小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

6月定例会一般質問原稿(フルテキスト)

2006年06月21日 | 一般質問
本日の一般質問の原稿です。もし、時間があれば読んでみてください。

【原稿】
5番議席の小幡です。本日は4項目のことについて一問一答で質問いたしますのでよろしくお願いいたします。

今回から一般質問に一問一答方式が導入されました。ちょうど昨年の6月議会で、この一問一答方式の導入に向けて、小浜市議会の一般質問を議会運営委員会のメンバーで見学したことを思い出します。
あれから、今回の導入までに、1年という期間を要しましたが、一問一答の導入に向けて取り組んできたひとりとして、こうしてスタートできたことを嬉しく思います。

■それでは、早速1問目の、児童福祉部門の組織の再編強化について質問いたします。

今月1日、厚生労働省は1人の女性が生涯に産む子供の平均数の推計値である合計特殊出生率が、5年連続で過去最低を更新し、平成17年は1・25人となったことを発表しました。前年比0・04ポイントの大幅下落で、少子化に歯止めがかからない実態が改めて裏付けられました。
高浜町にとっても、少子化がもたらす人口減少社会と超高齢化社会の到来は、町の将来を揺るがす非常に大きな問題です。このため、高浜町では、平成17年3月に「高浜町次世代育成支援行動計画」を策定し、今後10年間、集中的に、少子化対策として数々の子育て支援の強化・充実に乗り出すこととなりました。

この行動計画に関しては、後ほど同僚議員から質問がありますので、私は、この行動計画に示された施策を実行していくための組織のあり方について質問させていただきます。

本年3月に「高浜町第3次行政改革大綱」が策定されました。
そして、この大綱に、児童福祉の充実を図るため、住民課と保健福祉課の再編方針を示している点に注目いたしました。
現在、児童福祉に関しては、保育所事業や児童センター事業などは住民課が担当し、母子手帳交付事業や乳児健診、育児クラブなど乳幼児に関することは保健福祉課が担当しています。つまり、子どものことに関して、住民課と保健福祉課が担当していることになります。
そこで私も以前から、妊婦から、乳幼児、そして保育所、小学校低学年くらいまでの児童を一貫して、これらの福祉政策を総合的に所管する組織を作って、子育て支援に取り組まなければ、この少子化の流れを食い止めることはできないのではないかと考えておりました。
つまり、少子化対策、子育て支援の充実は、最も重要な行政課題であるにも関わらず、高浜町にその専門の組織がないということに問題意識を持っていた訳です。
従いまして、この第3次行革大綱で児童福祉の充実を図る観点から、再編方針が示されたことに思わず膝を打った次第です。
そこで質問ですが、この児童福祉部門の再編について、どのような再編を考えておられるのか現時点での構想をお聞かせいただきます。

また、この児童福祉部門の再編について私の考え方を紹介いたしますと、まずこの児童福祉に関する組織は、設備の整った高浜町保健福祉センター内に設置すべきであると考えます。そして、先ほど申し上げた、妊婦から乳幼児、小学校児童までの福祉を総合的に所管する「子育て支援室」を設置するというものです。
室長には児童福祉を担当する主幹クラスを配置し、スタッフには保健師、保育士など専門的なスキルを持った職員も配置します。また、現在、設置を検討されている「子育て支援センター」についても、保健福祉センター内に設置されたならば、このセンターの所管も兼務することが可能となります。以上の私の提案に対して見解をお聞かせ願います。
以上、1問目の質問といたします。

■次に2問目の「ふくい三人っ子応援プロジェクト」に基づく支援策の実施について質問いたします。

さて、少子化の進行は先ほどの質問で申し上げた通りの状況ですから、今や、どこの自治体も少子化対策、子育て支援策を重要な行政課題として位置づけ、様々な新規事業を展開されていることはご承知のことと思います。
福井県では、平成18年度予算で「ふくい三人っ子応援プロジェクト」と銘打った相当思い切った施策群を打ち出しました。
目玉事業としてまず「妊婦健診の無料化」があります。これは妊婦に対して発行していた健診の3回分の無料券の配布を、第三子以降の妊婦に対しては14回分を配布するというものです。これにより、利用者は、7万円ないし8万円の負担軽減につながりますので、大きなメリットとなります。     この妊婦健診無料化については、県の事業を受けて高浜町でもこの5月から実施中だと聞いております。
そして、次の目玉事業として、第三子(3歳未満児)以降の保育料の無料化があります。3人目からの保育料については、3歳になるまでは無料で預かるというものです。
これは、夫婦が理想とする子どもの数として三人をあげる夫婦が最も多い反面、実際には経済的な理由から三人目の出産をためらう夫婦が多いとの調査結果に基づき、三人目の子育て費用の支援を実施して、少子化に歯止めをかけたいというものです。
高浜町として、この第三子以降の保育料の無料化についてまだ実施しておりません。早急に県の事業を受けて保育料の無料化に取り組むべきと考えますが、今後の方針をお聞かせ下さい。


