7月から9月にかけての夏の時期に「幻想の庭園」を賑わす花々として、前回紹介したノーゼンカズラ、それに、チョウセンアサガオとむくげを充てたいと思う。
ノーゼンカズラの開花期間は7月一ヶ月だ。そろそろ散り始めている。
以前紹介したチョウセンアサガオは、7月から初冬まで、間歇的に開花する。
それに比べ、むくげは7月から9月にかけて常に開花している。
むくげの花の種類は様々で、最もポピュラーなのが、今回の写真で紹介する白の花弁の一重花だ。花芯の部分に鮮やかなワイン・レッドが差しているのが特徴だ。花屋では、花名を「むくげ(レッド・ハート)」と表示している。これは英語かどうか怪しい。和製英語かもしれない。しかし、言わんとすることはわかる。
一重花には、ほかに、赤紫にワイン・レッドの花芯がある花や純白の花もある。八重花もいろいろあるようだ。
この写真のむくげから連想するのはタレントのジュディ・オングだ。そのわけは、省略するけれども。
赤い花芯が共通するのがハイビスカスだ。両者の違いは、花弁の厚さで、むくげは厚く、ハイビスカスは薄い。
むくげは、夏の間、次々に開花させながら、茎を伸ばしていく。夏が終わったら、剪定してやらねばならない。 (2008/7)
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