ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ウロコ壁

2010年05月25日 | トマソン


最近の家は、新建材、所謂ボードを張る家ばかりで面白みに欠けるが、昔はモルタルが殆どなので、経年に拠る変化が期待できる。数十年もたつと思わぬものが出現するから面白い。今回の壁は「ウロコ壁」(或いはハチノス壁)。「なまこ壁」だったら伝統的日本の壁であるが、これはウロコ。しかも一つ一つのウロコがでかい。全体であれば相当巨大な魚であろう(アマゾンの巨大魚も真っ青)。しかしここまではっきり凹凸があると、塗った時点で、「何年か経つと面白い模様が浮き立ちますぜ、旦那」なんて左官職人が施主に言ってる姿が想像できる、か?
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