■次に3問目の質問です。6月1日施行の消防法改正に伴い住宅用の火災警報器の設置が義務付けされました。
改正内容としては、新築住宅には既にこの6月1日から火災警報器の設置が義務化されましたし、既設住宅については平成23年6月1日までの設置が義務化されました。
 既に義務化されている新築住宅への火災警報器の設置については、工務店や住宅メーカーなど供給サイドで設置することになりますので、特に問題はありませんが、既設住宅への設置については、そうは簡単に設置が進むとは考えにくいと思います。

ここで少し、この住宅用の火災警報器設置義務化の背景について触れさせていただきます。
実は我が国は先進国の中で、住宅火災による死亡事故の発生率が最も高いのだそうです。
たしかに住宅火災に関するニュースをネットで検索してみますと、これ程、多くの住宅火災が発生しているのかと驚かされます。特に、5月26日に大阪府和泉市の市営住宅で発生した住宅火災では、留守番中の3人の幼い子どもが、燃えている住宅から、母親の携帯電話に助けを求めながら焼死するという、大変痛ましい事故には、非常に衝撃を受けました。
平成15年のデータですが、建物火災による死者数のうち約9割の1041人が住宅火災で亡くなっています。そしてその7割の712人が逃げ遅れによる死亡です。つまり、もしこれらの被災住宅に火災警報器が設置されていたならばこの712人のうちの何割かの人は死なずに済んだはずです。
和泉市の市営住宅の火災事故でも、火災警報器が設置されておれば、あるいは違った展開になっていたかもしれません。

住宅火災で、まず犠牲になるのは、幼い子どもと高齢者です。今後とも核家族化、高齢化が進展する中、ますます住宅火災の危険は増大することが予測されます。住宅用火災警報器の設置義務化はこうした背景によるものです。だからこそ早期の設置が望まれるのです。

以上のことから、高浜町として平成23年6月1日の義務化に向けて、既設住宅への速やかな火災警報器の設置が実現するための施策として助成制度の創設を提案します。
具体的には、県内での先行事例(越前市・南越前町・池田町)に準ずる1世帯当たり2千円の助成を提案しますが理事者の見解をお伺いいたします。

■それでは最後の4問目の質問となりますが、町内の和田、高浜、青郷小学校校庭への屋根付きベンチの設置について提案いたしますので、理事者の見解をお伺いいたします。

現在、高浜町内ではスポーツ少年団の活動が活発に行われています。そうしたスポーツ少年団のひとつに軟式野球があります。町内にはこの軟式野球のスポーツ少年団が3チームあるそうで、活発に活動されていることは周知の通りです。このスポーツ少年団出身のプロ野球選手もいるくらいですから、非常に活発に活動されている様子が伺えます。
ところで、このスポーツ少年団が普段練習する場は、小学校のグランドです。学校の休みの日や、夏休みなどに一生懸命、練習する姿をよく見かけます。
特に、炎天下の夏などは、私などは外に出ただけでもバテテしまいますが、真っ黒に日焼けして白球を追っている子どもたちを見ると、少しは私も頑張らなければと元気をもらうこともあります。
しかしながら、元気な子どもたちではありますが、それでも時々は日陰で休憩しませんと、それこそ熱中症になってしまいますので、指導者の方々もその点は充分に留意されて、適度の休憩を入れておられます。
ところが、ご承知の通り、普段の練習場所である小学校の校庭には日陰になるスペースがほとんどありません。また、加えて、急に雨が降ってきた時には雨露を一時的に凌ぐことさえできません。そのため、毎日毎日、保護者の方々がブルーシートや簡易テントなどを使って自前の日陰をつくって休憩場所を確保しているのが実態です。また、このブルーシートや簡易テントの類は、少し風のある日にはとても設置できるものではありませんし、本当に苦労されていると聞きます。
夏場の雷雨の時など、子どもたちをブルーシートや簡易テントに非難させて、雷が通り過ぎるまで待機させておく不安感などは、体験していないと分からないと思います。

