静聴雨読

歴史文化を読み解く

幻想の庭園・11・むくげ

2014-03-08 07:05:49 | わが博物誌

 

7月から9月にかけての夏の時期に「幻想の庭園」を賑わす花々として、前回紹介したノーゼンカズラ、それに、チョウセンアサガオとむくげを充てたいと思う。

ノーゼンカズラの開花期間は7月一ヶ月だ。そろそろ散り始めている。
以前紹介したチョウセンアサガオは、7月から初冬まで、間歇的に開花する。
それに比べ、むくげは7月から9月にかけて常に開花している。

むくげの花の種類は様々で、最もポピュラーなのが、今回の写真で紹介する白の花弁の一重花だ。花芯の部分に鮮やかなワイン・レッドが差しているのが特徴だ。花屋では、花名を「むくげ(レッド・ハート)」と表示している。これは英語かどうか怪しい。和製英語かもしれない。しかし、言わんとすることはわかる。
一重花には、ほかに、赤紫にワイン・レッドの花芯がある花や純白の花もある。八重花もいろいろあるようだ。

この写真のむくげから連想するのはタレントのジュディ・オングだ。そのわけは、省略するけれども。

赤い花芯が共通するのがハイビスカスだ。両者の違いは、花弁の厚さで、むくげは厚く、ハイビスカスは薄い。

むくげは、夏の間、次々に開花させながら、茎を伸ばしていく。夏が終わったら、剪定してやらねばならない。 (2008/7)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