静聴雨読

歴史文化を読み解く

近況報告・3

2013-01-10 07:31:23 | 身辺雑録

 

「では、ノンアルコールビールで乾杯!」

「乾杯! ところで、最近、ブログの更新が滞っていない?」

「すみません。その通りです。」

「どうして?」

「単純にいうと、インプットが少なくなったからです。」

「え?」

「ブログに載せるコラムは、必ず、読書・音楽鑑賞・美術鑑賞・旅行などの経験が下地になっています。その経験がインプットになっているわけです。ところが、読書・音楽鑑賞・美術鑑賞の量が少なくなっています。旅行だけでしょうか、頻繁に行っているのは。」

「それで、書くものがなくなった。」

「まあ、そうです。最近、ある人から、『もう、義務のようなブログは辞めて、自分の好きなことに時間を使ったら?』という忠告を受けました。ブログを続けることが決して義務だとは考えていないのですが、痛いところを衝かれた気がします。つまり、ブログにマンネリ性を見つけ出されてしまったようなのです。」

「じゃあ、そろそろ、ブログ卒業ね。」

「いえ、まだ、今のところは・・・」

「何か、歯切れが悪いわね。」

「書きたいことがなくなったわけではありません。その証拠に、書きたいコラムのタイトルだけでも披露しましょう。」

「何々?」

「『セーヌ左岸』・『アンダルシアの思い出』・『1907年のピカソ』・『物見遊山の効用』・『ニュー・イングランドの思い出』・『古本一期一会』・『将棋の国際交流』・『「属する」ということ』・『グローバル・スタンダード』・『近代の詩人たち』・『コンサルティングの思想』などなど。」

「そう、それを書いてみたら。読んでみたいわ。」

「これらのコラムを完成させるためには、多かれ少なかれ、新たな『インプット』が必要なのです。」

「なるほどね。」  (2013/1)


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