スポーツ少年団の活動は、これは趣味の活動ではなく教育です。そして教育施設の充実を図ることは我々の大きな使命です。もちろん、財政が許す範囲内で出来る事、出来ないことの峻別は必要ですが、教育のための費用は、優先順位が高いものと考えております。
以上のことを踏まえ、スポーツ少年団の練習場所となっている青郷小学校、高浜小学校、和田小学校の各校庭に屋根付きのベンチの設置を提案します。
こうした施設があれば、小学校の体育の授業の見学などにも活用が考えられます。
それ程、費用のかかるものでもなく、大きな効果が期待できますので、設置するとの英断を望みますが、理事者の見解をお尋ねいたします。



6月定例会:第2日目

2006年06月20日 | 議会活動報告
終日、全員協議会で議案審議を行いました。
今回の定例会に上程された議案審議は、本日で実質的に議案審議が終了しました。
明日は一般質問が行われます。朝9時から開始され、私は2番目ですので9時40分頃から登壇予定です。

以下に本日の質疑を紹介します。

■議案第42号:平成18年度宅地分譲事業特別会計補正予算について

*本件は、現在、高浜町坂田地区で福井県土地開発公社が住宅用地(坂田グリーンタウン)を分譲していますが、この分譲地に売れ残りが生じたため、高浜町が土地開発公社から残地を買い取りするための補正予算です。

Q(小幡):この坂田地区の住宅用地の開発は、当初は町の直轄事業で実施すべく進められてきたが、その後福井県土地開発公社で開発することに政策変更されたがその理由は。
A(役場):様々な課題(実際には詳細な説明がありました)により、町の直轄事業で実施することは難しいと判断し、ノウハウを持っている公社にお願いした。

Q(小幡):公社から町にオファーがあったのではなく、町から依頼したということか。
A(役場):その通り。

Q(小幡):なぜ、当初の協定で売れ残った場合は土地を買い取りするとの条件を付けたのか。
A(役場):こちらからお願いして開発してもらっていることから、公社の販売活動期間には一定の期限が必要である。期限設定する限りは売れ残った土地の処分方法を決めておくことは必要。

Q(小幡):当初、これ程売れ残ると予測していたか。
A(役場):どんなに多くとも売れ残りは10区画以下だと予測していた。(実際は37区画売れ残り)

Q(小幡):結果的には失敗だがその原因は。
A(役場):やってきた仕事に間違いは無かったが結果的には売れ残った。

■議案第47号:若狭高浜駅周辺整備工事請負契約について

Q(小幡):ゴミステーションを駅正面歩道の目立つ場所に設けているが、駐車場の端など他の場所に移設すべきでは。ゴミ収集にも不便では。
A(役場):大西区との話し合いの結果である。歩道であるが車の乗り入れは可能である。

■議案49号:高浜中学校情報教育システム備品購入契約について

Q(小幡):前回の議会でも提言したが、今回、多数のパソコンを更新するが、なぜこの機会に教員用のパソコンを一人一台整備しようとしないのか。どのような考え方か聞きたい。
A(役場):予算の制約もあり難しい。

Q(小幡):いまどき、パソコン無しで教師の仕事が勤まるはずがない。従ってほとんどの教師が自分のパソコンを学校に持参していることは明らかである。当然、自分のパソコンとなれば自宅にも持ち帰ることになる。生徒の個人情報漏洩の危険が高いのにこれを看過しているのはどうかと思う。早急に整備すべきではないか。
A(役場):その通りだが安い買物ではない。今後の課題として欲しい。

■議案第50号:高浜町図書館システム備品購入契約について

Q(小幡):今回のシステム購入で、自宅パソコンでも図書館の蔵書検索から予約まで可能となる。町民の利便向上で大変喜ばしい。蔵書検索画面へのリンクボタンを高浜町のHPのトップページに付けるべきだがどうか。
A(役場):そのように対応したい。

