小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

バイオマス発電

2007年10月01日 | 研修報告
民主党県連のメンバーと一緒に、北陸電力敦賀発電所の見学会に参加しました。(写真:左から二人目が私。他に写真以外の方も含め、福井市議2名、坂井市議2名、敦賀市議、南越前町議が参加)
敦賀発電所2号機で実施している木質バイオマス混焼発電についての勉強が目的です。
バイオマスとは、再生可能な生物由来の有機性資源(化石燃料は除く)のことで、木質バイオマス発電は、主に樹木の伐採や造材の際に発生する樹皮や木屑などを燃料として発電することです。

北陸電力敦賀発電所2号機では、この木質バイオマスを燃料に重量比で約3%、熱出力比で約1%相当を石炭に混ぜて発電しています。(2号機の出力が70万kWですから、木質バイオマスで7千kWの発電をしていることになるのかな?)

木質バイオマス燃料は成長過程において炭酸ガスを吸収しますので、燃焼時に発生する炭酸ガスが相殺されます。(カーボンニュートラル)
私は食い物(トウモロコシなど)からアルコール燃料を作り出すことには違和感を感じますが、このような製材所等から発生する樹皮や木屑を燃料に発電する技術は、地球温暖化防止の観点から注目されるべきものと考えています。