今日も一日空気温も低めで少し肌寒い一日でした。
さて、今回は久々に土曜be「うたの旅人」からのです。
「朝日新聞土曜beより」
写真の場所は新潟県柏崎市のJR信越線の鈍行列車が日に12本しか泊まらない「青海川(おうみがわ)駅」下りホームです。この駅は「日本で一番海に近い駅」と名乗りを上げているいくつかの駅の一つですが、記事には「海岸線との近さでは横浜の(海芝浦駅)が断トツだが、旅情をそそられる度合いを芸術点として加えると群を抜いている」とありました。(同感です)
そして、この駅は、ドラマ「高校教師」で、救いのない逃避行へ旅立った「背徳と、禁断の愛の物語」の「二人」が終幕間際、晩冬のこのホームから列車に乗り込むという場面に登場した駅なのです。
印象的な終盤で覚えておられる方も多いと思いますが、乗り込んだ二人は車内で身を寄せ、もたれあうように座り、互いの小指を赤い糸で結びつけてるんですが、まどろんでいるのか、永遠の安堵へ近づこうと情死してしまったのかは判然としません。
このラストシーンにも重ねられて流れてくる主題歌が、人の弱さをいとおしむように歌われる「森田童子(もりたどうじ 偽名で、未だに本名は明かされていません)」さんの「ぼくたちの失敗」なのです。
春のこもれ陽の中で~君のやさ~しさに~
うもれていたぼくは~弱虫だったんだよね~
当時はドラマにものめりこんでましたが、主題歌となって17年ぶりにCDで再発売されたというこの曲がとても印象的で、大好きな曲となり、今も愛唱歌なんですが、83年に活動中止された童子さんはこの曲がヒットしても再び歌おうとはされなかったそうです。
当時も「森田童子」さんてどんな方だろうと興味はあったんですが、めったにTVに出られない方で、今回のbe紙面に載ったレコードジャケットで初めて見た次第です。でも、その姿と、どちらかというと「暗~~い叙情フォーク」といわれてた、あっけなく壊れていきそうなバランスでできあがっている音楽や、声においても、似ても似つかないかんじでして・・・「小柄な色白の病弱的な美少女がギターを弾きながら歌ってる」というのを想像していたものですから。(童子さん失礼)
因みにドラマを追体験しようと未だに「青海川駅」ホームに降り立つファンもいるそうです。駅舎には「青海川駅日記」という誰でも書き込めるノートが置いてあるそうです。あのTVドラマの物語を追憶する手掛かりとされているようです。
そして、「青海川駅」から20分のところに、カップルが二人の名前を書いた札を手すりに錠前でくくりつけると恋愛が成就するといわれてる「恋人岬」と名付けられた「鴎が鼻」は、休日になるとカップルがひきも切らず訪れるそうですよ。
ドラマ「高校教師」
当時 話題のドラマでしたね
私は 観てないのですが
真田さんが 先生役で
女子高生は 桜井幸子さん
森田童子さんの歌 切なかったです
ドラマも 高視聴率で
主題歌も すごく 売れてましたね
最終回 どうなったのかは
視聴者の想像で終わったんですか
良い音楽は 何年たっても
覚えているものですね
ミルクさん、ドラマは見てらっしゃらなかったんですね。
のめりこんでたせいか、「真田さんと、桜井さん」が適役だったと思いましたよ~何年か前にお若い俳優さんでリメイクされてましたけど、その時は見てませんね~
最終回は視聴者の想像だったんですよ~
私は「情死」だと思ったんですが・・・
この新聞記事を見てからはずっと、お風呂につかりながら歌ってますヨン
ホームのうしろが日本海なんですね~
荒海と潮風を受けながらの何か寂しそうな駅
メロドラマの背景にはピッタリですね~
折角、良いイメージを抱いて居たのに
少しショックだった様ですニャァ~
まぁ~そう言う事って良く有りますよね・・
天は二物を与えて居る事が、最近は多いけど
良く言われる二物を与えず・・ですニャァ=
恋人岬って全国に有りますよね~
名前だけで大海原を見ながら綺麗で純粋な恋が
育んで居るのが目に浮かびますね~~
この駅のホームには行ってみたい気がします。
夜景が載ってましたがとても素敵でした~
「恋人岬」和歌山県にもあるようです。
そんなところに二人で行けるような「恋」をしてみたかったですね~
ほんとに名前だけでロマンティックですものね。