小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

原子力関連施設視察研修:3日目

2011年07月21日 | 研修報告
視察研修3日目です。

九州電力川内原子力発電所を訪問し、発電所の概要と福島事故の緊急対策の実施状況について説明を受けました。

また発電所構内を視察し、緊急対策の実施状況を現地確認し、併せて3号機の増設予定地についても現地確認しました。
川内原子力発電所は周辺にプレート境界がないことや敷地の高さが13メートルあること、敷地内に水量の豊富な池があることなどから、敷地条件のよい環境にあります。

緊急対策は概ね高浜発電所で実施したものと同様の内容です。ただ、50万ボルトの送電線は1ルートのみで(他に22万ボルトが1ルートある)、外部電源に対しては高浜発電所よりも脆弱な印象を受けました。

3号機の敷地は十分な広さがあり、一層敷地条件がよいと思えました。
ここに岩盤まで40メートル掘り込んで原子炉建屋を設置する計画にあるようで、半地下式の原子炉建屋となる計画です。このような好条件の発電所はぜひとも建設が実現することを期待したいところです。