小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

自治体財政の監視

2007年03月11日 | 政策調査
【自治体財政の監視】
日経新聞3月10日付記事によると、政府は地方自治体の財政再建を早期に促す「地方財政健全化法案」を閣議決定したとありました。
具体的には、地方自治体の財政を、①実質赤字比率 ②連結実質赤字比率 ③実質公債費比率 ④将来負担比率 の4つの指標で財政の悪化度合いを判定し、一定の基準を超えて数値が悪化すると、財政健全化団体(再建第1段階)、更に悪化すると財政再生団体(再建第2段階)に認定して再建を促すというものです。
上記の指標のうち、②連結実質赤字比率と、④将来負担比率は新たに設けられる指標です。財政規模に対し将来に大きな債務負担を有しているかを判定する将来負担比率などの導入は、これまで健全だとみられていた自治体も早期是正の対象になる可能性もでてくるそうです。
国による地方の監視が強まることの是非は別にして、自治体に対し緊張感を持って財政運営に当たらせるということと、健全度をより正確に判定する指標の設定は結構なことだと感じました。

【コツコツ訪問活動】
午後、約3時間にわたってコツコツ訪問活動を行いました。「支持は固定化しており無意味な活動では」と指摘されたこともありますが、新たに後援会に入会していただく方もたまにはありますし、そもそも町民のご意見を聞くという地方議員の原点といえる活動ですから意味のない活動だとは思っておりません。