ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

カブトムシ

2008年06月06日 | 生き物 自然


甥っ子に、カブトムシの飼育状態を見てもらうと、水
分不足であるということが判った。
幼虫を出してみると、死んでいるのではと思うくらい
の元気のなさで、飼い始めの頃より小さくなっている
と指摘されてしまった。
虫の話が多いので、そういうものも得意なのかと思わ
れそうだが、飼育とかそういうことは未だ嘗てやった
ことはなく、今回が初めてだ。
要するに面倒くさいのだ。
それに、好きなのは、飽くまでも自然の中で観察する
ということで、飼育することではない。
このまま、果たして無事に成虫になることは出来るだ
ろうか。
発育不全の小さいカブトムシだったら、それはそれで
面白いのだが。

腐葉土を足して更に水分も足し、再び良い環境になっ
たようだから(甥っ子によって)、これからは水分補
給をまめに、というこちらが課せられたミッションを
遂行するのみである。
考えてみたら、小学校の理科の課題、「何とかの飼育
と観察」なんてのも、いつも適当に済ませていた。
三つ子の魂というものだね。

ところで、カブトムシの幼虫は所謂「芋虫」の仲間で
いいのだろうか。
イメージ的には、毛のない幼虫を芋虫と呼んでいて、
毛があれば毛虫。
そこで、英語ではどうなっているかと思い調べてみる
と、芋虫は「caterpilla」で毛虫は「hairy caterpilla」
とある。
イメージ通りだった。
分類上の名前ではなく、見た目の命名だから、普通に
感じるような名前となってるわけだ。
日本の場合は「芋虫」と「毛虫」で、両者の関連性を感
じさせない。
英語の方が、より論理的である。
一方、日本の場合は、より感覚的であると言える。
自然観の違いがこういうところにも出るわけだ。
因みに蓑虫は「bagworm」。
「袋のミミズ」より「蓑虫」の方が、やはり風情があり
そうだ。

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