先日、石仏「馬頭観世音」の一体について紹介しましたが、まだ3体は見つかっていないことを書きました。ところが、昨日、新たに2体も見つかりました。と言いましても、自力によって見つけたものではありません。2体ともほかの人のお世話になりました。
先ず、1体目の発見は畑沢のお二人の力によります。今年の春ごろ、古瀬T氏と有路Sは、背炙り峠への入口付近の古道沿い右側に馬頭観世音があると教えてくださいました。ところが、私は3回も現地を探索しても見つかりません。先週、古瀬T氏にそのことを路上で話したところ、早速、同氏はその場所の藪を払ってくださったということでした。あらためて昨日、現場を探索したところ、今度ははっきりと見つかりました。古道とは言っても、今は農道として改良されていますので、古道の面影は薄くなっています。道路から馬頭観世音がある所まで5mほどの坂の藪が、きれいに刈りはらわれていました。私のために作業して下さった、古瀬氏の御好意を嬉しくなりました。思えば、古瀬氏にも小さいころからお世話になりっぱなしです。私は、この年でもまだお世話になっています。