加齢のせいか、このところ、知的好奇心の減退に著しいものがあります。読書の量はめっきり少なくなりましたし、街に出て、音楽や映画を楽しむこともあまりありません。
その一方、家で、テレビを見る時間が増えています。ケーブル・テレビの「囲碁・将棋チャンネル」や「旅チャンネル」で時間を潰すことが多くなっています。
私の日常は、このブログ「歴史文化を読み解く」に載せるコラムを書くことと、インターネット古書店「BIBLOSの本棚」を運営することとで成り立っています。コラムの執筆とインターネット古書店の運営とは互いに関連がないように思えますが、実は、両者が相互に影響し合っていることが最近わかりました。
「BIBLOSの本棚」からお客様が求めていかれた本がきっかけとなって、その本にまつわることをブログ「歴史文化を読み解く」に書くことが時々あります。
画家ハインリッヒ・フォーゲラーに関するコラムをまとめるきっかけは、彼の図録を求めるお客様がいらしたことです。この図録が手元になくなったら、彼について書く機会が永遠に失われてしまうかもしれない、と思い、急いで、筆を執りました。
ハインリッヒ・フォーゲラー http://blog.goo.ne.jp/ozekia/d/20081025
がそれです。
また、長い間、本棚に沈んでいた『森有正全集』を「BIBLOSの本棚」から求めるお客様が出現し、それも一人にとどまらなかったため、森 有正への関心が復活し、
森 有正のこと http://blog.goo.ne.jp/ozekia/d/20091023
http://blog.goo.ne.jp/ozekia/d/20091025
http://blog.goo.ne.jp/ozekia/d/20091118
をコラムにまとめました。
森 有正への関心は、同世代の加藤周一への関心も呼び起こしています。これは、海老坂武『戦後思想の模索 森有正、加藤周一を読む』(1981年、みすず書房)を読んだことによるものです。
折りしも、『加藤周一自選集』が新たに岩波書店から発刊され始めました。この自選集は、加藤が生前、企画に係わったもので、彼の著作を年代順に収録するものです。加藤周一の思想の変遷をたどるのに好適なものです。これから、一年間かけて、この自選集を読んでいくことにしました。加藤周一を読み込むことは私にとって長年の懸案でした。ここでそれを果たそうと思います。
以上、二例は、いずれも、「BIBLOSの本棚」でのお客様との交流が刺激となって、私の好奇心の掘り起こしにつながっていったものです。
インターネット古書店「BIBLOSの本棚」の運営とブログ「歴史文化を読み解く」の運営とが両々相俟って、私の日常が成り立っていることを実感しています。 (2009/11)
その一方、家で、テレビを見る時間が増えています。ケーブル・テレビの「囲碁・将棋チャンネル」や「旅チャンネル」で時間を潰すことが多くなっています。
私の日常は、このブログ「歴史文化を読み解く」に載せるコラムを書くことと、インターネット古書店「BIBLOSの本棚」を運営することとで成り立っています。コラムの執筆とインターネット古書店の運営とは互いに関連がないように思えますが、実は、両者が相互に影響し合っていることが最近わかりました。
「BIBLOSの本棚」からお客様が求めていかれた本がきっかけとなって、その本にまつわることをブログ「歴史文化を読み解く」に書くことが時々あります。
画家ハインリッヒ・フォーゲラーに関するコラムをまとめるきっかけは、彼の図録を求めるお客様がいらしたことです。この図録が手元になくなったら、彼について書く機会が永遠に失われてしまうかもしれない、と思い、急いで、筆を執りました。
ハインリッヒ・フォーゲラー http://blog.goo.ne.jp/ozekia/d/20081025
がそれです。
また、長い間、本棚に沈んでいた『森有正全集』を「BIBLOSの本棚」から求めるお客様が出現し、それも一人にとどまらなかったため、森 有正への関心が復活し、
森 有正のこと http://blog.goo.ne.jp/ozekia/d/20091023
http://blog.goo.ne.jp/ozekia/d/20091025
http://blog.goo.ne.jp/ozekia/d/20091118
をコラムにまとめました。
森 有正への関心は、同世代の加藤周一への関心も呼び起こしています。これは、海老坂武『戦後思想の模索 森有正、加藤周一を読む』(1981年、みすず書房)を読んだことによるものです。
折りしも、『加藤周一自選集』が新たに岩波書店から発刊され始めました。この自選集は、加藤が生前、企画に係わったもので、彼の著作を年代順に収録するものです。加藤周一の思想の変遷をたどるのに好適なものです。これから、一年間かけて、この自選集を読んでいくことにしました。加藤周一を読み込むことは私にとって長年の懸案でした。ここでそれを果たそうと思います。
以上、二例は、いずれも、「BIBLOSの本棚」でのお客様との交流が刺激となって、私の好奇心の掘り起こしにつながっていったものです。
インターネット古書店「BIBLOSの本棚」の運営とブログ「歴史文化を読み解く」の運営とが両々相俟って、私の日常が成り立っていることを実感しています。 (2009/11)