Q(小幡):ところで、学校図書館の蔵書管理は町立図書館と切り離して個々に管理されている。しかしながら学校図書館にも多くの蔵書がある。今後、このシステムに移行していく考えはないか。
A(役場):そうなればベストだが費用面など難しい問題もある。また現在は個々に管理しているが、これらのデータは基本的にこのシステムに移行できない。(今までの作業が無駄になる。)

Q(小幡):システムの端末とバーコードの読み取り機を導入するだけで展開は可能なのではないか。蔵書にバーコードを貼り付けする作業なら図書ボランティアの方にお願いできると思う。
A(役場):そう簡単ではないが検討してみる。

6月定例会:第1日目

2006年06月19日 | 議会活動報告
本日から6月定例会が開会しました。
午前中に本会議が開かれ、報告案件4件、予算案件6件、条例案件3件、契約案件7件、その他案件3件の合計23件が上程されました。
また、陳情が2件提出されており何れも総務産業常任委員会に審議付託されました。
本日の議案審議の私の質疑について一部を報告いたします。

■報告第4号:活性タウン高浜(3セクの道の駅運営会社)の経営状況報告について

Q(小幡):温浴部門について、各種割引特典で利用客の拡大を図っているとの説明だが、通常価格による入場者と割引価格による入場者の割合は。
また、役場が発行する割引券(各種スポーツ大会での配布や下水道事業での配布など)について、割引額を補填していないのか。
A(役場):割引入場者はH15:10,136人、H16:13,442人、H17:14,940人であり増加しているが、通常価格による入場者が減少していることはない。従って割引券は入場者増加に寄与している。また、割引額を役場が補填していることはない。

Q(小幡):朝市で野菜を販売している。開催日が増えているようだがどのように現状を評価しているか。
A(役場):まだまだ活性化しているという状況にはないが、年々、活性化しつつある状況である。

Q(小幡):道の駅は町有資産を3セク会社が管理運営する公設民営方式をとっている。従って小修理は別にして、大規模修繕や設備投資は3セク会社では実施できない。しかし、そう遠くない将来に必ず必要となってくる。町で将来計画を考えておかなければならず、以前の議会でも同じ指摘をしたが、何か検討されているか。
A(役場):3セク会社に中期計画を考えるよう言っている。
Q(小幡):基本的に3セク会社は施設の管理運営会社であり、そういうことを期待すべきではない。役場で主体的に取り組むべきである。

■議案第38号:一般会計補正予算について

Q(小幡):シルバー人材センター設立に向けた費用が計上されている。設立そのものには異存はないが、小さな町での導入は相当な決断を要する事項である。しかるに、今回の予算説明では資料のひとつも示されておらず、今までどのようにして検討が実施されてきたのか何も分らない。もっと丁寧な説明を求める。




海水浴場開設準備

2006年06月18日 | 活動日記
【海水浴場開設準備】
朝から和田観光協会の海水浴場開設準備の奉仕作業に参加しました。
私の担当は浮き飛び込み台(写真)の準備です。
ユニック車からの吊り下ろし、昇降はしごの取り付け、アンカー用の砂袋運搬など全ての作業が終了すると結構疲れました。

作業終了後は、観光協会理事のみなさんから観光関連の陳情をお聞きしました。
お聞きした陳情については、早急に解決に向けて取り組みます。

【一般質問の原稿】
午後は自宅にこもり、一般質問の原稿書きに没頭しました。何とか今日で書き上げることが出来ました。
後は水曜日の本番までに、原稿を妻に読んで聞かせて分りにくい部分を手直しすることと、答弁を想定した再質問を考えます。

いよいよ、明日から6月議会が始まります。

民主党政治スクール開校式など

2006年06月17日 | 活動日記
【民主党政治スクール開校式】
福井市パレスホテルで開催された民主党政治スクールの開校式に出席しました。
今年度は16名の方がスクールに入校されました。
政治スクールとは、民主党の政策に賛同し、政治参加に関心を持つ福井県内在住の方を対象に開校しています。このスクール受講者の中から、政治家を志す生徒については「政治家養成塾」に入塾することになります。
民主党が政権獲得するためには、土台となる地方議員の獲得が必要であり、政治スクールはこうした活動のひとつです。

【渡辺恒三衆議院議員講演会】
政治スクール開校式の記念講演として、民主党国対委員長の渡辺恒三衆議院議員の記念講演を聞きました。(写真)
本当に話しの上手い方で、約1時間の講演を十分に楽しく聞くことが出来ました。

