静聴雨読

歴史文化を読み解く

一年間の安心料

2012-01-21 11:55:27 | Weblog

 

人間ドックの検診結果が届いた。前回検診を受けたのが15ヶ月前だったが、前回と比べてどうだろうか?

 

生活習慣病の高血圧症と高脂止症については、投薬の成果で、極端な異常はなかった。

前回、潜血が検出された便については、今回OKだった。ほっとした。

肝臓機能の指針であるγ-GTPの値は前回に比べて劇的に下がった。ここ2ヶ月の節酒の成果が端的に現われたようだ。

 

今回、最も気になるのが体重の増加で、前回比3.5kg増加してしまった。これにはまいった。

暴飲暴食など、特に思い当たる原因はないのだが、とにかく体重が増えたことは間違いない。

少し、気合を入れて運動するしかないか。本格的に散歩を始めよう。

 

実は、今一番気になっているのが、目が霞みだしたことだ。 白内障? 緑内障? 本を読むのがつらくなった。特に、左目が気になる。

人間ドックでは、視力検査はあるが、それ以外の検査があるわけではない。

ドクターの問診の際、それを訴えると、眼科の検診を勧められ、眼科の予約をとっていただいた。

 

結局、人間ドックとは、費用をかけて、一年間の安心を得る儀式なのか?

人間ドックで異常が見つかれば、心配が増え、異常が見つからなければ、とりあえずほっとする。それの繰り返しなのだろう、と割り切ることにした。 (2012/1

 


人生の結節点(決算のとき・4)

2012-01-06 07:24:29 | Weblog

 

「決算のとき」はシモーヌ・ド・ボーヴォワールの一連の自叙伝の最終巻の邦訳(朝吹登水子訳)に付けられたタイトルで、原題は「Tout compte fait」です。英語に直訳すれば、「All calculations Done」でしょうか。「決算を終えて」ということですから、「今人生を振り返ると」と言い替えてもいいでしょう。

 

ボーヴォワールに倣って、私の人生を振り返ってきましたが、多くの点でやりたいことが実現してしまった、あるいは、実現の道筋がついた、というのが私の「決算」です。これからは、新たな生きがいを探す旅に出ることになります。

 

かといって、新たに大事業を立ち上げることは考えにくいのが現実です。当面は、母の絵を整理してヴァーチャル美術館を作る作業と、将棋愛好会の育成に注力していくことになりそうです。  (2012/1

 

 


個人誌を作りました

2012-01-04 07:16:05 | Weblog

 

個人誌を作りました。

 

晴釣雨読 18集[Ozekia のブログから  2008 - 2011] 

 

 歴史文化論の試み        世界史像の組み換え             

 私の本棚              池内紀の仕事                  

Ⅲ 新天地便り              新逗子発羽田空港行            

Ⅳ 将棋二段、やりくり算段     将棋愛好会の一年             

 

ブックレット「晴釣雨読」と改めてから2冊目ですが、内容はあまり変わりません。やや、私的なエッセーが多くなったかもしれません。

 

年4回のペースで発行を続けます  (2012/1

 


忙しかったわけ(決算のとき・3)

2012-01-02 07:35:48 | Weblog

 

2011年は永年の念願が実現した年でしたが、必ずしもそのために忙しかったわけではなく、ほかにも忙しかったわけがありました。

 

1.   久しぶりに引越しをしました。これが忙しさを助長しました。目に見える蔵書を見えなくすることが引越しの目的で、書庫を一つ作ることで、この目的は実現しました。目の前に見える書籍は、これから80歳までに読んでみたいと思う本だけになりました。蔵書の整理は進みましたが、その他の日用品などの整理はなかなか進みません。日用品についての取捨選択の方針ができていないからです。

 

2.   久しぶりにPCの更新をしました。それに合わせて、Windows XP マシンから Windows 7マシンへの引越しをすることになりました。これがなかなか大変でした。作業が大変だったことに加えて、引越しに伴うストレスが大きくて往生しました。これまで使っていたメールソフトの Outlook Express Windows 7 では使えないのです。代わりのメールソフト Windows Live Mail に馴染めなくて、Windows 7 マシンへの移行をいまだにためらっています。そろそろふんぎりをつけるべき時ですが。

 

3.   旅行を再開しました。中国地方、中部地方、東北地方を訪れる機会がありました。これは忙しさを感ずるというよりも、むしろ、格好の気分転換になりました。これからも旅行を増やしていきたいと思います。そして、再び、憧れのヨーロッパにも再訪してみたいものです。ハンガリーにするか、ドイツ再訪にするか、トルコにするか、迷います。

 

4.   新しく始めたことでは、将棋愛好会の育成が忙しさを助長しました。2年前の創めた愛好会ですが、予想以上に順調に育ち、メンバー数も増えました。これからは外部の愛好会との交流を始めたいと考えています。近年、私に起こった最大の変化は、「人の世話が好きになった」ことでしょうか。メンバーが喜んでくれるのが無性にうれしいのです。 (2012/1