昨日に続きまして、「秋の高山祭」の屋台をUPします。
その前に「高山祭」の概要をすこし・・
春の「山王祭」と、秋の「八幡祭」二つの祭りの総称で、16世紀後半~17世紀の発祥とされているそうです。
9日10日の、「八幡祭」は、旧高山城下町の北半分の氏神様である「桜山八幡宮(八幡様)」の例祭です。
動く陽明門といわれる屋台によって、京都の「祇園祭」、秩父の「夜祭」と共に「日本三大美祭」の一つにも讃えられてるようです。
「せんにんたい」
唐破風(からはふう)の屋根がこの台だけで、棟の両端に剣巻竜が載せられ、上段に眼光鋭い白髭の仙人人形が、祭神として祀られてます。(ちょっと不気味でしたが・・)
「きんぽうたい」
屋台上段は、武具をまとった「神功(ぐう)皇后」と、赤ん坊を抱いた「たけのうちすくね」の人形ですが、この方達は有名人なのでしょうか?不足です。
この台は創建年代がかなり古いようで、構築上最も整備された形態を持つといわれている初期屋台の風格が息づいていると書かれてました。
「豊明台(ほうめいたい)」。「豪華絢爛な装飾が魅力」と書かれてるように、欄干を埋め尽くす極彩色の菊花や、牡丹彫刻、白彫の十二支の造形美は、素晴らしかったですね。
見る人見る人「綺麗~~」と言ってました。私もその一人です。
パンフに書かれてるごとく、時を忘れて見とれるほどでした。
「神楽台」。この台の目印は一対の金色の鳳凰を乗せた太鼓です。
上段には大太鼓や笛を演奏する5人の楽人が乗り獅子舞を引き連れて屋台行列を先導されるそうです。
曳き廻しは、9日のみ行われていて、「神楽台」を先頭に「鳳凰台」(今年は修理中で公開されてませんでした)と、「布袋台」(離れからくり人形で有名)を除く台8台から毎年交代で2台が参加するそうです。
この「曳き廻し」がある日に行きたかったんですが、ツアー申し込み時、すでに「満席」でした。
明日は「秋の高山祭」のメイン「布袋台」のからくり奉納をUPします。