小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

病気児童の一時保育施設

2004年03月15日 | コラム
子育て支援策についてご意見を頂戴することがあります。
例えば、スナックのママさんから夜間保育のご意見を頂いたこともありますし、他にも、保育所施設や保育内容の充実を望む声など様々です。全て貴重なご意見として拝聴しています。
そんな中、病気児童の保育施設を望む声がありました。病気の子供まで預けるのかと思われるかもしれませんが、私はそうは思いません。子供は突然発熱したり、腹痛を訴えたりします。四人の子育てをしていますのでよくわかります。
実は、全国的にも病気の子供を預かる施設のニーズは高く、一方でそうした施設の整備が進んでいないのが実態です。もちろん、病気の子供は親がケアすることが理想的で、それが当たり前に出来る社会を切望しますが、現実はそれ程子育てに優しい社会ではありません。体が丈夫な子供ばかりではないのです。子供が病気になる度に仕事を休んでいれば、会社に残れなくなることもあるでしょう。とても残念ですがそれが現実です。
心を鬼にして、解熱剤で子供の熱を一時的に下げて保育所に預け、後ろ髪引かれる思いで仕事に出る、そういう現実が実際にあると新聞で読みました。子供は社会の宝。地域社会が一丸となって子供を育てていく社会の実現を・・・。掛け声だけではなく、本当にそうした社会を実現していかなければならないと思っております。