小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

イラク自衛隊派遣

2003年12月26日 | コラム
自衛隊がイラクに赴きます。
私は今回のイラク戦争は大義名文のない戦争だったと思います。大量破壊兵器を保持しているだけで武力攻撃されるのであれば(しかも査察を受け入れ、兵器も見つかっていない)、極端な言い方をすればピストルを持っている疑いだけで殺人罪に問われるようなものです。
ただ、国際政治の世界がそうした理屈だけではどうにもならないことも想像できますし、残念ですが、今の日本にはアメリカの思惑以外の選択肢はないでしょう。 それに現在のイラク国民が、そうなった原因は別にして、非常に疲弊し国際社会の助けが必要なことも明白です。だから自衛隊は危険を承知でイラクへ行くのです。
そんな自衛隊に対し、日本は今まであまり暖かい対応をとってきませんでした。自国を防衛する者に冷たい国など世界中探しても日本くらいでしょう。だから今私は、危険なイラクへただ黙って出て行く自衛隊員を畏敬の念を持って見送ります。