-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

とても雪が少ない暖冬です。

2017-01-11 10:24:10 | 近況報告

 来たる1月14日に常盤地区の役員の方々による「新春を語る会」において、私の畑沢のお話を聞いていただくことになりました。畑沢のことを情報発信してきた私には有難い機会をいただいたと思っています。そこで、常盤地区公民館に出かけて、配布する資料の印刷をお願いし、スライド映写するためのプロジェクターを確認してきました。

 公民館で用事を済ませて帰ろうとしたときに、道路への出入り口に下の写真の看板がありました。延沢(野辺沢)城の史跡案内です。これまで何度も公民館へお邪魔したのですが、気が付きませんでした。簡潔な説明となっておりますが、中身の濃い内容です。

 公民館から畑沢へ行き、昨年、8月22日の台風で土砂崩れを起こした現場を通りかかって上を見たら、災害の全容が現れていました。今年は雪が少ないので、葉が落ちた林の中がはっきり見えます。説明が不要なくらいに昨年に災害があった場所が分かります。裸地になっている場所です。傷跡がまだ生々しく残っています。さらなる土砂崩れを防止するための対策は行われていないようです。

 しょっちゅう、夏季における長期間の通行止めまでして行っている背炙峠での工事費では、多大な経費がかかる工法を取りながら、生活に密着したこの場所は後回しのようです。ところで、この写真の左側を御覧ください。昔の切土の跡が見えます。明治時代に新しく県道を作る時に、山の裾を大きく切り取ったものと思われます。そこで、土留めとして石垣を築いたのでしょう。切土の跡は急斜面になりますので元々、崩れやすい傾向があるところに、滑りやすい火山灰が積もったような地質に大きな降水があったので、崩れてしまいました。

 ところで、この山の上に三峰神社という祠があります。

 背炙峠の工事になると、言いたいことで頭の中がいっぱいになりますので、この程度にします。

 さて、畑沢の中の雪景色を見てみましょう。とても、1月の半ばとは思えません。いつもの年における12月上旬の光景のようです。

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