小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

一般質問の事前通告

2009年09月03日 | 活動日記
先日(9月1日)、9月定例会の一般質問事前通告書を提出しましたので、以下の通り内容を報告します。
もし何かご意見がありましたらお聞かせ願います。

なお、一般質問は9月14日(月)で、私の順番は4番です。

【平成21年第7回定例会(9月議会)一般質問通告書】

●通告者 議席番号:5番 小幡憲仁
●質問所要時間 40分

《質問の件名及び要旨》
1.夏季シーズン中の海水浴場に漂着する葦の対策について
今夏、海水浴場に大量の葦が漂着した。観光協会員や関係者の努力で葦は取り除かれたが、葦の除去作業の負担と観光への影響は大きかった。
この葦の漂着は今年初めて発生したものではなく、これまでも繰り返し発生しておりその発生元もほぼ特定できている。漂着した葦を取り除く対処療法を続けるのではなく発生そのものを抑制する取り組みが必要である。
このため、今年7月に公布・施行された「美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物等の処理に関する法律」第18条に基づく県への要請と第19条に基づく福井県から京都府への協力要請を行うことができないかを問う。

2.和田釈迦浜の外国由来の漂着ゴミ問題について
和田の釈迦浜には外国由来のゴミが大量に漂着・集積しているが、同海岸へのアクセスの悪さから全く清掃されることもなく長年放置され、今ではゴミの山になっている。
環境省では、平成20年度第2次補正予算で「漂流・漂着ゴミ対策重点海岸クリーンアップ事業」を実施し、外国由来のゴミが大量に集積している海岸等を重点海岸として選定し、国が緊急的に海岸のクリーンアップを行っているが、本事業の対象となる重点海岸は計13県の25海岸で、和田の釈迦浜はこの事業の指定を受けていない。
今、アウトドア指向で岩場の海岸での磯遊びが静かなブームになっている。白い砂浜での海水浴と岩場海岸での磯遊びの両方が楽しめるようになれば観光資源としての魅力は格段に向上する。
釈迦浜の海岸を再生するため、まずはアクセス路を確保し、環境省のクリーンアップ事業の重点海岸指定の働きかけや、「美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物等の処理に関する法律」に基づく県への働きかけ、更には官民合同による町独自の清掃作業を行っていくべきと考えるが、町としての見解を問う。

3.公立若狭高等看護学院の授業料問題について
公立小浜病院に併設する公立若狭高等看護学院では、若狭地域に根ざした看護師養成の教育機関として、高浜町出身者を含め82名の生徒が看護師目指して勉学に励んでいる。
ところで、この若狭高等看護学院の授業料は、小浜市、おおい町、若狭町、美浜町の公立小浜病院組合に加入する4市町出身者は半額免除されるが、高浜町出身者には免除制度がない。
つまり、若狭地域の市町では、高浜町だけ免除制度がないのである。
高浜町の地域医療の課題として、医師不足の他に看護師不足がある中、高浜町として独自に授業料の半額補助を行い、看護師の養成に力を入れる必要があると思うが町としての見解を問う。

                          以 上