ユーロ2008、「ロシア対スペイン」はスペインの快
勝であった。
この試合だけ見れば、スペイン強しだが、相手によって
ころっと試合振りが変わるのがサッカーなので、このま
まスペイン優勝か、と簡単にはならないだろう。
それにしても、「シャビ」の一点目はビューティフル
ゴールであった。
ゴール前でもたもたやってたら点は入れられないよ、と
日本代表に言ってやりたいようなお手本的なものだった
が、技術的に日本ではまだ無理かと思ったりもする。
しかし、あの思い切りの良さはお手本にすべきだろう。
早朝試合も後一つ。
いよいよ、こちらの体力も持つかどうかという胸突き
八丁を迎えた。
そんな体力を維持するために、頻繁に山散歩もするわ
けだ。
この前行ったところは、近くの湖(蓼の海という)だっ
たが、ここは人造湖で、今はブラックバスなどを放流
していて、釣り客が来る湖となっている。
まず、基本的に(釣りに全く興味がないということも
あるが)、ブラックバスなどの外来魚はいなくなって
ほしいと思っている。
そして、これが一番の問題だと思うのだが、ブラックバ
スなどが増えると、水の中の生態系が崩れる。
本来いたものがいなくなってしまうのだ。
ここも、山の中の湖というのに、トンボの数があまり
に少ない。
水草が少ないというのもあるが、自然度があまりに低
いので、いつまでたっても人造湖という顔のままであ
る。
行楽客を呼びたいといっても、別にここは業者がいる
わけでもないから、経済的にどうのということを考え
る必要はない。
飽くまでも、バス釣り人間のためのサービスなのであ
る。
そんなことより、ビオトープ的な湖にしたほうが、遥
かに価値が高いと思う。
環境的には、条件が揃っている。
子供用の体験学習施設もあるのだから、そんなレジャー
のための湖ではなく、より自然に近い湖にして、本来
の姿に近い湖を体験させるという方が意味があるので
はないか。
と、バス釣り親父共を見ているとついつい思ってしま
うのである。
それにしても、本日の林間コースは蛾が多い。
調度そういうタイミングだったのか。
それとも、森が鬱蒼としすぎて蛾の生育環境に適して
きたのか。
蛾50に対して蝶1くらいの割合だ。
歩くそばから、10匹ほどの蛾が舞い上がる。
これが蝶だと嬉しいのだが。
完全に蛾に対する差別であるが、蛾も自然の一部と思
えば納得である。
蛾もいない森であったらと想像すると、蛾でも森の賑
わいなのである。