン屋のそれだ。大体胡桃いりは売ってると思う。だから、シェーブルを入手するとまず間違いなく買う。今回は、いつもバゲット(レトロタイプの)買ってるパン屋が閉店してしまい(田舎ではハード系パンは受けない)、しかたないので初めての店で買った。胡桃以外はいらないのだが、そこはイチジクも入っていて(イチジク入りも良く見かける)余計なものがと思ったが買った。食べてみると、やはりイチジクの甘さはいらないと思った。

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