日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

「B級グルメ」で町おこし~うちもひと肌脱ぎますか!

2010-09-27 | ビジネス
今や全国で大流行りのB級グルメ。先日厚木市で行われた全国B級グルメ選手権は大変な盛況だったそうで、今年優勝した山梨の「鳥モツ煮」はその後連日他県からのグルメ客で大変なにぎわいだそうです。今や、B級グルメは最強の「町おこし」ツールになった感すらあります。

そしてそしていよいよ11月には我が熊谷市でもB級グルメ選手権が開催されます。お隣の行田市では、どちらも超B級の食べ物「フライ(お好み焼きの薄いようなヤツ)」や「ゼリーフライ(おから揚げみたいなヤツ)」が有名ですが、私が思うに言ってみればBというよりはC級で、別にまずくはないですが誰もが「うまい!」と口を揃えるようなものでもない訳です。全国的にこれで知名度を上げるにはちょっと無理があるかなという感じはします。でも地元を代表する食べ物があるだけましでして、熊谷なんぞは地元のB級グルメと言われても何も思いあたらないのが現状なのです。

となれば、無理にでも“名物”を作って「町おこし」にしてしまうのが今時の常套手段な訳で、例えば宇都宮の餃子なんて元々は縁もゆかりもなかったのが、聞くところによれば「横浜がシューマイだから、ウチは一丁餃子でいってみるか」のノリではじめて、今やその知名度は堂々の全国区です。宇都宮に遅ればせながら、近年焼きそばで多少有名になったお隣の群馬県太田市にしても、別に焼きそばに地元特産物が入っている訳でもないし、焼きそばにまつわる有名なエピソードがあるなんて話は別段聞いたことがありません。なんとなく、イメージがその街っぽく感じられるB級なら何でもアリなのが、“B級「町おこし」”なようです。

そんな中開催される熊谷のB級グルメ選手権は今年が初開催で、かつ“熊谷らしいB級モノ大募集”ということのようでして、まさに「暑い」で一躍有名になった熊谷を、この勢いが失せないうちになにか特徴的な食べ物で有名にしちまおうという趣向のようであります。となれば、我が株式会社スタジオ02が最も得意とする“こじつけ”「町おこし」歓迎の匂いがプンプン漂っておりまして、こりゃ出番だなと感じている次第なのです。出し物は何かって?今の段階ではちょっとまだ内緒なのですが、最高気温40.9度の記録を持つ熊谷っぽいB級品を現在仕込中です。当社をよく知る勘の良い皆さまは、「ああ、もしかしてアレか」と思い付かれるフシもあろうかと思いますが、おそらくそれ“当たり”です。エントリーを終えましたら堂々この場をお借りして公表させていただきます。

この品で「町おこし」って、全国眺めてみてもまず聞きませんが、けっこう熊谷にあっているモノだと思いますよ。しかも、何と言っても「うまい!」。これは太鼓判。これ、好きな人けっこう沢山いますしね。フライより絶対いけると思うのですが・・・。「優勝→熊谷新町おこしに一役」をめざしてがんばりま~す。詳細はまたあらためて。ぜひお楽しみに。

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