静聴雨読

歴史文化を読み解く

ベラルーシの風 3

2014-02-08 07:44:34 | 異文化紀行

 

ミンスクは清潔な街で、私の同僚は「道路にゴミ一つ落ちていない」と評したが、それは少し言い過ぎで、私は街中の植え込みの中にウォッカの空きボトルを発見した。これはどの街でもあることだろう。それにしても清潔な街は味気ない。横の路地に入れば、ごたごたした飲食店でもあるのだろうか?

ミンスクの街は大きく、人口180万人を数えるという。そのため、街のそこここに巨大なアパートが林立している。地元の人は「グロテスクな建物」だという。その通りだ。

ホテルからヨーロッパ将棋選手権の会場まで、公園の中を通るのだが、そこにある池は穏やかで美しい。水面を渡る風がさわやかだ。朝から釣りをしている人がいる。たなごのような魚がかかっていた。でも、これは食べられないだろう。

なお、「ベラルーシの風」とは、在日ベラルーシ大使館のホームページのタイトルだ。

 (2014-02-08)


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