【高浜町綱引協会発足式】
夜は青郷公民館で開催された高浜町綱引協会の発足式に出席しました。
私は協会の副会長を勤めることになり、閉式の挨拶をまかされていましたので、福井市内から何とか時間内に青郷公民館まで帰ってまいりました。

福井県の綱引連盟の理事長を始め、高浜町教育委員会、高浜町体育協会からも発足式にご出席いただき、盛大に開催することができました。本当にありがとうございました。

発足式終了後、場所を移して懇親会が開催されました。教育委員会、体協の幹部の方々と有意義な意見交換ができました。

読み聞かせ

2006年06月16日 | 政策調査
朝、高浜町学校の読書タイムを見学しました。
舞鶴のボランティアの方が、中学校の朝の読書タイム(8時25分から35分までの10分間)に短編小説の読み聞かせをしているので、その様子を見学させていただいたものです。
さすがに上手い読み聞かせでした。終了後、ボランティアの方と意見交換させていただきました。高浜町学校の生徒は読み聞かせを聞く態度が素晴らしいとおっしゃっていました。

神風特別攻撃

2006年06月15日 | その他
「真相・カミカゼ特攻―必死必中の300日」(ベストセラーズ)を読み終えました。
300日間にもおよぶ神風特別攻撃の真相を、多くの写真と資料で紹介した内容の本です。
今までイメージでしか知らなかった特別攻撃の戦果や出撃状況など詳しい状況が分かりました。
とにかく、200枚にもおよぶ特攻シーンの写真が全てを物語っています。

【懇親会】
夜、数名が集まる懇親会に出席。
町政や議会の状況について聞いていただき、町政全般、来年の統一地方選、原子力発電との共生のあり方など幅広いテーマで意見交換ができました。

真相・カミカゼ特攻―必死必中の300日

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暑くて多忙な1日

2006年06月14日 | 活動日記
【絵本の読み聞かせ】
朝、和田小学校1年生に絵本の読み聞かせを行いました。
今年度は初回の読み聞かせになります。今年度から新しく読み聞かせボランティアに参加いただいた方が、勉強のため傍聴されていました。
私の下手な読み聞かせを傍聴して、「なんだ、この程度でいいのか」と、きっと安心されたことと思います。安心していただいたことは良いのですが、読み聞かせは「この程度」で良くはありません。経験を積んで上手くなって欲しいと思います。私も努力します。

【議会運営委員会】
午前中は議会運営委員会に出席。6月議会の日程等について審議いたしました。
(6月議会の日程は以下の通り決まりました。)
19日(月):本会議(議案上程)、全員協議会(議案審議)
20日(火):全員協議会(議案審議)、広報特別委員会
21日(水):本会議(一般質問)*質問者は8名で私は2番目です。
22日(木):総務産業常任委員会
23日(金):厚生文教常任委員会
26日(月):原子力対策特別委員会、高浜病院対策特別委員会
27日(火):全員協議会(委員長報告等)、本会議(議案採決)

【環境月間行事】
6月は環境月間です。午後は県道の清掃活動に参加しました。ゴミ袋を持って県道をてくてく歩いているといろいろなことが分ります。
まずひとつは、昔よりもゴミが少なくなったことです。モラルが向上しつつあると感じます。いまどき、車からゴミをポイ捨てするなんて、余程の程度の低い人間の仕業です。
それともうひとつは、トンネルを歩く恐怖です。このトンネルは中学生が自転車通学でも利用していますが、このトンネルを3年間も中学生に自転車で通学させて良いものかと考えさせられました。

【地区委員会との意見交換会】
夜は、和田公民館にて和田地区の区長、副区長さんたち(これを和田では地区委員会という)と、和田地区選出議員4名との意見交換会が行われました。
地区内の身近な課題から高浜町全体のことについて幅広い意見交換ができました。
和田地区委員会は組織がしっかりしており、地区の細かい要望は全て地区委員会で処理されます。従って、我々は全町的な課題の取り組みに全力を傾注できるので非常に助かります。
今日の意見交換会でも議員への質問は全町的な課題についての内容がほとんどでしたので、しっかりと意見を述べることが出来ました。


会合など

2006年06月13日 | 私の考え
昨夜、某所に数名が集まって打ち合わせを行いました。
高浜町の住民の安全・安心に直結する大切なテーマの打ち合わせで、ほぼ同様のメンバーで随分以前から何度も会合を重ねています。

