ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ホームコンサート

2008年04月19日 | 音楽


昨日書いた、トイレを借りにお邪魔した家に、昨日夜
再びお邪魔することになった。
連日のお邪魔であるが、こういうのは重なるもので、
ある期間を取ると集中するが、長いスパンで見ると平
均化されるもので、その偏りが今回だったということ
なのである。
で、その理由だが、その家でジャズピアノのホームコ
ンサートがあったのだ。
ホームコンサートと言っても、ピアニストはれっきと
したプロで、東京ではない「ブルーノート」で演奏す
ることもある人である(今回は、内内のものであるの
で、名前は秘すが)。
何故そのピアニストがその家で、というのは、たまたま
主がピアニストと知り合いで、「高遠」の花見ついで
にやろうではないかということになった、らしい。

コンサートの前には、飲み食いがある。
ピアニストも交え飲んだり食べたりであるが、その料
理がこれまた品数が多く、ちょっと作りすぎではない
かと思うくらいだった。
こちらも手ぶらでは、と思い、「カスレ」用にと作っ
ておいた「子牛のコンフィ」を持参して、「コンフィの
サラダ」を作った。
が、量的には他のもので充分過ぎるくらいだったので、
必要なかったと言えば必要なかった。
ざっと思い出しても「鶏の中華風」「アスパラとスモー
クドダック」「なすとピーマンの味噌餡」「鰻の蒲焼」
「筍の煮物」「ポテトサラダ」「サンドイッチ」「炊
き込みご飯」「鯉の洗い」「野菜のお浸し」「お吸い物」、
おいおいバイキングか?といった状態であった。

その後、コンサートは始まったわけだが、いつも思うが
ジャズはこのくらいの規模が一番良い。
つまり、コンサートホールとはでなく、ライヴハウス位
の大きさがちょうどということだ。
聴くほうもリラックスして、演奏する方もリラックス、
しかも生の音が聴こえる規模。
更に息遣いも。
そうなると、今回のようなコンサートが理想的なものと
なるのだ。

とは言え、今回集まった人たちの多くは、殆どジャズな
どを聴いたことが無い人達。
ピアニストも、ジャズ入門編といった感じでトークを交
え飽きさせないような工夫をしていた。
こういう客層の場合、全員同じようなジャズ経験値であ
るなら良いが、変にある程度知っている人(今回の私)が
混じっていると返ってやりにくいのではないかと思わ
れる。
こちらからすると、そんなこと知っているよというよう
なことから始めないといけないから。
途中から、変にこちらを意識し始めたのを感じてしまっ
た。
そんなこともあり、帰りにはちゃんと入場料代わりにCD
は買ってきた、というより買わされた?
久しぶりに定価のCDを買ってしまった。

今日の写真も、その家の庭に咲いていた花(名前は忘
れてしまった)。
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