静聴雨読

歴史文化を読み解く

ヨーロッパ:オペラと将棋の旅 1

2014-08-01 07:34:34 | 異文化紀行

 

日程:2014年7月10日-24日

この夏、ヨーロッパ中央部を旅した。ミュンヘン(ドイツ)から始まり、デブレツェン・ブダペスト(ハンガリー)を経てブラティスラヴァ(スロヴァキア)を巡る大旅行であった。うち、ミュンヘンではオペラを聴いたり、絵を鑑賞したりし、他の3都市では、将棋仲間との交流に尽した。以下はその記録である。

(1)事前準備

今年のヨーロッパ将棋選手権(ESC)がハンガリーのブダペストで開催されることが決まり、私は小躍りした。ブダペストは誰もがいい街だというし、私も一度は訪ねてみたいと思っていたからだ。フン族・マジャール人の末裔はアジアとのつながりを思い起こすし、ハプスブルク家の歴史遺産にも興味をそそられる。また、ハンガリーは温泉大国としても知られている。

ブダペストでのESCの前に、どこかでオペラを聴けないか探したところ、ミュンヘン・オペラ・フェスティバルでワーグナー『さまよえるオランダ人』が上演されることをつかんだ。これで、私の旅程の骨格が決まった。さらにハンガリー将棋協会とスロヴァキア将棋協会に連絡を取り、ブダペストでのESCの前と後に、デブレツェンとブラティスラヴァで現地の将棋指しと交流することが決まった。

(2014-08-01)

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