一昨日の会合も全く内容は異なりますが、その中味を明らかにしないほうが良いという意味では同じです。
もちろんやましい内容ではありませんが、それでもいらぬ誤解を招きその誤解を晴らすのに必要以上の労力を必要としたり、誤解が晴らせずに結局は事が成就しないことも考えられますので、どうしてもオープンに出来ない場合があるのです。

私は、行政というものは議会も含めて何よりも情報公開が大切だという考え方ですから、いずれ公開できる時期が来てその時に公開するだけの価値があれば、その都度このブログでも紹介してまいりますが、ここに書けていないことも随分あるということもご理解下さい。

一般質問事前通告

2006年06月12日 | 一般質問
昨夜、メールで一般質問の事前通告書を提出しました。
今回は、比較的身近な話題についての質問です。
以下に通告書を掲載します。(私の通告書はいつも長文です。申し訳ありません。)


平成18年第3回 定例会(6月議会)一般質問通告書

●通告者 議席番号:5番 小幡憲仁
●質問所要時間 60分
●質問の方法 一問一答方式

《質問の件名及び要旨》

質問1:児童福祉部門の組織の再編強化について

平成18年3月に策定した「高浜町第3次行政改革大綱」によると、児童福祉の充実を図るため住民課と保健福祉課の再編方針を示しているが、その再編とはどのようなものか現時点での構想を示されたい。
また、この児童福祉部門の再編については、高浜町保健福祉センター内に、乳幼児から小学校児童までの福祉を総合的に所管する「子育て支援室(以下の概要の通り)」の設置を提案するが、理事者の見解を問う。
【子育て支援室の概要】
室長に主幹クラスを配置し、スタッフに保健師、保育士などを加える。併せて「子育て支援センター」を仮に保健福祉センター内に設置した場合はこのセンターの所管も兼務する。

質問2:「ふくい三人っ子応援プロジェクト」に基づく支援策の実施について

県は平成18年度予算で、「ふくい三人っ子応援プロジェクト」と銘打った施策群を打ち出した。目玉事業として「妊婦健診の無料化」(第三子以降の妊婦に14回分の無料受診券を配布)と「第三子(3歳未満児)以降の保育料無料化」を打ち出した。
これは、夫婦が理想とする子どもの数として三人をあげる夫婦が最も多い反面、実際には経済的な理由から三人目の出産をためらう夫婦が多いとの理由から、三人目の子育て費用の支援を実施して少子化に歯止めをかけたいとするものである。
高浜町として、「妊婦健診の無料化」には既に取り組まれているが「保育料無料化」について、今後の取組方針を示されたい。

質問3:住宅火災警報機設置義務化に伴う助成制度の提案について

消防法の改正に伴い、住宅への火災警報器の設置が義務化された。新築住宅については平成18年6月1日より既に義務化されており、既設住宅についても平成23年6月1日までの設置が義務化されている。
火災死亡事故の多くが住宅火災で発生しており、死亡原因の大半が逃げ遅れによるものとなっている。今後とも核家族化、高齢化が進展する中、ますます住宅火災の危険は増大することが予測される。この意味において住宅用の火災警報器の早期設置が望まれる。
高浜町として平成23年6月1日の義務化に向けて、既設住宅への速やかな火災警報器の設置が実現するための施策として助成制度を創設してはどうか。
具体的には、県内での先行事例(越前市・南越前町・池田町)に準ずる1世帯当たり2千円の助成を提案するが理事者の見解を問う。

質問4:町内小学校(和田、高浜、青郷)校庭への屋根付きベンチの設置について

現在、高浜町内の各小学校の校庭には屋根付きのベンチなど日陰となるものがない。
小学校の校庭は体育の授業のみならず、休日にはスポーツ少年団の野球の練習などにも使用されているが、屋根付きベンチが設置されていないことから炎天下の練習では日陰で休憩することが出来ず、保護者が簡易日除けなどを設置し何とか日陰を確保している現状にある。
従って、スポーツ少年団の野球の練習に使用されている和田、高浜、青郷小学校の校庭に屋根付きベンチの設置を提案する。それ程費用のかかるものでもなく、保護者のニーズも高いことから早急な実現を望むが理事者の見解を問う。